ハイネさんが入室しました
ハイネ->(―――二十二憐星燈アジト
ハイネ->(あの大きな戦線から数日が経過したが、建物の中の気配は以前よりもずっと少ない
ハイネ->……散々じゃない。何よ、この体たらく。(カチャリ、とティーセットを鳴らし
ハイネ->(食堂のテーブルの一つに腰掛け、優雅にティータイムしながら窓の外を見つめる
イザさんが入室しました
イザ->やー、さすがに三戦目となると色々ありますね。(食堂の奥から出てくる
イザ->さすがは戦闘組織。相手もあらゆる対策を講じてたみたいですよ(他人事のように
ハイネ->はぁ?何よソレ。言い訳のつもりなの?(頬杖突いて
イザ->やー、案内係に多くを望まれても困ります。
イザ->僕は皆さんの裁量にお任せしてますから。負けようが死のうが知ったこっちゃないですよ。
ハイネ->ま、ソレはそうね。それぞれ不甲斐無かったってだけ。
ハイネ->けど、どうせあんた、また本気でやってないんでしょ。
イザ->何のお話ですかね。 あ、おかわり淹れてあげましょうか。5000Gで。
ハイネ->バカの淹れた不味い紅茶飲んでる方がマシよ(不機嫌そうにカップを啜りながら
ハイネ->全くもう。ノンちゃんといいあんたといい使えなくてやんなっちゃうわ。
イザ->ま、あなたのお気に入りは目いっぱい全力で働いてくれたみたいですけどね。
イザ->良かったですねー。素直で従順。まさに理想の下僕じゃないですか。(ニコニコと
ハイネ->……あんた私に喧嘩売ってるの?
イザ->はい売ってます。
イザ->ほんっと、姉弟揃ってバカが大好きなんだなって。(笑顔のまま
ハイネ->……
ハイネ->(無言で席から立ち上がり、イザに向き直ると
ハイネ->(ガッ と金的
イザ->―――、
イザ->……あのー……
イザ->……一応言っときますけど、痛くないですよ?(苦笑して
ハイネ->知ってるわよ不能。(淡々と
イザ->でもそんなに怒っちゃうのってどうなんですかねー。図星でした?
ハイネ->あんまりにも的外れだから呆れちゃったのよ。(踏み躙りながら
ハイネ->私を、ノンちゃんなんかと一緒にしないでくれる?
ハイネ->……私はあの子みたいに、
ハイネ->「バカは裏切らない」なんて幻想持ってないわ。(イザを睨むように見上げ
イザ->……へぇ。(否定も肯定もせず
イザ->まぁ、弟くんのお気に入りのバカ、裏切っちゃったみたいですしね。
ハイネ->…何ですって?(足を下ろし
イザ->はい。Evに回収されてるのを確認してます。
イザ->(…それには「弟くん」自信も携わっているのだが。不必要な事は口にしない。
ハイネ->……そう。(言葉少なに
ハイネ->……やっぱり殺しておけばよかったわ。
イザ->ぁっは。…彼を傷付けたから、ですか?
ハイネ->そうよ。(否定せず背を向け、イザから離れる
イザ->大分矛盾してますよね、それ。最初に彼女を遠ざけようとしたのはあなたなのに。
ハイネ->あら、随分色んなこと知ってるのね。
イザ->いやぁ、偶々見かけちゃったもので。
ハイネ->…鬱陶しい。(呆れを隠さず溜息吐いて
ハイネ->あんたには絶対解んないわよ。解らせる気も無いわ。
イザ->そうですか。そうでしょうね。(ニコ、と
イザ->……ああ、そうだ。
イザ->そのバカとハノン君のお陰で、やる事が一つ増えましたよ。
ハイネ->あら。
イザ->引越しです。(笑顔で
ハイネ->……成程ね。アレに本拠地リークされちゃったら面倒だものね。
イザ->そういう事ですね。まー、案内係の僕があんまり手出ししちゃうのもアレなんですけど
イザ->こんな形で本拠地バレるのは皆さん嬉しくないでしょうから。
ハイネ->…まったく、面倒ばっかり掛けて。 まさに愚弟だわ。
イザ->まー、今ここに居ないメンバー大分いるんで、ちょっと強行になっちゃいますけど。ま、仕方ないですね。
ハイネ->いいんじゃない?適当に追っかけさせれば。
イザ->じゃ、僕はそろそろ失礼しますね。 この事他のメンバーにも伝えなきゃいけないんで。
ハイネ->あっそ。その陰気臭い顔さっさとどっかやってよね。
イザ->はいはい。お望み通り消えてあげますよ。ハイネさん。
イザ->それじゃ。 …ぁぁ、(途中、ふと視線を余所に遣り
イザ->どうもお邪魔しました。(ニコ、とそこに笑って去る。
イザさんが退室しました
ハイネ->………(椅子に腰掛け直し
ハイネ-> ――…ですって。 解った?(瞳を閉じて
ハイネ->(イザが去り際に視線を遣ったそこの、影が動く
ハノンさんが入室しました
ハノン->……解ってるよ。(現れる白い姿
ハイネ->立ち聞きなんて趣味が悪いわね、ノンちゃん。(カップを揺らしながら
ハノン->…聞いてるのを解って話してたんだろう?(己を抱くように腕を組み
ハノン->…少なくとも、相手の方はそうだったみたいだけれど。
ハイネ->そうかもね。あの男クズだもの。
ハノン->……。
ハイネ->……で、ノンちゃん?(ふと顔を上げて
ハイネ->裏切ったのよね。あの知障ビッチ。
ハノン->――……な?(あんまりな単語に驚き
ハノン->(それが誰を指しているのかは話の流れで解るが――それにしても。
ハイネ->アナタ、裏切られちゃったのよね。
ハノン->………、姉さん…。
ハノン->(是とも否とも言わない。彼女は恐らく、真実を知らない。
ハイネ->………だから言ったじゃない。
ハイネ->…だから言ったじゃない。「無垢」や「純粋」なんて幻想だって。
ハイネ->愛も夢も理想もありはしないわ。全部幻想。……確かなのは憎むべき真実だけ。
ハイネ->……こんなに言ってるのに。アナタ、まだその事が解らないのね……
ハノン->……。それは、違うよ。…姉さん。
ハイネ->は?(眉顰めて
ハノン->……ボクは確かに、そうかもしれない。自分に無いモノに、理想ばかり求めてしまう。
ハノン->けれど、……
ハノン->彼女の幻想を壊したのは……ボク自身だ。
ハノン->………それは、彼女の罪じゃ無いんだよ。
ハイネ->…………(言葉に、一層表情が険しくなる
ハイネ->……相変わらず、愚か<バカ>なのね。
ハイネ->何回言ってもわかんないのね。他人を責めるのが下手なのね。そうやって傷付く事ばっかり上達していくのね。
ハノン->―――、そうじゃない。
ハイネ->そうじゃなくないでしょ?だからアナタは今こんな事になってるのよ!
ハイネ->愛の幻想<ウソ>ばかり追いかけて、信じて、縋って!惨めに裏切られて!
ハノン->―――そうじゃないよ、姉さん……!
ハイネ->………ノンちゃん?(何時になく刃向かう弟の様子に
ハノン->………っ
ハノン->……決めたんだよ。
ハノン->……もう、同情に依存するのは止めるって。(ハイネの目を見て、はっきりと告げる
ハイネ->…………。
ハイネ->意識だけで、今更変われると思ってるの。(低い声で
ハイネ->アナタ、根本的に自覚が無いのよ。全然解ってないわ。
ハイネ->アナタはそんなにしたたかになれる人間じゃないわよ。
ハノン->………そうだね。姉さんはずっと、ボクを守ってくれていた。
ハノン->その事には……感謝しています。ずっと。
ハイネ->今はそうじゃない、みたいな言い方止めなさいよ。
ハイネ->アナタは昔も今も、私がいなきゃなんにもできない子。
ハイネ->だから私がずっと傍に置いて、守ってあげなくちゃいけないの。……ずっとそう思って来たのよ。
ハノン->…………。
ハイネ->………信じてたペットが居なくなって、色々考えちゃってるのかもしれないけど。
ハイネ->無駄よ。全部。………アナタは私の言う事だけ聞いてればいいの。
ハノン->…………。姉さん………。
ハノン->……そうだね。昔から、ずっと前から、……否、今も。ボクの味方は姉さんだけだ。
ハノン->……そんなコト、解っていたさ。
ハイネ->…………。
ハイネ->……可哀想ね。ノンちゃん。
ハイネ->アナタは、とっても優しい子なのにね。
ハイネ->でも、そんな優しさなんて――この世界では何の役にも立たないんだわ。
ハイネ->……いい加減理解しなさい。(くるりとハノンに背を向ける
ハイネ->それじゃあね。私、行く所があるから。
ハノン->……【太陽】の所に行くのかい?
ハイネ->フィストちゃんがどっか行っちゃったんだもの。新しい下僕の管理はしとかないと
ハノン->そう。……(言葉少なに
ハイネ->それに今、病み上がりだし。あれ、バカだからちょっと優しくしたらすぐ調子に乗るから。
ハイネ->扱いやすくて助かるわ。(言いながら廊下の方へと
ハノン->………。(その背を見送る
ハノン->(……あのヒトは、気付いていないのかな。このあからさまな違いに。
ハノン->(……結局は姉さんだって……
ハノン->……
ハノン->……けど、もう決めたんだよ。(誰も居ない部屋で一人呟く
ハノンさんが退室しました
ハイネ->……(断続的にランプの照らす薄暗い廊下を歩く
ソレイユさんが入室しました
ソレイユ->あー!! ハイネちゃんだ!!!(廊下の向こうから走ってくる
ハイネ->――……(見るからに不機嫌そうな顔で廊下を歩いてるハイネちゃん
ソレイユ->あ、ごめん! 探してたかな! ちょっと遠くまでかかっちゃって!
ハイネ->――探してないわよ。 誰があんたの事探すって言うのよ。
ソレイユ->えー、、、そうなの?ハイネちゃん!
ハイネ->そうよ。(キッパリと
ソレイユ->そうなんだ! えっと、でも帰ってきたぜ! お待たせハイネちゃん!
ハイネ->だから待ってもいないわよ!
ソレイユ->男-ソレ~~じゃなかった! このバカ二号! お買い物してきたよ!(ぜんぜん話を聞かず買い物袋見せびらかす
ハイネ->全くもう……何よ?(めっちゃ虫の居所悪い
ソレイユ->ティーセットが切れちゃうかな!と思ってさ! セントラルシティの葉っぱ屋さんで紅茶セットを買ってきたよ!
ハイネ->……、あら。
ハイネ->あんたでも一応そういう事考えるのね。
ソレイユ->うん!そうだぜ! ソレ~~いや、バカ二号はハイネちゃんの下僕だからね!
ソレイユ->(楽しそうに買い物袋から紅茶セット見せる
ハイネ->………。(袋の中を無言で見る
ハイネ->ふーん……(品定め
ハイネ->結構立派な店のじゃない。チョイスは滅茶苦茶だけど。結構高かったんじゃないの?
ソレイユ->すっげー! ハイネちゃんすぐわかるんだね! 流石ハイネちゃん!(嬉しそうに
ハイネ->ハイネちゃんだもの。当然でしょ。(笑いもせず
ソレイユ->なんかすっげー葉っぱ屋さんなんだって! 値段は秘密だよ!
ハイネ->ココに店の名前書いてあるわよ。(しらっと
ソレイユ->わ!そうだったんだ!(ハイネの指すソコを覗き込み
ハイネ->随分奮発したのね。これもハイネちゃんの為?
ハイネ->……。そう。(あの戦いの時には簡易な暗示を掛けていた。彼の言葉は、未だ信用できない。
ハイネ->……あの女、あんたのお姉ちゃんだったのね。
ソレイユ->そうだよ! あんなとこで会うなんてすっげー偶然だったね!
ハイネ->…で、あんた。どうするの。(あえて訊ねる
ハイネ->おねえちゃん、ハイネちゃんの敵よ。私お姉ちゃんを殺したいの。
ソレイユ->ん~~~!!!(珍しく熟考
ソレイユ->Evは潰すよ! ハイネちゃんを護る為に!
ハイネ->ええ。
ハイネ->でもEvの中に、お姉ちゃんも含まれてるでしょ?
ソレイユ->うん! そうだね!
ハイネ->じゃあお姉ちゃんも潰さなくちゃ。違う?
ソレイユ->お姉ちゃんも潰すよ!(右手握り締めて
ハイネ->殺してくれるの?
ハイネ->――あの夜も言ったでしょう? 私が大事なのはそこなの。
ソレイユ->うん、(思い出す
ソレイユ->(クリスマスの夜夜景を見下ろすあの空で誓った事を、
ソレイユ->(シドリーの夜戦線が続くあの空で姉に思った事を、
ソレイユ->殺すよ。 ハイネちゃんを護る為に。
ハイネ->―――――………(ソレイユの目を見て
ハイネ->……信じるわよ。 ハイネちゃん、嘘吐きは嫌いだもの。
ソレイユ->―――(ぱあぁと表情が明るくなり、ハイネちゃんの目を笑顔で見る
ソレイユ->うん! 嘘なんて吐かないぜ!
ソレイユ->ハイネちゃんずっとずっとすっげー大好きだ!
ハイネ->―――……(その屈託の無い笑顔に
ハイネ->……もしもだけど。これから私の為に、沢山殺してくれたら
ハイネ->その時は私のナイトにしてあげる。
ソレイユ->すっげーーー!!!!!(大喜びで飛び跳ねる
ソレイユ->うんっ!! すっげーわかった!! ぜってーハイネちゃんのナイトになる!!!
ハイネ->ええ。でも、お姉ちゃんの命だけじゃぁ全然足りないわよ?
ソレイユ->うんっ、任っせといて!!
ハイネ->もっと沢山、山のように殺してちょうだい。街一つ潰したって何とも思わないくらい。
ハイネ->―――私の事を想うなら。ね。
ソレイユ->ハイネちゃんの為にすっげーいーっぱい敵を倒すよ!! ハイネちゃん大好きだぁ!!!
ハイネ->ま、全然期待してないけどね。ちゃーんと働いて、アピールしてね。
ソレイユ->すっげー期待していいよ! ソレイユすっげー強いから! ハイネちゃん、すっげー大好き!!
ソレイユ->あぁあ! もう! すっげー嬉しい! あ、でも、まだ喜んじゃ駄目なんだよね! きっと絶対すっげーナイトになるから!!
ハイネ->――じゃ、まずは一人からね。(人差し指立てて
ハイネ->それができたら、ハイネちゃんちょーっとだけご褒美あげちゃう。
ソレイユ->ぅぅっわあああ!!! すっげー!!!("放氣"で飛び回りながら喜ぶ
ソレイユ->今すぐ行って来ても良いかな!! あ、でも、う、うー!! ハイネちゃん護るために近くに居なきゃだよね!!
ハイネ->あら、今すぐでも私は平気よ?
ソレイユ->ほんと!? ハイネちゃん大好きっ!!
ソレイユ->っじゃあ! ちょっと出かけてくるね!!
ハイネ->知ってるわよ。(しらっと
ソレイユ->すっげー期待して待っててよ!! ハイネちゃんすっげー大好き!!!
ソレイユ->ったあ!!(爆発的"放氣"で飛んでいく
ソレイユさんが退室しました
ハイネ->………。(黙ったまま見送り
ハイネ->……私の為に止め処なく血を流して。積み上げてちょうだい。屍の山を。
ハイネ->……そうすれば、本当に信じられるかしら。
ハイネさんが退室しました
最終更新:2012年03月22日 19:28