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二十四時間戦争宣言 [サンゲ ナナコ]

サンゲさんが入室しました
サンゲ-> (貴族人狼後 夜
サンゲ-> (屋敷を出て、ポウフェナ高級住宅街の静かな夜道を歩く
サンゲ-> (人狼中に浴びた無数の返り血は不思議と全て消えてしまった
サンゲ-> (恐らく白薔薇家の力か何かだろう。 死んだはずの自分や皆も全員無事だった。
サンゲ-> (いつもの燕尾服で悠々と静かな夜道を歩く
サンゲ-> (ふと夜空を見上げ
サンゲ-> 綺麗な星空だなぁ・・・
サンゲ-> (都会では見れないポウフェナの綺麗な夜空を見上げる
ナナコさんが入室しました
ナナコ-> (豪奢な建物が立ち並ぶ周囲。煉瓦造りの無駄に広い歩道。
ナナコ-> (ポウフェナの空は広く、高く――この高級住宅街は、全てのスケールがやたらと大きく映る。
ナナコ-> (しんとした夜の街に、ジャリ、と響く草履の音
ナナコ-> (それは星見を楽しむ彼の静寂の中に、波紋を広げる一滴の異物感でもある。
サンゲ-> ・・・(音のする方へ振り向き
ナナコ-> あはっ(それは見覚えがある、かもしれない、赤い着物の女。
サンゲ-> あれ・・・誰かと思えば・・・紅椿家の末妹さんじゃないか・・・
ナナコ-> あはっ!星見ですの? 優雅な趣味をお持ちなのね(先程、彼の「殺した」人物の一人でもある。
サンゲ-> そうだよ。 優雅に独りで星を見てただけなのに・・・邪魔されちゃった。(ふにゃっと笑い
サンゲ-> もう・・・君は邪魔ばかりだなぁ・・・さっきも僕の事殺そうとしたでしょ。
ナナコ-> あはっ!それはそれは御免あそばせ。(口元に袖を当て、大して悪びれもせずに
サンゲ-> ほんとだよ。 せっかく最後まで良いお食事会できると思ったんだけどなぁ・・・
サンゲ-> 死んじゃった。(笑いながらナナコを見て
ナナコ-> だって貴男はあたくしの敵。それがはっきりしていましたもの。(笑顔のサンゲに、こちらも笑いながら歩み寄りながら
サンゲ-> ん。 そうだね。 君、狼組だったもんね。
ナナコ-> ええ。(片手の人差し指と小指を立て、残りの3本をくっつける――狼の手遊び。
ナナコ-> 残念でしてよ。貴男を食べてしまえなくて。(顔の横で、手遊び狼の口をぱくぱくさせる。
サンゲ-> ははッ・・・上手だね。(手遊びを見てふにゃっと笑い
サンゲ-> 君は僕に殺されちゃったけど・・・その後僕も死んで、結局狼組の勝ちだったんでしょ。
ナナコ-> ええ。伍箕さんが勝ち抜いてくださいましてよ。(その事自体はさしてどうでも良さそうに
サンゲ-> うーん。残念。
サンゲ-> 処刑された君の味も見ておきたかったんだけどなぁ・・・(ナナコの指先 狼を見て
ナナコ-> あはっ!(目を見開いて口元に手を当てて
ナナコ-> それならば、味見なさってご覧になる?(サンゲの眼前に、その手を、白い指をすっと伸ばす
サンゲ-> ん。(ナナコの指見て
サンゲ-> でも、そしたら君、死んじゃうよ?
ナナコ-> ええ。知っていましてよ。(上品な笑みを湛えたまま
サンゲ-> 殺してもいい?(ふにゃっと笑い
ナナコ-> あはっ!そうやって竜喜ちゃんも食べてしまったの?(愉しそうに笑いながら
サンゲ-> あれ・・・(その名を聞いて止まり
サンゲ-> 竜喜ちゃん・・・うーん・・・(何か思い出すように唸り
ナナコ-> あの娘、あたくしのお友達でしたのよ。軍隊に居た頃はずっと、競い合っておりましたの。どちらがより力を付け、愛する力を得られるか(笑みを湛えたまま
サンゲ-> あ。 竜喜お嬢様か。 紅椿家軍隊の。(思い出したようにぽんと手をやり
サンゲ-> 居たね。 そんな子も。 (笑みを浮かべ
ナナコ-> あははっ! 忘れっぽいのね。面白い方!
サンゲ-> 味は覚えてたんだけどね。 名前は忘れちゃってた。(ごく自然に言う
ナナコ-> 己の仕えていた主人を忘れてしまう…そんな執事さんもいらっしゃるのね。(笑いながら
サンゲ-> うん。 死んじゃったからね。 竜喜お嬢様。
ナナコ-> あの子の味、如何だったのかしら。教えてくださる?参華さん。
ナナコ-> 貴男に殺されてしまったから……あたくし、あの子と最後まで愛し合う事ができませんでしたのよ。(残念そうに
サンゲ-> でもとっても美味しかったよ。(うっとり笑顔で伝える
サンゲ-> すっごく美味しかったなぁ・・・今までで一番美味しかった・・・
サンゲ-> そっか。 僕が竜喜お嬢様の執事だったんだね。 それで僕が竜喜お嬢様を殺したんだった。
ナナコ-> ええ。そうでしてよ。
ナナコ-> 丹念に下拵えを重ねてきたフルコースの懐石料理を、給仕の貴男が横から奪い去ってしまったようなものでしてよ?
サンゲ-> ははッ・・・変な例え。(おかしく笑って
サンゲ-> ははッ・・・おかし。(ハマったのか繰り返し笑って
ナナコ-> だからねぇ、あたくし、あたくしは………(顔を俯けて、ゆらりとサンゲに近付く
ナナコ-> ―――(その左手首を掴み
ナナコ-> (手袋越しにその薬指を齧る
サンゲ-> あれ?
ナナコ-> 貴男と愛し合う必要がありましてよ。(顔を上げ、にっこりと笑う
サンゲ-> ははッ・・・変な子。(視線を合わせ、にっこりと笑う
ナナコ-> だって竜喜ちゃんは貴男の血肉になっちゃったんだもの。あたくし、貴男の味を知らなくてはならないでしょう。(そのままの表情ですらすらと
サンゲ-> うん。僕が食べたよ。美味しかった。(きちんと言葉を返す
サンゲ-> 竜喜お嬢様のは。竜喜お嬢様と全力で戦った後だったから。
サンゲ-> 食べたとき、まだ暖かかったし、身も締まってたし、
サンゲ-> 何か成し遂げた達成感っていうのかな? 何か失った虚無感っていうのかな? なんか色々味わい深かったのかな?
サンゲ-> とにかく、すっごく、今までで一番。
サンゲ-> 美味しかったよ。(にっこり笑ってナナコに伝える
ナナコ-> ――嗚呼っ、羨ましい!(きゃはっと笑って
ナナコ-> 竜喜ちゃんとそんなに全力で全身全霊で!命を懸けて肉を血を懸けて!愛し合って殺し合って愛し合った貴男がッ!
サンゲ-> ははッ・・・君、変な趣味だね。(高まるナナコを見てふにゃっと笑って
ナナコ-> ――羨ましいわ、参華さん……!(参華の胸に倒れるように抱き付く
ナナコ-> (そう、彼女に、戦友を奪われた悲しみだとか、怒りだとか、そんなものは存在しない
サンゲ-> わっ、(倒れるように来るナナコを受け止め
ナナコ-> ―――…そう、だからね、だからあたくしは、貴男に提案をしますの。(その胸に埋もれたまま
サンゲ-> え。 何かな。 なんだろ。
ナナコ-> (背に回した左腕をゆっくりと持ち上げ、
ナナコ-> (顔を埋もれさせたまま、その薬指を参華の唇に――
ナナコ-> (押し当てる、というより、無理矢理口に突ッ込む
サンゲ-> あ。(反射的に噛み付く
ナナコ-> (がり。肉の潰れる音。滲む血。肉の味。
サンゲ-> (口を開け
ナナコ-> ―――(完全に味わわせはしないまま、指を引き抜く
サンゲ-> (再び勢いよく閉じる。思いっきり噛み付―こうとしたのにな・・・
サンゲ-> 残念。
サンゲ-> (すぐに言葉が漏れる
ナナコ-> (顔を上げ、彼の肩を押すようにして距離を取り
ナナコ-> あたくしを食べて御覧なさい。(サンゲににっこりと微笑み告げる
サンゲ-> うわ。
サンゲ-> うわうわうわ。
サンゲ-> 挑発的なお嬢様。(にっこりとナナコを見て笑み
ナナコ-> ええ。これは、あたくしからの挑戦でしてよ。
ナナコ-> (言い、血と唾液に滲んだ薬指を口元に運ぶ
サンゲ-> あー、いいな。 いいなぁ。 いいなぁっ。
ナナコ-> あはっ(己の指に口付けるようにして吸い、挑発的に参華を見つめる
サンゲ-> わかった。 挑戦だね。 君からの。
サンゲ-> 僕が君に付きまとって。君を殺して。君を全部食べてあげる。
ナナコ-> あはっ!熱烈なラブコールですこと!(ゾクゾクと両頬に手を当て
サンゲ-> だから。
サンゲ-> (何処からか取り出したステッキの刃先端を首に突きつけ
ナナコ-> ―――(言葉は無く、だが心底楽しそうに笑む
サンゲ-> 今日から君は僕のお嬢様だ。 (脅迫するように でも笑顔で伝える
サンゲ-> 僕が殺すまで死んじゃ駄目だよ? (にっこりと笑み
ナナコ-> ―――あはっ!(その刃先を指で撫ぜ――すぅ、と紅い線が入る
ナナコ-> 参華さん。どうぞあたくしの為に尽くし、あたくしの為に生きて、
ナナコ-> ―――あたくしを、殺<アイ>してくださいな。
サンゲ-> うん。 絶対に殺してあげるから。(微笑み
サンゲ-> それまで宜しく―――えっと、名前なんだっけ?(ふにゃっと笑って
ナナコ-> ええ、契約成立、でしてね。(刃先にぷくりと紅の滲んだ指先を、参華へと伸ばし
ナナコ-> (サンゲの左手を取り、手袋を外すと
ナナコ-> (その手の甲に血文字で記す――――『ナナコ』。
サンゲ-> ははッ・・・ナナコお嬢様だねっ。(血文字見て嬉々として
ナナコ-> 紅椿家七虎。ナナコと呼んでくださいな。(嬉しそうな参華ににっこりと
サンゲ-> (左手を引き、血文字を舐め取り
サンゲ-> 蒼菖蒲参華。ナナコお嬢様に仕える執事と成ります。(スッと姿勢を正して一礼
ナナコ-> ――(その変貌ぶりを楽しそうに見て
ナナコ-> ――ずっとあたくしと、一緒に居てくださいね。参華さん。(それは、二十四時間の戦争宣言。
サンゲ-> 畏まりました。 ナナコお嬢様。(礼をしたまま
サンゲ-> 僕が殺すまで、ね。(こっそりと微笑む
サンゲさんが退室しました
ナナコさんが退室しました

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最終更新:2012年04月19日 01:50