サンゲ->ははッ、殺し合い<コロシアイ>だー!(たんっと階段から飛び
藍住麗->(レイピアを七虎に向けたままよどみなく横に動いて銃弾を避けて行く
サンゲ->よつばー!(名を呼びながらよつばに向けて飛んでくる
よつば->、(サンゲを見据えながら軽く屈み、ガシャン、と
サンゲ->っほら!(空中で手を振るいナイフを投げる
よつば->(スカートからアサルトライフルを組み立て、ナイフを撃ち落とす
ナナコ->ナナコが征服しちゃえば!きっときっときっと―!(両手にハンドナイフを持ち
ナナコ->お姉様は目を覚ましてくださるわ!(階段を飛び降り、麗に突進してくる
サンゲ->うんっやっぱり近づかないとね!(空中からよつばに向かってステッキを振り下ろす
よつば->―、っ、(ライフルでステッキを受け
サンゲ->あー防がれちゃったー(ライフルを基点におもいっきりステッキに力を乗せ
よつば->近付かなきゃ、食べらんないからっ、?(その状態で発砲 特殊銃弾が地面を跳ねサンゲに迫る
サンゲ->ひょいっと!(ライフルとステッキを地盤に高く飛び上がって銃弾を避ける
藍住麗->嗚呼っ……可愛い妹の頼みとあれば受けないワケにもいかないね……(レイピアを構えて七虎を待ち構える
よつば->、(スタンプされた勢いのまま後退、ライフルを撃ち放つ
サンゲ->っ―てい!(ライフル弾をステッキで弾き飛ばす
ナナコ->あはっ!――(地に足を着き、一足で麗に接近
ナナコ->(ハンドナイフを突き出し突進
藍住麗->疾、(接近してくる七虎に合わせて―構えていたレイピアで一突き
ナナコ->――あはっ!(点と点で衝撃がぶつかる
藍住麗->ぁは……(腕を振るいぶつかりあうレイピアを弾き
藍住麗->(七虎の逆の手が来る前にバックステップ
サンゲ->(飛び上がりながらよつばに向け銀食器ナイフを三連投擲
よつば->…っ(発砲し銀食器を撃ち落としながら、更に後退し距離を取る
ナナコ->あはっ、(逆の手でナイフを投擲
サンゲ->ははッ、(ぐるんと回って天井に着地し
藍住麗->っ、(射程外に逃げたと思っていた為反応が遅れた―レイピアを振るって何とかナイフを叩き落す
サンゲ->よつばー、逃げてばかりじゃつまらないよ?(ぐぐぐっと脚に力を込め
サンゲ->(天井からよつばに向けて一直線に飛ぶ
サンゲ->(左手を振るって五本のフォークを投げる
よつば->ッ、(速、、
よつば->、っ(咄嗟にテーブルを蹴り飛ばし立てて、盾に
ナナコ->あはっ、(若干遅れたその反応を見逃さず、バッと飛び寄り急接近
サンゲ->(五本のフォークがザクザクとテーブルに刺さる
よつば->(逆にテーブルを突き破り、サンゲへ無数の銃弾が迫る
サンゲ->ははッ!(左手を引き戻すように振るう―
ナナコ->(抱き締めるようにして脚を掴む
サンゲ->(五本のフォークに突き刺さったテーブルの破片がサンゲの前に集まり銃弾を弾く
よつば->――…(弾いた頃には更に距離を取る。……近接戦では勝ち目は薄い。
藍住麗->、(七虎に捕まる―音速のスピードも常に出せるわけではない
ナナコ->ねぇ、お姉様――
ナナコ->(ふくらはぎに頬擦りしながら、ハンドナイフを突き刺す
サンゲ->また逃げるなぁ・・・(左手の手袋から伸びるピアノ線がフォークとの間で光を反射する
サンゲ->("斬鋼線" 左手の手袋に仕込まれた金剛石の粉末をまぶしたピアノ線
よつば-> ――、………(サンゲを見て
藍住麗->んんっ!(突き刺されて悲痛に顔を歪め声を漏らす
よつば->、(サンゲを視たまま、意識が一瞬、遥か遠くに向く
ナナコ->そのように気取っていても……お姉様には圧倒的に、足りないものがございましてよ。(麗の身体を這い上がるように立ち上がり
ナナコ->実戦経験。模擬戦を重ねた所で、本当の戦場<イクサバ>を知らなければ―…(痛みからか、じわじわと麗の右脚の感覚が遠くなっていく
ナナコ->いざという時の対処はできませんこと。(抱き付くようにして麗の耳元で
藍住麗->嗚呼っ……全く、優雅じゃないねぇ……(自分の不出来をぼやくように呟く
サンゲ->よつばぁ?(切れた一瞬の意識を呼び戻すようにわざわざ呼びかけ―右手でナイフを五本投擲
よつば->―――、(一瞬の途切れを突かれ、
よつば->ッ、(咄嗟に身をかわすが、一本が腕を掠め血を散らす
サンゲ->よつばぁ?(ナイフに放った隙に地に着地している
サンゲ->ぼーっとしてると殺しちゃうよ?(ふにゃっと笑って右手にステッキを持つ
よつば->―――、ッ(一瞬で詰められた距離。間近で睨み、チッと舌打ちする
藍住麗->ごめんなさい七虎……酷い事をするわ……(七虎の耳元で囁くように
ナナコ->―――あはっ。
ナナコ->六孤お姉様――っ!(ぎゅぅぅっと抱き締め
ナナコ->あはっ! 本当に、本当にお久しぶりですこと! あたくしその声をずっとお聴きしたかったの――!
藍住麗->そう・・・・・・それならもっと聞かせてあげる・・・・・・
藍住麗->(藍住麗の声弾…遠方に声を飛ばす技術、特定の誰かにのみ声を届ける技術、人間には聞き取れない声を飛ばす技術…それらを既に部屋に放っていた…反響した声弾と共に七虎の耳元で叫ぶ
藍住麗->っはぁ!!!!!!
ナナコ->――――――
藍住麗->(鼓膜を突き抜けて届く―平衡感覚を司る三半規管まで揺るがすであろう―声の衝撃弾
ナナコ-> ッ (脳が、震え
ナナコ-> ――――― (両耳を押さえ、足元から崩れる
藍住麗->っ、、(右脚を引きずって一歩下がり
藍住麗->音速秘奥義―――(レイピアを七虎に構える
ナナコ->―――――…、……・・・、(ぐらぐらと揺れる視界の中で、地に手を付く
藍住麗->――(藍住麗の姿が消え失せ、一瞬で七虎の遥か後方へ着地する。
藍住麗->―静極刺曲。(ゆっくりとその技名を呟く
藍住麗->(以前四天女様にモーションだけ見せた音速のラッシュ 今度は一発たりとも外しては居ない
ナナコ->――――(無音の斬撃が身体を貫き
ナナコ->(静かにその場に倒れる
藍住麗->・・・・・・(右脚を引きずったまま階段の前に立つ
ナナコ->(ゆっくりと血溜まりができ、紅い着物を更に染めてゆく
藍住麗->え・・・・・・七虎・・・・・・?(思わず名を呼ぶ
ナナコ->……………(黙したまま、少しも動かない
ナナコ->(先程までは僅かにあった呼吸音もぴたりと病み
藍住麗->(戦闘覚悟の任務中に敵の身を心配するなんて隊員としての義に反する―頭ではわかってる
藍住麗->(任務に狂ずる姿と、敵である妹の身を心配する姿、果たしてそのどちらが優雅な【理想】―――答えが出るよりも早く体は動いていた
藍住麗->っ、(音速のワープで七虎のすぐ隣に下り立つ
ナナコ->―――(瞬間。
ナナコ->(カチッ
ナナコ->(麗が地に足を着けたその瞬間―――その地面が吹き飛ぶ
藍住麗->な―――・・・・・・("ソレ"をまともに身に受ける
ナナコ->(勿論至近距離の自分も爆破に巻き込まれ――共に爆風に呑みこまれる
サンゲ->ははッ! (爆風を背景に空中から左手からフォークを投げる燕尾服の姿
よつば->―――ッ、な、(迫る幾つもの飛び道具を弾きながら、その爆音を耳にする
サンゲ->(距離を取りながらぐるんと壁に着地する
サンゲ->(何度も何度も繰り返されてきたよつばとの中距離戦 銀食器とライフル弾の撃ち合い
サンゲ->ほらほらダメだよよつばぁー(爆音に気を取られるよつばに両手から十本のナイフを放つ
よつば->―――っ(ライフルを構え、繰り返してきたように迎撃
サンゲ->ははッ! はははははははッ!(壁を走り回りながら無数のナイフ&フォークを投げ続ける
よつば->―――…っ、、(直撃する殆どを弾きながら、それでも避けきれない刃物が肌を掠め
サンゲ->(部屋の隅の地面に両手をついて前転し、側面の壁に渡りなおす
サンゲ->よつばぁこっちだよー!(尽きない暗器をよつばに向けて投げ続ける
よつば->っ、参華兄さん!(サンゲの走る前方に銃撃
サンゲ->うわっと、(壁から飛び退き地面を転がる
よつば->(着弾と同時に壁が爆破され
よつば->(少し遅れて、サンゲ近くの地に転がった銃弾の一つが爆破
サンゲ->うわわっ(地に転がった際に爆風を受ける
よつば->っ、(爆風を受けたサンゲに向けライフルを掃射
サンゲ->くぅー痛いなぁもう、(爆風を受けた左腕を庇いながら立ち上がり
サンゲ->りゃあああああっ!!(いつの間にか右手に持ったステッキでライフル弾を弾き落とす
よつば->………ねえ、兄さん、(連射にも限界があるのか、掃射が止まりリロードしながら
よつば->……どうするつもりなの。
サンゲ->何が、よつばぁ?(弾き切れなかった左腕に受け
サンゲ->別によつばの事食べ尽くしたくて戦ってるワケじゃあないよ?(だらりと怪我を負った左腕をぶら下げ
よつば->……そうじゃないわ。アタシが聞きたいのは、 (ライフルを構え
よつば->また誰かに仕えて、どうするつもり、って事よ。(再びサンゲに向け掃射
サンゲ->それこそっ、(右手に持ったステッキでライフル弾を叩き落し、
サンゲ->どういう意味さっ、、(屈みながら横にスライドし数発避けて
よつば->あら。言っていいの?(カツン、とブーツを鳴らすと
よつば->…それとも、言わせようとしてるのかしら。(サンゲの避けた先の床が爆破される
サンゲ->うわっ!(爆破に左足をやられる
サンゲ->っっっ、、(前につんのめりつつも倒れないように踏みとどまり
サンゲ->ナナコ様は僕の新しいご主人様だよ?(顔を上げてよつばを見て
サンゲ->ははッ、竜喜お嬢様の友達だったんだってさ?
サンゲ->竜喜ちゃんと最後まで殺し合い<アイシアイ>出来なかったから、
サンゲ->僕と、殺し合い<アイシアイ>たいんだってさ! ははッ、変な子でしょ?(愉しそうに笑い
よつば->――、……(サンゲの笑顔に再びライフルを突き付け
よつば->……
よつば->また、殺すつもりなの。(短く訊ねる
サンゲ->ずっと、、、ずっとずっと仕えるつもりだよ!(よつばを見て
サンゲ->ナナコ様は僕と殺し合い<アイシアイ>たがってるけど・・・僕はナナコ様に仕えたいんだよ?
よつば->、………
サンゲ->だって僕、独りじゃあ嫌だし。 だってナナコ様だって僕と一緒に居てくれるし。
サンゲ->食べたくっても食べたくっても・・・夢の中でさえ我慢してる。
サンゲ->よつばはまた僕の邪魔をするの?
サンゲ->僕はナナコ様に仕えちゃ駄目なの?
よつば->………、
サンゲ->ずるい、ずるい、ずるいよ。
サンゲ->僕だって蒼菖蒲家の一人なのに・・・(ゆらりと立ち
サンゲ->(よつばに向けて駆ける
よつば->そんな事言って……、(瞳が、僅かに動揺に歪み
よつば->…そんな事言いながら、アンタは何人殺してきた!?(サンゲに向けライフルを掃射
サンゲ->殺したくて仕えてるわけじゃない!(右手のステッキで銃弾を弾き
サンゲ->仕えなきゃならないからっ独りじゃ嫌だからっ(姿勢を低くし左へ避け
サンゲ->今も居場所を探しているんだっ!(ステッキを突き出しよつばに突進
よつば->―護る事もしないで、、居場所だって自分で壊しといてッ!(サンゲに椅子蹴り飛ばして
サンゲ->よつば達にだけ仕える先があって、(椅子を突き壊して
サンゲ->僕に無いなんてずるいよ! 僕だって誰かと居たいっ!(ステッキをよつばに振り下ろす
よつば->――、、ほざいてんじゃねェよ、ッ…(ライフルでステッキを受ける
よつば->兄さんが先だった癖に……、、
サンゲ->・・・それ、なのにぃ!(左手でよつばの首を掴みかかりに行く
よつば->――、ッ(咄嗟に退くが――ドン、と壁に背がぶつかる
サンゲ->っ・・・(左手をだらりと下げて、右手のステッキに体重を乗せて
サンゲ->―――(間近でよつばの瞳を覗き込むように見る
よつば->―――、
サンゲ->(嬉しくなくも怒っているわけでもなく愉しそうでもない静かな目でよつばを見て
サンゲ->僕が、全部悪いの?(静かに訊く
よつば->・・・・
よつば->(……、暫し、停止したように黙る。 言葉の意味を、目の前の兄の思いを、考えているのか
よつば->(客観的に述べるならば? そうかもしれない。 この兄はヒトをコロした。少女たちは人生を強制的に終えさせられ、自分の兄も弟も、彼に人生を狂わされている。
よつば->(だけど。 あの時は、どうなんだ?
よつば->(あの女が死んだ―――初めのあの時は、どうだったんだ?
よつば->・・・・
よつば->………、違う。(ポツリと
よつば->……オレが、手を離したから…………
よつば->・・・・
サンゲ->違う・・・違うの?
よつば->……だから、兄さんを責めるのは違うんだって、……ずっと、……
よつば->・・・・っ(問うサンゲの目を見てはっとしたように
サンゲ->じゃあ、僕は、
サンゲ->悪くないかな?(ふにゃっと笑って
よつば->…………
よつば->(サンゲから顔を逸らし、はぁ、と息を吐く
よつば->……そうだった。
よつば->……アンタはそうやって、……ずっと許されてきたンだよな。
サンゲ->だって・・・僕は悪くないんでしょ?
サンゲ->僕はこれからも蒼菖蒲家で、誰かに仕えて、誰かと生きたい。
よつば->……、
サンゲ->良いでしょ? これからは紅椿家七虎様に仕えていくよ?
サンゲ->よつばも今度は邪魔しないよね? ナナコ様もきっと僕を必要としてるよね?
よつば->……また、殺したくないのに殺して、また独りになって、また別の誰かを探す?
サンゲ->なんで・・・
サンゲ->なんで・・・・・・・・・
よつば->……堂々巡りじゃねェかよ。
サンゲ->なんでっ、、、よつばにそんな事言えるんだよ!(右手のステッキを引いて
サンゲ->僕はまだ殺してないっ!(右手のステッキを叩きつける
よつば->じゃあッ、、、ッ!(余りにも距離が近い ステッキを叩き付けられ血飛沫が上がる
よつば->なんで兄さんもそんな事が言える!?
よつば->「もう殺さない」って言えるのか!?
サンゲ->そんなの・・・
サンゲ->そんな事・・・
サンゲ->(一瞬のまばたき
サンゲ->(―――その間に思い出す、今まで仕えてきた人、その最後、その味―――
サンゲ->っっっ、、、(自らの右手の睨み
サンゲ->そんな事、、、(ステッキを床に落とし
サンゲ->言えない―――言えるわけない、
サンゲ->言えるわけない、―――わけないけど!
サンゲ->―――(ふと、左手の甲を見て・・・ふにゃっと笑顔に戻る
サンゲ->(その手袋の内側に秘めた、記された、新たな言葉
サンゲ->ははッ・・・! なんだ、言えなくても、良いじゃん。
よつば->……、……、……、……(は、と
サンゲ->はははははははッ!(左手でよつばの首に掴みかかる
よつば->兄さ、――――っ 、(掴まれ、ゾクリと
サンゲ->だってナナコ様は僕と殺し愛いたいんだもん。(よつばを掴んで笑顔で伝える
よつば->っ、 、、、(手袋とシャツの布越しに、ヒトの、肌の感触が、伝わって
よつば->っ、、、、(その手を掴み返す事も出来ない
サンゲ->だからもういいや。 殺さないだとかよつばに許してもらうだとかさ。(笑顔で続ける
サンゲ->二十二憐星燈の紅椿家七虎様に仕える蒼菖蒲家参華は、敵組織Evに仕えるよつばを殺しちゃえば良い。(笑顔で続ける
サンゲ->それだけだよね? ね? ね?(笑顔で続ける
サンゲ->そうだよねー! ナナコ様ー!(フロア中に響く声でその名を呼ぶ
よつば->、、…兄、さ、ん……(息を途切れさせながら、
ナナコ->――――あはっ。(フロアの何処からか響く声
ナナコ->やはり六孤お姉様は……とてもとてもお優しい方でしてね。(満身創痍の姿で
ナナコ->(にっこりと微笑み、六孤を両手で抱え歩いて現れる
藍住麗->(ナナコに抱えられる六孤の姿 意識は既になく両脚への傷が大きい
ナナコ->ですがそれは……戦場<イクサバ>では大きな仇となりましてよ。
サンゲ->あ! ナナコ様生きてたんだねー!(ナナコへ体ごと振り向き
よつば->………、 六孤、(ポツリと
サンゲ->良かったー。 生きてないと殺せないからねー。(ふにゃっとナナコ様に笑顔を向けて
ナナコ->あはっ!あたくしは死にませんと言った筈ですことよ。(サンゲににっこりと微笑み
サンゲ->ははッ! ボクが殺すまではねっ!(上機嫌で微笑返し
よつば->…………、
サンゲ->ねーナナコ様、
サンゲ->その子は死んじゃってるの?(ナナコが抱きかかえる六孤を見て
ナナコ->いいえ。まだ息がありましてよ。でも良いでしょう?(サンゲに微笑み
ナナコ->あたくしに六孤お姉様を殺す理由はございませんもの。…あはっ、殺さない理由も無いのですけれど(恍惚と笑み
サンゲ->僕もよつばは食べないしどうでもいいや。
サンゲ->(くるっとよつばに振り向き
サンゲ->でも、よつばのせいで色々思い出しちゃったから、お仕置きしよ。
よつば->――、
サンゲ->ばいばい、よつば。(壁によつばを叩きつけて左手を放す
サンゲ->ははッ…やっぱり「もう殺さない」とか無理みたい(ふにゃっと笑ってよつばの前にしゃがみこむ
よつば->――――ッ、、(叩き付けられ、壁にズルリと、
サンゲ->(左手を握って、グンっと各所に伸びたピアノ線を引く
サンゲ->(階段、天井、テーブル陰、壁面、隅床、五箇所に仕掛けられた無数のナイフがよつばに向けて飛来する
サンゲ->―――王術"朱色孔雀"(静かに呟く
よつば->――――ぇ (目を見開き、
よつば->(次の瞬間には、壁に幾つもの紅い華が咲く
ナナコ->あはっ!(恍惚とそれを見て
ナナコ->流石の技でしてね、参華さん!
サンゲ->ははッ・・・(ゆらりと立ち上がり壁を見る
サンゲ->やだなぁ・・・こんなの見たら、もっと思い出しちゃうよ・・・
サンゲ->(くるっとナナコ様の方へ振り向き
サンゲ->(俯いたまま小さく呟きナナコ様の下へ向かう
ナナコ->(麗の身体を比較的立派なソファの上に寝かせると
ナナコ->あはっ、行きましょう?(参華に微笑み
サンゲ->うんっ、ナナコ様。(顔を上げてふにゃっと笑って
ナナコ->あはっ…今度お会いした時はもっともっと素敵に殺し合いましょう、六孤お姉様!
サンゲ->あっちのアジトに戻らないとね。 もうこっちには来ないし。
ナナコ->そうでしてね。けれど、思わぬ掘り出し物でしてよ。
ナナコ->(刺突と爆破をもろに受けた満身創痍のまま、心の底から楽しそうに
サンゲ->そうだねー。 面白いアジトだったよー。(ナナコの隣に並び
ナナコ->(参華と共に入口へと歩いてゆく
ナナコさんが退室しました
サンゲ->(ナナコの後に続き
サンゲ->また、忘れないとなぁ・・・全部、覚えたままなら・・・やって、らんないもん・・・
サンゲ->(小さく呟く
サンゲさんが退室しました
よつば->――、―――、――、――………、(壁に、衣服に、鮮やかな血液を滴らせ
よつば->(叩き付けられた衝撃で三角巾は外れ、結んだ髪も解け、ズルリと壁に凭れて崩れる
よつば->…………、、 (はかなく前方に手を伸ばすが、ろくに動く事もかなわず
よつば->(救難信号、いつ、送ったっけか、 クソ、間に合え、よ、せめて、――…、
よつば->………、っ、、(霞んだ視界の先、ソファに倒れるその人を見て
よつば->…………ごめん、六孤、 (掠れた、本当に消えそうな声で呟く
よつば->(オレは、 また、護れな――――――
よつば->――――(意識が途絶える
よつばさんが退室しました
藍住麗さんが退室しました
最終更新:2012年09月22日 23:13