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ファーストキスは林檎味 [トラン ナナエ]

トランさんが入室しました
トラン->(Ev本部内、メディカルルーム
トラン->――………はぁ。(自動ドアが開き、疲れた様子で入ってくる白衣の青年
トラン->(戦線後の激務も落ち着いてきたと思われた中、
トラン->(特殊訓練―チームバトル。その当日に突然のEv本部への襲撃。それによる負傷者の治療。
トラン->(捕らえた襲撃者の洗脳調査、潜入捜査を行い負傷した隊員の救助、治療……
トラン->(再び、立て続けの激務に追われていた。
トラン->………どうして、
トラン->うちの隊員は、どうしても休みたがらない奴ばっかりなんだ………
トラン->(疲れた様子でぼやきながら、自分のデスクへ歩いて行く
トラン->(椅子に凭れ、PCの電源を入れ、だらりと
トラン->……(まさかクローバーさんまで仕事バカ一代だとは思わなかった……(PCの起動を待ちながら
トラン->……さて、
トラン->溜まった仕事、片付けないとな……
トラン->……(白衣のポケットからサブの眼鏡を取り出し、掛け
トラン->(黙々と仕事を再開する
トラン->……(カチ、カチ、
トラン->……(そういえば、ナナエの奴どうしてるかな。
トラン->(あの時は随分、取り乱してたからな……
トラン->(思い出すのはつい先日の事。 信号を受け、彼女の操る電機獣に乗せられ救助に出向いた。
トラン->(その時救助し、治療を行った隊員の中には――彼女の姉もいた。
トラン->……(出来る限りの手を尽くして治療したつもりだ。が、
トラン->……(まだ絶対安静中だからな……。あいつも安心できないだろうな。(頬杖突いて
ナナエさんが入室しました
ナナエ->(扉を足で乱暴に蹴り開けてメディカルルームに入ってくる
トラン->、(椅子に凭れたまま扉の方を向く
ナナエ->(プリントTシャツ、パーカー、ダメージデニムミニスカート、黒ブーツ、何時も通りの服装に
ナナエ->っはぁ? 何よ、入っちゃ悪いワケ?(こちらを向くトランに悪態づく何時もの姿
トラン->……いーや? (皮肉っぽく笑って
トラン->そのいつも通りの不作法さはお前だな、と思ってな。(くくっと笑い目を閉じ
ナナエ->っはぁ? やり直せって言われてもやらないけど。(ずかずかと勝手にソファーまで進む
ナナエ->で、ご作法のお出来になる先生さんはとっとアタシに飲み物でも用意してくれるってワケ?(ソファーに座りながら
トラン->そうだな、折角の来客だ。仕方ないから歓迎してやるよ。(椅子から立ち上がり
トラン->ホットアップルでいいか?(ポットの辺りに歩きながら
ナナエ->それでいいわよ。 アンタもなんか飲みなさいよ。(ふっとトランの目をやって
トラン->あぁ。…じゃあコーヒーでも淹れるかな。(言いながら、マグカップにお湯を入れてホットアップルを作ってる
トラン->(ホットアップルの後、自分の分のコーヒーも準備し
トラン->ほら、出来たぞ。(マグカップ二つ持ってソファへと歩く
ナナエ->ん。(ソファーに座ってトランを待つ
トラン->(ソファーの前のテーブルにコトリとマグカップを置き、
トラン->(自分の分のコーヒーを持って対席のソファーに腰掛ける
ナナエ->ぇ。(まばたきしながらトランを見て
トラン->……何だよ?(対席からナナエを見て
ナナエ->っはぁ、何よ、アンタ。 一緒に、飲むわけ?
トラン->俺だって偶には休憩したいんだ。…悪いか?
トラン->…嫌ならデスク戻るけどな。
ナナエ->嫌なワケないじゃないっ、
ナナエ->っ、―(はっと息を呑んでトラン見て
ナナエ->あ、、、アンタだってたまには休まないと死んじゃうでしょ、
ナナエ->いっつもいっつもいっつもいっつも休め休め休めって言ってるんだから、
ナナエ->ようやく人の忠告聞くようになったってワケ?
ナナエ->だいぶ、進歩、、あったじゃない?
ナナエ->(急いで早口で繋ぎ喋る
トラン->……。(その様子見てふっと笑み浮かべて
トラン->そうだな。…ま、反面教師が多いってのもあるんだが
トラン->お前のお陰かもな。(笑って目を閉じ
ナナエ->っな、、っはぁ?(トラン見て赤面
ナナエ->な、何よ、いきなりそんな、、気持ち悪い奴ね、
トラン->ほら、さっさと飲まないと冷めるぞ。(言い、ホットコーヒーを口に運ぶ
ナナエ->ん、うん。(両手でマグカップ持ってホットアップル口に運ぶ
ナナエ->っもうお兄様が変な事言うせいよ…………………(聞こえないように小さく呟く
トラン->……(何となくナナエを見ながらコーヒー啜る
ナナエ->ん、、(ホットアップル口元に寄せたまま
ナナエ->っはぁ、何か、喋んなさいよ。
トラン->、…そうだな。
トラン->……。(ナナエ見て
トラン->……EE=III=simileだが、意識レベルは正常値を示してる。(唐突に
トラン->つまり、まだ安静は必要だが、意識は取り戻したという事だ。
トラン->……だから、安心していいぞ。ナナエ。
ナナエ->・・・・・・・そう。(一言小さく呟き
ナナエ->っはぁ? てか、休憩中もやっぱりお仕事のお話?
ナナエ->それにアタシ別にあんな男女の心配なんてしてないし。 ま、死なれちゃ任務失敗だから生きててもらわなきゃ困るけど?
トラン->ぁーぁー、そーかそーか。(皮肉気に笑ったまま
ナナエ->ってゆーか他に話すこととかないワケ? 万年仕事ばかりだから仕事の話しか出来ない?
トラン->……そうだな、無い事も無いけど、
トラン->お前の方こそどうなんだよ。人に要求するくらいだから、話題の一つくらい提供できるんだろうな?
ナナエ->っはぁ。 ほんっとになにもないのね。
ナナエ->少しは何か喋る事無いっての、
ナナエ->ほら、その、例えばさ、
ナナエ->例えば、、
ナナエ->その、、、
トラン->……たとえば?(笑って
ナナエ->うるっさいわね。 今考えてんのよ! すぐ話題なんて思いつくっての!
ナナエ->だいたいアンタも笑ってなんでなんか考えなさいよ、せっかくの休憩時間でしょ?存分に休憩しなさいよ。ってかアンタは休憩時間をどう思ってるワケ?
ナナエ->あーもう、なんでアタシが説教しなきゃなんないんだか、アタシまで説教先生キャラになんてなりたくないっての。
ナナエ->っはぁ、まぁ、いいわ、なんか話題よ。そ、話題。ほら、例えば、アンタは、アタシの事どう想ってるワケ?
トラン->……。
トラン->それが、お前の提供した話題、か?
ナナエ->―っはぁ!? ん、な、、、んなワケないじゃない!(怒鳴って
ナナエ->なんでもないっての! ただちょっとその言葉をつなげ間違えたっていうかその
ナナエ->あーもう急に話題なんてアンタが言うせいだからっ
トラン->好きだよ。
ナナエ->っは?
トラン->特に話題なんて無くってもいい。(ナナエを見て
ナナエ->っはぁ?
ナナエ->ちょ、、
ナナエ->え? アンタ急に何言って、、、ん
トラン->お前がなんとなくここに居て、どうでもいい小言言ってるだけで、いい。
ナナエ->え? え、、ちょ、ちょっと待っ、その、、、え、っはぁ!?
トラン->…意見だって噛み合わなくて、どうせ喧嘩ばっかりして、…けど、それで安心するんだよ。
ナナエ->っ、え、バカ、ば、ばっかじゃないの?
トラン->………(マグカップをコトリ、と置いて
トラン->お前はどうなんだよ、ナナエ。
ナナエ->そ、、そ、、そんな急に。。。
ナナエ->っは、、、、っはぁ!?
ナナエ->あ、アタシ、、、、、、、アタシ!?
トラン->お前が話題を提供してくれたからな。今度は俺が提供する番だ。
トラン->「お前は、俺の事をどう想ってる?」(ナナエを見つめて
ナナエ->(ふいっと目を逸らして
ナナエ->そ、、そういう馬鹿真面目めいて順番とか順序とか気にする固い所が嫌いよ。
ナナエ->あと、いっつもぜんぜんぜんぜんぜんぜんぜん休まないで、
ナナエ->遊びに来てもお茶置いとくだけでずっと無視決め込むのに。。
ナナエ->こ、こういう時だけ普段は休まないくせに遊びに来てアタシを混乱させる。そんなトコも嫌い。
ナナエ->脳筋ばっかの自分の命投げ出す馬鹿ばっかりの糞組織で一番の馬鹿が一番馬鹿見て一生懸命尽くしてるとこも嫌いだし、
ナナエ->何かっつーと、アタシに、その、たまに、たまーにだけど、絡んでくるのも嫌いだし、
ナナエ->あーもう、、、、、、、上げれば上げるほどキリが無いぐらい嫌いなとこばっかり、ばっかりなんだからね!?
ナナエ->(目を逸らしてトランの方見ないようにして
トラン->………。うん。(こちらはナナエをじっと見たまま
ナナエ->そ、それに。。。
ナナエ->そんなありきたりの言葉だけに騙されるアタシじゃないっての、、、
ナナエ->ど、どうせ誰か見てるんでしょ? 電気オタクとかお兄様とか逃げてるライダーとかお花畑お嬢様とかがその、、画策して、
ナナエ->あ、、アンタに言わせて、、るんでしょ?
トラン->……
ナナエ->い、言うだけじゃなくて、、やれるもんならやってみなさいよ。
トラン->(すっと立ち上がり
トラン->(シャッ とベッドのカーテンを開ける
トラン->この真っ白い部屋の、何処に隠れる場所がある?
ナナエ->ご、ごちゃごちゃうるさいわねっ!
トラン->(部屋を歩き、戸棚を次々と開けていく 全てぎっしりと薬品やらカルテやらが並べられ
ナナエ->ほんっとに見せなくても良いっての!
トラン->此処は俺の私室も兼ねてるし、患者のプライバシーもあるから、監視用のモニターも無い。
ナナエ->ごちゃごちゃごちゃごちゃほんっとうるさいインテリごたくせんせーねっ、、
トラン->(歩き、戸棚を閉じると、ポケットに手を突っ込み、
ナナエ->(キッっとトラン見て睨み
トラン->(ナナエのソファーへと戻ってくる
ナナエ->ぅ、嘘じゃないってんなら。。。。。。。
トラン->理論だけじゃ、理屈だけじゃ、納得できないんだろ?(ナナエを見下ろし
ナナエ->そうよ、うるっさいわね!
トラン->つまり、実証してみせろ、と。
ナナエ->嘘じゃないってんなら・・・
トラン->お前はそう言ってるんだな?(わざわざ確認するように口に出す
ナナエ->あーもううるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさーい!!!
ナナエ->アタシの事滅茶苦茶にしてみなさいよっ! やれるもんならやってみなさいっての!
トラン->――――
トラン->(ふっ と笑い
トラン->今の、お前が言ったんだからな?(意地悪く微笑み、ナナエの顔を上から覗き込む
ナナエ->ぃ、言った、わよ、(睨みながらだんだんと恐る恐る、トランを見上げ
トラン->(蛍光灯の逆光に照らされ、表情がうまく窺えなくなる
トラン->よし。
トラン->(そっと手を伸ばし、ナナエの肩に触れ
ナナエ->(びくっ! と体震え
トラン->(意外なほどの力で、ナナエの身体をソファーに横倒しにする
ナナエ->っひゃぁ!?(倒され
トラン->そうだな、お前のお望み通り……(覆い被さり、ナナエの頭の横に手をつく
トラン->ちゃんと実証しなくちゃいけないよな。
ナナエ->さ、、、さっさとしなさいよ、、、、
トラン->俺はごちゃごちゃうるさいインテリごたくせんせーだからな。納得できるだけの証明をする必要がある。(間近でじっとナナエを見つめ
トラン->(ナナエの顎をくいっと持ち上げ
ナナエ->っ、(じっとトランの目を見て
トラン->―――他の誰かが見てる前じゃ、出来ないくらい、
トラン->―――滅茶苦茶にしてやるよ。(唇を奪う
ナナエ->んむっ―――――――!
トランさんが退室しました
ナナエさんが退室しました

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最終更新:2012年10月13日 00:19