璃雨さんが入室しました
璃雨->(セントラル郊外、喫茶EB
璃雨->(手前に広がる広い公園の前に立つ、金髪の女性
璃雨->あらあら。こんな所に喫茶店があるなんて。(にっこりと微笑み
璃雨->…。(宗教家として各地で活動を行っている彼女が、今日赴いていたのはセントラルシティ。
璃雨->(普段はポウフェナや、戦線の影響でシドリーに赴く事の多かった彼女が此処に来るのは珍しい
璃雨->(だが本来セントラルシティは、彼女のようなマイナーな宗教家にとっては恰好の街だ。
璃雨->(何故ならには「戦」がある。「戦」には「傷」があり、「喪失」がある。
璃雨->(――人が見えないものを信じてしまうのは、その傷を、喪失を、埋める術を求めずにはいられないからだ。
璃雨->…。(だから、彼女は、彼女の仲間は、
璃雨->…偶然だけれど、丁度良いわ。少し休憩していきましょう。
璃雨->(人の傷を探す。人の痛みを探す。そうして、引きずり込む機会を、窺っている。
璃雨->…。(静かな足取りで公園を横切り
璃雨->……(喫茶店の入り口前に立つ
璃雨->(下調べには抜かりの無い彼女が、この場所が戦闘喫茶だと知らないわけはない
璃雨->(それでもこの地に足を踏み入れるのは――
璃雨->(前述の理由の通りだ。(カランカラン、
璃雨->(扉を開け、中へと
ウルウさんが入室しました
ウルウ->(窓際の席に車椅子と、その傍に立つ召使いの姿
ウルウ->黒様、どうやら来客のようですよ。(車椅子の方に話しかける召使い
璃雨->こんばんは。(にっこりと微笑み、来店する女性
ウルウ->おや、これはこれは璃雨様。(璃雨の方へ向き直り
ウルウ->こんばんは、この地で会うとは思ってもおりませんでした。
璃雨->……、あら。(一瞬驚いた顔をし
璃雨->…こちらこそ驚いたわ。うふふ、本当に奇遇ね。(再び先程と同じように微笑む
璃雨->こんばんは。漆さん。黒様。
ウルウ->改めましてこんばんわ。璃雨様。(丁寧に一礼
ウルウ->黒様は現在お食事中ですので、代わりに私めがご挨拶を勤めさせて頂きます(礼をしたまま
璃雨->ええ。(微笑んで
ウルウ->(顔を挙げ
ウルウ->璃雨様もこれからお食事でしょうか?
璃雨->…そうね。丁度良い時間だし。(時計を見て
璃雨->……。
璃雨->席を、ご一緒しても良いかしら?(微笑み、訊ねる
ウルウ->ええ、どうぞ。(黒様の対面に向かい
ウルウ->(すっと椅子を引く
璃雨->ありがとう。(歩き、黒様の対面の席に腰掛ける
ウルウ->(サッと黒様の隣に戻る
ウルウ->(黒様の前にはシチューが置かれ、テーブルには少しシチューが跳ねたような痕
璃雨->……。(メニューを手に取り
璃雨->黒様はシチューを召し上がっていたのね。(黒様を見て微笑みながら
ウルウ->えぇ、黒様はシチューを好んでいられますから。
璃雨->うふふ、そうなの。(微笑み
ウルウ->えぇ。 璃雨様はどれになさいますか?
ウルウ->私めが厨房に伝えてまいります。
璃雨->あら、そこまでしてもらっては悪いわ。
璃雨->私は漆さんのご主人様ではないのだし。…というか、
璃雨->漆さんは食事をなさらないの?
ウルウ->えぇ。私めは後で構いませんから。
璃雨->……そう。それなら、私も後にしようかしら。
璃雨->(メニューを閉じ
ウルウ->あら、左様に致しますか。
璃雨->ええ、…なんだかあなたの家と私の家で差を付けているようで。
璃雨->食事をするなら同時が良いと思ったの。…気分を悪くしたならごめんなさい。
ウルウ->いえ、とんでもありません。
ウルウ->では、後ほどご一緒に。(軽く一礼し
璃雨->ええ。そうしましょう。(メニューを元の場所に戻し
璃雨->(お食事中の黒様に視線をやる
璃雨->…うふふ、ごめんなさいね。お食事を中断させてしまって。
ウルウ->いえいえどうぞ。お気になさらずに。(璃雨へウルウが返し
璃雨->どうぞ、お食事を続けてくださいな。(微笑み黒様に
崇卿さんが入室しました
崇卿->(貴方はココに居なさい。
崇卿->(えぇ、それでいいのよ。 呼んだらすぐに来る事ね…。
崇卿->(喫茶の外にメイド姿の女子を残して喫茶へと入る崇卿様
崇卿->んまあ…。(喫茶内を見渡し
璃雨->あら、(カランカラン、扉の音に振り向くさなか
璃雨->―(湛えていた微笑みが、一瞬だけ失せ
璃雨->あらあら、崇卿姉さんじゃない。(すぐにいつもの笑みを取り戻し、崇卿を迎える
崇卿->んまぁ…。こんな所で会うなんてね。(璃雨の方を向き
崇卿->璃雨と…。そちらは蒼菖蒲家の…。んまぁ、変人の人ね。
璃雨->うふふ、本当に奇遇ね。……。(笑ったまま
ウルウ->これはこれは金鳳花家の崇卿様。(崇卿様に振り向き一礼
璃雨->姉さんも夕飯を食べに来たの?(笑ったまま
崇卿->んまぁそんな所ね…。 聞けばココは伝説の喫茶と言う場所らしいから…。
璃雨->伝説の戦闘喫茶、でしょう?…姉さん、一人で大丈夫なの?
崇卿->嫌な心配ね。 この崇卿様を誰かが襲ってくるのかしら?
璃雨->此処はそういう可能性のある場所だと聞いているわ。
崇卿->んまぁ…。野蛮な場所…。
崇卿->そうね…。 そしたら蒼菖蒲家の方、そちらの方が私を守ってくれるんでしょう?
璃雨->……姉さん?
ウルウ->・・・・・・・えぇ、何かありましたときは私めが皆様の盾になります。
璃雨->………。
崇卿->えぇ、当然そうよね。 貴方達は生涯従人なのだからね。
崇卿->(そう言いながらウルウと璃雨の方へ歩む
璃雨->……姉さん、そういう言い方はどうかと思うわ。
崇卿->あら、どうしたのかしら璃雨。
璃雨->………。
璃雨->蒼菖蒲家は確かに従者の家系だけれど……それは全ての人間に従属するという意味ではないと思うわ。
璃雨->彼等も仕える先を選ぶ権利を持っているのだから。……盾にするのが当たり前という発想は、失礼よ。
崇卿->っふぅ、随分と難しい話をするのね璃雨。
崇卿->そんな事は言ってないわ。 ただ私の盾になりなさいと言っただけですわ。
璃雨->あらあら。(にっこりと微笑み
璃雨->うふふ、ごめんなさい。職業病かしら。…もっとシンプルな話だったのね。(笑顔を貼り付けたまま
崇卿->璃雨、こう言い直せば満足かしら?
崇卿->私金鳳花崇卿様は貴方達にとって守るべき価値のある偉大な人間よ。 だから守りなさい。 とね。
璃雨->………………。
璃雨->(馬鹿じゃないの。(にっこりと微笑み
璃雨->姉さんらしいわね。(笑顔で口にする
崇卿->こっちの方がわかりやすかったかしら?
璃雨->うふふ、とても良く解ったわ。
璃雨->(どうしようもないって事が。
崇卿->(黒様からふたつほど離れた席へ座り
崇卿->ところで、
崇卿->璃雨はもう食事を済ませたのかしら?
璃雨->いいえ。未だだけれど。後で取ろうと思っていたの。(崇卿に
崇卿->そう。 じゃあそのシチューはお供えかしら。
璃雨->・・・・・・。(崇卿を見て
璃雨->(……初めから、解っている癖に。
璃雨->黒お嬢様のお食事よ。(きっぱりと告げる
崇卿->ふぅん…。(璃雨を見て
崇卿->璃雨、貴女も物好きね…。
璃雨->うふふ、私は元々こうでしょう?(黒様を見てにっこりと微笑みながら
璃雨->(間違ってはいない。何も変わっていない筈だ。死者を相手にし、死に向き合う人間を相手にする。ずっと、そうやって生きてきた。
崇卿->えぇ…。 変な子だわ…。
崇卿->(ふっとシチューとウルウに目をやる
崇卿->駄目ね…。
崇卿->(すっと席を立つ
崇卿->やはりココでは食べる気にならないわ。
璃雨->………。
シスさんが入室しました
シス->(ばーんっとドア開ける(カランカランカランカラン
シス->やっほーう!(入ってくるのは絵の具塗れの青年
崇卿->…。(無言でドアの方を見る
ウルウ->おや、また来客のようですね。
璃雨->あらあら。(扉の方を見て
シス->あー! スーだー!(崇卿見るなり走り寄る
シス->今日こそパンツ見せてー!
崇卿-> なっ!?(ふっと璃雨に振り向き、
崇卿->(席から離れて璃雨の方へじりじりと下がりながらシスを見て
崇卿->全く…。いつになったらそのような無礼な言動をお止めになるのです?
璃雨->あらあら。(微笑を浮かべたまま
シス->パンツ見せてくれるまでかなー!
シス->もー毎日スーのパンツの事で頭いっぱいなんだよー! ね!見せて!描かせて!触らせてー!
崇卿->し、信じられませんわ…。 こんな街中でそのような事…。(口元に手を当てて嘆く
璃雨->うふふ。(2人の様子を見て
璃雨->姉さんも物好きじゃない。(おっとりと崇卿に微笑む
崇卿->五月蝿いですわ!(璃雨に振り向き激高し
崇卿->あれはただ私に付きまとってるだけの浮浪者ですわ…。 私の趣味趣向には一切関係ありません事…。
シス->シスはキレーな蝶を追っかけてここまで来たんだよー。
シス->スーはシスにしんせつでてーねーだし、優しいしキレーだよねー。
崇卿->貴方ごときに優しくした覚えなんてありませんわ…。 誤解を招く表現はお止めになりなさい。
シス->そーかなー。シスの事ゴミ扱いしなかったしやさしーと思うよー?
崇卿->なっ…! 一体どういう基準ですか…、、
シス->それに描かせてくれたしー。
崇卿->あっ、、、、あれはたまたまですわ…。 商談あってのお話、ですわ…。
崇卿->でなければあのような事…。(シスに反論しながらちらちらと璃雨を見ながら
璃雨->(にっこりといつもの笑みを張り付けている
シス->あっそうそう、ちゃんと部屋に飾ってくれたー?
崇卿->飾ってなんておりませんわ…。 あれは別会社に届けるものだと最初から…。
シス->あれーそうだっけー。ずっと見てくれてたから、気に入ってくれたかなーって思ってたよー。
崇卿->気に入ったかどうかとは別問題ですわ…。 あれは届ける物と最初に説明したとおりですわ。
シス->あ、じゃあ気に入ってはくれたんだねー!(ぱっと笑顔で
シス->シスのじしんさくだからねー。すっごくキレーなスーが描けたと思ってるんだー。
崇卿->そ、そんな事は今話しておりませんわ…!
璃雨->(にっこり笑いながら二人のやりとりを見ている
シス->うん。だからさーパンツ見せて(崇卿に近寄り
崇卿->全く、理由になっておりませんわ…。
シス->(――そんなぐだぐだカオスな喫茶店EB。
喫茶さんが入室しました
喫茶->(――その空気が、ふと異質なものに変化する
喫茶->(喫茶店の室内全体が、一瞬ドットが崩れるようにブレる
シス->ねぇスー、 あれれ?(手を伸ばした先が崇卿に届かず
喫茶->(空間にノイズが奔り、窓の外の風景が黒で塗り潰される
崇卿->これは…。
璃雨->……、これは……?(周囲を警戒するように
崇卿->(両腕を胸元に寄せ周囲を見渡す
喫茶->(ぴろろろろっ 何かを読み込むような電子音
喫茶->(室内の4人を除いた――全ての風景がモノクロに
ウルウ->っ!(すぐに黒様の席を見る
喫茶->(――黒様の姿はそこにない。初めからいなかったかのように忽然と消えている。
ウルウ->これはこれは…、(冷静にその席を眺め
ウルウ->戦闘喫茶の本領発揮でしょうか…
璃雨->……そう、ね。
璃雨->…でもこの現象は、確かポウフェナで……
喫茶->(――4人に一斉に強烈な頭痛が奔る
崇卿->んぁっ…!!(頭を抱えて膝から崩れ落ちる
璃雨->――っ(こめかみを押さえ、ぎゅっと目を瞑る
シス->~~~、あたたっ、、!(頭押さえて
ウルウ->…………………、(額に手を当て周囲を見る
喫茶->(それは干渉の証か、ぐにゃりと歪むブレの後、
喫茶->(――喫茶に色が戻る。その様相を、廃墟に変えて。
シス->ゎ~~~、何だろコレ。全然良い色じゃないよー。(むー、と
崇卿->っ…、っ、、、、(頭を抱え顔を上げ
崇卿->な、なんて事…?(変わり果てた世界を見て
喫茶->(周囲は埃に塗れ、窓ガラスは罅割れ、辺りに蜘蛛の巣が張っている
喫茶->(電灯は殆ど壊れ、残った切れかかった電球の一つがジージーと音を立てながら明滅する
崇卿->こんな短期間で、、、、どうして…?(立ち上がり周囲を見渡す
シス->う~~~ん??(頭に?マーク浮かべて周囲を見る
喫茶->(――急激に様相を変えた空間の中、
喫茶->「――ようこそ。『セブンスヘヴン』へ!」(少女の声が響いてくる
喫茶さんが退室しました
スイッチさんが入室しました
崇卿->『セブンスヘヴン』…?(その単語を聞き返すように呟き
スイッチ->「皆さん、初めまして。私は『スイッチ』」(空間がブレ、空中に突然現れる
スイッチ->(ゴスロリ衣装に深い帽子を被った、黒髪ロングヘアーの美少女
スイッチ->(まるで――先程までシチューを食べていた誰かのような。
シス->あれあれあれ?(顔を上げて不思議そうに
ウルウ->初めまして。("スイッチ"に挨拶しながら近づく
璃雨->『セブンスヘヴン』……そう、やっぱりあの……
崇卿->璃雨、何か知っているのね…?(璃雨へ振り向き
スイッチ->「はは、この子キレイだね。可愛かったからちょっと借りちゃった」(にこっと微笑み
ウルウ->そう、黒様を知っていたワケではないんだね。
璃雨->…『セブンスヘヴン』は襲撃者の名よ。ポウフェナを中心に、貴族を対象とする。(崇卿に
璃雨->…相手を特殊な空間に引き摺りこんで襲撃する、という話を聞いた事があるわ。
崇卿->襲撃者…! (キッとスイッチを睨み
崇卿->特殊な空間…? ではここがそうだというの?
ウルウ->そのはずですよ崇卿様。(崇卿を見ず、スイッチだけ見て答える
スイッチ->「ええ。私も襲撃者<
レイダー>なんだし、ちょっと伝説の喫茶に顔を出すくらい良いでしょう?」(黒様の姿で、黒様の声で喋る
ウルウ->ココは喫茶によく似せて作られた別空間と考えるのが良いでしょう。
ウルウ->一瞬で伝説の喫茶があんな惨状になるわけありませんし、黒様だけが消え失せるわけもありません…あぁ、それに、玖莉栖が助けに来れない事を叱らないであげてください。
スイッチ->「はは、そこまで分析できてるなら話が早いねー。」
スイッチ->「そうそう、かわいー子がいっぱいいるって思ったけどさ、流石に死人は連れて来る気にならなかったの。」
スイッチ->「うーん入口の子代わりに連れて来ればよかったかなぁ~」
ウルウ->面<ツラ>は借りるのに? 勝手な話ですね、
スイッチ->(何だか賢そうな様子がみるみる崩れてゆく
スイッチ->「勝手も勝手さ。ここは私が好き勝手出来る世界だよ?」
スイッチ->「キミが美少女ちゃんを思った所で怒った所でカンケーなしなし!ここでは私がルールなのだ!」(腰に手を当てて
崇卿->何を勝手な事を仰っているのかしら?
崇卿->この崇卿様をこのような汚い空間に閉じ込めて一体何のつもりですの?
シス->そーだよー。たしかにココだとスーがすごく映えるけどさー、ものには限度があるよー(ぶーぶー
スイッチ->「そうだなぁ~。……あ、それ聞いてピンと来ちゃった」
スイッチ->「何してやろっかな~って思ってたけどー…汚い空間で汚いものと触れ合ってもらっちゃおう!」
スイッチ->(指パッチンする美少女
スイッチ->(4人の手元に転送されるのは――機関銃。
スイッチ->「それじゃーガイダンスはここまで!皆さんがんばったってくらっさーい」
スイッチ->(言うなりフッと姿が消える
ウルウ->消えた、?
璃雨->…、彼女はこの空間の主。(ずっしりと重い機関銃を抱え
璃雨->引き摺りこんだ空間で起こるあらゆる事象を意のままにできる… という話よ。
崇卿->手元に武器を残して消えるなんて…。なにか企んでいますわね…。
璃雨->…ええ。こんなものを持たせておいて…使わせない訳が無いわ。
スイッチさんが退室しました
喫茶さんが入室しました
喫茶->――(パリィン(喫茶の窓が一斉に割れる
喫茶->(身の毛の弥立つうめき声が聞こえたかと思うと
喫茶->(窓を乗り越え中に侵入してくる――腐り落ち描けた無数の人間の死体
崇卿->きゃああああっ!!!!(悲鳴をあげへたり込む崇卿様
シス->ゎー!ゾンビだー!(何故か全然緊張感無く楽しそう
喫茶->(周囲を取り囲むように、ゆっくりと4人に近付いてくる
ウルウ->彼女が直接襲ってくるわけではないのですね…
璃雨->……そのようね。(扱った事もないマシンガンを構え
璃雨->(近付いてくるゾンビに向け、引き金を引く。
喫茶->(腐った肉片をぶちまけ、崩れるゾンビ達
崇卿->っきゃあああああ!!!!(ソレを見てまた悲鳴を上げる崇卿様
璃雨->…良かった。心得が無くても簡単に扱えるみたい。(淡々と口にしながら、次々とゾンビを散らしていく。
シス->ゎー!死んだー!(何故か楽しそう
シス->あ、普段ゾンビ見ることなんて殆ど無いよねー。今のうちに描いとこっかなー。(スケッチブックを取り出そうと…するが
シス->な、無いよー!?!?(ココで初めてめっちゃ動揺
ウルウ->機関銃以外の道具を使用禁止にされているのでしょうか、
璃雨->解らない……(他の3人を庇うように立ち、次々とゾンビを撃ち倒しながら
ウルウ->それならば試してみましょうか…
ウルウ->(片手を開き前に翳す
璃雨->…どう、かしら。(ウルウに意識を遣り
ウルウ->「封、解かれよ…"死霊の書"…」(呪文を詠唱する
ウルウ->(手元に書物を呼び寄せる魔術
喫茶->(―――が、何も転送されず
ウルウ->あぁ、やはり上手く行きませんか…………………
璃雨->……、武器に限らず、能力も封じられているかもしれないわ。
璃雨->…さっきからひょうちゃんの声が聞こえないの。何度呼び掛けても…
璃雨->どうやら手元のコレで凌ぐしか、――っ(崇卿の頭上に向け散弾を発射
崇卿->っきゃああああ!!(轟音に耳を塞ぐ
喫茶->(背後から飛び掛かろうとしていたゾンビが砕け散り、肉片が崇卿の上にボトボトと落ちる
ウルウ->重火器を操るスキル以外は全て無力化されるのかもしれませんね…
崇卿->ぁ、、、、いやぁあああ!!!!(ゾンビの肉片を浴び
喫茶->(窓からは次から次へとゾンビが這い登ってくる
ウルウ->全く…敵の思惑通りだなんて…情けない話です…(機関銃を持ち
ウルウ->今はとても気分が悪いというのに、(機関銃を窓に向けてぶっ放す
シス->ん~……えーっとー、(不満そーに
シス->これでどーにかしなきゃいけないってこと~……?(むー、と崇卿の傍に立ち
喫茶->(次に現れるは鳥型のゾンビ。素早く空中から滑空し飛び掛かってくる
ウルウ->(上空に機関銃を構え狙い打つ
璃雨->(同じく空中に狙いを定め
喫茶->(次々と撃ち落され、黒い羽根が周囲に散乱していく
ウルウ->あぁ、人だけでなく鳥類もですか… なりふり構わぬ死霊術ですね…
崇卿->クリス、クリス、クリス、クリス。。。。(小さく泣くようにその名を呟く
崇卿->早くしなさい…。早く死肉を払って…。早く私を守って…。早くココから連れ出して…。
喫茶->(続いて現れるは蜘蛛、蛇、蜂のゾンビ達
シス->ぁぁぁっ ~~~(崇卿に振り向いて
シス->む~……(傍に屈むと、服や髪に掛かる肉片を払ってやる
シス->…なんでこんなコトするのかなぁー? シスはへーわしゅぎだから、こんなことしたくないんだけどなー(周囲に群がる蟲達を見て
崇卿->ぁ、、ぁ…。(顔を上げ、目の前に屈む人の姿を見る
崇卿->ぁ、貴方…。(小さな声で
シス->(珍しく笑っていないその表情
シス->スーの悲しい顔なんて見たくないよー。(むぅ、と
シス->だからっ!(振り向き立ち上がって
シス->(バババッと放射状に機関銃を掃射 迫るゾンビ達を撃ち散らす
崇卿->貴方…。(シスの背を眺め
シス->もーなんだってかんだってスーには近付けさせないからー!
璃雨->……、キリが無いわね(次々と現れるゾンビ達を迎撃しながら
ウルウ->えぇ、恐らくは彼女の設定したゴールまでは何も出来ない…
ウルウ->(機関銃を打ち続ける
璃雨->…うふふ、まるでゲームね。
璃雨->…疲労感があまり無いのも、ゲームみたい。(次々と撃ち散らし
崇卿->ゲーム…? こんな世界が…?(へたり込んだまま
璃雨->……ええ。この死には…まるで現実感が無いわ。
喫茶->(次から次へと現れるゾンビ達の群れが
喫茶->(突然、窓から姿を消す
シス->――あれれ?(きょとんと
ウルウ->何の前触れでしょうか…
璃雨->…このままで終わるわけが無いわ。…恐らく、
璃雨->…最後に大きい物が (ごと、 ん
喫茶->(突然、天井から何かが落ち、ころころころ・・・と一行の足元に転がってくる
璃雨->っ、(それに目を遣り驚く
ウルウ->…………………
喫茶->(それは、生首。先程の『スイッチ』、の、――否、
喫茶->(年月相応に腐敗し、醜く崩れかけた―――『黒様』のもの。
ウルウ->あぁ、……、、全く………
璃雨->――、これは、
喫茶->(ガッと広範囲に酸性の消化液を吐く
崇卿->えっ…?(ばら撒かれた消化液を見上げる
璃雨->っ、(ばっと飛び退く
シス->っゎ、、(崇卿を庇うようにして
ウルウ->(スッと静かな動きで消化液を避ける
シス->っ――っづ、っ!(ジュゥゥゥ、と液体の掛かった部分が溶けてゆく
シス->ぁぃった~~、……ほんとへーわじゃないなー!(腕の一部とシャツを溶かされ、生首に文句垂れる
崇卿->ぁ、貴方…。(目の前で溶けて行くシスを見ながら
喫茶->(やがて天井からドサリと落ちてくる黒ゴス
喫茶->(消化液を吐いた生首がふわりと浮きあがり、立ち上がった身体と繋ぎ合わされる
ウルウ->…………………(黒ゴスを見つめる
喫茶->(STAGE BOSS―――『玄源武 黒』
璃雨->…………。
璃雨->……なんて真似を……。
璃雨->(すっと機関銃を構え
ウルウ->悪趣味、ですね…
璃雨->(他の誰が手を出すよりも早く、黒様に機関銃を掃射する
ウルウ->(機関銃に撃たれる黒様を見つめる
喫茶->(細かく肉片を散らすが、こちらに近付く動きは止まらず
喫茶->(突然加速し、一気に璃雨に迫り来る
ウルウ->(スッと静かに走り
ウルウ->(璃雨との間に割ってはいる
璃雨->っ、――漆さん、
喫茶->(華奢な見た目に合わぬ腕力と、鋭利な爪をウルウに振り下ろす
ウルウ->…っ、(鋭利な爪に引き裂かれる
璃雨->――、っ(黒様の横に回り込み、
璃雨->(機関銃で黒様を横から殴り飛ばす
喫茶->(弾き飛ばされ
ウルウ->…、………………(飛ばされていく黒様を見る
璃雨->――……(機関銃を構え、間髪入れずに追撃する
喫茶->(蜂の巣になってゆくゴスロリ衣装
ウルウ->…………………(その様子をじっと見ている
喫茶->(だが肉体は潰えず、ぐらぐらと立ったまま
璃雨->――……(…これは、何か別の方法でないと…?
ウルウ->いくら打ち抜いても…効果が無いようですね…
璃雨->……そうね。何か、弱点があるのかもしれないわ。(つとめて感情を入れぬよう
ウルウ->他の弱点、ですか…
璃雨->……(視線はどうしても、彼女の首筋に一直線に入った傷口へと向く。
璃雨->……(手元の機関銃を見つめ
ウルウ->これまでとは違うのでしょうか…
喫茶->(ふわりと頭部が宙に浮き、空中から消化液を吐き散らす
璃雨->……頭、かしら。
シス->ゎーもー!(溶けてない腕で崇卿を引っ張って壁際に
ウルウ->それはそれは…………………(スッと消化液を避けて
崇卿->っ。。。(ひっぱられて難を逃れる
璃雨->(先程と同じように飛び退いて
璃雨->…あれが司令塔なのかもしれない。本格的に破壊すれば倒せるかもしれないわ。
ウルウ->(その話を聞くや否や
ウルウ->(空中へ浮く頭部へ向けて走り
璃雨->…、(はっと上を見上げ、
璃雨->待って、漆さん!(思わず声をあげている
ウルウ->(静止の声も聞かずに
ウルウ->(飛び上がり銃身を持って機関銃を頭に叩きつける
喫茶->―――(ぐしゃり、と
喫茶->(機関銃の形に頭がへこみ、床に落下して停止する
璃雨->―――(それを見て
喫茶->(ぴろろろろろろ。
喫茶->(ゴスロリゾンビの姿がブレて消え、空間に歪みが生じる
シス->あ! これで終わりかなー!?(ぱっと嬉しそうに
璃雨->………
喫茶->(ぴろろろろろ。 ドットが瓦解していき、再び周囲がモノクロになり、
ウルウ->…………………(手にしていた機関銃を捨てる
璃雨->………どうして。(解体される世界の中、ぽつりとウルウに呟く
璃雨->…死体を物として扱うなんて、私にやらせておけばよかったのに。
ウルウ->…さあ、どうしてでしょうか。(璃雨へ振り向かず地面を見ながら呟く
喫茶->(―――店内が、再び色を取り戻す。
喫茶さんが退室しました
璃雨->(……あの異変が起こる前の喫茶と、何も変わらぬ風景。
璃雨->(違っている点を挙げるとすれば、全員の頭に残るもったりとした頭痛と、黒様のシチューが冷めきっていることか。
ウルウ->黒様、(黒様へと視線を移す
璃雨->…(対席で顔を上げ、黒様を見て
璃雨->……どうやらご無事のようね。良かったわ。
シス->ぁれっ? もどったー?
ウルウ->えぇ・・・・・・・
シス->あ、スケッチブックがあるよー! ぁ、スー大丈夫ー?(崇卿の方を向き
崇卿->~、…。(へなへなとその場にへたり込む崇卿様
璃雨->……(周囲を見渡し
璃雨->(窓の外を見て、周辺に誰かが居ないか確認していく
璃雨->……誰もいないわね。
ウルウ->えぇ・・・・・・・
璃雨->『セブンスヘヴン』は、遠方からの干渉が可能なのかしら…(考えるように
ウルウ->犯人の姿も、目的も不明です…
シス->ねースー。もーゾンビ消えたよー。元気出してー(崇卿の傍に寄って屈み
璃雨->……『セブンスヘヴン』の主な標的は、貴族階級の女性だとされているけれど、
璃雨->……今日のターゲットは、黒様だったのかもしれないわね。
ウルウ->黒様をターゲットに・・・・・・・
ウルウ->不思議な襲撃者ですね…………………
崇卿->帰って…。これたのですね…。(シスを見つめ
シス->うんー。そこの2人がボスやっつけてくれたからねー!(2人指して
シス->ぁ、でもシスもがんばったよー!(笑って
崇卿->ぇえ…。私を汚い液体から…。守っておりましたね。
シス->うんー。スーが痛い思いするの嫌だからねー。
崇卿->…。(へたり込んだままシスを見る
ウルウ->その『セブンスヘヴン』は同じ対象を狙い続ける事があるんですか…?
ウルウ->(璃雨へと問う
璃雨->…ごめんなさい。そこまで詳しい話は…。…でも、
璃雨->…同じ人物が複数回襲撃されたという話は聞いたことがあるわ。対象の命を奪う事を重視しない分、繰り返し遭遇する可能性があるのかも。
ウルウ->そうなれば厄介ですね…
璃雨->……黒様が再び狙われてしまうかもしれないわね。
ウルウ->えぇ…………………
シス->ねー、もう大丈夫だよー。(スーの頭ぽんぽんと
ウルウ->また「怒って」しまいますね…
璃雨->……。(ウルウを見て
崇卿->き、気安く触らないで欲しいですわ…。(シスの手を払う
シス->ぁー(残念そうに
崇卿->もう危機は去った。 そう、なのね?(シスに確認する
シス->うん。喫茶店は元通りだしー、ゾンビもいなくなったよー。
シス->ぁ、シスの怪我もなくなってるみたいー。(シャツと腕見せて
璃雨->………ぁぁ、(何か納得したように、
璃雨->あなたは怒っていた。……だからああやったのね。(床を見つめて呟く様に
璃雨->……だとしたら、私はまた余計な気を回していたのかも。
ウルウ->いえ…………………
ウルウ->自分でもよくわかっていませんよ………
璃雨->………。(顔を上げて、
ウルウ->だから、気にする事なんてありません。
璃雨->……自分、ね……、
璃雨->……いえ。あなたの言葉で、私も一つ解ったかもしれない。
璃雨->……結局私がそうしたのも、私の為だったんだなって。
璃雨->…あなたが黒様を傷付ける姿を見たくなかった。それだけだったのね(床を見つめ
ウルウ->…………………
ウルウ->私めと黒様の為にソコまで・・・・・・・(呟き
崇卿->、…。(床にへたり込んだままの崇卿様
シス->立てる?(顔覗き込んで
崇卿->…、いえ、まだ座っていますわね…。
崇卿->…。(床にへたり込んでぼーっとする崇卿様
シス->……。(じーっと崇卿眺めて
シス->…今ならスカートめくっても気付かれないかなー?(ぽそっと口にする
崇卿->なっ…!(シスを見て
シス->あ、気付いちゃったー。残念だなー。(言いながら笑ってる
崇卿->そのような無礼は、させませんわ…。(シスをキッと睨み
崇卿->っ(自らの力で立ち上がる
シス->ぁ、元気出たー?(笑ってこちらも立ち上がり
崇卿->んまぁ…。 立ち上がるぐらいはできますわよ…。
崇卿->(シスを見て
崇卿->金鳳花家の屋敷に帰りますわ…。
崇卿->こんな場所…。もう用はありませんから。
シス->あ、じゃあシスも行こっかなー。(勝手についてく気満々
崇卿->…。(シスを見て
崇卿->外の車で行きますわ…。(誰に言うでもなく言い残し
崇卿->(スタスタと喫茶を出て行く
シス->やったー!(ぱっと笑って
シス->(走って後についてく
崇卿さんが退室しました
シスさんが退室しました
璃雨->(去っていく二人を見て
璃雨->…あらあら。姉さんも隅に置けないわね。(くすりと微笑む
ウルウ->えぇ…………………(同調するように呟き
璃雨->……(ウルウを見て
璃雨->…一応これから、食事をする予定だったけれど。
璃雨->……きっと、そんな気分じゃないわよね。
ウルウ->いえ、
ウルウ->璃雨様さえよろしければ、私めもご一緒致しますよ。
ウルウ->負の感情に………追いやられて予定を消していてはいけませんから…………
璃雨->…、(予想していなかった答えに、驚いた様子でウルウを見上げ
ウルウ->よろしいでしょうか…?
璃雨->…言われてみればその通りね。(ふふ、と微笑み
璃雨->ええ。…ご一緒しましょう。(ウルウに柔らかに笑む
ウルウ->はい・・・・・・・
ウルウ->暫しお待ちくださいませ、黒様。(黒様に語りかける
璃雨->……。(ウルウを見つめ
ウルウ->失礼します。(璃雨の隣に来て
ウルウ->(璃雨の隣の席に座る
璃雨->ええ、どうぞ。(笑って
ウルウ->ではなにか…頂きましょう…
璃雨->そうね。(メニューを手に取り、2人で見やすいように広げる
ウルウ->(二人で喫茶のメニューを見る
ウルウ->(黒様の向かいに座って二人で喫茶のメニューを決める
ウルウ->(なんとも、不思議な時間
璃雨さんが退室しました
ウルウさんが退室しました