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白のスーツと奴隷服 [ハノン リゼル]

リゼルさんが入室しました
リゼル->(セントラル公園 早朝
リゼル->(日の光が町を照らし始めたばかりの頃
リゼル->(日の光の当たらぬ路地裏でゆっくりと動く人影
リゼル->っはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁ………………
リゼル->(息を荒げて壁に手をつく
リゼル->(ピンク気味の赤い髪。前に二つ螺旋のように出でるツインドリルの髪型。
リゼル->(螺旋部分だけ銀色。 左目は赤い目。 右目は真っ黒い目。 オッドアイ。
リゼル->はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・・・・
リゼル->(息荒げたまま壁から離れる
リゼル->(ぼろぼろの布着れ半そで短パンの奴隷服を身に纏う
リゼル->(右手を額に当てて右目を隠しながら空を見上げる
リゼル->もう、朝ね…
リゼル->はぁはぁ…ここまで、くれば…
リゼル->(路地裏から町の方に目を向ける
リゼル->公園…
リゼル->水ぐらいは飲めそうね。
リゼル->(路地裏から出てセントラル公園へと向かう
ハノンさんが入室しました
ハノン->(路地裏から公園へと繋がる少し大きな路地を、遠い目をして歩く白スーツ
リゼル->はっ、(その姿を目に留める
リゼル->ねぇ!(声かけ走って駆け寄る
リゼル->はぁはぁはぁ……貴方、この街の人?(息荒げて尋ねる奴隷服の女性
ハノン->、―(はっと、やっと意識を取り戻したように
ハノン->…いいや。違うけれど、(リゼルに向き直り、その容貌を目に留め
ハノン->…一体どうしたんだい?(心配そうに声を掛ける
リゼル->逃げて来たのよ、追っ手から……(ハノンの風貌を見定めるように見回しながら呟く
ハノン->(青紫の髪に紅い瞳 白スーツ キラキライケメン
ハノン->追手…(その言葉に
リゼル->でも、どうやら……逃げ切れたみたい。
リゼル->ねぇ、貴方…
リゼル->この辺でどこか…そうね、顔を洗える場所とか……無いかしら、
ハノン->…(口元に指を当てて
ハノン->そうだね、少し物騒な場所だけれど…すぐ近くにあるよ。
ハノン->良ければご一緒するよ。キミのような美しい人が狙われているのを放ってはおけないしね。(微笑み
リゼル->、ありがとう。 (ハノンに笑み
リゼル->そこに、案内して頂戴。
ハノン->仰せのままに。お嬢さん。(ふっと笑むと
ハノン->(リゼルにスーツのジャケットを掛け、
ハノン->(喫茶までの道をエスコート
リゼル->ありがと、(ジャケットを羽織りついていく
リゼル->(朝の公園、人の姿は他には居ない
ハノン->(朝靄の掛かる公園を横切り、喫茶へと歩いてゆく
リゼル->こんなとこに…喫茶、店?
ハノン->そうだね。あの中には色々揃っていて。
ハノン->洗面台にシャワールームに仮眠室まであるんだ。…キミの目的は果たせるんじゃないかな?
リゼル->くすっ、変な場所ね。(ハノン見上げながら笑み
ハノン->そうだね…とてもおかしな場所だ。(冷えた空気の中を歩き、喫茶へと辿り付く
リゼル->ぁ、(今気付いたように扉の前で小さく声を上げる
ハノン->、如何したんだい?(リゼルに振り向き
リゼル->ぃ、いえ。
リゼル->その、私今一銭も持ってなくて…
ハノン->ああ、店の設備なら無償で使えるよ。食事にはいくらか掛かるけれど。
リゼル->その…換えの服とか無いの。
リゼル->ほら、いつまでもこんな服、嫌じゃない。(ジャケットの下、奴隷服の胸元をひっぱり
ハノン->…服、は流石にどうだったかな…。(困ったように
ハノン->…でも、そうだね。女性がそんな格好のままでいるのは、ボクも忍びない。
リゼル->いつまでも…コレを借りてるわけにもいかないし…
ハノン->…身支度を終えたら、キミの服を買いに行こうか?
ハノン->そこまでなら……ボクも付き合えるよ。(笑って
リゼル->まぁ、優しいのね…、でも
リゼル->こんな格好で街を歩くのは…
リゼル->その勝手な提案だけど…
リゼル->私がシャワーを浴びてる間に、私の為に服を買ってきてくれないかしら…
ハノン->……嗚呼、無粋な話で申し訳ないけれど、
ハノン->…サイズが解らないよ。
リゼル->それなら………(喫茶へと入り
リゼル->シャワールームはどっちかしら?
ハノン->店の奥側だね。こっちが仮眠室で、その反対側(案内するように歩き
リゼル->ありがと…(ついていき
リゼル->そこで…サイズ測ってみる?
ハノン->え。(リゼル見て
ハノン->、それは……うん、 キミはそれでいいのかい…?
リゼル->良いのよ。服をお願いしているのは私なんだから。
ハノン->そうか。…ならボクは構わないけれど。(少し複雑そうに笑って
リゼル->くすっ(小さく笑って
リゼル->じゃあ…こっちに来て…
ハノン->(シャワールームに隣接する更衣室へと
リゼル->(更衣室へと入り
リゼル->ここで、測れるかしら?(更衣室から呼びかける
ハノン->確か、ロッカーの一つが備品入れになっていたと思うよ。丁度良い物があればいいんだけれど。(更衣室の外から
リゼル->わからないわ… 入ってきてくれる?
ハノン->うん、(更衣室の中に歩き入り
リゼル->これ、返すわね。 ありがとう。(羽織っていたジャケットを返し
リゼル->(ボロ布短パン半そでの奴隷服に
ハノン->礼には及ばないよ。(ジャケットを受け取り、
リゼル->(両腕を開いて
リゼル->さあ、測れるモノはあるかしら。
リゼル->無くても…今見て覚えてもらえれば良いけど…?(ハノンの目を見て話す
ハノン->………、(ロッカーを探る手を止め、リゼルの目を見る
リゼル->どう、かしら?(赤と真っ黒の瞳でハノンを見る
ハノン->……キミが、
ハノン->キミが何を考えているかは解らないけれど…。
ハノン->もう少し、キミはキミを大事にした方がいい。(困ったように笑い
リゼル->――――――(ハノン様を見て微笑んで
リゼル->―――ブチッ―――
リゼル->は?
リゼル->貴方今、私になんて?
リゼル->お説教のつもりかしら? 今、
リゼル->えぇ? 今、なんて、何て言いました?
リゼル->(だんだんと声を荒げ不快感をあらわにした表情でハノンを見る
ハノン->………、(笑みは消えずに
ハノン->……男という生物は、本当に下種だから。
ハノン->……そんなに無防備でいるものじゃないよ。
リゼル->何よそれ、お説教のつもり?
リゼル->貴方だってその下種な男の一人じゃないの?
ハノン->そうだよ。…だから言っているのさ。
リゼル->ぷっ…くくくくくく……
リゼル->ははははははっ…!(高い声で笑い
リゼル->奴隷服の女に向かって、自分を大事にしろ、ですって?(両目でハノンを見て笑い
リゼル->こんな格好の女に、無防備でいるもんじゃない、ですってぇ?(両腕広げてハノンに笑い
リゼル->あははっ…ははははははっ…! これだからっ、これだから裕福な人間はっ…!
ハノン->…………。(リゼルをじっと見ている
リゼル->(堪えきれないといったように顔歪ませて笑う
ハノン->…キミがどんな境遇であろうと、どんなに貧窮に苦しんでいようと、
ハノン->キミが「女の子」である事には変わりがないよ。
リゼル->ははぁーん、あなたそうなのね。 カッコイイ白スーツなんか着ちゃって
リゼル->まだ「女の子」に幻想を抱いちゃってるタイプなの?(かわいそうなものを見る目で
ハノン->、(虚を突かれたように
ハノン->……そうだね。そうかもしれない。(自嘲気味に笑い
リゼル->はぁーん。 何よ、言われるのが初めてじゃないって感じねぇ?
リゼル->別に私もあなたを攻めるつもりがあったわけじゃないわ、出来ればあなたにもっと「女の子」らしさを魅せてあげたかったけど・・・・・・
リゼル->生き方説教されて笑ってられるほど大人じゃあないのよ(赤眼でハノンを睨み
ハノン->………。
ハノン->………そうだね。
リゼル->………………
ハノン->キミが望んでその生き方を選んだのなら、ボクの言葉は無礼でしかなかっただろうね。
ハノン->…でもキミが、その生き方を選ばざるを得なかったのなら…
ハノン->……否、結局は余計なお世話だ。(苦笑して
リゼル->ふんっ………………
リゼル->余計なお世話よ……さよなら。
ハノン->…ゴメンね。
リゼル->っ、(下唇噛んでハノンを見て
リゼル->(更衣室から走って出て行く
リゼル->(喫茶からも走り去って行く
リゼルさんが退室しました
ハノン->………キミに、(誰も居なくなった更衣室で
ハノン->………良く似た人を知っているよ。(誰に聞かせるでもなく、呟く
ハノン->………
ハノン->本当に、成長しないな………。(頭抱えて
ハノンさんが退室しました

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最終更新:2012年10月24日 01:31