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狂信の誓い [崇卿 クリス シス 浄永]

崇卿さんが入室しました
崇卿->(戦闘都市フォーデン 夕方
崇卿->(格闘家道場T3近くのフォーデン一級ホテル
崇卿->(ロビーへと入る緑ドレスのお嬢様
クリスさんが入室しました
クリス->(後に続くロングスカートメイド服
シスさんが入室しました
シス->(ロビーの中庭をじーっと見てる
崇卿->(ふと立ち止まり、シスを見る
崇卿->どうしたのです?
シス->ぁ、んーんー。ちょっといい形だなーって思っただけだよー。(くるっと崇卿の方向いて
シス->後で思い出して描くからー。えーっとさくせんかいぎ!だねー!(崇卿の下に小走りで戻ってくる
崇卿->全く貴方は…。
浄永さんが入室しました
浄永->(4人掛けの席に座ってる和服男子
浄永->うっわ、たっけぇ…!(メニューボード見て貴族とは思えないセリフを吐く
崇卿->浄永、貴方も何をしているの?
浄永->あれ、ロビーでやんじゃねえの?
崇卿->そんな目に付くところでやるわけありませんわ…。
崇卿->こちらに来なさい。既にクリスがパーティホールを貸しきっておりますわ…。
浄永->たっけぇ…!(立ち上がる拍子にメニューボード落とし
浄永->パーティホールって…4人でかよ!?(ぼやきながら一行の元へ
崇卿->何も可笑しな事はありませんわ…。 早く行きますわよ…。(そう言ってパーティホールへ向かう
浄永->っべぇなー……ずっと寺にいると感覚狂うぜ…(歩きながら
クリス->その方が普通です…。(ぽつりと呟き
クリス->(たたっと小走り崇卿様を追い抜き
クリス->こちらです…。(パーティホールの扉を開ける
浄永->広いなオイ!?(中見て
崇卿->当然ですわ…。(中へ入り
浄永->毎朝雑巾掛け大変だろーなー…(言いながら中へ
シス->ゎー(あちこちの調度品を見回しながら歩いてる
崇卿->(中には長テーブルが一つ そしてソコには多数の風船、ナイフ、フォークが置かれている
崇卿->さて…。
浄永->ぉ、風船じゃん!(童心に帰る
崇卿->貴方の能力を見せてもらいましょうか…。(浄永は無視してシスに話しかける
クリス->…。(浄永の向かいへ歩き
クリス->明日はこの風船を、(風船を手に取り
クリス->このように頭に乗せて戦うと聞いています…。(頭の上に掲げる
シス->はーいっ(浄永とクリスと風船の方見ながら
浄永->…あ、頭に乗っけんのかよ?(同じく風船手に持って
浄永->クッ……心の臓を曝け出す無防備……!何と愚かな…!
シス->(ひょいっとどこからかスケッチブック取り出して
クリス->…。(浄永を見て
シス->えーっとー、何にしようかなー。風船かなー。
クリス->この私や浄永様の心臓を割られてしまえば…。
クリス->明日はそれで負けです…。
浄永->なん・・・だと・・・
浄永->一撃、一瞬で仕合は決する……勝利の鬨など上げている猶予は無いと、そう言うのか…!
シス->ぁ。心臓にしよっと!(頭に電球
シス->(言うなり、スケッチブック捲り、鉛筆握って
崇卿->心臓…?
崇卿->(すっと静かに歩き
シス->(素早くキャンバスの上に鉛筆を走らせる
崇卿->(キャンパスに描くシスの裏側へと回る
シス->………。(ただざくざくとラフに動かしているように見えるが、
シス->(キャンバスの上にみるみる内に形を成して行く――今にも鼓動し始めそうな、心臓。
シス->………(立ったまま、無言で、笑顔も無くキャンバスを見つめて鉛筆を動かす
崇卿->…。(ただただシスの描く様を後ろから見つめる
シス->(整える段階に入ったのか、動作のペースを少し落とし
シス->(描かれていく、写真以上に本物らしい、「今にも飛び出してきそうな」、それ。
シス->よし、(いつもより少し低い声で呟くと、キャンバスの端を鉛筆でとん、と叩く
崇卿->何も見ずにイメージしたものを描ける…。
シス->(―――その途端。
シス->、っと、 っとー、、(キャンバスがみちみちと盛り上がり、白黒の筈のソレが色付いて行く
崇卿->なに…。(二度まばたきしてキャンパスを見つめる
シス->(どくどくと鼓動する。どす黒い血の色。それはまるで本物の―――
シス->(―――っぽんっ
シス->(―――勢い余って飛び出したそれが、シスの肩越しに崇卿に飛んでゆく
崇卿->っきゃああああ!!(咄嗟に頭抑えてしゃがむ
シス->(崇卿の頭上を飛び越え、床に落ちる――鼓動する、本物の心臓。
クリス->崇卿様…?(風船を手放ししゃがむ崇卿様に目をやる
浄永->――っんな!?(崇卿の悲鳴に振り向いて、なんか妙な事態に声をあげる
シス->ゎー、跳び過ぎだよー!(真っ白になったスケッチブックを閉じ、
崇卿->っな、なに・・・?(しゃがんだままそっと顔を上げシスを見る
シス->よいしょっと(崇卿の後ろまで歩き、心臓を手掴みで拾い上げる。
クリス->心臓です…。
浄永->、っちょ、ぉ、ど、どどどうなってんだよ!?
崇卿->心臓…。ですって…?(ゆっくりと立ち上がり
崇卿->っ!(振り向き、心臓を手づかみするシスを見る
シス->うん。本物の心臓だよー(片手に心臓乗せて崇卿に笑う
崇卿->一体誰の…。いえ、、貴方が…。作り出したとでも言うの…?
崇卿->(恐る恐る、シスの力を恐れるように問う
シス->シスののーりょくはねー、『描いたものを本物にする』ことなんだー。(大したことでも無い風に笑って
シス->ぁ、でもてきとーじゃダメなんだよー。かなり頑張って描かないといけないんだー。(言いつつ、描写に掛かったのはものの数分だが
崇卿->なん…ですって…………!
崇卿->(驚きを隠せず、シスを見る
崇卿->そんな…、いえ…、そんな恐ろしい能力…。 聞いたことありませんわ…。
シス->あれ?そうなのー?
崇卿->その、能力…。 動物や生命も作り出せるのかしら…。
シス->鳥やちょうちょは良く飛んでっちゃうんだー。困っちゃうよー。
崇卿->そんな…!
崇卿->いえ、
崇卿->確かに…。あの時…。
崇卿->(初めてシスの描く様を見たとき、一瞬「腕」のようなものが見えたことを思い出す
崇卿->その能力…。 人間さえも作り出せるのですか…?
浄永->ちょっ、ソレってやり口次第じゃ…かなりヤバイ事になんじゃねーか?(呟くように
シス->ぁー、スーの時は出てきそうになってビックリしたよー(崇卿に笑って
シス->人間難しいからさー。出てきそうになったのあれが初めてだったよー。
崇卿->ふふっ…。 崇卿様の肉体でさえも…。(愉しそうな笑みを浮かべてシスを見る
シス->多分できるんじゃないかなー?やらないけどさー。
崇卿->質問を、続けますわ…。(シスへと歩いて近づき
シス->うんー。わかる事なら答えるよー(笑ってr
崇卿->生み出したモノは貴方の支配下にあるわけではありませんわね…?
シス->うん。勝手に飛んでいっちゃうからねー。
崇卿->痛覚や視覚を共有する事もない…。 その心臓を握りつぶされても貴方は痛くないですし、肖像画から見える景色が貴方の脳へと行くわけではない…。
シス->そうだねー。そんなコトになったらシスの頭大変だよー。
崇卿->好都合ですわ…。(笑みを浮かべて
崇卿->貴方の描いたモノなら…。 空想上の動物や機械であっても具現化できるのかしら…。
シス->あー、考えたことなかった!
シス->うーん、けど多分無理だと思うなー。今までなったこと無いからさー。(言いながら、スケッチブックを開き
崇卿->しかし…。 強大な魔王などを描いた所で、貴方にはそれを制御する術がない…。
シス->シスはへーわ主義だからそーゆーのは描かないよー。(口尖らせて
崇卿->そう…。
崇卿->その心臓…。 消す事は出来るのかしら…?
シス->あー、考えたこと無かった!
シス->うーん、少なくともシスの見てる前で消えたりしたコトは無いかなー?
シス->時間が経ったら消えるとかもー、わかんないけど多分無いと思うよー。
崇卿->ふふっ…。 何でも具現化できるのに、それをコントロールする事はまるっきり出来ないみたいですわね…。
崇卿->ますます好都合ですわ…。
シス->あ、大会で使えそうー?
崇卿->論外ですわ…。(笑みを浮かべて
崇卿->あらゆるモノを具現化できる脅威の能力ですが…。 コントロールできないというのであればお話になりませんから…。(そう言う口調は益々愉しそうに
シス->ゎー、そっかー。(残念そうに
シス->あれ、でも何かスー楽しそうだねー!(笑って
崇卿->んふふふふ…。 あらっ? そうかしら…?(笑みを浮かべてシスを見て
崇卿->誰か一人人間…。いえ、猫でも鳥でも良いわ…。 何か一つ具現化してみなさい…。(シスへと命令する
シス->あ、じゃあ蝶々でいいー?
シス->(スケッチブック開いて
崇卿->それはダメですわ…。(静かに
崇卿->昆虫は苦手ですわ…。 他のモノにしなさい…。
シス->あ、そうなんだー?可愛いねー。(平然と言い
シス->生物がいいのかなー?
崇卿->えぇ…。 高等な生物になさい…。
シス->じゃぁ鳥にしよっと。(言うなり、あっという間に描き上げる
シス->(緑色の羽の、小さな美しい鳥
シス->えい、(トン、とキャンバスの端を叩き
シス->(ばさっと翼を広げ飛び出す鳥の姿
崇卿->(左手をすっと鳥へ差し出す
崇卿->貴方の描いたモノを忠実にコントロールできるようになったとしたら…。
崇卿->その時は脅威の能力になりえるでしょうね…。(笑みを浮かべてシスを見る
シス->あはは、そうだねー。(笑って
崇卿->(鳥見上げて指を構える
崇卿->(宿り木に見立てて鳥を指に止めたいつもりだが… 鳥を飼った事もない崇卿様にその知識は無い
クリス->崇卿様…?
シス->(パーティホールをばさばさ飛び回る鳥
崇卿->んまぁ…。 全然こちらに来ないわ…。(笑って鳥を見上げて
崇卿->やはり貴方一人では扱い辛い能力ね…。(シスへ視線を戻し、愉しそうに笑む
シス->うんー。(笑いながら鳥を見上げて
崇卿->次は人間を具現化しなさい…。 この崇卿様でも良いわ…。(シスへと命じて
シス->それはダメだよー(崇卿に向き直って
シス->シスは出したもの消せないんだから、色んなことが大変だもの。
崇卿->んまぁ…。 惜しい事に良識はあるようね…。(命令を断られたのに笑ったまま
シス->シスはへーわ主義だからさー。こののーりょくの使い幅は気にしてるんだよー。
崇卿->では猫ならどうかしら…。 猫なら一匹二匹街へ増えても困らないでしょう…?
シス->んーと、、っわ(ばさばさっっ、
シス->(上空を飛んでいた鳥が、シスの頭らへんに舞い戻ってくる
シス->っちょ、 ゎっ、シスの頭は巣じゃないよー!(わたわた
崇卿->ふふっ…(シスへ近寄って
崇卿->こっちへ来なさい…。(左手をまた宿り木に見立てて差し出す
シス->(と、鳥が気まぐれのように、シスの頭から崇卿の左手へと移る
崇卿->良い子ね…。(左手を引き寄せ
崇卿->脅威の能力を持て余す哀れな画家さん…。(左手に鳥を乗せたままシスへ語りかける
シス->んん、(崇卿を見て
崇卿->おめでとう…。
崇卿->貴方の力は今日、完成するわ…。(そう言って笑み
崇卿->(左手に乗せた鳥の首へ口付けをする
シス->ぁ。
崇卿->『狂信の誓い』よ…。(鳥から唇を離し、呟く
崇卿->さあ! あのテーブルの風船を叩き割りなさいっ!(左手を払い鳥を空へと放つ
シス->(崇卿様の命を受け、
シス->(空に放たれた鳥は滑るように飛び、次々とテーブルの風船を嘴で割っていく
崇卿->んまぁ…。(鳥を見ながらうっとりと笑みを浮かべて
クリス->崇卿様…。
崇卿->貴方の哀れな能力に免じて特別に教えてあげるわ…。(シスへと笑み、シスへと更に近づく
シス->え、えええっ? あれー? (きょとんと
崇卿->この無属性魔人-金鳳花家崇卿様の能力は…。(シスへと密着距離まで近づきながら
崇卿->『狂信の誓い』(触れないように、シスの目の前で背伸びして、シスの耳元で囁く
崇卿->キス、した、獲物を、
崇卿->私に、狂わせる。能力…。
シス->―――……
崇卿->(言い終わり、すっと二歩離れて
シス->(しばらく、黙ったまま
シス->……えーっと、
シス->これって、他の2人には秘密なんだよねー?(笑って言い出す言葉は、その力への驚きでも賞賛でも無い
シス->じゃあさー、質問とかあっても、口で説明できないよねー。
崇卿->(どこからか鍵を取り出し、
崇卿->(背の浄永に向けて投げる
浄永->、(咄嗟にキャッチ
崇卿->暫くクリスと遊んであげなさい。 だいぶ、疲れているようだから。(振り向かずに浄永に伝える
浄永->、 …わ、解ったよ。
崇卿->その鍵はクリスの部屋の鍵よ…。 使いたくなったら使いなさい…。
浄永->…えーっと、じゃ、ロビーでも行くか?(パクった風船二つ持ってクリスの元に
浄永->っは!?(崇卿の方バッと向いて
浄永->ぇ、ゎ、、そ、それならクリスに渡せばいいじゃねーかよっ(何か妙に焦って
クリス->…。(ぺこりと崇卿様に頭を下げて
クリス->それは合鍵です…。 私は自分の分を持っていますから…。
浄永->ぁ、そ、そっか。(あれ? ソレで納得していいのか? あれ?
クリス->お先に失礼致します…。 崇卿様…。
クリス->(パーティホールの扉を開けて出て行く
クリス->行きましょう浄永様…。
浄永->そうすっか。俺らは俺らで作戦会議しようぜ。(風船持ってクリスの元に歩みながら
浄永->…あ、ろ、ロビーでやっからな?
クリス->了解致しました…。
クリスさんが退室しました
浄永さんが退室しました
崇卿->訊きたい事は何かしら…?
シス->(一連をなんとなしに見送って
シス->んーとねー、(崇卿に向き直って笑って
シス->その力って人間にも効くんだよねー?描いてって言ってたしさー。
崇卿->えぇ…。 むしろ人間が一番使いやすいですわ…。
崇卿->(愉しそうに笑み
シス->(崇卿に一歩近づき、
シス->じゃあシスで試してみてよ。(笑って自分を指差す
崇卿->…。 なっ?(シスの笑みを見て困惑し
崇卿->な…。 今、なんと…?
シス->持続時間とかあるのかなー。その状態でシスの能力って使えるのかなー。
シス->検証できる事っていっぱいあると思うよー?(笑って
崇卿->持続時間は…。在りますわ…。
崇卿->貴方の能力のように一生という事はありませんわ…。
崇卿->それに…。(困惑したまま
崇卿->この能力は完全な"洗脳"というわけではありませんわ…。
崇卿->対象を…。 必ず"狂わせて"しまう力ですわ…。
シス->あはは、シスはそれも知りたいんだよー。
崇卿->御覧なさいあの鳥を…。割れた風船にまだ攻撃を加え続けている…。
シス->あははー、シスもあんな風になっちゃうのかな?(笑ったまま
シス->(ふと、崇卿の両肩に手を置く
崇卿->なっ…! 何を…!(両肩に手を置かれて
シス->(間近で目を見合わせて
シス->キミに狂うって、どんな感覚なのかな?
崇卿->や、止めなさい…! この力は、『狂信の誓い』は必ず人を狂わせる…!(シスの目を見ながら
崇卿->貴方の、その感性や能力まで失われてしまう可能性も…!(シスの目を見つめながら
シス->「狂ってる」っていうならそもそも……(崇卿の目を見つめて、じっと見つめて
シス->今とあんまり変わらないかもしれないね。
シス->(崇卿の顎をそっと指で持ち上げる
崇卿->っな・・・。(シスの目を見つめたまま
シス->(狂い、吸い寄せられるように、
崇卿->この…。
シス->(その唇に、己の唇を寄せ―――
崇卿->無礼者…。
崇卿->(――――二つの唇を重ねる
シス->――――
シス->―――(ズル、と 肩に置かれた手が離れ
シス->(ゆっくりと唇が解放される
崇卿->…。
崇卿->っ…。
崇卿->っ…!(後ろに飛び退き
崇卿->なんて事を…。(シスを見て口をあけたまま
崇卿->(これで彼の才能が狂ってしまったら、能力が狂ってしまったら、全て台無しに…!
崇卿->(ダメ…。『狂信の誓い』は、自動的に発動しますわ…!
シス->―――……(だらりと俯いた顔を
シス->ょっ(くいっと上げ
シス->あははー、奪っちゃったー。(まるでいつも通りに笑い出す
崇卿->っな…!?
崇卿->貴方、何故…!?
シス->んー、どーなんだろーねー。どこかおかしくなってるかなー?(手をぐっぱっと開いたり
崇卿->『狂信の誓い』が効いてない…? そんなはずは…?
シス->むしろ今ならほんとになんでも描けそうな気がするなー。(楽しそうに
崇卿->そんなはずは…!? 狂信の誓いは貴方の理性と肉体を狂わせて…!
シス->んー、多分シスはさー、(崇卿が下がった分、少しずつ歩み寄り
シス->元々スーに狂ってたんじゃないかなー?(笑い
崇卿->そんな、、、そんな事で…!
シス->だからもっと狂っちゃったってあんまり変わらないんだよー。(一歩一歩、崇卿に近付き
崇卿->も、元々崇卿様に…。 ですって…。(近づいてくるシスを見上げて
シス->うんー。(笑って
シス->あはは、本当にパンツが見たいだけだって思ってた?
崇卿->だ、だって貴方はいつもソレだけを…!(両腕胸の前に身構えて
シス->うんー。まあ、見たかったのはほんとだよー。(更に一歩一歩近付き
シス->あはは、でもそれだけでこんなにいつも探し回るわけないって思わないー?
崇卿->仕事や、蝶を追って来たと…!(シスを見上げ
崇卿->やはりあれも嘘だったのですか…?
シス->あれ、蝶って何の事だと思ってたの?(首傾げて笑って
崇卿->あ、貴方…!
シス->ずっとねー、みどり色の翅の、キレーな蝶々を探してたんだよ。
崇卿->っ、貴方…。 最初から…!?
シス->方向音痴なのはホントだよー?だから大変だったよー。
崇卿->貴方、最初から、崇卿様の事…!
シス->そうだよ。
シス->(何時の間にか、崇卿の背が壁際に追い詰められている
崇卿->はっ…!(壁に背をぶつけて気付く
シス->ボクね、キレーなものが好きなんだ。
崇卿->ま、不味いですわ…、、
崇卿->(『狂信の誓い』は全てのリミッターを外して身体的能力や魔術魔人能力を飛躍的に高める…強制的にバーサーカーを作り出すような能力…!
崇卿->こんな所で…。
崇卿->(彼がもし、もし、もし…そのような感情を抱いていたのであれば…
崇卿->(抑圧された感情を我慢し続ける事なんて…私に"狂っている"今なら出来うるはずも…!
崇卿->あ、貴方…。
崇卿->(確かめるしか…
シス->キミはとてもキレーだもん。初めて見た時から、ずっと、(崇卿の小柄な体躯を見下ろし
崇卿->っ…。(生唾を飲み込み
シス->ずっとキミが欲しかった。(両肩に手を乗せる
シス->(先程とは明らかに違う―――確かに篭もった力
崇卿->貴方…!(両目でシスを見上げて
シス->キャンバスに描いてるだけじゃ、我慢できなかったんだよ。
崇卿->…っ!
シス->どれだけキミのスケッチをしてると思う? あ、でも見た事ないかなー。見せないようにしてたから。(笑って
崇卿->勝手に描いてたなんて…。 知らなかったですわ…。
シス->ボクだってボクなりに抑えてたんだよ。 キミを見ていることも、キミに関わることも、キミを描くことも、
シス->でも、想うことは抑えられないよ。
崇卿->っ、、(横向いて視線そらす
シス->多分キミは、ボクの事をタチの悪いストーカーみたいなものだと思ってただろうけど、
シス->あはは、そんなものじゃ済まないよ?
崇卿->勝手で…。 我儘な人、ですわ…。(視線そらしたまま
シス->キミの力が「狂信」だって知った時、びっくりしたよ。
シス->っていうか、納得しちゃった。(笑って
シス->ああ、ボクは一目見ただけで、キミに狂信しちゃったんだ、って。
崇卿->っ、、、、(視線そらしたまま
崇卿->…。(頬を紅く染め
崇卿->…。(両手を揃えて手前に置き
崇卿->当然ですわ…。 崇卿様は美しいですから…。(視線をそらしたまま冷静に努めて
シス->うん、知ってるよ。
シス->いくら描いても描き足りないくらい。いつまでも瞼に焼き付いて離れないくらい。いつだって頭の隅からいなくならないくらい。
シス->キミはキレーだよ。誰より知ってるよ。ずっとキミの事ばっか考えてるんだからね。
崇卿->っ・・・!
崇卿->この…。    無礼者…。    (視線そらしたまま呟くように
シス->…うんー。そうかもね。
シス->だから、キミが欲しいんだ。
崇卿->…。。。。
シス->……キミの美のぜんぶが見たいんだ。
崇卿->…。…。…。…。
崇卿->…。(手前にそろえた両の手でドレスの裾をぎゅっと握り
崇卿->仕方ない、ですわね…。(そう言って
崇卿->(ドレスのスカートをたくし上げる
崇卿->貴方が…。(視線は横にそらしたまま、頬を染めて
シス->―――っ(裾が持ち上げられ、露わになる
崇卿->ずっと欲しがっていた絵、ですわ…。
崇卿->(露わになる。 エメラルドグリーンのパンツ、それを穿く美脚。
シス->……、…、…っ(恋い焦がれた女性が自ら晒した、己がずっと望んできたその絵を、目の前にして
シス->っ ――(崇卿の身体を壁に押し付け、太腿に手を這わす
崇卿->ぁ…っ!
シス->(狂った脳で、狂った身体で、それでも彼は、どれだけ己を制していたのか
シス->――、(手は急かされるように彼女の肢体を弄りながら、間近で両目を見つめて
崇卿->んっ…、(吸い寄せられるように視線が合い
シス->あはは、(笑って
崇卿->この無礼者…。(頬を染めて両目を見て
シス->――うん。(じっと崇卿の、美しい紅い瞳に見入り
シス->―――だけど、
シス->もっと、狂っちゃう、かも。(吸い寄せられるように唇を寄せ
崇卿->んっ、(応えるように
崇卿->狂いなさい…。
崇卿->(壁から頭を離して
崇卿->――――(再び、唇を重ねる
シス->――――(応え、貪るように味わいながら
シス->(―――ボクはこれから何度も、何度でも、いつまでだって、
シス->(―――この女性<ヒト>に狂っていくんだ。
崇卿さんが退室しました
シスさんが退室しました

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最終更新:2012年11月01日 18:34