ノルマさんが入室しました
ノルマ->(某大会から一週間後。
ノルマ->(キアシス、雲ヶ丘魔法学院付属の大図書館内
ノルマ->………。(何冊もの古びた分厚い本を机に広げ、黙々と勉学に励んでいる
ノルマ->………。(パラ、)………。
ノルマ->………(パラ、(一度めくったページをめくり直し、前に戻る
ノルマ->…………、
ノルマ->………(小さく頭を抱える
ノルマ->(駄目です……、全く…頭に入って来ません。
ノルマ->(もう、あんな失敗をする訳には行かないのに………
流奈さんが入室しました
流奈->(こっそーりノルマの前の席に座る
ノルマ->………(流奈の到来に気付かず、本に目を落としたまま
ノルマ->………
ノルマ->………(ふぅ、と小さく溜息
流奈->お悩み中ってとこねー…(ノルマに話しかける
ノルマ->っっ!(ビクゥッ
ノルマ->こ、これは。東城先輩ではありませんか。何時の間にいらしたのでしょうか。優秀な私が気付かぬとは不覚です。(図書館内なので小声で。
流奈->いーのいーの。今来たとこだから。(両肘ついて顎乗せてニコっと返す
ノルマ->…そう、ですか。私に何か用事でしょうか。
流奈->ううん、そういうつもりじゃなかったけどー…(ノルマの広げた本を見て
流奈->随分と勉強熱心じゃない? それだいぶ古い魔術書よね?
ノルマ->はい。より優秀な術式を、忘れぬよう完璧に記憶したいと思いまして。
ノルマ->簡略化された文脈の無い、最も古い魔導書を借りて暗記をしていました。
流奈->うーんっ感心しちゃうぐらい勉強熱心ねえ。
ノルマ->はい。優秀な私ですが、その為に慢心する事はありません。
流奈->うん、そうそう。
流奈->慢心は敵だからねー。優秀なノルマちゃんらしいわよ。全く。
流奈->んーそれで、
流奈->何かお悩み中よね?
ノルマ->、………な、何故そう思うのでしょう。
流奈->見てればわかるわよ。(ニコっと返して
ノルマ->そ、そうですか。不思議な技をお持ちですね。東城先輩は。
ノルマ->………。
ノルマ->…いえ、大したことではありません。優秀な私ですが、己の未熟さを痛感しただけのこと。
流奈->あー、それで猛勉強してるんだ?
ノルマ->はい。実践に耐え得る力をもっと身につけなくてはなりません。
流奈->そうなんだ…うん…
流奈->なんだか…もう、ノルマちゃんらしいなぁ…
ノルマ->はい。もう足を引っ張る訳には行きませんから。
ノルマ->、(言った後で無表情で固まる
流奈->はーもう。(固まったノルマちゃんを見て
流奈->もう可愛いなぁ、(席を立ってノルマの頭ぎゅっと抱き
ノルマ->: っ、 、、、(ぎゅっされて
流奈->「たぶん彼はそんなに気にしてないわよ。」
流奈->「あの状況じゃあ仕方ないもんね。」
流奈->「ほら、彼はそんな貴女も許してくれるわ。」
流奈->でも、だからこそ、よね?(ぎゅっとノルマを抱いて
流奈->彼に優秀で素晴らしい女だって認めてもらいたいもんね。
流奈->「気にしてほしい」もんね? 「どんな状況だって」「許してほしくない」もんね?
ノルマ->っ、 、、……せ、先輩、……
流奈->超優秀な貴女を、彼に認めてもらわなきゃなんないんだもんねー。
流奈->(ノルマの頭なでなでしながら呟く
ノルマ->…………、、
ノルマ->はい…、そうです。失敗をいつまでも悔いているようでは駄目なのです。より優秀になる為には…
流奈->うん。 前を向いてかなくちゃね。(頭なでなでし
流奈->(っもー…強い子じゃないの… はーあ、危うく私まで月並みの慰めするとこだったわ。
ノルマ->……はい。
流奈->(こっちのが厳しい道だってのはわかってるけど、そんな事しなくても許してもらえてるのはわかってるけど、
流奈->……(ノルマの頭解放して
流奈->頑張りましょっ!(親指立てて笑顔
ノルマ->…… はい。(流奈の笑顔を見上げて、小さく微笑む
流奈->っふぃー、んじゃ。
流奈->これ以上後輩の邪魔をするのも忍びないし。 私は退散と致しますかー。
ノルマ->?邪魔と言う事はありませんが。むしろ先輩と話をして、思考が整頓された気がします。
流奈->っもー、ノルマちゃんったら人が良いんだから。
流奈->んじゃ、お勉強。頑張ってね~(手を振りながら
流奈->(その場を後にする
ノルマ->はい。(ぺこりと流奈に一礼
流奈さんが退室しました
ノルマ->………。(書物に視線を戻す
ノルマ->………(が、急に詰め込もうとしても、なかなかうまくは行かぬ様子
ノルマ->………、
ノルマ->………(この程度の暗記、こなせなければとても優秀とはいえません……、
セドさんが入室しました
ノルマ->(黙々と膨大な魔導書の中身をノートに書き写している
セド->…(複数の本を重ねて持って大図書館を歩く
ノルマ->………(カリカリカリカリ
セド->…(きょろきょろと空き席を探して歩き
セド->…(ノルマの向かいの席へと歩み寄り
セド->前、借りるっすよ…(向かいの席に本を置き、一言
ノルマ->っ、 !(声にバッと顔を上げる
ノルマ->……、……セイロン、さん……(眉を下げて向かいを見上げる
セド->ノルマさんっすね…(前に座って
セド->邪魔して悪いっすね…前の席借りるっすよ…
セド->(そう言って積み上げた本の背表紙を確認していく
ノルマ->……いえ、っ、邪魔などという事は………(言いながら視線をノートに
ノルマ->………、、
セド->…
セド->…(手持ちのノートに背表紙のタイトルをメモしていく
ノルマ->………(カリ、 カリ、 (シャーペンの勢いが明らかに遅くなる
セド->…(本を並べ替えて背表紙一ページ目の版数をメモしていく
ノルマ->………(パラ、とページを捲る
セド->…
セド->…(黙々と多数の本をメモしていく
ノルマ->………(カリ、 カリ、
ノルマ->……………。
ノルマ->……… ぁ、 の。(蚊の鳴くような声で
セド->…
セド->呼んだっすか…
ノルマ->……私、
ノルマ->……頑張りますから…。(ぽつぽつと、小さな声で呟く
ノルマ->……次は失敗、しないように。……次はもっと、優秀な働きができるように。
ノルマ->……もっと、頑張りますから……。
セド->…
セド->気にしないでいいっすよ…
ノルマ->……いいえ。
ノルマ->…気にします。このままでは、私が私を認められませんから…。
セド->…
セド->いいっすよ。気にしないで…
セド->無茶な状況だったすから…
ノルマ->……いいえ。(繰り返す
ノルマ->…気に、します。
ノルマ->……私は、優秀ですから。
セド->…
セド->そうっすね…
セド->次また…
セド->いや、多分無いっすけど…
セド->次また何か組む時も…
セド->お願いするっすよ…
ノルマ->………っ(俯いたままでも、気持ちの高揚が明らかに伝わる
ノルマ->……… はい。
ノルマ->……次の機会には、迷惑を掛ける事はしません。
セド->…
セド->気にし…(言いかけて止め
セド->…
セド->それでは…機会があったらお願いするっすよ…
ノルマ->……きちんと、役に立ってご覧に入れます。 ……、セイロンさん、の。
セド->…
セド->…(返事は返せず立ち上がり
セド->…(本を重ねて束ねる
セド->邪魔したっすね…
ノルマ->…、いえ。(少しだけ顔を上げて
セド->…(本を持ち
セド->自分は帰るっすね…
ノルマ->………、(セドを見上げるが、上手く言葉が出てこない
ノルマ->……、は、 はい。
セド->では…
セド->(その席へ背を向けて
セド->(図書館の外へと歩き去っていく
セドさんが退室しました
ノルマ->……、(背を見つめるのみ
ノルマ->………
ノルマ->………(ノートに視線を移し
ノルマ->………(カリ、(書き写しを再開する
ノルマさんが退室しました
最終更新:2013年01月07日 18:56