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八色貴族対抗戦 とても平和な舞台裏 [鳳凰 アマネ フレデ ユフィ ソフィア フィユ アヤメ]

アマネさんが入室しました
アマネ->(闘技場観客席の後ろの方の高い席だぜいー!
アマネ->(こんなクソ暑い日照り日でも昇天ペガサスMIX盛りだぜいー!
アマネ->(お花も八輪指してるぜいー!
アマネ->あ!
アマネ->アマネェの頭こそ八貴族合同交流戦じゃね!?
アマネ->アマネェへいわのしょーちょーじゃね!?
アマネ->すごいひらめき! アマネェ平和賞もらえる気がする!
アマネ->ねーねーほーくんもそーおもわないー!?
アマネ->(そんなわけで歩いて席までやってくる
鳳凰さんが入室しました
鳳凰->っはあ?何言ってんだてめえ(胡散気にアマネを見て
鳳凰->このクソ暑いのによくそんな髪型してられんな(などと言うはアマネェばりにボリュームのある長髪男
アマネ->ふっふっふ~~~!
アマネ->そういうと思って~!
アマネ->じゃーん!
アマネ->アイス買ってきたぜー!(両手に持つコーンと三段重ねアイス
鳳凰->はぁ?
鳳凰->てめえそんなもんどこで手に入れたんだ?
アマネ->さっき買ってきたぜー!
アマネ->ほーくんの分もあるよー!
鳳凰->さっきじゃわかんねえよ
アマネ->早く食べないと溶けちゃうぜー?(左手に持つ分を舐め始める
鳳凰->あーもーわーった!寄越せ!(アマネェの右手から三段アイスぶんどる
アマネ->いえーい! 食おうぜー!
鳳凰->あー食う食う。しゃあねえから貰ってやる!(言ってアイスに齧り付く
アマネ->(ほーくんの隣座ってアイス舐めて
アマネ->あ、あとちょっとで大会終わり?(整備中の戦地見て
鳳凰->ぁあ、後三試合だな。
鳳凰->ルーザー側が勝ちゃあもう1試合増えるかもしれねえが。
アマネ->へー! あ。アマネェわかった!
アマネ->ウィンナー側のが有利なんでしょ!(どやあ
鳳凰->ウィンナーじゃねえ!! 炭焼きにすっぞ!?
鳳凰->ウィナーだウィナー!基本的に勝った方が有利だ!当然だろうが!
アマネ->やりぃ! 当たったぜー!
鳳凰->っはあ。(あっちゅー間にアイス完食
アマネ->ほーくんはえええー!(まだぺろぺろ舐めてる
アマネ->アマネェの分も食べる?
アマネ->(ずいっとほーくんにつきだして にっと笑む
鳳凰->っ、、!?(あからさまに動揺して
鳳凰->な、な、何言ってやがる!!?
鳳凰->て、てめえが口付けたのなんざいらねえよ! ば、バカじゃねえのかアホ!!
アマネ->っんえ??
アマネ->そっかー。
アマネ->じゃあアマネェたべよーっ
アマネ->(ぺろぺろとアイス舐める
鳳凰->、、、ぁ、ぁあ……(アイスとアマネェから目線逸らして
鳳凰->…、、
鳳凰->そういやてめえ、ツァラド生まれだったよな。
鳳凰->暑いのとか平気なのかよ?
アマネ->へ?
アマネ->っちょーーーーーあっちぃよ?(ほーくんに笑って
鳳凰->あ?(アマネェ見て
鳳凰->じゃあなんでこんな炎天下に居やがる?
鳳凰->アイスか?アイス楽しむ為か?
アマネ->え、、、、、えー!?
アマネ->だ、だってほーくんも外に居るじゃん!
鳳凰->は?
鳳凰->な、なんだそりゃ、 、(は、と
鳳凰->
鳳凰->(ずいっとアマネェの額に手当てる
アマネ->っへ!?
アマネ->(驚いてほーくん見て
鳳凰->―あ
鳳凰->っついじゃねえか!! アホかてめえは!!(思わず怒鳴り付け
鳳凰->熱中症とかなったら本物のアホだろ!? っくっそ、おい!
アマネ->ぇ、ええええ!?
鳳凰->(ガタッと椅子から立ち上がって
鳳凰->(アマネェの片手乱暴に引いて立ち上がらせる
アマネ->あ! ええええー!?(ぴょんっと立ち上がらされ
鳳凰->どっか部屋入っぞ! クッソ、早く言えよこのバカ!
鳳凰->(言ってアマネの手引いて勝手にずかずか歩き出す
アマネ->で、、でももうすぐ試合が~~!!(引っ張られてく
鳳凰->モニターで見りゃいいだろうが!!(ずかずか
鳳凰さんが退室しました
アマネさんが退室しました



フレデさんが入室しました
フレデ->(ヴェルデュール家 闘技場内廊下
フレデ->・・・・・。(静かに廊下を歩いている
フレデ->・・・・・。
フレデ->・・・・・。
フレデ->・・・・・。(歩いている
ユフィさんが入室しました
ユフィ->っ、、、、(廊下の反対側から走ってくる
フレデ->、(気付き、立ち止まる
ユフィ->っっ(スピードを落とさずフレデに駆け寄る
フレデ->、ユフィーア姉さ ―――
ユフィ->っ!!(そのまま勢い任せにフレデに抱き着く
フレデ->、――(抱き締められ
ユフィ->… …、、(軽く屈ませるように頭を下げさせ、帽子を外し、
ユフィ->フレデ…!(頭を抱き抱えながらぐしゃぐしゃ撫でる
フレデ->、、、、、
フレデ->(ユフィーアの肩口に頭を押し付ける格好
フレデ->ユフィーア姉様……、
フレデ->・・・・・、
フレデ->…申し訳ありません。(ユフィの腕の中で
ユフィ->もう……っ
ユフィ->またそんな事言うんだから……(ぎゅっとフレデの頭を抱き締めて
フレデ->・・・・・、
フレデ->…泣いておられるのですか?
ユフィ->フレデの所為じゃ無いわ…、(頭撫でながら
フレデ->・・・・・、、
フレデ->・・・・・そうでしょうか。
ユフィ->えぇ……、あなたは、本当に良く頑張ってたもの……
フレデ->・・・・・、
フレデ->ですが、・・・・・・
ユフィ->っ(ぎゅっと強くフレデの頭を抱き締めて
ユフィ->…いいのよ。
フレデ->・・・・・。
ユフィ->・・・・・、
フレデ->・・・・・、
フレデ->より訓練を重ねれば、
フレデ->あの様な失態も、犯さずに済むのでしょうか。
ユフィ->…………、
ユフィ->…いいのよ、
ユフィ->無理に変わろうとしなくたって……
ユフィ->あなたは充分、素敵な子なんだから……
フレデ->・・・・・、いえ、
フレデ->・・・・・・。
フレデ->・・・・・いつも、
フレデ->迷惑ばかり、お掛けしてしまいますから。
ユフィ->…ううん、そんな事無い…。
ユフィ->…私だけじゃないわ。あなたの優しさに皆助けられてる。
ソフィアさんが入室しました
ソフィア->はい。その通りです。
ソフィア->(フレデの背から聞こえる声
ユフィ->―――
ユフィ->っ!?(バッとフレデを解放して身を引いて
ソフィア->皆、あなたの優しさに助けられてますよ。 フュンフレデさん。
フレデ->
フレデ->・・・・・。(頭を起こし
フレデ->ソフィア様、ですか?(背に振り向く
ソフィア->私も、そこの甘えん坊も。(にっこりとフレデに微笑む
ソフィア->うふふ。あら。私の名前、まだ覚えていてくれたんですね。
ソフィア->意外です。 てっきり私なんかもう貴方の記憶の隅にも残ってないものかと想いましたのに。
フレデ->はい。そうですね。記憶は得意ですので。(無表情のまま、淡々と答える
ユフィ->、、、、…………(脅えきった表情でソフィアを見つめる
ソフィア->そうなんですね。良かったです。(両手の指合わせてにっこりとフュンフレデに笑む
ソフィア->それで。
ソフィア->今、何をしてらしたんですか?(ニッコリとフュンフレデに笑み
フレデ->ユフィーア姉様と話をしていました。
ソフィア->うふふ。
ソフィア->ふーん。あれ、お「話」だったんですね。えへへ。
フレデ->はい・
ソフィア->貴方、まだ。
ソフィア->フュンフレデさんと、お話スルこと、あります?(ユフィを見つめて
ユフィ->、、、、っ!!(ビクッと
ユフィ->………、、、(ソフィアを見つめて
ソフィア->お話、あります?
ソフィア->か?
ソフィア->(ユフィ見て
ユフィ->………、
ユフィ->フレデ、、、、
ユフィ->行きましょう、、、っ(フレデの袖を引っ張って
フレデ->、ユフィーア姉様?
ユフィ->(フレデを連れて廊下を引き返していく
ソフィア->あれあれあれあれ?
ソフィア->ねえ
ソフィア->何処に
ソフィア->何処に行くんですか?
フレデ->、(されるがままに腕を引かれ
ユフィ->あなたには関係ありません……っ!
ユフィ->(フレデを引っ張って急ぎ歩きながら
ソフィア->関係ない・・・ですって・・・?
ソフィア->姉だからって抱っこまでさせて!
ソフィア->卑怯者との死闘を終えたばかりのフュンフレデさんの事なんてぜんぜん考えないで!
ソフィア->自分の事ばっかり! だから貴方は甘えん坊なのよ!
ソフィア->(フュンフレデの前、だが。
ソフィア->(抑えきれずにユフィに言葉を浴びせる
ソフィア->(これも、彼女なりにフュンフレデさんの事を想って、の事
ユフィ->、、、、っあなたと…!(歩きながら振り返って
ユフィ->あなたと居たら余計フレデが疲れてしまうわ…っ!
ソフィア->嘘ばっかり!
ソフィア->貴方が甘えたいだけのくせに!
フレデ->、 、、、、(2人の女性の金切り声に挟まれて
フレデ->、、、、、 ? (引っ張られていない片手でこめかみを押さえる
ユフィ->…あなたはフレデの事、何も解ってないでしょう…!?
ユフィ->勝手に思い込んで、勝手なことばっかり言わないで…!
ソフィア->私が、
ソフィア->私がフュンフレデさんの事を…貴方よりも、
ソフィア->甘えてばかりの貴方よりも分かってないわけないじゃない!
ソフィア->貴方はわかってるつもりになってるだけよ!
ソフィア->フュンフレデさんが「こうだったらいいな」って、
ソフィア->そう思い込んで! それを強要させてるだけ!
ソフィア->なんでそれがわからないのっ! 
ソフィア->そんな貴方なんかに意見されたくないっ!
ソフィア->フュンフレデさんにコレ以上迷惑かけないでよっ!
ユフィ->…それこそがっ!(思わず振り返って
ユフィ->あなたの都合の良い思い込みよ!
ユフィ->自分がフレデの事を解ってるって…、私は迷惑を掛けるだけの存在だって、、
ユフィ->あなたがそう思いたいだけじゃない…!!
フレデ->、、、、、っ、
フレデ->姉、さま? ・・・・・ソフィア様?
ソフィア->あははっ! 私と同じ事しか言えないのね!
ソフィア->本当っ、甘やかされて生きてきた子はこれだから!
ユフィ->…でも否定できないんでしょう…
ソフィア->なんでよ?
ユフィ->あなたは自分の頭の中でしか物事を考えてない…
ソフィア->あなたがでしょ!
ソフィア->私は貴方と違う!
ユフィ->……(ソフィアを見て
ユフィ->私と同じ事しか言えないのね。
ソフィア->フュンフレデさんに優しさを強要したりしない!
ソフィア->彼のありのままの優しさだけを私は受け入れるの!
フレデ->、、、、、
フレデ->・・・・・っ(ぐっとこめかみに拳を当てる
ソフィア->ねえ。
ソフィア->そうよね?
ソフィア->フュンフレデさん?
フレデ->っ、ソフィア様?
フレデ->・・・・・、
フレデ->そう、とは?
ソフィア->私に、優しく、してくれますよね?(にっこり微笑み
フレデ->・・・・・。
フレデ->優しく、ですか?
ユフィ->…それは、
ユフィ->強要してるのと何が違うの…?
ソフィア->うふふ。違うわよ。
ソフィア->それもわからないの?
ユフィ->…わかるわけが無いわ…
ユフィ->あなたの決めた勝手な定義。勝手な優しさ。
ユフィ->そんなもの、誰にも理解されるわけがない…
ソフィア->うふふ。
ソフィア->フュンフレデさんの、
ソフィア->言葉が、私に向くのが怖いんですか?(憐れむようにユフィを見て
フレデ->・・・・・
ユフィ->…………、、そうね。
ユフィ->……そうかもしれないわ。
ユフィ->フレデはとても優しい子だもの……。
ソフィア->えぇ。
ユフィ->……フレデの言葉で、あなたが増長してしまうのは、
ユフィ->……怖いわ。
ソフィア->うふふ。怖がり。
ソフィア->ずっと貴方だけが甘やかされていたいのね。
ユフィ->…怖がって何が悪いの?
ユフィ->あなたなんかにっ、
ユフィ->フレデを脅かされたくないっ!
ソフィア->脅かすだなんて。うふふ。
ソフィア->貴方じゃあるまいし。
ユフィ->……っ
ソフィア->そんな事、しないわよ?(フュンフレデに微笑み
ユフィ->……もう、、嫌、(両手で顔覆って
ユフィ->この子、
ユフィ->話にならない…………
フレデ->、、、、、
ソフィア->(ニコニコとフュンフレデさんに微笑む
フレデ->・・・・・、
フレデ->(こめかみに手を当てて
フレデ->・・・・・申し訳ありません、
フレデ->お二人のお話が、
フレデ->良く、理解できないようです。
ユフィ->…うん。そうね。
ユフィ->ごめんね、フレデ。
ユフィ->…今の話、全部忘れていいの。
ユフィ->何も、意味の無い事だから……。
フレデ->・・・・・。
フレデ->そう、なのですか?
ソフィア->えぇ。(フュンフレデさんに微笑み
ソフィア->フュンフレデさんには関係ないお話ですから。
フレデ->そう、ですか。
フレデ->了解致しました。
フレデ->・・・・・。
ユフィ->、、、、
ユフィ->(ぼろっと両目から涙を零す
フレデ->、ユフィーア姉様?
ソフィア->うふふふふ。
ソフィア->あら。
ソフィア->どうしたのよ。
ユフィ->、、、、(両手で顔覆って
フレデ->・・・・・姉様。どうされたのですか?
フレデ->・・・・・。
フレデ->私が原因でしょうか。
ユフィ->っ、(顔上げて
ユフィ->ううん、違うの…
ユフィ->………、(ここで、
ユフィ->(ひとつの悪い知恵が働く
ユフィ->……っ(フレデの背に隠れるようにして
ユフィ->……その子が、(恐る恐るソフィアを指差して
ユフィ->怖くて…………
ソフィア->あら。私が?(ユフィに微笑み
フレデ->、(ユフィーアを庇うようにしてソフィアの方を見る
ソフィア->私、何もしてないですよ?(フュンフレデに微笑み
ユフィ->その子、私に襲い掛かってきたもの……、
フレデ->以前の襲撃の件、でしょうか。
ユフィ->うん……、
ソフィア->大昔の話じゃないの。
ユフィ->その子、私を恨んでる…。きっとまた私を攻撃しにくるわ……
フレデ->攻撃、ですか。
ソフィア->貴方だって
フレデ->ソフィア様には、
ソフィア->さっき私に
フレデ->ユフィーア姉様に危害を加えぬよう、
ソフィア->非道いことしたくせに。(ユフィーアに微笑み
フレデ->お願いを致したのですが。
ユフィ->…そんなの聞いてくれないわ…(悲しそうに首を振って
ソフィア->何…?
ユフィ->ねぇ、フレデ…、
ユフィ->その子は危険なの。近付いちゃ駄目……
ユフィ->私もフレデも、どんな目に遭うか解らないわ…っ
ソフィア->何勝手な事吹き込んでるのよ貴方!
ユフィ->……ひっ!(過剰に脅えた様子を見て
ソフィア->私のフュンフレデさんを貴方のワガママで惑わさないで!
ユフィ->ほら、、、
ユフィ->あ、、、、
ユフィ->あんなに怒ってる、、、、!
ユフィ->い、
ユフィ->嫌ぁぁああっ!!(フレデの背を離れ、一目散に走り出す
フレデ->、(背に振り返り
ユフィさんが退室しました
フレデ->ユフィーア姉様…!?
ソフィア->っ!(にっこりと微笑み
フレデ->(追って駆け出して行く
フレデ->(――優しい優しいフュンフレデさんは、
ソフィア->フュン、フレデさんっ!(フレデの背に飛びつく
フレデ->(――オーバーな程の姉の脅えた演技を、
フレデ->(自分でも察知できるのだから、ただごとではないのだと――認識し、
フレデ->、っ(飛びつくソフィアに
フレデ->(――これはただならぬ危機的状況なのだと思い込み、
フレデ->(バッとソフィアを振り払う
ソフィア->―っ、ぇ・・・!
ソフィア->(振り払われ
フレデ->(――ユフィーア姉様を追い、一目散に駆け出して行くのでした。
ソフィア->(フレデを見つめて
フレデさんが退室しました
ソフィア->(床に転び倒れる
ソフィア->
ソフィア->・・・
ソフィア->、、、、、
ソフィア->あの子・・・・!
ソフィア->私のフュンフレデさんになんて事っ!
ソフィア->(立ち上がり走り
ソフィア->―っ痛、
ソフィア->(走りだそうとして、その場にうずくまる
ソフィア->、、、、、
ソフィア->・・・・
ソフィア->ふふふ、
ソフィア->許さない…………
ソフィア->(廊下で独り
ソフィア->(涙を瞳に溜める
ソフィアさんが退室しました


アヤメさんが入室しました
アヤメ->(ヴェルデュール家内 救護室
アヤメ->失礼しまーす…(ドアを横に引いて
アヤメ->(室内に歩いて入っていくは 金と紅、二色の髪をした少女。
アヤメ->(救護室に待機している医師と少し話をして
アヤメ->(救護室奥、個室へと案内される
アヤメ->ん。ありがとう。(去っていく医師にお礼を言い
アヤメ->…(扉を見つめる
アヤメ->…(試合終了後に樹理さんと来た時は、
アヤメ->…(まだ意識が戻って無かったんだよなぁ…。
アヤメ->
アヤメ->…(扉の前に突っ立って
アヤメ->…(や、何迷ってるんだ。私らしくない。
アヤメ->…(うん。此処まで来といて帰るのもおかしいし。
アヤメ->…(ちょっと様子見に来ただけだし。
アヤメ->
アヤメ->(コンコン、とドアを控えめにノックする
アヤメ->(―「はい。」
アヤメ->、(ドア越しにくぐもった、耳慣れた声が聞こえて
アヤメ->
アヤメ->…入るよ?(小声で呟くように
アヤメ->(―「どうぞ。」(その返事―かどうかは解らないが、声が聞こえる
アヤメ->…うん。(呟いて
アヤメ->(そっとドアノブを捻り、部屋の中へと
フィユさんが入室しました
フィユ->(少し奥行きの広い室内。白い壁、ベッドが備え付けられたシンプルな病室内
フィユ->(一応着替えさせられたのか患者衣姿。ベッドの上で上体を起こし、ドアの方を見ている
フィユ->、―あれ。
フィユ->アヤメさん?(きょとんと驚いた様子で
アヤメ->うん。(後ろ手にドアを閉め
アヤメ->意識戻ったって聞いたからさ。
フィユ->ぁ、はい、(状況が呑み込みきれず
フィユ->、 えっと(辺りをきょろきょろ見て
フィユ->(ベッドの上を動いて、備付の来客用の椅子を移動させる
アヤメ->、いいって。自分でやるよ。(ベッドの方に小走りで寄って
アヤメ->もう。病み上がりなんだからさぁ(フィユから移動中の椅子を奪って、ベッドの傍に置く
フィユ->、すみません。
アヤメ->ゃ、謝る事でも無いんだけど…
フィユ->、でも、病み上がりって程でも無いですよ、もう大丈夫です。(アヤメに笑って
フィユ->その、……健康なんで!
アヤメ->、(フィユを見て
アヤメ->……。
フィユ->…、(笑顔の眉が徐々に下がり、
フィユ->(苦笑になり、だんだんと自嘲するような笑みに
アヤメ->…。
アヤメ->(椅子に腰掛けて
フィユ->……ま、
フィユ->…まぁ、負けちゃったんですけどね…(沈黙を避ける為か、苦笑したまま呟く
アヤメ->…で、
アヤメ->真面目な君はそれなりにヘコんじゃってる訳だ。
フィユ->
フィユ->…そ、
フィユ->…そう、 ですね…。
フィユ->あそこで俺が耐え切れてれば…チームは勝てて、次に進めてた訳ですから…
フィユ->(試合の結果は伝え聞いたらしい。自分が敗北した事で延長戦となり、次戦進出を逃した事も。
アヤメ->……。
アヤメ->…ああいう理由で元帥やってたとは思わなかったよ。
フィユ->、…はは。(苦笑して
フィユ->、ぁ。(ふと
フィユ->…もしかして、アヤメさん、
フィユ->俺がものすごい実力の持ち主で、だから元帥張ってたって思ってたんでしょうか…?
アヤメ->
フィユ->(―だとしたら納得がいく。前試合中、棄権を伝えに行った時の彼女の様子に。
アヤメ->…ん、んー、まぁ、
アヤメ->普通そんなに捨て元帥がいるとは思わなくない?(何か目ー逸らして
フィユ->ま、まぁ、…そうですね。(苦笑して
アヤメ->…まぁ、君、犯罪者も殴れないような顔してるし、
アヤメ->何かあるのかなー…とは思ったけどさ。
フィユ->あっ、そうですね。殴った事無いです!(思わず答える
アヤメ->ぇっ。
フィユ->ぇ?
アヤメ->…それはそれで警察として大丈夫なの?
フィユ->…、だ、駄目、なんでしょうかね…。
フィユ->…その、
フィユ->あんまり痛い思いさせるのとか…嫌じゃないですか。
アヤメ->、……
フィユ->まぁ、だから、そういうのは出来るだけ避けたいなって思ってるんですよね…(心なしか掠り傷の増えた頬を掻きながら苦笑する
アヤメ->……でも、
アヤメ->…抵抗しない限り、君が痛い思いするんじゃないの?
アヤメ->…今みたいにさ。
フィユ->そう、かも、しれないですけど、
フィユ->…俺がするのは、痛い「思い」だけですから。
アヤメ->
フィユ->痕はまぁ、ちょっと残るんですけど…、「傷」は残りませんから。(アヤメに笑う。先程浮かべていたような自嘲するような笑みではなく
フィユ->…だったら、自分が傷付いた方がいいかなって思ってます。
アヤメ->、……(フィユの笑みを見て
アヤメ->な、
アヤメ->なにさ、それ。(回転椅子を回してフィユから顔を背けるようにして
フィユ->、…アヤメさん?
アヤメ->…、、(その主張を、何かすっと受け入れられない。もやつく感じが胸にある。
フィユ->…、、(急に態度を変えた様子にまごつき
フィユ->…ぁ、ぃゃ、その、
フィユ->…解決能力無い癖に、とか、思われても仕方無いとは思ってますよ。
フィユ->…実際、さっきなんか負けちゃってますしね
アヤメ->、そうじゃないってば!
フィユ->、…!
アヤメ->…、(声を荒げてしまってばつ悪そうに
フィユ->……
フィユ->じゃあ、何が……?
アヤメ->…、
アヤメ->…君はさ、君自身は本当にそれで良いわけ?
フィユ->…ぇ?
アヤメ->…(そんな体質だからって元帥張って、他の手練達と真正面から向き合って、あんな滅茶苦茶な攻撃受けて、気まで失って、
アヤメ->…(痛みだけだから?傷が残らないから?他の誰かが傷付くよりいいから?
アヤメ->っ、(言葉を飲み込んで
アヤメ->…ありえないお人好し。(フィユから視線逸らし、呟くように
フィユ->…、……
フィユ->(お人好し、という言葉を聞いておきながら
フィユ->……すみません。
アヤメ->…、なんで謝るのさ。
フィユ->……いえ、何か、
フィユ->解らないんですけど、
フィユ->……アヤメさん、今、良い気分じゃ無いですよね?
アヤメ->……、
フィユ->…何かまた、俺、わかんない内にやっちゃったんだろうなぁって。
フィユ->…そういう事、多いですから。
アヤメ->…、(フィユ見て
アヤメ->…そうじゃないって、君の所為とかそんなんじゃ…、(言葉が選びきれず髪を手でぐしゃっと
アヤメ->…(もう、、全然らしくない…
フィユ->…アヤメさん?
アヤメ->…(ていうかそもそも、こんな事言いに来た訳じゃ無かったんだよ。私はもっと別の――
アヤメ->っ(椅子から立ち上がって
フィユ->、(きょとんとアヤメを見て
アヤメ->別に、(俯いて
アヤメ->君が戦えないって知ったからって、
アヤメ->蔑んだりしないし、情けないとも、思わないよ。
アヤメ->むしろ、
アヤメ->、(フィユに背を向けて
フィユ->…………、、
アヤメ->…か
アヤメ->っ、
アヤメ->…こよかった、よ
フィユ->
アヤメ->…!
アヤメ->(ど、
アヤメ->(どうしようどうしようどうしよう。なんかもっと普通に。普通にサラッと言うつもりだったのに。
フィユ->え、(暫しフリーズ
アヤメ->(なんか今これすっごい感情込めたっぽくない?いや別にそんなさ。友人の健闘をさ。ただ讃えたかったみたいなさ。そんなさ。
フィユ->…え
アヤメ->(、ふ、普通。だよね?まだ普通に見えるよね?ていうかまだ私普通、だ、よ・ね?
フィユ->――
フィユ->え!?(遅れて声をあげる
アヤメ->っ!!(ビクッ
アヤメ->そっ、、
アヤメ->それじゃ、お大事に!(背ー向けたまま走ってドアへと
フィユ->…え、え!?(急に去られて
アヤメ->(脱兎!(バタン
アヤメ->―、、、
アヤメ->(ドアを背にして
アヤメ->(し、心臓うるさい……!
アヤメさんが退室しました
フィユ->……
フィユ->……そ、っか。
フィユ->……(片頬に手当てて
フィユ->……あんな風に言ってくれるなんて。
フィユ->アヤメさんって、
フィユ->いい人なんだなぁ……
フィユさんが退室しました

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最終更新:2013年09月01日 20:52