叉羅さんが入室しました
鳥賀陽さんが入室しました
叉羅->…………(展望室内
鳥賀陽->(PCを操作し、次戦のマッチング等を確認作業中
鳥賀陽->良し。食い違いはございませんね。(紙のメモと見比べ確認
鳥賀陽->叉羅様!そちらは如何でございますか?
叉羅->えぇ。問題ないわ。(進行表を確認しながら
叉羅->…次のオーダーもちゃんと届いてる。
鳥賀陽->問題無しでございますね!
叉羅->はい…
叉羅->問題ありません。
鳥賀陽->では、事前チェックも全て終了致しまして、
鳥賀陽->後は開始を待つのみでございますね。
叉羅->はい…では呼び出しは私が…
叉羅->鳥賀陽さんには進行をお願い出来ますか…?
鳥賀陽->ハイ。了解致しました!
鳥賀陽->(展望席から闘技場を見て
鳥賀陽->このトーナメントも、3試合を残すのみとなりましたな。
叉羅->えぇ。そうね。
叉羅->あと、三試合…
鳥賀陽->イヤハヤ、胸が躍りますね。
叉羅->……………
叉羅->、そうね。
鳥賀陽->…。平和と戦いは、ある意味相反する存在ではありますが、
鳥賀陽->それでも、良い戦いが見られると、心が高揚してしまいます。
叉羅->……………
叉羅->、皆が楽しく大会を見ていてくれるなら、それが一番ね。
鳥賀陽->ハイ。そうでございますね。
鳥賀陽->では、
鳥賀陽->じきに試合開始時刻となりますね。叉羅様。
叉羅->はい。
叉羅->名前をお呼び致しますか?
鳥賀陽->ハイ。では、お願い致します!
叉羅->…(マイクに向って
叉羅->ハツネさん。紗沙さん。対戦場の方へお越しください。
ハツネさんが入室しました
紗沙さんが入室しました
ハツネ->(闘技場に現れる
紗沙->(闘技場に現れる
ハツネ-> …(開始位置まで歩き
紗沙->(音も無く開始位置まで歩き
ハツネ->……。(対戦相手を見る
紗沙->おや。(対戦相手の方を向く
紗沙->ふふふ。このような場所で相見えるとは思いませんでしたね。
紗沙->鉢音さん。(にっこりと笑みハツネの方を見て
ハツネ->…そうか。(睨むように対面する相手を見る
ハツネ->おまえは、覇王堂巖黒家の人間だったな…。
紗沙->ふふふ。そうですね。(微笑み
紗沙->わたくしは随分永く山に居りましたから、
紗沙->このように兄弟で集うなど、本当に久しい事なのですけれど。
ハツネ->ふん…、(対面する両者は共に黒の法衣姿。
ハツネ->(2人は共に済華宗天禮寺に所属する僧侶と僧侶見習い
紗沙->ふふふ。(言うならば師弟関係。それがこの先鋒同士、一試合目にぶつかることとなった。
紗沙->楽しみですよ。貴方様のお力も、久しく見ておりませんでしたし。
ハツネ->……(眉間に皺寄せて紗沙を見る
ハツネ->…余り余裕を見ん事だな。
ハツネ->御託は要らん。さっさと始めるがいい。
紗沙->ふふふ。そうですね。
鳥賀陽->お二人とも、準備は宜しゅうございますね!
鳥賀陽->それでは5カウントの後、試合を始めさせて頂きます!(マイク越しにアナウンス
鳥賀陽->行きます!
鳥賀陽->5!
鳥賀陽->4!
鳥賀陽->3!
鳥賀陽->2!
鳥賀陽->1
鳥賀陽->!
鳥賀陽->――開始でございますッ!(カァン!
ハツネ->っ(法衣の袂から札を取り出し
ハツネ->―来い、(金色の札を耳朶のピアスに引っ掛ける
紗沙->ふふふ。(ふふふ。目を閉じ笑んでその場から動かず
紗沙->(数珠を持った両手を合わせる
ハツネ->―”心地光明”!
紗沙->(合掌の構えを取ると、鉢音の足下に湧き出るように黒い影が
紗沙->(本来なら目に見えぬ黒い影が纏わりつく
ハツネ->っ(札を手で持ったままとんっと後ろに跳ぶ まるで見えているかのように
ハツネ->(―というか、見えている。
ハツネ->(元々強い霊感を持ち、更には寺で修行を続ける鉢音には余裕で感じられる
ハツネ->(っ!(耳朶ごと札を引っ張り千切る
ハツネ->(捧物の血液を糧に、召喚されるは―――
紗沙->ふふふ。(避けられるようすを笑みを浮かべて見て
”心地光明”の陽寿->さんが入室しました
”心地光明”の陽寿->(ハツネの前に降り立つ、金髪碧眼、異国の服を身に纏った僧侶の姿。
”心地光明”の陽寿->「――往きます。」(手に持つは十字架のペンダント 十字を切り手前を払うと
”心地光明”の陽寿->(ハツネに迫る黒い影が一瞬にて浄化
紗沙->おや。(その様子を見て
ハツネ->ふん…、
紗沙->魔祓いの方、でございますね?(召喚された霊を見て笑みを浮かべながら
”心地光明”の陽寿->「はい。」(すっと真っ直ぐ立ち、真面目に答える守護霊
”心地光明”の陽寿->「――祓魔師<エクソシスト>の陽寿と申します。」
”心地光明”の陽寿->(陽寿ははるか古の時代、異国から訪れたエクソシスト。
”心地光明”の陽寿->(絶命し霊体となった今は――霊でありながら、霊を祓う存在。
ハツネ->…貴様の十八番が、
ハツネ->絶対的な力だと思わん事だな…!(睨む様に紗沙を見て
紗沙->ふふふ。
紗沙->九属性、九体の精霊を使役出来るようになった、とは風に聞いておりましたが。
紗沙->ふふふ。知らぬ間に力を付けて下さったようですね。(微笑みを浮かべたまま
ハツネ->…あぁ、(笑いもせず
ハツネ->おまえの教えた、霊界干渉の心得によってな…
紗沙->ふふふ。
紗沙->お役立てくださったようで。何よりでございます。
紗沙->授けた術を用いて、逆にわたくしの術を封じてくるとは。(微笑んで
ハツネ->ちっ…(微笑む紗沙を苦々しげに見て
ハツネ->(相手の笑みを見ずとも解る。
ハツネ->(…相手はこちらの力をはかってきている。
紗沙->ふふふ。鉢音さん。
紗沙->して、どのように。
紗沙->仕掛けて来られますか?
ハツネ->…(敢えて攻勢に出ず、弟子とも言える存在の自分がどれ程の力を持っているか見たがっているのだ。
”心地光明”の陽寿->「鉢音さま。」(紗沙を見たまま背に
”心地光明”の陽寿->「指令をお願いします。」
ハツネ->…あぁ、(ならば、
ハツネ->―来い、(見せてやるしか無かろう…!
ハツネ->(別の、黒色の札を取り出し、逆の耳に引っ掛け
ハツネ->―――”如法暗夜”!(千切る
”如法暗夜”の砡陰さんが入室しました
”如法暗夜”の砡陰->「――」(陽寿の隣に召喚される
”如法暗夜”の砡陰->「おやおや。」(白の法衣、白の頭巾を被った尼僧の女性
紗沙->おや。(その姿を見て
”如法暗夜”の砡陰->「至極久しか振りに、陽の光を見ました。」(にっこりと静かに笑む
”心地光明”の陽寿->「、砡陰さん?」(隣見て驚いた様子で
”如法暗夜”の砡陰->「おやおや。」(隣見て
”如法暗夜”の砡陰->「これはこれは。あなた様の光で御座いましたか。」
”心地光明”の陽寿->「ぇっ・・・そ、そういう事では無いと思うのだけれど・・・」(なんかどぎまぎして
ハツネ->おまえ等……(ジト睨み
紗沙->ふふふ。
紗沙->中々あっとほおむな様ですね。(微笑み
ハツネ->るっさい!舐めくさりおって!
ハツネ->用も無く出す訳が無かろうが…!(すっと腕を前に伸ばし
ハツネ->行け、如法暗夜!
ハツネ->闇を見せてやるがいい…!
”如法暗夜”の砡陰->「はいはい。解りましたよ。」(にっこりと笑んで
紗沙->ふふふ。闇ですか?
”如法暗夜”の砡陰->(両手を合わせ、合掌
”如法暗夜”の砡陰->(――すると、紗沙の周囲が一切の暗闇に包まれる
紗沙->ふふふ。(闇に包まれる
ハツネ->…、
ハツネ->(音を出さぬよう、手で合図し「心地光明」にも別個に指示を出す
ハツネ->(勿論、鉢音も師匠である紗沙の事はある程度知っている。視界封じの闇に意味が無い事も。
紗沙->(抵抗する様子は無い。元々闇に居るようなものなのだから、変化も無いようなもの
紗沙->――(だが、
”如法暗夜”の砡陰->(両手を合わせ合掌
”如法暗夜”の砡陰->(音も無く、紗沙に纏わり付く
”如法暗夜”の砡陰->(純粋な「闇」の浸蝕
紗沙->おや。
紗沙->(闇に纏わりつかれ、静かに浸蝕を受ける
紗沙->(袖を振ってみるが、纏わりついて離れず
”心地光明”の陽寿->「、」(十字を切り
”心地光明”の陽寿->(十字の形に光が奔り、
”心地光明”の陽寿->(音も無く、空気の歪みも無く、周囲を覆う闇をぶち割って一直線に紗沙に向け放たれる
紗沙->―!
紗沙->(十字の光を直撃
ハツネ->…、ふ、(それを見て笑い
ハツネ->…やはり、感じ取れんものは避けれんようだな。
紗沙->…ふふふ。
ハツネ->(己が使役する九属性の霊の中から、光と闇の2つを選んだ理由。
ハツネ->(それは―「光」も「闇」も、目にしか見えないから。
紗沙->(全盲である紗沙は、そこにある僅かな光も感じ取る事が出来ない。
紗沙->(故に、氣によって他の四感は大幅に研ぎ澄まされ、更には「第六感」まで用いる、が。
紗沙->ふふふ。そうですね。
紗沙->見えませんでした。(微笑んで
ハツネ->見えん物を扱うのが、(手を動かし、
ハツネ->自分だけだと思うなよ…!(再び闇が紗沙に纏わりつく
紗沙->ふふふ、(闇に浸蝕され、
紗沙->(続けて光線が次々と直撃
紗沙->(
紗沙->(闇が纏わり付き、鈍る動きの中で
紗沙->、(静かに両手を合わせる
ハツネ->―(ハツネの背後に、見えない黒い影が沸き出る
ハツネ->無駄だ!
”心地光明”の陽寿->(す、と後ろに手を遣ると、
”心地光明”の陽寿->(触れもせずに影が浄化される
”心地光明”の陽寿->(祓魔師<エクソシスト>は死後の世界に棲むものに対して絶対的な力を持っている
紗沙->(――が。
紗沙->(その一瞬の間に、
紗沙->(ぶわっと紗沙に纏わりつく闇が払われる
ハツネ->、―(はっと
ハツネ->(まさか氣で――、
紗沙->―(身体が僅かに、傾いたと思うと
”如法暗夜”の砡陰->「、っ」
紗沙->(瞬間、白の尼僧の目の前に居る黒の尼僧の姿
”如法暗夜”の砡陰->「、―――」(触れられた、と認識したその時
”如法暗夜”の砡陰->(蒸発するように姿が霧散する
”如法暗夜”の砡陰さんが退室しました
”心地光明”の陽寿->「、砡陰さん!?」(ハッと
紗沙->(―驚く間もなく、
紗沙->(陽寿の目の前で手を翳し微笑む尼僧
”心地光明”の陽寿->「、な――――」
”心地光明”の陽寿->(その姿が失せる
”心地光明”の陽寿->さんが退室しました
紗沙->ふふふ。(微笑み
ハツネ->…―――っ、、
ハツネ->やっと本気出しおったか……(眼前を、睨む
紗沙->(ハツネの目の前で微笑み佇むその姿
ハツネ->(――…こうなる予想は、初めからあった。
ハツネ->(――『段階五』の氣による霊界干渉。
ハツネ->(相手の持つその力は――そもそも自分に対して絶対的なものなのだ。
紗沙->ふふふ。
紗沙->ですが、良い物が見られましたよ。(間近で鉢音を見て
ハツネ->何を…(忌々しげに
紗沙->次は、皆様にお会いしたいものですね。(微笑み
紗沙->(鉢音の肩に片手を置く
ハツネ->、
紗沙->一言言わせていただきましょうか。
紗沙->拒絶は
紗沙->無我の逆をゆきますよ。
ハツネ->、は?
紗沙->受け入れる事です。
紗沙->(ハツネの耳元に唇を寄せ
紗沙->貴女様は、
紗沙->雌なのですから。(囁く
紗沙->(その左胸に手を触れる
ハツネ->、
ハツネ->な
ハツネ->――――
ハツネ->(―――全身に氣が浸透し
ハツネ->(その場に崩れ落ちる
紗沙->ふふふ。(倒れる鉢音を見下ろし微笑む
鳥賀陽->――10、
鳥賀陽->9、8、7、
鳥賀陽->6、5、4、
鳥賀陽->3、2、
鳥賀陽->1、
鳥賀陽->―――ゼロでございます!
鳥賀陽->これを持ちまして、勝者は覇王堂巖黒紗沙様となります!
紗沙->御世話様でございます。(鉢音にぺこりと礼をし
紗沙->(観客席に戻ってゆく
紗沙さんが退室しました
ウルウさんが入室しました
ウルウ->(戦場に現れる
ウルウ->(ハツネの元まで歩き
ウルウ->お疲れ様です。
ウルウ->(ハツネを抱きかかえて
ウルウ->(治療室へと戻る
ウルウさんが退室しました
ハツネさんが退室しました
叉羅->会場の整備はありませんので、
叉羅->次の試合に移ります。
叉羅->ウルウさん、春慶さん、試合場までお越しください。
春慶さんが入室しました
春慶->(闘技場に降りてくる
春慶->(黒髪七三眼鏡。濃灰色の和服を身に纏った神経質そうな青年。
ウルウさんが入室しました
ウルウ->(闘技場に現れる
ウルウ->(喪服に身を包む痩せた男
ウルウ->…………………
ウルウ->(両手に何も持たず開始位置に立ち
ウルウ->(春慶に礼をする
春慶->(開始位置に立ち、ウルウを見て
ウルウ->宜しくお願い致します。
春慶->宜しくお願いします。(勝負の前に、丁寧お辞儀
ウルウ->…(右掌を上に向けて突き出し構えを取る
春慶->…。(静かに対峙
鳥賀陽->お二方共、準備は宜しゅうございますね!
鳥賀陽-> それでは5カウントの後、試合を始めさせて頂きます!(マイク越しにアナウンス
鳥賀陽->それでは!
鳥賀陽->5!
鳥賀陽->4
鳥賀陽->3!
鳥賀陽->2
鳥賀陽->1!
鳥賀陽->―――開始でございます!(カァン!
春慶->―(すっと手前に手を翳し
ウルウ->(試合開始の合図を聞いても動かず。
ウルウ->(春慶相手には駆け出さない。既に一戦試合の情報は得ている。
春慶-> 行くよ。(横に薙ぐように動かす
ウルウ->はい。(同調するように左手を横に薙ぎ
春慶->(コロシアムの床に、春慶を囲むように一九の陣が現れ
春慶->(それぞれの陣にぽっかりと穴が開き―――這い出るは悪鬼。
ウルウ->「封、解かれよ…"死霊の書"…」(呪文を詠唱する
ウルウ->(手元に書物を呼び寄せる魔術。左手に握るは金縁の黒の書物。
春慶->(手前にずらりと並ぶ9匹の同種の悪鬼、【歩埠】。
春慶->(その奥には、春慶を護るように6種10体の悪鬼が陣を成す
ウルウ-> 「死者の群れは貴方を逃がさない。」(小さく呟く詠唱
春慶->(まるでこの円形の闘技場を、一つの盤面に見立てたかのように。
ウルウ->(ゆっくりと地中から現れる腐敗した死者の半身
ウルウ->(折れそうな腕を地面に付き、地中からその姿をじわじわと表してゆく
春慶->…ルールに関しては、
春慶->説明しなくても解ってそうだね。
ウルウ->「共に墓に眠る仲間を探している。」(詠唱を続け
ウルウ->(七体の腐敗した死体の群れがウルウの前に立ち上がる
ウルウ->その悪鬼に私めが触れれば、
ウルウ->たちまち死んでしまうと。
ウルウ->そういう取決めでしょうか。
春慶->別に地獄に連れてく訳じゃないけどね。
春慶->この大会のルール上は、そういう解釈で良いんじゃないかな。
春慶->(次々と現れる死体を見ながら
ウルウ->それなら、こうされたら…(【歩埠】を見て
ウルウ->どうなりますか?(七体の腐敗した死体の群れがそれぞれ別の【歩埠】に両手をつきだして迫ったゆく
ウルウ->(迫ってゆく
春慶->それは(迫ってくる死体を見て
春慶->君がこの『遊戯』を、少しでも知ってたら(【歩埠】の一歩前、その位置まで死体が近づいてきたタイミングで
春慶->解るんじゃない?(1対の【歩埠】を前に移動させる。―と、
春慶->(―バシュゥッ
春慶->(【歩埠】に居場所を乗っ取られたかのように―死体の一つが黒霧に包まれ姿を消す
ウルウ->ふむ。
春慶->君の扱う死体と、僕の使役する悪鬼。
春慶->どちらも扱いは同じだよ。(迫ってくる死体を前に、一体の【歩埠】を動かさずそのままにしておく
春慶->(―と。
春慶-> (ギャァァァッ
春慶->(死体に居場所を乗っ取られたかのように―そこにいた【歩埠】が死体に斃され姿を消す
ウルウ->なるほど。
ウルウ->場所取りの試合ですね。
春慶->互いの持ち駒を使って、互いを詰ます。そういう勝負かな。
春慶->まさか、
春慶->同じ土俵に上がってくるとは思わなかったけど。(笑って
ウルウ->戦術は似たようなモノのようですね。
ウルウ->…………………
ウルウ->貴方に倒された私めの………駒は、どうなるのでしょうか?
春慶->あぁ、良い事聞いたね。
春慶->これも条件は同じだよ。(言い、スッと斜め前方に手を翳す
春慶->持ち駒って言ってさ、取った相手の駒は、
春慶->(と、ウルウの召喚したある死体の手前に黒い陣が現れ、
春慶->(先程倒された死体が這い出てくる
春慶->好きなタイミングで盤上の好きな位置に打てるんだよ。(言い、
春慶->(ウルウの召喚した死体を、逆にこちらが使役し前進させる
春慶->(目の前の死体を、死体が斃し消失させる
ウルウ->む…………………
ウルウ->(その場でその現象の一部始終を見て
ウルウ->(深く考えこむように動きを止める
春慶->…。言っとくとさ、
春慶->君も同じ事ができる筈だよ。
春慶->召喚の素養あるんでしょ?
ウルウ->…はい。(右手を前に突き出し
ウルウ->(相手の【歩埠】の前を見る
ウルウ->「死すべき時も仲間と共に。」
ウルウ->(相手の【歩埠】の前に【歩埠】を置くイメージ
春慶->…。(黙ってその様子を見ている
ウルウ->貴方の駒を…利用させてもらいます。
春慶->うん。(腕組んで
ウルウ->(相手の一番先頭の【歩埠】の前に、
ウルウ->(先ほど倒した【歩埠】が現れる
ウルウ->これで、私めの思うように動くのでしょうか?
ウルウ->(【歩埠】を【歩埠】にぶつけるイメージ
春慶->【歩埠】は召喚地点から前に一歩だけ進める悪鬼。(【ウルウの動かす【歩埠】が【歩埠】にぶつかり、
春慶->それ以上の動きを指せるには、【為】る必要があるね。(ギャァァァ(断末魔と共に消失
春慶->ま、(後ろにすっと手を翳すと、
春慶->(斜め向きに飛び越えてきた別種―馬の悪鬼がウルウの【歩埠】を踏み潰す
ウルウ->それぞれの種に違う動きがあるのですね…
春慶->そうだね。
春慶->ま、君は自分の術で駒が増やせるんだから。
ウルウ->はい。
ウルウ->しかし、それも貴方に取られてしまうのですね。
春慶->取れるっていう条件は君も一緒だけどね。
ウルウ->駒の奪い合いに…なるのでしょうか…
春慶->如何にして自分が得をする動きをさせるか。
春慶->っていうのが、召喚戦闘の醍醐味なんじゃない?(笑って
ウルウ->…………………
ウルウ->召喚戦闘…ですか…
ウルウ->…(考えこむように駒を見つめる
ウルウ->―(確かに春慶の言うとおりウルウの駒は増やすことができる。
春慶->他に何か質問ある?
ウルウ->いえ…特には…
春慶->そう。
ウルウ->おそらく、
ウルウ->どんな大きな駒でも、当たれば一撃で消え失せてしまうのでしょう。
春慶->強い駒っていうのもあるけどね。
春慶->取られない駒は無いよ。
ウルウ->なるほど。
ウルウ->確かにそのような取り決めで御座いますね。
ウルウ->…………………
春慶->じゃ、
春慶->そろそろ始める?
ウルウ->はい。
ウルウ->―(ウルウの死霊術は戦場によって強さが大幅に変動する。
ウルウ->―(戦地、闘技場のような場所では強者の死体の記憶も多く、
ウルウ->―(多くの死体を同時に操る事もできる。
ウルウ->…………………
ウルウ->(残った死体の群れを同時に【歩埠】に進撃させる
ウルウ->(別に1つの行動で、1つの駒しか動かせない規定はウルウ側には無い
ウルウ->(同じ条件に見えて細部に違いがある両者の能力
春慶->…、(それはこちらも把握している部分。相手の駒の限界数は恐らくこちらよりはるかに多く、その動かし方に制限も無い。
春慶->(饒舌にルールを語ってはいるが、別にこちらが有利な条件を強制している訳では無いのだ。
春慶->(ならばどう戦うか。決まっている。
春慶->―(す、と後ろに手を翳し、金色の悪鬼を一歩前進させ
春慶->(一体の【歩埠】が斃された直後、金色の悪鬼【金羅刹】で死体を斃し返し、
春慶->―(別の斃された【歩埠】のすぐ後ろに、先ほど斃した死体を召喚し同じ様に斃し、
春慶->(「相手の駒を奪える」。数のアドバンテージを覆せる唯一のルールを駆使する。
春慶->(棋士として、定められた制約の中で、最良の駒の動かし方を考え抜く。
ウルウ->「遠い地を死地と定め」
ウルウ->(右手で空を払い落とすように振るい
春慶->―【飛彌車】。(真っ直ぐ直進する車の悪鬼が最後の死体を斃す
ウルウ->(【金羅刹】の斜め後ろに【歩埠】を打ち下ろすイメージ
ウルウ->(【金羅刹】の斜め後ろに【歩埠】が現れる
ウルウ->、(同時に深くしゃがんで右手を地に打ち付ける
春慶-> ―、(金羅刹をカバーするように隣に前進させていた【銀修羅】が斜め後ろに下り、【歩埠】を斃す
ウルウ->(しゃがみ込み左手に死霊の書を開き、右手の親指から血を地ににじませて
ウルウ->「死しても尽きぬ我が闘志」
ウルウ->〈怨怨怨怨怨…!!〉(腐敗した巨躯の死体の大男
ウルウ->(―70年前の死者。バーサーカー"アセト=フュイユ・ド・フォン・ヴェルデュール" を目の前に表す
ウルウ->「死者の群れは血肉となる。」(立ち上がり、目の前に立つ巨躯の死体の影で呟く
ウルウ->("アセト"の前に並べる七体の小柄な腐敗死体
春慶->…(す、と後方に手を動かし、春慶の後ろで細かく悪鬼が移動
春慶->(前方をカバーするように、奪い返した【歩埠】、ウルウの使役していた死体を順に召喚する
ウルウ->(七体の小柄の死体の群れのうち、3体が、それぞれ斜め三方に分かれて【金羅刹】へと向ってゆく
ウルウ->触れたら一撃で駒を吹き飛ばすこの戦い。
ウルウ->小柄な駒でも触れれば良い。
春慶->あぁ。その通りだよ。(―、…あそこに打っても一手負け、なら、―(思考を回転させ
春慶->一兵卒でも王を殺せるんだから、面白い世界だよね。
春慶->(【金羅刹】を護らず、全く別の【歩埠】を前進させ、
春慶->(その斜め後ろから厳つい風貌の悪鬼が猛突進し―アセトに突撃する
ウルウ->そう、思っていました。
ウルウ->大きい駒で有ることは、的が広くなる欠点。(バーサーカー"アセト"の四肢に四体の死体が吸収され、全長がますます肥大化し、
ウルウ->―で、あると。(バーサーカー"アセト"が飛び上がる
春慶->そうだね。(冷静にそれを見て
春慶->大駒は狙われやすい。奪えば大得だからだ。(アセトが飛び上がった1ターン。次のターンを【金羅刹】への対処に。
ウルウ->(最初に放った死体や【歩埠】を倒すために引き出された【飛彌車】、【金羅刹】、【銀修羅】、それらの纏まりを同時に狙う
ウルウ->(肥大化した巨躯の男の全身を使ったボディプレス
ウルウ->その『遊戯』には"回避"も"範囲攻撃"も無いでしょうが、ご容赦下さい。
ウルウ->これは、戦闘ですから。("アセト"の落ちてゆく様を見ながら呟く
春慶->あぁ。
春慶->(大量の駒を「アセト」に潰されながら
春慶->でも、忘れないでよね。
春慶->(ウルウの隣を斜めに突っ切った【角郭行】が変形し、【為】る。
春慶->これは駒を潰すゲームじゃないんだって事。(【角成】―【瑪馬】。角の生えた漆黒の馬へと形を変え
ウルウ->えぇ、忘れていませんよ。(前方に駆け出す―足音の響かない走法
ウルウ->私めか貴方を潰す戦いですから。
ウルウ->―(大柄の"アセト"や愚鈍な死体に比べ、訓練を詰んだ漆の動きは遥かに早く洗礼されている。
春慶->解ってるならいいんだけど?
ウルウ->ええ。道ももう作りました。(アセトの足首部分へと跳び
春慶->積み筋が、
春慶->見えたっていうわけ。
ウルウ->(アセトの上に器用に着地し、アセトの背を駆けて春慶の元へと駆ける
ウルウ->…どうでしょうか。(曖昧な解答を返す
春慶-> 何それ。(笑って
ウルウ->(大柄の駒を作り出し、それで範囲攻撃を行い、その背を道として、駒より早い本人が駆ける。
春慶->(将棋で言うならば―【王将】である春慶。
ウルウ->(これまで漆は春慶の『遊戯』のセオリーに則っているようで、この戦況を打破する策を思案していた。
ウルウ->(そうして浮かんだのがこのバーサーカー"アセト"を使った突破作戦。召喚陣取り合戦のセオリーを崩す妙手。
春慶->(己を絶対に触れさせない為に、万全の守備を整えている。例え幾らかの駒を奪われても対処できるように。
春慶->(だが、ここでも春慶は『遊戯』のルールから逸脱しない。それは制約というよりも彼のポリシーに近い。
春慶->(後方に待機させていた【銀修羅】が春慶の前に移動
ウルウ->(アセトの背から【銀修羅】を見て、
ウルウ->「死なば諸共」(死霊の書片手に言葉を呟く
ウルウ->("アセト"を中心に蟻地獄のように闘技場の床が崩れ吸い込まれてゆく
ウルウ->盤面そのものを破壊する無礼をお許し下さい。("アセト"の背から春慶を見て
春慶->―、!
春慶->(とん、っと後方に退く 本人が盤面を移動するのは初めての事
ウルウ->そう。同時に一人しか動けない。
ウルウ->(春慶の動きを見て予測していたかのように呟く
春慶->―…(漆の一試合目を知っていた時点で、本人の移動経路は確保していた。「死者の腕」の可能性も考えていたから。
春慶->それも制約だからね?
ウルウ->(アセトの背から跳躍し、
ウルウ->(巨大な蟻地獄に埋まってゆく"アセト"の姿を空中から見つめる
ウルウ->(春慶の前に着地する
春慶->まだ、(漆を見て
春慶->詰めろには早いよ。(遥か後方から、ウルウに突撃する漆黒の角馬
春慶->(王将と王将が向き合っている―本来の【遊戯】では既に在り得ないような事態だが
春慶->(だからと言って怯む事は無い。互いに王手をかけ合う様なもの。
ウルウ->「死者の腕は逝く道を塞ぐ」(背を向かずに言葉を呟く
春慶->(鍔迫り合い、一瞬の勝負を制した末に決着は付くのだから。
ウルウ->(突撃してくる漆黒の角馬の足元に、踏み潰されるような小さな死者の腕が現れる
ウルウ->―(どんな駒でも触れれば一撃で取られる。
ウルウ->―(逆に言えばどんな小さな駒でも、それを取ってしまえば動きが止まる。
ウルウ->―(ルールを逆手に取った召喚防御法
春慶->―(笑って、角馬が消されるのも構わず
春慶->(目の前の漆に更に一歩、歩み寄る
春慶->【王将】も、(互いに同じマスの中に立った。
春慶->立派な駒なんだよね。(―二人の足下にぽっかりと穴が開き
春慶->(大量に這い出る漆黒の手が両者の足に絡む
ウルウ->詰み駒が無くなった際の引き分け…
ウルウ->その手が、ありましたね。
春慶->って所かな。(言いつつ、自嘲するように笑って
春慶->あんまり好きじゃないんだけど。
ウルウ->1手、
ウルウ->及びませんでした。
ウルウ->(両足を掴む手に、試合の結果を認める
春慶->このまま、解りやすく仲良く地下に潜ってもいいんだけど。
春慶->ま、面倒だしいいよね?
ウルウ->…………………
ウルウ->そうですね。結果は受け入れましょう。
春慶->ん。
春慶->じゃあ、そういう事で。(展望席見上げて
鳥賀陽->、オヤマア(展望席から
鳥賀陽->勝負は引き分け……でよろしいでしょうか!?
春慶->あぁ。いいよ。(展望席仰ぎ見て
ウルウ->はい。宜しくお願い致します…
鳥賀陽->―では!
鳥賀陽->両者の同意が得られましたので!第二試合は引き分けとなります!(マイク越しにアナウンス
春慶->(手を動かし、拳を閉じる様に握ると、
春慶->(地面に空いた穴が閉じられ、両者が腕から解放される
ウルウ->(左手で本を閉じると
ウルウ->(本が消え失せ、地中でナニカが消えたような感覚
春慶->…まぁ、締まらない結果ではあるけど。(召喚されていた悪鬼も次々と消え
春慶->ありがとうございました。(漆から一歩離れ、丁寧に礼をする
ウルウ->ありがとうございました。(一歩離れて丁寧に礼をする
春慶->さて、と。
春慶->次に任せて戻ろうか。
木兎さんが入室しました
木兎->(春慶の元へ駆け寄る
春慶->あれ、木兎姉さん。
木兎->ぅ、、、ぅ、、、、、、
木兎->つ、、、
木兎->次、、、
木兎->次、、、、、、、、、
木兎->ま、負けちゃったら、、、、、、、、
木兎->ごめんね。(ウルウルとした目で春慶に謝る
春慶->4回戦でしょ?
春慶->ま、そんな気負わなくていいんじゃない。
春慶->まだ会場整備終わってないし。(あっさり
木兎->ぇ…………
木兎->じゃ、、じゃあ、、、
木兎->整備終わるまで、、、、、
木兎->ここで一緒に待っててくれる………?
木兎->(春慶に擦り寄る
春慶->…(観客席のKY兄弟共の方を胡散気に見て
春慶->まぁ、いいけど。
春慶->ここじゃ邪魔になるから出入り口に行っとこうか。
木兎->ぅ、、
木兎->うん!
春慶->じゃ、行こうか。(歩き出し
春慶->(出入り口の方へ
春慶さんが退室しました
木兎->(ついてゆく
木兎さんが退室しました
ウルウ->…………………
ウルウ->(観客席へと向かう
ウルウさんが退室しました
鳥賀陽->会場整備に少々お時間を頂きますが故!三戦目まで暫しお待ちくださいまし!
叉羅->…
鳥賀陽->―――しばらくお待ちくださいまし―――
鳥賀陽->会場整備が終了致しました!
鳥賀陽->叉羅様、お願いできますか?(振り返って
叉羅->はい。
叉羅->壱葦さん、木兎さん、試合場へお越しください。
イチイさんが入室しました
イチイ->(闘技場に降り立つ
木兎さんが入室しました
木兎->(闘技場に出てくる
イチイ->(青髪金瞳 白銀の鎧を身に纏った聖騎士の姿
木兎->(肩下まで伸びた黒髪くせっ毛 顔の前まで無造作に伸び右目と右頬を隠している
イチイ->…(カシャン、と鎧を鳴らし、静かに開始位置に歩く
木兎->(小さな牛の人形を右手に握りしめ、じっと壱葦を見る
木兎->ょ、、、、ょろいだ………
イチイ->…(木兎を見て
イチイ->一戦、宜しくお願い致す。 木兎殿。(真面目に礼をする
木兎->ぃ、、、
木兎->ぉ、、、おね、、、、ぅ、、、、
木兎->(ぎゅっと牛の人形握って顔を隠す
鳥賀陽->お二人共、準備は宜しゅうございますか!?
鳥賀陽->―それでは、
鳥賀陽->5カウントの後、試合を始めさせていただきます!
鳥賀陽->5!
鳥賀陽->4!
鳥賀陽->3!
鳥賀陽->2!
鳥賀陽->1!
鳥賀陽->―――始めでございます!(カァン!
木兎->ぅ、、、、、、
イチイ->(片手に白銀の聖槍を持ち
イチイ->いざ、
イチイ->(全身に白銀のオーラを放ち
イチイ->参るッ!(木兎に駆け出す
木兎->い、、、、、、、いっ!!
木兎->い、、、いじわるしないでぇぇ!(ぎゅっと両目瞑って人形に隠れる
イチイ->―破ァアッ!(叫びも虚しく木兎の目の前で聖槍振り挙げ
イチイ->断ッ!!(白銀のオーラと共に槍を振り降ろす
木兎->ぁにゅぅ!
木兎->(無抵抗のまま
木兎->(槍に叩き伏せられて地面に減り込む
イチイ->っ(槍を振り戻し
木兎->(牛の人形ごと地面に頭から減り込む
イチイ->(木兎の倒れた頭の手前の地面に槍を突き刺し
イチイ->ッ波!(白銀の衝撃波で木兎を吹っ飛ばす
木兎->―い!!(衝撃波でふっとばされる
イチイ->、(吹っ飛ぶ木兎を追い飛躍
イチイ->――破ぁァアアッ!!(空中で槍を振り被り
イチイ->(聖槍を突き出し一撃を見舞う
木兎->―――!!
木兎->(おなかを聖槍にぶっ刺される
木兎->ぅ・・・!
木兎->(鮮やかな連続攻撃に為す術もない
イチイ->―!(そのまま突進の勢いで壁に激突
イチイ->(闘技場の壁に、木兎を中心に巨大なヒビが入る
木兎->――!
木兎->(壁に叩きつけられ
木兎->(ぐったりと
木兎->(壁に身を委ねる
イチイ->・・・(槍を引き抜き、木兎の前で身構える
木兎->・・・(壁に打ち付けられたままだんまり
鳥賀陽->……、(確認するように叉羅の方を見て
叉羅->……終わりだと、思います。(小さく鳥賀陽に伝える
鳥賀陽->…、規定ですから、カウントは致しましょう。
鳥賀陽->10、9、8、(マイク越しに
鳥賀陽->7、6、5、4、
鳥賀陽->3、2、1、
鳥賀陽->―――ゼロでございます!
鳥賀陽->之により、第三戦の勝者は蒼菖蒲壱葦様!
鳥賀陽->チームの勝敗は第四戦に委ねられる事となりました!
イチイ->(気絶した木兎に丁寧に一礼
イチイ->一戦、有難う。
イチイ->(言い、観客席へ戻っていく
イチイさんが退室しました
鳥賀陽->4戦目は各チーム、先の3試合に出場されていない方を選出し、闘技場に出て頂きます!
鳥賀陽->メンバーが決定次第、闘技場にお越しくださいまし!
京輝さんが入室しました
京輝->(倒れた木兎を回収して素早く保健室へ
京輝さんが退室しました
木兎さんが退室しました
ニシキさんが入室しました
ニシキ->ふふっ……4回戦か……
ニシキ->(開始位置に立つ
ニシキ->(Ev制服を着た糸目の男
ニシキ->(貴族会だからといって特別衣装を変える事はしていない
ニシキ->(Evのバトルトレーナーとして、ナンバーズリーダーとして、完璧にその任務に務めるのが彼のポリシー
ニシキ->ふふっ……
ニシキ->(蒼菖蒲家の代表であると同時に、Evのナンバーズであるという一種の意思表示
ニシキ->京輝君だね……
ニシキ->(眼前の男を見て
京輝->(黒目黒髪短髪の至って"普通"そうな男。白ワイシャツを身につけ戦闘用の衣装には見えない
京輝->あぁ、
京輝->蒼菖蒲弐棋さん、ですね。
京輝->お手合わせ、よろしくおねがいします!(両拳をぎゅっと握って両足を開く
ニシキ->くすっ……やる気十分だね……
ニシキ->ルーザーズセミファイナル第四回戦……良い試合にしよう……
鳥賀陽->お二人共、準備は宜しゅうございますね!?
京輝->はいっ!
ニシキ->ふふっ……いつでもどうぞ……
ニシキ->(両手を開き京輝を見る
鳥賀陽->それでは!
鳥賀陽->5カウントの後、試合を開始させていただきます!
鳥賀陽->5!
鳥賀陽->4!
鳥賀陽->3!
鳥賀陽->2!
鳥賀陽->1!
鳥賀陽->―――始めでございます!(カァン!
ニシキ->『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン> ……
ニシキ->(両腕の袖から伸びる二本の長い鎖を京輝へと放つ
京輝->あれは!
京輝->(デモンズチェーンを警戒して、斜め後ろに距離をとる
ニシキ->へぇ……無鉄砲に突進はしてこないんだね……
ニシキ->(その様子を見て呟く
ニシキ->(『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン> は空を切り、だらりと地上に伸びる
京輝->ええ!
京輝->近づくのは貴方の方です!
京輝->(拳を振りかぶり
京輝->黒空<虚空>!(京輝の目の前の空間を殴る
京輝->―(ビキ)――
京輝->(空間に穴をブチ開けられ―
京輝->(ブチ開けられた空間が閉じようとする時、世界の全てをその場所へ引き寄せる
ニシキ->くすっ……(京輝の目の前に現れ
京輝->覇――
ニシキ->(次のアクションに移る前に、
ニシキ->(京輝の腹部へ横から蹴りこむミドルキック
京輝->っ!?(蹴られ
ニシキ->引き寄せる技は見ているからね……心構えは出来ているよ……
ニシキ->(言いながら
ニシキ->(京輝へ振り降ろされる二本の鎖
京輝->、っ、(ぐっと鎖の軌道を見上げ
ニシキ-> "覇黒"ッ!!(鎖に向けて両手を突き出す
京輝-> "覇黒"ッ!!(鎖に向けて両手を突き出す
ニシキ->くすっ……『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン> ……
ニシキ->(京輝のつきだした両拳に鎖が振り降ろされる
京輝->(拳と鎖がぶつかり合い
京輝->(ぶつかった部位の鎖を粉々にブチ壊す
ニシキ->な……(反応早く鎖を引く
京輝->―(鬼人京輝及び鬼神凶鬼の能力"黒世の君臨者<ブラック・ホール>"はこの世の全ての出来事に穴をブチ開ける。概念を超えた力技。
京輝->―(氣にも魔術にも祈祷術にも魔人能力にも分類されない未知の力。 鬼神の力。
ニシキ->(バックステップで距離を取る
ニシキ->、(想定はしていた事。
ニシキ->(『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン>は電子兵器に見せかけた古代魔器<アーティファクト>
ニシキ->(鎖に縛り上げられた者は筋力、氣、魔法、魔人能力、精霊の力、動物的暴力、機械駆動力などを全ての力を失う。
ニシキ->(が、"神"や"選ばれた者"には通用しない。
ニシキ->ふふっ……
ニシキ->(古代兵器に選ばれし蒼菖蒲弐棋が身に着けていても自滅する事はなく、『聖』の力で魔器を弾く蒼菖蒲壱葦にも通じない。
ニシキ->(『格』を超えた相手には通じない古代魔器。
ニシキ->くすっ……(覇王堂巖黒家の鬼人達との戦闘をする際に、可能性の1つとして考えてはいたが……
ニシキ->傷つくなあ……(両袖に『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン> を引き戻す
ニシキ->(この世には壱葦や弐棋以外にも『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン>の通じない者が存在するのはわかっていた事。しかし、こんなにも近くに、貴族会の中にすら居る事実は受け入れがたい。
ニシキ->(最も。京輝の"黒世の君臨者<ブラック・ホール>"の力にのみ『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン>が及ばないのか、京輝自身を『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン>で巻きつけても効力が無いのかはまだ定かではないが。
ニシキ->(修復がほぼ不可能な『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン> を犠牲にそれを確かめるほどのリターンは薄い。
京輝->―らぁ!(傷心の弐棋などお構いなしに突っ込んでくる
京輝->(得体のしれない鎖を引っ込めた原因は京輝にはわかっていないが、それでもその好機を逃すわけにはいかない
京輝->黒拳(走りながら突き出す右ストレート
ニシキ->、(防御すれば全てをブチ空ける拳受けるわけには行かない。
ニシキ->(トンっと相手の手首を弾き、拳の軌道を逸らす
京輝->っ、(拳の軌道をそらされ
京輝->黒空<虚空>!(空振った拳が空間を殴る
京輝->―(ビキ)――
京輝->(空間に穴をブチ開けられ―空間が閉じようとする時、世界の全てをその場所へ引き寄せる
ニシキ->っ、(京輝の拳の前に身体が動かされる
ニシキ->覇黒ッ!(その場所へ踏み込みながら放つ左拳
京輝->覇黒ッ!(その場所へ踏み込みながら放つ左拳
ニシキ->(右手刀で京輝の手首を打ち、軌道を下に逸らす
京輝->(下に逸らされた拳が空間に穴を開け
京輝->―(ビキ)――
京輝->(弐棋をその場所へ移動させる
ニシキ->くすっ……
ニシキ->(強制移動させられ、迫り来るつぎの拳を見据える
ニシキ->(京輝の戦略は酷くシンプル
ニシキ->(迫り来る拳をギリギリで逸らしながら策を考える
ニシキ->(1.防御不能の拳をひたすらに突き出す。
ニシキ->(2.回避されても拳の前に相手を強制移動させ、近距離戦を継続させる。
ニシキ->(3.一撃でも貰えば部位破壊の重い一撃。
京輝-> "黒空<虚空>"!(十数回目かの空振った拳が空間を殴る
京輝->―(ビキ)――
京輝->(空間に穴をブチ開けられ―空間が閉じようとする時、世界の全てをその場所へ引き寄せる
京輝->(上に殴ったり下に殴ったり真正面に殴ったり、避けられた後にも体勢を崩せるように
京輝->(色々な場所へ殴っているが、全て完璧に対応されてしまう。
京輝->ならっ!
京輝->(両拳を引き、
ニシキ->(目の前で交差するように
京輝->(目の前で交差するように
京輝->(短いフックを放つ
京輝->―(ビキ)――
京輝->(左拳が空間に穴をブチ開け、弐棋をその場へ引き寄せて
京輝->(その場所へ密着距離から右拳が迫る
ニシキ->、(京輝の右拳が弐棋の左肩を破壊する
京輝-> "黒世の君臨者<ブラック・ホール>" ―!
京輝->(弐棋の左肩をブチ抜く大穴
ニシキ->(弐棋の左肩に大きな穴が空き、続く左腕が引きちぎれそうになる
ニシキ->―(同時に、
ニシキ->(京輝の首元に突き出していた右手
ニシキ->(京輝が両拳を引いた時点で両フックでの交差法を見抜き
ニシキ->(左肩を犠牲にする覚悟でカウンターを狙っていた
京輝->なっ!
ニシキ->(右手で京輝の首を掴む
ニシキ->(そのまま京輝の首をへし折るつもりで力を込める
京輝->ッ!(正面がら弐棋を見て
京輝->っ、
京輝->力比べなら負けないッ!(首を掴まれたまま叫び
京輝->覇黒ッ!(弐棋の右肩に左拳をぶつける
京輝->黒世の君臨者<ブラック・ホール> ―!(弐棋の右肩をブチ抜く大穴
ニシキ->っ……!
ニシキ->(京輝の首を掴む手から力が抜ける
ニシキ->(渾身の力で首を掴んでもへし折る事は出来なかった
ニシキ->、(両の肩に大穴を開けられ、両の腕が引きちぎれる寸前
ニシキ->、、(もう防御不能の拳を手刀で防ぐ事はできない
ニシキ->……、……
ニシキ->(それなら――最後に頼るのは――
ニシキ->『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン>(京輝の首元に巻き付く鎖
京輝->あっ!
京輝->(鎖が首元に巻き付き、京輝の動きが一瞬鈍る
ニシキ->ふふっ……(その好機に、
ニシキ->(自ら両肩を引き千切るほど無理やりに腕を振るい、
ニシキ->(両腕がちぎれながら鎖が舞い
ニシキ->(京輝を左右から縛り上げる
京輝->っ、!
京輝->(京輝の力が、
京輝->(縛り上げられ、失われる。
ニシキ->『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン>……
ニシキ->(ちぎれた両腕から血を流しながら
ニシキ->(血塗れた鎖が腕の袖をぶら下げたまま京輝に巻き付く
京輝->っ・・・、っく!
京輝->(弐棋を睨む
ニシキ->くすっ……
ニシキ->封じれないのはキミの能力だけ……
ニシキ->キミ自身の動きを封じれないわけじゃあ……無いみたいだね……
ニシキ->(京輝に確認するように言い伝える
京輝->くっ・・・、、、
京輝->力が・・・、、入らない・・・!
京輝->俺の……力が、、
京輝->くっ・・・
京輝->くっ・・・っくっっくくく・・・
京輝->俺の力が抜けていく、、、なァ?
京輝->(弐棋を睨む
ニシキ->そうだよ……キミはもう、動けない……
ニシキ->(京輝に伝えながら、
ニシキ->(どこか、相手の力に違和感を覚える
京輝->あぁ………
京輝->そうだな、"京輝"の力は完全に失われた………
京輝->だから、
京輝->(ぐっと両拳を握って
京輝->感謝するぜ! テメェによ!
京輝->(力ずくで鎖を振りほどき、両手で鎖を掴む
京輝->礼をしてやるぜ!(鎖を引っ張って弐棋を上空に放り投げる
ニシキ->っ……!(上空に放り投げられる
ニシキ->(『古代魔器-封鎖』<デモンズ・チェーン> で完全に力を失わせた者に
ニシキ->(その状態から力ずく復活された。百戦錬磨の弐棋でも初めての経験
京輝->ッハ(上空に飛んだ弐棋を見上げて邪悪に笑み
京輝->黒世の…(ぐっと拳を握ったその時、
京輝->―― ――(闘技場中に広がる太陽の光が全て京輝の拳に吸い込まれ、全景が漆黒に染まる
京輝->君臨者ア!!
京輝->(全ての光が失われその軌道は一切見えない―
京輝->(ナニカを打ち放った後
京輝->―(闘技場中に光が戻る
ニシキ->(腹から下をナニカに抉り取られ、両肩から先も無く、ダルマとなった姿で空中から落下する
京輝->(落下してきた弐棋へ跳び
京輝->京輝を封じた礼だ…生かしといてやるよ…(弐棋へ邪悪な笑みを浮かべ
京輝->(弐棋の顔面を蹴っ飛ばす
ニシキ->(蹴っ飛ばされてステージの壁に叩きつけられる
ニシキ->……、(
ニシキ->(ずるずると血の痕を遺しながら
ニシキ->(床に落ちる
京輝->(着地して、
京輝->(壁端の弐棋を見下し
京輝->終わりだな。
ニシキ->(青のタオルが会場に投げ込まれる
鳥賀陽->、……!
鳥賀陽->以上を持ちまして!
鳥賀陽->四戦目は覇王堂巖黒家の勝利! 次戦進出チームは覇王堂巖黒家となりました!
清根さんが入室しました
清根->やっほー"凶鬼"ちゃん! 元気してたー?(すたっと試合場に乱入するおばさん
京輝->おーおー。もうお出迎えかよ?
京輝->せっかく勝ってやったのにそりゃあ無いぜ鬼夜。(清根に笑ってみせて
清根->あらあ。残念ねぇ。
清根->後夜祭が終わったら、ゆーっくりおばさんと遊びましょ?
清根->それまでは"京輝"君に戻ってきてもらわないとイケナイのよねー?(凶鬼にバツが悪そうに笑って
京輝->嫌だね。
京輝->止めたきゃ力尽くで来な…!
京輝->(後ろの空間を蹴って、
京輝->(空間に巨大な亀裂を作る
京輝->ハッ!
京輝->(巨大な亀裂が元に戻ろうとする時、この世界の全てをそこへ引き寄せ
京輝->(その慣性力で遠くへかっ飛んでく
京輝さんが退室しました
清根->休戦知らずの破壊者<アンストッパブル・ブレイカー>!
清根->追えなくないわよー!?(全身全霊全力全開で追っかける
清根->すーぐに"休眠する破壊者<ブレイクタイム>"してあげるからねー?
清根->(笑って消えてく
清根さんが退室しました
ЯiKUさんが入室しました
ЯiKU->弐棋お兄ちゃんっ!(一目散に駆け寄る
ニシキ->……(壁際に横たわるダルマ体
ニシキ->(両肩からジャラジャラとデモンズチェーンが床に伸びる
ЯiKU->早く、早く治療しないと…っ(幾分軽くなった弐棋の身体をチェーンごとお姫様抱っこし
ЯiKU->(出入り口へと走っていく
ЯiKUさんが退室しました
ニシキさんが退室しました
鳥賀陽->それでは、
鳥賀陽->次の試合はルーザーマッチの決勝となります!
鳥賀陽->覇王堂巖黒家の皆様は連戦となりますので、少々多めに休憩時間を設けさせて頂きます。
鳥賀陽->それでは、之を持ちまして!ルーザーマッチ準決勝を終了とさせて頂きます!
叉羅->はい。お疲れ様でした。
叉羅->(マイクに礼儀正しく一礼
鳥賀陽->(マイクに礼儀正しく一礼
鳥賀陽->(マイクを切って
鳥賀陽->それでは、次の審判の方と交代致しましょうか。(叉羅の方を見て
叉羅->はい。
叉羅->そうしましょう。
鳥賀陽->ハイ。
鳥賀陽->お疲れ様でした。(叉羅にも
叉羅->えぇ。
叉羅->お疲れ様。(鳥賀陽に一礼
鳥賀陽->では、戻りましょうか?
叉羅->はい。
叉羅->…
叉羅->戻りましょう。
鳥賀陽->ええ。
鳥賀陽->アーゼス様達はどちらにいらっしゃるでしょうか、(言いながら展望席の出入り口へと
叉羅->そう遠くはないと思いますよ。
鳥賀陽->少々お探し致しましょうか(言いつつ出ていく
鳥賀陽さんが退室しました
叉羅->…
叉羅->(自らの両手を見て
叉羅->鬼の力…ね…
叉羅->(小さくつぶやき
叉羅->(外へ出てゆく
叉羅さんが退室しました