AGP-X1 > E3 アルスアースリィガンダム

「コアチェンジ、ドッキング・ゴー」

【形式番号】 AGP-X1/E3
【機体名】 アルスアースリィガンダム
【ビルダー】 アルス
【所属】 ヒトツメ
【ドッキング】 AGP-X1 アルスコアガンダム+アルスアースアーマー
【武装】 ビームライフル
ビームブレイド
プラネッツシステム AGP-X1/NU フェイクνガンダム
デュビアスアルケーガンダム
リバースターンX

【詳細】

AGP-X1 アルスコアガンダムにアルスアースアーマーがドッキングしたベーシック形態。

アルスがPFF-X7/E3 アースリィガンダムの戦闘データを元にプラネッツシステムを模倣して開発した機体であり、アースリィ同様あらゆる戦況に対応可能な万能機として設計されている。
武装はコアスプレーガンに巨大なバレルを装着したビームライフルと、アルスコアガンダムから引き継いたビームブレイドのみでシールドすらないと非常にシンプル。
その武装構成はまるで第2次有志連合戦でのコアガンダムの姿をそのまま模した様である。
アルスいわく「完璧な貴方」。

ビームライフルは遠方からのピンポイント射撃が可能な出力と命中率を誇り、基本的に右腕に保持しているがアームカバーを展開し左腕を接続することで本体のジェネレーターから直接エネルギー供給を行い、バーストシューティングと呼ばれる強力なビームを発射可能。
また16話ではバレルを展開して拡散式のビームを発射しており、ビームライフル単体で様々な攻撃方法を有する模様。
なおこのライフルパーツの形状、エルドラの民が使っているビームガンにデザインが似ているという指摘がある。

マニピュレータから直接出力するビームブレイドはアースリィガンダムのビームサーベルよりも出力が高いことから、その性能はベースであるアースリィを上回りさえするものであり、
エルドラアーミー等他のガードアイが操作する機体とは一線を画する性能を持つ。

第16話に登場し、ガンプラ実体化のための砂が不足しフルスペックを発揮できないビルドダイバーズ達をあと一歩のところまで追い詰めるも、クアドルンの放った雷を認識して撤退。
その後第18話ではエルドラの民を遺跡に避難させようと彼らを護衛するビルドダイバーズを遠方から狙撃で追い詰める。

狙撃仕様のPFF-X7Ⅱ/U7 ユーラヴェンガンダムのセンサービットをその索敵範囲外からビームライフルで撃ち落とし、どこから撃たれているのか判別出来ないビルドダイバーズを追い詰めるが、ターゲットを見抜いたヒロトがビームライフルをビームシュートライフルU7で撃ち落としてその狙撃箇所を見破られ、ライフルを破壊される。

その後アースアーマーへ換装したヒロトと接近戦を繰り広げるが、アルスの言葉に冷静さを描いたアースリィガンダムの装備を次々に破壊して圧倒していく。
しかしビームソードを左腕を犠牲にして一つ封じられ、遠方からウラヌスアーマーが射出したビームシュートライフルU7の銃身にヘッドユニットを破壊され続けてコアスプレーガンを接続したアースリィガンダムはビームを発射し撃破された。

第22話ではアーマーを再生産したようでAGP-X1/NU フェイクνガンダムデュビアスアルケーガンダムを率いて再登場。
暴走するMSF-007SS ガンダムゼルトザームを抑え込もうとするも失敗したため僚機と共に撤退した。

第25話では何故か再登場せず、リバースターンXが新たに登場。
続くRe:RISE最終話におけるアルスのGBNに対する直接侵攻にも登場しなかったが、頭部形状が異なる新型のアルスコアガンダムが登場。
何とヒロトのアースアーマーをハッキングしてコントロールを奪い、自ら装着してしまった。
そのままコアガンダムⅡを追い詰めるも、ケンさんが持ってきたプラネッツシステムのアーマーをごちゃまぜで装着したエクストラリミテッドチェンジヴァージョンのコアガンダムⅡにより撃破される。

【余談】

HGキットはアルスコアガンダム+アルスアースアーマーのセット販売。
AGP-X1/NU フェイクνガンダムの再現には2つ目のキットが必要となる。
もしデュビアスアルケーガンダムとリバースターンXも発売するとなるとさらに個体数が必要になる可能性も…今の所販売予定は発表されていないが、アーマーのみのダブルセットでプレバン販売という可能性も高い。

アルスはこのガンダムを「完璧な貴方」と呼ぶ。
撃つべきときに撃ち、勝つべきときに勝つ。
その背景にはなにもない。ヒロトが背負っていたものも、大切にしていた人から託された願いも。
それはまさしく2年前の後悔の具現である。

さらにRe:RISE最終話にてアルスコアガンダムがアースアーマーを奪って装着してしまったことから「どこまでもアースアーマーに泥を塗るガンダム」と、ダブルオースカイへ向けて狙撃出来ず外した射撃で巻き上がった泥を被ったアースリィガンダムを重ねて評する視聴者も。

当初、アルスコアもプラネッツシステムに対応し、νガンダムのアーマーが発売告知される等、ヒロト同様にアーマーを切り替えて戦う強敵…と見られていた。
しかし実際はアルスアースリィ、フェイクν、デュビアスアルケーといった、アーマー装着済みの状態で個別に戦闘を行うというものだったため、まさかの揃い踏みかつ、アルスコア量産済みという展開に驚いた視聴者も少なくない。

機体を一から作り上げるよりも強力な戦力を揃えられるとアルスは踏んだのかもしれないが、その場合、アルスアースリィらは個の性能は高いだろうがプラネッツシステムの「アーマーを切り替えることによる性能変化」という最大の強みを自ら捨ててしまっている。
また各機体はそれぞれ特化した性能がある分まとまって戦う場面が少なく、その性能を見極められてしまうと対処が簡単でしかもアルス側は対応が難しいという欠点も。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年01月08日 12:16