【詳細】
ビームシュートライフルU7側面にはIフィールド発生器が組み込まれた小型
シールドが装着されており、狙撃待機状態の防御力も損なわない。
通常の
ビームライフルモードからバレルを伸長させたスナイパーライフルモードへと変形、センサービットから得られた情報を総合し目標を狙い打つ。
センサービットを小型シールドに接続することでその射程はさらに強化される。
あらゆる状況下での狙撃を可能にするというコンセプトの元作られたウラヌスアーマーは、その参考元としてオールラウンダーな能力を持つ
アースアーマーをベースにしており、それを狙撃、射撃用に振ってチューンされている。
そのため長距離狙撃仕様と言っても
ビームサーベルを使った格闘戦等に十分対応可能なスペックを有しており、強化され性能が向上したコアガンダムⅡとウラヌスアーマーが合体することでその性能はさらに強化される。
第18話ではヒトツメ軍団+
AGP-X1/E3 アルスアースリィガンダムの襲来の迎撃のため出撃。
センサービットを展開し、やってくる敵機を狙撃し他のメンバーをサポートするが、アルスアースリィガンダムにセンサービットを撃ち落とされてしまったため、
レッグセンサーユニットを展開して不足した索敵を補い、パル達を狙ったアルスの射撃を読み切ってそれを撃ち落とし、居場所を掴んでアースアーマーへと換装し接近戦を挑む。
高い性能を持つアルスアースリィガンダムに苦戦するが、左腕を犠牲にして
ビームソードの攻撃を一手封じ、遠方からウラヌスアーマーのビームシュートライフルU7の銃身を射出させ、不意打ちで頭部を貫き、そのまま
コアスプレーガンを接続、銃撃して撃破した。
あらゆる状況での狙撃を叶える、全身にセンサーを装備するというガンダムは、狙撃特化で有名な機動戦士ガンダム00に登場するGN-002 ガンダムデュナメスが存在する。
ビルドする上でのアイディア元、
ガンプラとしての設定を固める際の参考にしたのかもしれない。
ウラヌスアーマーはかつてヒロトがビルドし使用していたアーマーだったが、現在は何らかの理由から封印されていた。
当時はコアガンダムはⅡではなかったので、形式番号はHG紹介バージョンとは異なると思われる。
第19話で過去の事情が明らかになった際にユーラヴェンガンダムを直接使ったわけではなく、ミカミ・リクとチャンプの戦闘の余波でアースリィのビームライフルが破損したため、持ち込んでいたウラヌスアーマーからパーツを射出して装着してたことが判明した。
アースリィガンダムは最も初期に作られたアーマーであり、その名付けはヒロトとイヴの心が繋がったことによるもの。
その機体で消えゆく彼女の最後の願いを無下にしようとしたことで、そんな自分に自己嫌悪したヒロトはしばらくGBNから離れることとなり、彼の心に大きな影を落とした。
その後ヒロトが傭兵プレイでソロバトルを行うようになり、GBNのエリアを探索するようになるくらいには持ち直したものの、ウラヌスアーマーの封印のみにとどめたのは、アースアーマーがイヴとの思い出の象徴だったことと、ウラヌスアーマーの力が、そのイヴの思いを壊そう(壊せるだけの性能)としたからと思われる。
彼女の思いを壊そうとした「力」を遠ざけ、思い出の「象徴」を残したヒロトの心は測れないが、セカンドシーズンになってかつての自分の影を目の当たりにした彼が、封印していたウラヌスアーマーの解禁に踏み切ったのには計り知れない葛藤が合ったものだろう。
第26話にて胸部、下半身部アーマー、ビームシュートライフルU7のみ登場。
最期までもがき苦しむアルスに対し、リクと共にビームシュートライフルU7を放ち彼を永年の責務から解放した。
その光線に、あの日向けてしまった感情はもう無い。
最終更新:2020年09月06日 15:48