初心者指南

ここでは取り急ぎ「ボンバーガールを始めたばかりで何をすれば良いか判らない」マスターさん達向けの情報を羅列します。
チーム編成やマップ、プレイヤーの行動によって常に状況は変化し、常に正しい答えというものはありませんが、
以下の情報は知識として持っていればある程度の取っ掛かりにはなるかと思います。


勝利条件は「相手の拠点(ベース)を破壊すること」

 これまでのボンバーマンシリーズの対戦モードとは大きく違う点です。

 本作は、自分以外を倒して最後まで生き残りを果たすいわゆる「ドン勝」を取るゲームではありません。
 本作では、何回相手を倒しても勝敗にはほとんどと言っていいほど寄与しません。

 極端に言えば、味方チーム全員が相手キャラを全く倒せなかったとしても相手のベースを壊すことができれば自チームの勝利です。
 よって相手を倒すことに固執せず、プレイするキャラのロール(役割)に合ったプレーと協力をもって、
 拠点の攻撃または防衛につとめましょう。
 また勝敗が決まった後に順位発表がありますが、順位やスコアによるクラスゲージの上下が変化するといった査定はありません。
 さらにグリムアロエを中心に一部キャラでは正常に機能していないため順位やスコアは参考程度に留めておきましょう。

倒されても復帰できる

 上記に関連して、これまでのボンバーマンシリーズの対戦モードはデスマッチのため
 倒されたプレイヤーは敗者として扱われますが本作では上記の通り「自分以外の敵を全員倒すゲームではない」ため
 倒されると5秒間休みの後で所定の場所から再スタートとなります。
 5秒間休み以外はゲーム上のペナルティーは無いため、何回倒されても
 諦めず上記の勝利条件を目指してプレーを続けていきましょう。

ボムで「即死」しない

 勝利条件と合わせてこれまでのボンバーマンシリーズと全く違う点です。
 ボンバーマンシリーズのあるあるネタとして有名なものとして
 「スタート地点で自らのボムと壁に挟まれ、自滅」というものがありますが
 本作では自分や味方のボムではダメージを受けず、代わりに短時間動けなくなる(スタン)するだけです。
 ダメージは相手のボムを含めた相手の攻撃のみで受けますが、相手のボムの爆風を受けても所定のダメージを受けるだけです。
 ただし、ボムに挟まれるなどでHP以上のダメージを受けないわけではないため、
 事実上の即死ダメージを受ける場合はあります。

キャラクター毎にアイテムによるパワーアップの上限は決まっている。

 例として、このようになっています。

●シロ(ボマー)
ボム ファイア スピード
初期値 2 1 2
最大値 5 5 5

●エメラ(シューター)
ボム ファイア スピード
初期値 2 1 2
最大値 3 6 3

 このゲームは誰もが知る名作ゲーム『ボンバーマン』が元になっており、『ボンバーマン』と同様に、ボムアイテムを取ればボムを同時における個数が、ファイアを取れば火柱が伸びる距離が、スピードを取れば移動速度が上昇します。
 が、『ボンバーマン』と違う点は、キャラごとに成長する幅に差がある事です。
上記の例の通り、シロはボムを同時に5個まで置けるようになるのに対し、エメラは3つまでしか置けるようになりません。
 しかし、火柱が伸びるマスはシロよりエメラの方が最終的に長くする事が出来ます。

 上限を超えて取ったアイテムは無駄になり、アイテム数は有限の為最悪味方が必要な強化を得られずに充分な活躍が出来ないといった状況に陥ります。
見えたアイテムを片っ端から取得する行為は味方の信頼を大きく損ね、利敵プレイを疑われても仕方ない重大なNG行動の1つです。
例えば
  • 例1)スピードアップアイテムはシューターは1個(ツガルのみ2個)しか必要ないのにそれを片っ端から拾っていくと足の速さが重要になるアタッカーはもちろん他の味方にも大きな迷惑をかけてしまうことになります。
  • 例2)グリムアロエがチームメイトに居る場合、必要数は1個とはいえボムアップアイテムが築城のため非常に重要で即座に取りたいアイテムなのですが、これをグリムアロエの目の前で根こそぎかっさらうような行為は築城の効率を下げて防衛しにくくして迷惑をかけるだけではなく、悪意を持ってボムアップアイテム取得を妨害していると思われても文句は言えません。
よって、特に序盤で道中どうしても取らないと前に進めない場合は仕方ないとしても、目の前に出てきたアイテムを片っ端から取るような行為は強く戒めるようにしてください。
本作では「アイテムを譲ります」のチャットは存在しますが「アイテムをください」のチャットは存在しないため、味方に察してもらうしかありません。
よってロールに対して明らかにステータス不足が見受けられる場合は、そのアイテムを取るのは控えましょう。
 ステータスが事故ると、シューターのキルスコア稼ぎの的にしかならない鈍足のアタッカー……など、アイテムの取得状況は大きく勝敗に関わる要素です。
 自身の使うキャラクターの上限値を理解し、不要なアイテムは味方に譲ることが出来るようになれば上出来です。

 基本はロール(アタッカーやボマー等の職業)ごとに数値は決まっていますが、ツガルやセピアのように若干上限値の異なるボンバーガールも存在します。
 当wikiのキャラクター個別ページで調べる他、ゲーム画面上ではキャラクター選択画面の右下等で上限値の確認が出来ます。

EXPアイテムを回収しチームレベルを早急に上げる

 EXPと書かれた経験値アイテムを取ると、画面左下にあるTEAM LEVELと書かれている部分の数値が最大5まで上昇します。このチームレベルは、キャラクターの最大体力を上げたりする他に、各人が設定したスキルを解禁する役目があります。
 単刀直入に言うと、出来るだけ早めにチームレベルを5にするまで経験値アイテムを入手しましょう。勝敗に大きく影響します。
 経験値アイテムをボムで焼いてしまわないよう十分気をつけましょう。

 より詳しく解説。
 チームレベルを5まで上げることによって使用可能になるスキルの例として以下のようなものがあります。

●モモコ
[癒しのアイドルボイス]
周囲7*7の範囲の味方・建造物のHP(チームゲージ)を回復する。

●シロ
[スーパーウルトラボム!]
7*7の範囲を爆破するボムを設置する。

 これらは特によく目にすることになる非常に強力なスキルです。各スキルが具体的にどう戦局を左右するかはここでは割愛しますが、とにかくチームレベル不足によってこれらを使えなくすることは明確な負けの原因となる事をまず知っておいてください。
 特に、オレンやパプルといった、スキルにチームレベル5まで必要としないキャラクターを使用する人は十分注意してください。
 スキルには再使用までのクールタイムが存在し、1試合中に使用できる回数には限界があります。よって、早くスキル解禁まで到達し、使用チャンスを増やす事はとても重要です。
 自分のステータスも取り切ったからといって経験値はスルーしないよう、味方と協力し効率よく経験値アイテムを回収しましょう。

アイテム出現位置にはある程度法則性がある

 上記で説明したアイテム達は出現しやすい場所が存在します。例えば、パニックアイランド1(2018年10月現在の戦闘マップ)というマップは、ベース内やスタート地点周りからはアイテムが出やすく、
更にスタート地点の真下の壁3マスやベース上3マスといった場所は経験値アイテムが確定で出現。橋を渡った後も外周端はアイテムが出やすい傾向にあります。
 ブロッカーやシューターといった防衛向きのキャラクター使用時や、前衛職でも爆弾の爆破待ち時等はアイテムの出やすい場所を意識して破壊することで、より効率的な行動が出来るようになるかもしれません。
 慣れてきた後でも、味方の前線が相手より早く進んだりした際、相手陣地のアイテムを逆に奪ったり焼いたりして妨害する事も考えられますので、覚えておいて損は無いかと思います。

 プレーしたことがない新マップがオンラインバトルに採用された、または
長いことプレイしてなくて感覚を忘れた場合はシングルバトルを活用しましょう。
シングルバトルは完全新規マップでなければオンラインバトルに採用されないマップであってもいつでも予習・復習ができます。
完全新規マップでも実装日以降であればいつでも選択可能になります。

イヤホンの使用をお勧めします

 味方からのコミュニケーションに気付きやすくなったり、スキルが使えるようになるタイミングが判りやすくなります

 筐体にはイヤホンジャックが付いています(左のスティックの下の方)。
 『ボンバーガール』は主に全国対戦モードでランダムに選ばれた味方とチームを組んで勝利を目指します。
離れた地にいる味方と意思疎通をする為には、タッチパネル下部にあるボイスチャットを使用する事になります。
 しかし筐体が置いてあるゲームセンターは他のゲーム機からの音やその他の喧騒で非常にざわついている場であり、自身のプレイする戦場からの音が把握しづらい状況下にあります。
 イヤホンをする事によって、余計な雑音を防ぐ事で集中しやすくなり、味方からのボイスチャットに気付きやすくなり、ボイスチャットに気付けば状況確認の為に自然とマップに目を移す癖も付きます。
 また、スキルには再使用までにそれぞれチャージタイムが存在しますが、チャージ完了し再度スキルが使えるようになると、キャラがボイスで教えてくれます。その声が聴こえやすくなる事でスキル管理もしやすくなるでしょう。
 個人差はあれど、初心者から上級者まで簡単かつ有効に働くプレイ環境の改善手段なので、是非お試しください。

 イヤホンジャックから自分の耳まで、合計1mあれば長さは充分かと思います。
 イヤホンに音が流れるのは、「台を叩かないでください」の注意書きが表示された辺りからなので、暗証番号入力画面等で音が聴こえなくても故障ではないので慌てないように。
 音量調整は左スティックのすぐ上辺りのタッチパネルに表示されるアイコンで調整します。大体10前後で聴き取りやすくなるかと思います。eパスを使っていれば、一度調整した音量設定は、他の筐体に移動しても引き継がれます。

最後まで勝利を諦めない

月並みなことですが、特に不利状況〜敗色濃厚であったとしても

試合を投げて役割を放棄することは絶対にしないでください。

前衛なら相手ベースの爆破、後衛なら自ベースを死守に努めましょう。

マナー的な面はもちろんですが、本作では相当ゲージ差があっても移動時間含めて60秒、
短く見積もっても同じく移動時間含めて30秒もあればゲージ差をひっくり返せる可能性は十分にあります。
その間に前衛が攻撃のチャンスを掴めば削り勝ちや相手ベース爆破の芽も生まれますし、
後衛も相手の侵攻を防ぎ切り、ベースを守り切れば前衛が最後の一撃を与えるチャンスが生まれます。
さらに僅差であれば時間いっぱいまで前衛であればボム1個でもダメージを与え、
後衛であればボム1個でも防ぐつもりでベストを尽くしてください。
そのボム1個が勝敗を分ける大きな差につながります。

奮闘及ばずその試合では敗北してしまうかもしれませんが、勝利を諦めない姿勢を貫くことは
相手のミスや失策などによりこちらにとっては好機となるラッシュタイムを貰うなど
こぼれ落ちたチャンスを掴める=勝率アップ・チームへの貢献に繋がるのです。
逆に言えば、勝利をあきらめると言う事はそのチャンスを自ら放棄することになります。

もちろん、有利状況でも気を抜かず最後まで全力を出し役割を果たすべきなのは言うまでもありません。
上記の通り、短時間でひっくり返されることはよくあることであるためです。

ただし、諦めないということは、コストが必要なことでもあります。
諦めないプレーを心掛けていると、自然と怒りゲージが溜まりますが、それを筐体に向けて放出するのは絶対にやめましょう。
ワンダーランドウォーズなんかだと、ペンデバイスでタッチパネルを破壊するような事例が多くみられますが、
大抵の店舗では怒りゲージ放出用の筐体が用意されていると思いますので、ソニックのお世話になりましょう。「私のパンチを受けてみろ!」

組んだ味方と対戦相手へのリスペクト

 これは攻略情報というよりマナーの問題ですが、チーム戦である以上個々の戦力や知識の差がどうしても出てしまいます。
とくに味方、しかも敗因に直結するような悪いプレーをしてしまったプレイヤー、ほとんど活躍できずチームの足を引っ張ってしまったプレイヤー、
セオリーを知らなかったプレイヤー、自分の考えた通りに動いてくれなかったプレイヤーなどを
NGチャットなどで煽り立てて責めたり、SNSで名前と内容を晒すのはもはや腕前以前の問題です。
 確かにそのようなプレーをされて負けてしまうとその瞬間はどうしてもイライラするなど負の感情に支配される瞬間は本能的にどうしても発生してしまいます。
しかし彼らも故意の味方スタン狙いや捨てゲーといった自ら勝利を捨てたり、味方の妨害行為をしているならともかく、彼らなりに一所懸命プレーをしています。
その時は自分自身は満足のいくプレーだったとしても、
直接敗因を作ったプレイヤーや、他のプレイヤーを責め立てる特権が生まれるわけではありません。
チーム戦なので自分自身には本当に落ち度はなかったのかもしれませんが、
敗戦は敗戦として受け止めて修正していけば、いずれ勝率は上がっていくはずです。

最後に、本作にはこのチャットがないため打つことはできませんが、
他の対戦ゲームで使われる用語を心に留めておきましょう。

Good Game(GG)

「良い試合だった」「お疲れさま!」といった感じの意味のネットスラングですが、
とくに負けが込んでゲージが大幅に減ったり、さらにはクラスダウンしたとしても
一所懸命プレーしたチームメイト、相手チームを称える余裕を持ってプレーしたいものです。
対戦相手はもちろん、チームメイトがあってこその本作なのですから。

ただし、「負けありがとう」「負け乙」はかなり強烈な煽りチャットなのでご注意を。

イライラしながらプレーしても内容が荒くなってさらに負けが込みやすくなる上、
手持ちの100円をささくれ立った感情を増幅させるのに消費していくことは好ましいことではありません。

勝てない理由を味方のせいにしない

ある程度やりこむにつれて必ず経験するのがこの心理。他のMOBA作品でも言われる「ミカタガー」の心理です。
「俺はちゃんとやってるのに、勝てないのは味方が下手だからだ」というものです。
緒戦では確かに敵ラッシュ贈呈、味方がチャンスを生かせず負け、僅差でラストボイス決めれば勝つのにそれを失敗して負けなど
個人の1ミスで負けてしまうことはあります。
しかしあまりに負けがこむのはそのときの調子や運など不確定な要素もありますが
あまりに勝ちが積みあがらなけれは、自分自身を疑った方がよいでしょう。
(稀に、私怨プレーで「五人目の敵」に粘着されている可能性もありますが)

チーム戦で「自分はちゃんとやってる」というのはかなり独りよがりの見解であることも多く
さらに個人技だけに注目されがちですが、チーム戦である以上味方の失策を含めてパートナーをカバーするのも立派なプレイングスキルです。
自分だけ、自分だけでやっていると例えばほかのプレイヤーがデスを重ねてしまっているのは
下手なだけでなく、独りよがりのプレイングで味方のフォロー・お膳立てを無視している可能性もあります。
まずは、相方が動きやすくなるように考えてプレーすることを身につけると、特にチーム内で自分が格下である場合に勝ちやすくなりますし、
なにより味方から信頼されやすくなります。

録画可能な環境の場合、見直してみることをお勧めします。
(店舗で録画環境を用意していない場合は、お店で明確に禁止されていなければスマホで録画というのも可)
意外と「こうすればよかった」という発見があると思います。

とは言え、それで結論が「ピック段階でカットを入れてしまう」「相方を見捨てて後衛だけどベースを殴りに行く(前衛だけど防衛に参加する)」
「シューター返しを張るなどで味方の行動に制限を入れる」「味方の築城を掘ってしまう」なんて話になるようなら、かなり重症ですので、
大抵の店で筐体の近くにおいてある『ソニックブラストヒーローズ(スーパーソニックブラストマン)』などをプレイしてまずは怒りを解消するか、
もしくは『パチスロ ボンバーガール』で我慢しましょう。
「味方を信頼しないプレイング」を繰り返していると、自分が某所で(悪い意味で)名前が広まったり、私怨プレーの標的になるかもしれません。

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最終更新:2023年06月12日 09:50