「も……止め、で、……」
「Give upか?」
笑みを含んだ声に必死で頷く。
実のところ、何と言われているのか良く解らないが。
執拗に胸を弄られるのはもう勘弁して欲しい。腰の辺りは熱さのあまり溶けている気がするし、
なんだか居ても立ってもいられないような気さえするし、色々な場所がじんじんとしているし、
何がどうとは解らないが、色々と限界だと思う。
「Give upか?」
笑みを含んだ声に必死で頷く。
実のところ、何と言われているのか良く解らないが。
執拗に胸を弄られるのはもう勘弁して欲しい。腰の辺りは熱さのあまり溶けている気がするし、
なんだか居ても立ってもいられないような気さえするし、色々な場所がじんじんとしているし、
何がどうとは解らないが、色々と限界だと思う。
政宗の手が、膝頭を捕らえた。無造作に押し開き、膝裏をくすぐる。
ゆっくりと内太腿を撫でる手が追い詰めてきて、何となく恨めしい。
夢中で腕を伸ばして、指先に触れた政宗の夜着を掴み引いた。
「OK,解ってッから焦るな」
「政宗、殿、…ひっ」
潤みに触れられ、軽く撫でられる。もう辛い、もうそんな行為はいらない。
首を振って嫌がると、小さい悲鳴を上げた幸村の胎内に長い指が潜り込む。
「まさ……」
もう一度握りしめたままの衣を引き寄せる。違うと。
政宗は正しく理解したようだった。
「キツいんだからしょうがねえだろ、嫌ならちょっと筋肉落とせ」
幸村は声も出せずに身を竦めながら、必死でぶるぶると首を振った。
「ったく、しゃあねぇなあ……」
体が近づき、夜着を握った手を背中へと回すよう促され、熱の中に重く強く割り込まれた。
「―――あぁぁ、ぁ」
喉奥から洩れるそれが嬌声なのか喘ぎなのかよく解らない。
しがみつくと当たる場所が変わる。
「うぁ、ぁぁぁぁ……」
我慢が出来ない。抑えたいのに腰が揺れた。誤魔化したいが、素肌は言葉以上に物事を伝えやすい。
きっと逃げ出したいこととは違う動きだと、幸村の意志で動いているのではないと、解ってしまうだろう。
別に自分の身を動かすことが厭なのではない。初めてでもない。
ただ、乞われて一心に動くことと、今の状況では違いすぎる。
しがみつく腕を放し、幸村は政宗の目を覆った。
「てめ、何しやがる」
乱暴な声音が愉悦を含んでいる。政宗の顔にへちゃりと押し当てた手のひらが引きはがされ、指が絡められる。
「見、見るなでござッ…」
それでも体が動いて、水音が立つ。
「ha…今更ふざけんな」
この、政宗の嬉しそうな様子と言ったら。
「見せろ」
軽く突き込まれ、それだけで動きが止められる。底意地が悪い。悪趣味にも程がありまするぞと詰りたい。
だが、詰るどころではない。
僅かに揺れるだけだった体が、どうしようもなく政宗を貪ろうとしている。
ただの身じろぎが、円を描くように、そして跳ねる。
腕が縫い止められるように押さえつけられていても、腰の動きは押さえられていなかった。
「あぁっ、ふ、はぁ、あ、ぅぅぁぁーっ」
「スゲーな、幸村」
上擦るように言われ、頭がどうにかなるかと思う。止まらないものは止まらないのだ。
大体動くと言っても上には政宗の体があり、下は床。
どう足掻いても掻き混ぜるようにする程度、政宗が協力しようと思わなければ体をぶつけ合う激しさに移動できず、
つまり終わりが来ない。出来ることなら、すぐにも終わらせてしまいたいほど恥ずかしいというのに。
もどかしすぎる。
そっぽを向くことは逃げているようで、せめて睨んだ。
「Rapeじゃねぇんだ、んな顔するな」
手のひらに絡んだ指に力が籠もる。のし掛かる体がぴったりと寄り添って、目尻に唇が落ちた。
「ッ、泣い……っ?」
「ああ、涙目だ」
短く言って政宗が幸村の両足を肩の上へ担ぎ上げ、腰を固く掴んで激しく打ち付けはじめた。
遊びも何もない、激しさだけが満ちた動き。ヒュ、と呼吸を吸い込む。吐き出した息は声。
もどかしくてならなかった焦れったさが、柔い場所を抉られるたびに変わる。
「はうっ、あああああああっ、うぁっ、あぁあっ」
体が奇妙に軽い。熱くて溶けそうで軽い。浮かびそうだ、床の感触が遠い。
腕が縋るものをもとめてさまよい、自分の体を抱きしめる。
「Ha!イイ顔するじゃねぇか、――イッちまいな!」
ずくずくと打ち込まれているはずだというのに、声が遠い。
一度胸に噛みつかれる。ぎゅっと体が強ばっても、何もかもがあやふやに過ぎる。
「やぅっ、ね、あぁうっ…あ――」
もがいた腕がやっと政宗らしき暖かみを捕らえ、思い切り爪を立てた。
浮かんで、どこにも行かないように、必死で縋った。
「―――――ッ―」
どこかに吹き飛びそうな幸村と違い、政宗の体は揺るぎなくしっかりとしていた。
ゆっくりと内太腿を撫でる手が追い詰めてきて、何となく恨めしい。
夢中で腕を伸ばして、指先に触れた政宗の夜着を掴み引いた。
「OK,解ってッから焦るな」
「政宗、殿、…ひっ」
潤みに触れられ、軽く撫でられる。もう辛い、もうそんな行為はいらない。
首を振って嫌がると、小さい悲鳴を上げた幸村の胎内に長い指が潜り込む。
「まさ……」
もう一度握りしめたままの衣を引き寄せる。違うと。
政宗は正しく理解したようだった。
「キツいんだからしょうがねえだろ、嫌ならちょっと筋肉落とせ」
幸村は声も出せずに身を竦めながら、必死でぶるぶると首を振った。
「ったく、しゃあねぇなあ……」
体が近づき、夜着を握った手を背中へと回すよう促され、熱の中に重く強く割り込まれた。
「―――あぁぁ、ぁ」
喉奥から洩れるそれが嬌声なのか喘ぎなのかよく解らない。
しがみつくと当たる場所が変わる。
「うぁ、ぁぁぁぁ……」
我慢が出来ない。抑えたいのに腰が揺れた。誤魔化したいが、素肌は言葉以上に物事を伝えやすい。
きっと逃げ出したいこととは違う動きだと、幸村の意志で動いているのではないと、解ってしまうだろう。
別に自分の身を動かすことが厭なのではない。初めてでもない。
ただ、乞われて一心に動くことと、今の状況では違いすぎる。
しがみつく腕を放し、幸村は政宗の目を覆った。
「てめ、何しやがる」
乱暴な声音が愉悦を含んでいる。政宗の顔にへちゃりと押し当てた手のひらが引きはがされ、指が絡められる。
「見、見るなでござッ…」
それでも体が動いて、水音が立つ。
「ha…今更ふざけんな」
この、政宗の嬉しそうな様子と言ったら。
「見せろ」
軽く突き込まれ、それだけで動きが止められる。底意地が悪い。悪趣味にも程がありまするぞと詰りたい。
だが、詰るどころではない。
僅かに揺れるだけだった体が、どうしようもなく政宗を貪ろうとしている。
ただの身じろぎが、円を描くように、そして跳ねる。
腕が縫い止められるように押さえつけられていても、腰の動きは押さえられていなかった。
「あぁっ、ふ、はぁ、あ、ぅぅぁぁーっ」
「スゲーな、幸村」
上擦るように言われ、頭がどうにかなるかと思う。止まらないものは止まらないのだ。
大体動くと言っても上には政宗の体があり、下は床。
どう足掻いても掻き混ぜるようにする程度、政宗が協力しようと思わなければ体をぶつけ合う激しさに移動できず、
つまり終わりが来ない。出来ることなら、すぐにも終わらせてしまいたいほど恥ずかしいというのに。
もどかしすぎる。
そっぽを向くことは逃げているようで、せめて睨んだ。
「Rapeじゃねぇんだ、んな顔するな」
手のひらに絡んだ指に力が籠もる。のし掛かる体がぴったりと寄り添って、目尻に唇が落ちた。
「ッ、泣い……っ?」
「ああ、涙目だ」
短く言って政宗が幸村の両足を肩の上へ担ぎ上げ、腰を固く掴んで激しく打ち付けはじめた。
遊びも何もない、激しさだけが満ちた動き。ヒュ、と呼吸を吸い込む。吐き出した息は声。
もどかしくてならなかった焦れったさが、柔い場所を抉られるたびに変わる。
「はうっ、あああああああっ、うぁっ、あぁあっ」
体が奇妙に軽い。熱くて溶けそうで軽い。浮かびそうだ、床の感触が遠い。
腕が縋るものをもとめてさまよい、自分の体を抱きしめる。
「Ha!イイ顔するじゃねぇか、――イッちまいな!」
ずくずくと打ち込まれているはずだというのに、声が遠い。
一度胸に噛みつかれる。ぎゅっと体が強ばっても、何もかもがあやふやに過ぎる。
「やぅっ、ね、あぁうっ…あ――」
もがいた腕がやっと政宗らしき暖かみを捕らえ、思い切り爪を立てた。
浮かんで、どこにも行かないように、必死で縋った。
「―――――ッ―」
どこかに吹き飛びそうな幸村と違い、政宗の体は揺るぎなくしっかりとしていた。




