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戦国BASARA/エロパロ保管庫
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戦国BASARA/エロパロ保管庫

ハナシノブ17

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bsr_e

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翌朝上田に到着し、細かい采配を終えた彼は久々に自宅に戻った。
白い息を弾ませ、長い留守になった事をどう詫びるか考えながら家路を急ぐ。
雪が降るだけあって今日は身を切る様に風が冷たい。
そうだ、朝餉にそばがきが食べたいとかすがにねだってみよう。
いい大人が間食を食事代わりにするなと彼女に叱られるだろうか。
しかし羹をすするという経験はここ半年近くすっぱり抜け落ちている。
ネズミの様に薄暗い所で干し飯や兵糧丸をひたすら齧り続けた記憶しかない。
長い仕事の後くらい少々甘えて我侭を言ってみたかった。
だが、そんな思いは家が近づくと跡形も無く消し飛んでしまった。
縁側の戸は開いたままで家の中はもぬけの殻だ。
(何でこんな時の勘は良く当るんだよ)
舌打ちしながら土足のまま中に上がる。
血痕が見当たらないので拉致された可能性が高いだろう。
薪の残量や寝具がそのままになっている様子から、それが一両日中の
夜間に起きたと当りをつける。
更に詳しく室内を見回すと壁に何かあった。
それはあの翡翠の簪で、矢文宜しく文が結び付けられ小さな布切れと共に
壁に突き刺さっている。
簪を引き抜き文に目を走らせてから布を広げたが、摘み上げて凝視した。
まだ縫いかけの産着だ。
一体これに何の意味があるのか。そもそも何故ここに産着があるのだろう。
結論に至るまで少々時間が掛かったが、至ると同時に血の気が失せた。
たった一度の契りで彼女は自分の児を宿したのだ。
佐助の眼が無機質な色を帯びて文は無言のままグシャリと握り潰された。
次の瞬間彼の姿は消え、産着と文だけが黒い羽が舞う中残される。
その文末には松永弾正の署名があった――。



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