松永の指は繊細に、しかし依然無遠慮にぐりぐりと帰蝶の中でうごめいている。
(いや、名器名器。よく締め付けて絡むことだ)
肉壁の感触を楽しんでいた松永だったが、ぷくりと愛らしく熟れた豆に目をとめた。
幼さゆえか処女ゆえか、恥ずかしげに埋まっているそれを空いた左手でゆっくりと押しつぶす。
幼さゆえか処女ゆえか、恥ずかしげに埋まっているそれを空いた左手でゆっくりと押しつぶす。
「ひぁっ!?」
快感に逃げようとする体を、足を抑えて固めてから口を近づけた。
口に含めばほのかに雌の匂いがして、よく回る銘酒のように松永を酔わせた。
舌先で転がしてやれば、中を探っていた松永の指をきゅうと入口が締め付けた。
反応の良さに思わず笑みがこぼれる。
指を引き抜くと、ひくんと秘所が反応した。
口に含めばほのかに雌の匂いがして、よく回る銘酒のように松永を酔わせた。
舌先で転がしてやれば、中を探っていた松永の指をきゅうと入口が締め付けた。
反応の良さに思わず笑みがこぼれる。
指を引き抜くと、ひくんと秘所が反応した。
「…ぁっ」
帰蝶から洩れた声が思いがけずねだるような甘さを含んでいたので、
松永はずいと帰蝶の顔を覗き込んだ。
とろりと酔ったように焦点の合わない眼で松永を見上げながら、帰蝶は首をかしげた。
松永はずいと帰蝶の顔を覗き込んだ。
とろりと酔ったように焦点の合わない眼で松永を見上げながら、帰蝶は首をかしげた。
「まつなが、さま、」
「なんだね?」
「体が、おかしくて…」
「なんだね?」
「体が、おかしくて…」
帰蝶は戸惑っていた。
薬のせいではあるが、体の内側からむず痒い様な熱い様な何かがせりあがって不愉快なのに、
松永の指が中を這いまわっている間はそれが一切なくなるのだ。
こうして指を引き抜かれた今はまた切なくてむず痒くて仕方がない。
味わったことのない焦燥に、幼い体は我慢というものを知らなかった。
薬のせいではあるが、体の内側からむず痒い様な熱い様な何かがせりあがって不愉快なのに、
松永の指が中を這いまわっている間はそれが一切なくなるのだ。
こうして指を引き抜かれた今はまた切なくてむず痒くて仕方がない。
味わったことのない焦燥に、幼い体は我慢というものを知らなかった。
「もっと…もっと、して、下さい…」
その舌足らずなおねだりは、無邪気を形にしたような愛らしい唇から発せられたのだ。
女と呼ぶには幼い体はくたりとだらしなく男の前にさらされて、己のしていることの意味さえ理解できていない。
女と呼ぶには幼い体はくたりとだらしなく男の前にさらされて、己のしていることの意味さえ理解できていない。