たそかれ - 戦国BASARA/エロパロ保管庫

• 松永×にょ慶次←秀吉
• 慶次が悪女
• へぼいエロあります……むずかしいorz
• 秀吉の前でプレイ
• 急に話が始まり、中途半端におわります

それでも宜しければどうぞ

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「ぐっ……！」
何時かと同じ痛みが手に走る。あの時と同じ様に俺は捕えられていた。
目の前に立つのはやはり松永久秀。相変わらず穏やかで暗い笑みを浮かべて俺を見下ろしていた。

「あ、やっぱり痛い？」
間の抜けた明るい声が聞いてくる。
「………何故？」
痛みに堪え、ようやく声を絞りだす。
以前と同じ様に俺は捕えられていた。
だが、あの時とは違い、この手に楔を打ち付けたのも、俺を足蹴にしているのも松永ではない。

「それを聞くのに何か意味あるの？」
「慶次！答えろ！」
慶次はへらへらと笑いながら、立ち上がると松永の方に歩いていった。

「松永さん。」
愛し気に小さく呟いて松永の首に腕を絡める。
松永もまた、まるで恋人にするように慶次の腰を抱いた。

「慶次！」
「本当はもう分かってるんじゃないの？」
慶次は松永の首に腕を絡めたままこちらを向いた。

——笑っていた。

とても妖艶に、まるで娼婦のように。

「そいつが何をしたのか分かっているだろう！慶次！目を醒ませ！」
力の限りに叫ぶ。慶次、松永は、そいつだけは駄目だ。
「醒ますのは秀吉の方なんじゃない？」
ね、松永さんと慶次は松永に視線を送る。
それが合図かのように松永は慶次と唇を合わせた。

俺に見せ付けるかのように、深く浅く二人は唇を貪りあった。
濡れた音がやけにいやらしく耳に響く。
時折もれる慶次の切な気な声に俺は胸をえぐられるようだった。

「ん……。」
ちゅと音がして漸く二人は口付けを止めた。
慶次は恍惚とした表情で松永の肩にしなだれかかっている。
「ああ、君は素晴らしいな、素晴らしい器だ。」
「うれしいな。松永さん……何でも言ってよ。俺、松永さんの為なら何でもするよ。」
うっとりと慶次は松永に呟く。
ああ、変わってしまったのか。もう取り戻せはしないのか。
確かに俺はお前を遠ざけた。だが、こんな結末を望んだわけではないのに。

「慶次、もうやめろ！お前はそのような女では無い筈だ。」
今更俺の言葉が届くとは思えなかった。それでも、叫ばずには居られなかった。

たそかれ2