戦国BASARA/エロパロ保管庫

にょ就×370ネタ

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nozomi

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何となく>>370の願いをかなえたくなって勢いで書いて見た
にょ就の蔑み目線で書いたので失礼な書き方になってたらスマソ



「ふん…愚かな事を言いおって。」
元就は370をちらりと一瞥した。
下座で跪く370はその視線を受けて、期待に満ちた表情を浮かべた。
その様を見て元就は眉を潜める。
何と言う性癖の持ち主よ。
そのような事、明智にでも頼めばよいのだ。
あの妖婦ならば、喜んで相手をするであろうに。

元就は脇息に頬杖をついて370を視界から避け、その斜め後ろ辺りの床に視線を向けた。
ああ、と落胆の声が聞こえる。
だが、その声音には僅かに洸惚の音が混じっている。

何がそんなに良いのかは分らない。
だが、巧く扱えば良き手駒になるやもしれぬ。

元就は立ちあがると370の前に立った。
懐から采配を出し、その先で370の顎をついとあげる。
嫌悪の心を隠さず、元就は370を眼だけで見下ろした。
370は驚いたように元就を凝視した。
その表情には、恐怖と期待と動揺が入り混じっている。
恐ろしい事は恐ろしいのだろう。
今この采配で本気で攻撃しようものなら370は焼けただれ、地獄の苦しみを負う事になるのだから。

「……我に恐怖しているのか?」
采配の先をグイと喉に押し付ける。
恐怖の為か、それとも喉が苦しいだけなのか370は口を動かし声にならぬ声を発しただけだった。
「答えぬか、この下朗が。」
元就は静かにそう言うと采配の先で370の頬を強か打った。
赤い筋が370の頬に走る。

「も……元就様。」
漸く370はそうとだけ言うことが出来た。
痛みのせいか、それとも火刑を免れた安堵からか、370の額からは汗がしたたり、息が上がっている。
「何だ?その顔は。我にこうして欲しかったのだろう?」
嘲笑を浮かべ370を見下してやる。
ごくり、と370が唾を飲み込む音が聞こえた。

愚かな浅ましきものよ。
元就はその微笑みを浮かべたまま膝を折り、370の頬に手を当てた。
「貴様、我が欲しいのか?」
指先で先程の傷跡を撫でてやる。
腫れただけだと思っていたが、擦り傷が出来、血がにじんでいる。
元就は370の血が付いた指を自らの口に運びぺろりと舐めた。

「答えよ。我が欲しいのであろう?」
370は誘われるように声にならない声で肯定を口にした。

「ふ……身の程も控まえぬ愚か者が。」
元就は再度370の顔に手を沿えた。
指先で顎の線から首筋までをするりとなぞる。
「ならば、我に今まで以上の働きを示せ。結果如何によっては370、お前には特別に『褒美』をやってもいい。」

その褒美に込められた僅かな抑揚に370は目を見開いた。
「も、元就様。それは……。」
開きかけた370の口に指を当てて制する。
「言うな。言うてはならぬ。我と、そなただけの秘密ぞ。」
そう言って370に微笑みかけると元就は立ち上がった。

返事を聞かぬまま元就は370に背を向け歩き出した。
「元就様……。」
退出しようと戸口に手をかけた所で漸く370は元就を呼びとめた。
振り返ると未だ戸惑いを隠せない370が見つめている。
「何だ不満か?」
「いえ……そのような…。」
「ならば励め。我の期待を裏切るな。」
「は…。」
元就はまた370に背を向け部屋を後にした。

全く愚かなものよ。
この我を欲するとはな。
まあ良い。精々我の役に立つがいい。
全てが我が手の内よ。
元就はにやりと口許を歪ませた。
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