瀬戸内の毛利と長曾我部。
縁組を聞いた全国を震撼させた、由緒正しき家柄の御曹司と、どう見ても女海賊の姉貴とい
うありえない組み合わせの夫婦は、実に睦まじかった。
縁組を聞いた全国を震撼させた、由緒正しき家柄の御曹司と、どう見ても女海賊の姉貴とい
うありえない組み合わせの夫婦は、実に睦まじかった。
「…も……」
胸元から、奇妙な声が聞えた。
「も?」
絶頂感に高揚していた元親は、逞しい双腕に豊かな乳房ごと抱きしめていた夫の頭をようや
く思い出し、手を緩めた。
「もとち…か。…元親!我を窒息させる気か」
肉置きのよい妻に比べ華奢にさえ見える夫は、ようやく息が出来るようになった。
「すまん。…つい」
胸元から、奇妙な声が聞えた。
「も?」
絶頂感に高揚していた元親は、逞しい双腕に豊かな乳房ごと抱きしめていた夫の頭をようや
く思い出し、手を緩めた。
「もとち…か。…元親!我を窒息させる気か」
肉置きのよい妻に比べ華奢にさえ見える夫は、ようやく息が出来るようになった。
「すまん。…つい」
豊かな柔らかい胸乳の間に挟まれるのは、できることなら別なところがいいと思いつつも、
以前に胸にオクラを挟むような、と言われてから、それだけは口が裂けても要求できなくな
っていた。
無邪気な妻には、他意も悪意もないはずなのだが。
夫の兜が「オクラ」に似ていると、自分の兵が囁いているのを聞いた元親が何気なく言った
言葉に、夫は深く悩んでいたことを、妻は知らない。
以前に胸にオクラを挟むような、と言われてから、それだけは口が裂けても要求できなくな
っていた。
無邪気な妻には、他意も悪意もないはずなのだが。
夫の兜が「オクラ」に似ていると、自分の兵が囁いているのを聞いた元親が何気なく言った
言葉に、夫は深く悩んでいたことを、妻は知らない。
美女と野獣。
いや、優男と…ゴ…。
熱々べったりの睦まじさで、本人たちが幸せならそれでいいのだが、見ている方はどうして
も下世話な想像をしてしまう。なんで、この組み合わせなのだ、と。
いや、優男と…ゴ…。
熱々べったりの睦まじさで、本人たちが幸せならそれでいいのだが、見ている方はどうして
も下世話な想像をしてしまう。なんで、この組み合わせなのだ、と。
「秀吉…っ!秀吉!!」
上になるや圧し掛かられ、動き始めた新妻に、半兵衛は半ば悲鳴を上げる。
「つ、潰れる…っ」
「…何が?」
「…い…色いろ………」
上になるや圧し掛かられ、動き始めた新妻に、半兵衛は半ば悲鳴を上げる。
「つ、潰れる…っ」
「…何が?」
「…い…色いろ………」
終
旦那さまは、色々大変。




