戦国BASARA/エロパロ保管庫

しのみて夢一夜

最終更新:

momo

- view
メンバー限定 登録/ログイン
  • 政宗と佐助が女の子です
  • 幸村と政宗が夫婦、小十郎と佐助が夫婦ですよ
  • グロくはないがモブキャラが死んだりします
  • あんまりエロくない
  • 実は夏に書いてた
  • 久しぶりの小説なんで文章がやばい、前半と後半でなんか違う

以上注意書きでした。それでは↓から。






やあやあ皆さんこんにちは。実況は毎度お馴染み真田忍び隊隊長猿飛佐助(新婚十一カ月)、相変わらず夜中に張り切ってお仕事がんばってますよ。
少し前に、そう花冷えの頃に反乱の芽を一つ潰したはずなんだけど、ほら、そういうのって一匹いれば三十八匹はいるっていうじゃない?え?誰がいったのかって?賄いのおばちゃんかなー。
「猿飛め…覚悟!!」
「あれあれ?そういう無駄口叩いてるからお粗末なんじゃないのー?」
「…長にだけは言われたくない…」
「はーいいま口に出しちゃった奴は覚えておけよー」
殺意のこもった声と一撃を振り向きもせずにかわし、後ろ手に忍び刀を突き刺す。
見なくても、声や空気の流れでどこが急所なのか、どういう軌跡で斬りかかってくるのかわかるものだ。
「大体にしてさ、殺気なんて出しちゃってる時点で三流なんだよね?わかる?」
自分の命も他人の命も等しく道具、道具を壊すのに殺気なんていらないんだから。
「長、せっかくですが聞こえてないですよもう」
「あそ?根性足りないなー」
「忍びに根性はいらないと以前おっしゃってませんでしたか」
「言ったかも」
あはは、と笑いながら忍び刀を一振りし、鮮血を払い落す。
猿飛佐助といえば巨大な手裏剣という印象があるらしいが、あれは多数を、忍びよりも防備の厚い兵士たちを相手にするための武器であり、闇に紛れた『通常』の忍び働きではあまり用いることはない。
狭いところでは逆に不利になることがあるし、ほとんど身一つの忍びを殺すのに過大な攻撃力はいらない。
必要なのは当てることだ。
「さーて、お前らひきあげるよー」
応、とそこかしこから上がる声を確認しながら筋肉の凝りをほぐすように軽く肩を回す。
ふいっと揺れる髪が頬を掠めて、少し髪が伸びたなと思った。



ウィキ募集バナー