かすが 「謙信様、なぜお顔を隠すのですか」
謙信 「かすがにはあやつがみえぬのですか。まっかないでたちをして、
つののついたかぶとも、かぶっています」
かすが 「あれはたなびくで霧でございます・・・」
信玄 「謙信よ、甲斐に来ぬか。丁重にもてなそうぞ。岸辺にはきれいな花が
咲いているし、美味い晩飯を佐助がたくさん用意して待っておるぞ?」
謙信 「かすが、かすが!きこえませぬか。
かいのとらが、わたくしになにかもうしています!」
かすが 「大丈夫です謙信様!枯葉が風にざわめいているだけですわ!!」
信玄 「さあ甲斐に来ぬか。 ワシと部下がもてなすぞ。
お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ。」
謙信 「かすが、かすが!みえませぬか、
あのくらいところにむさくるしいものが!」
かすが 「ああ、見えますわ。けれど、あれは古いしだれ柳の幹ですわ!」
信玄 「愛しておるぞ謙信よ。お主の美しい姿がたまらない。
力づくでもつれてゆく!それがダメなら…!」
謙信 「かすが、かすが!あれがわたくしをつかまえる! 」
謙信 「かすがにはあやつがみえぬのですか。まっかないでたちをして、
つののついたかぶとも、かぶっています」
かすが 「あれはたなびくで霧でございます・・・」
信玄 「謙信よ、甲斐に来ぬか。丁重にもてなそうぞ。岸辺にはきれいな花が
咲いているし、美味い晩飯を佐助がたくさん用意して待っておるぞ?」
謙信 「かすが、かすが!きこえませぬか。
かいのとらが、わたくしになにかもうしています!」
かすが 「大丈夫です謙信様!枯葉が風にざわめいているだけですわ!!」
信玄 「さあ甲斐に来ぬか。 ワシと部下がもてなすぞ。
お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ。」
謙信 「かすが、かすが!みえませぬか、
あのくらいところにむさくるしいものが!」
かすが 「ああ、見えますわ。けれど、あれは古いしだれ柳の幹ですわ!」
信玄 「愛しておるぞ謙信よ。お主の美しい姿がたまらない。
力づくでもつれてゆく!それがダメなら…!」
謙信 「かすが、かすが!あれがわたくしをつかまえる! 」
かすがはぎょっとして、馬を全力で走らせた。愛しい謙信両腕に抱え、
やっとの思いで春日山に着いた・・・
馬にはついでに武田信玄が乗っていた。
やっとの思いで春日山に着いた・・・
馬にはついでに武田信玄が乗っていた。
数字のほうで魔王ネタやってたけど女謙信なのでこっちに。
今は反省している
今は反省している