勝手にコンサルティング福井
座・タイムリーふくい(20071201)
最終更新:
c291
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定点観測
観測対象
- 座・タイムリーふくい(2007年12月01日放送分)
テーマ
- いよいよ本番!福井駅周辺整備
出演
司会
ゲスト
- 木本友彦 (福井駅前地区五商店街 会長)
- 太田渾 (金沢ターミナル開発株式会社 社長)
- 内田桂嗣 (ふくい路面電車とまちづくりの会 会長)
- 苅安美和 (学生経営ブティック スタッフ)
観測結果
福井県の玄関口・福井駅西口広場の拡張が県の都市計画審議会で了承された。県都の顔にどんな機能を持たせるべきか、いよいよ具体的な議論が始まる。一方で新幹線の延伸とも絡み都市間競争が激しくなることは必至で、次の時代に生き残れる街づくりが求められている。番組では福井らしい街づくりに必要な視点を議論する。
- とっかかりの「福井駅前に人が増えている」という話は出来れば具体的な数字を出してほしかった。そして同時に将来的な目標(理想)も具体的な数字を示すべきだ。じゃないと大和田地区のような「やりすぎじゃね?」ってくらいの大開発と民衆大移動を想定しているのか、それとも郊外と駅前のバランスを目指すのか、観ていてもピントが定まらない。
- 西口再開発ビルについては個人的には大反対だが、「もう造るのは決まっている。何が何でも絶対建てる。」って話なのなら出来るだけ低予算でお願いしたい。
- 自家用車利用客を無視して福井県最大集客エリアを目指すのは向こう30年は無理だと思う。中高生と老人以外を集めたいのならやっぱり無料駐車場の大量確保は必須だろう。
- ネットショッピング・金沢ショッピング・郊外ショッピングの利用客数を考慮すると、もはや商業的物量で福井駅前を盛り上げようってのは無謀としか思えない。個人的にはやっぱり「少々の商業エリアとセントラルパーク規模の公園」でいいと思う。子供連れファミリーの憩いの場+カップルのデートスポットとして定着すれば、そこに高級ホテルや巨大ショッピングモールが無くても県民の心の中心地には成り得るはずだ。少なくとも過去30年の「ステレオタイプかつ衰退」という悪循環からは抜け出せると思う。「地権者をずっと儲けさせないと駄目」という条件がどうしても付くのなら…これ以上は恐くて書けないが、とにかく一流のリーダーもしくはネゴシエーターの登場を待つしかないのかも。
- 最近レギュラー化している「オープニングの松枝さんのプチコラムみたいなコーナー」についてだが、熱狂的な松枝ファンのオレとしては主食と言ってもいいくらい楽しみにしている。しかし越は冷たく一言「全く要らない」だそうだ。つまり、賛否両論だ。
(以上蟹071204)