共産主義者同盟統一委員会とは戦旗西田派と全国委員会が統合して結成されたもので、共産主義者同盟(ブント)の伝統を継承する新左翼党派として位置づけられている。2004年に結成された。
分裂
共産主義者同盟統一委員会の分裂は、2025年を中心に発生した内紛である。しかし、2025年7月から8月にかけて、地方組織である関西地方委員会(通称「関西派」)と、それに反対する中央側(臨時執行部または「分党宣言」派)との対立が激化し、事実上の分裂状態に陥った。発端は組織内の女性解放や被差別解放をめぐる路線対立、組織論議の方法、党派共闘のあり方、階級形成論などの綱領的・政治的相違である。関西派は中央の多数決方式や党内闘争の否定を主張し、非レーニン主義的・サークル主義的だと批判された。一方、中央側はこれを「差別的」「二次加害論による論議拒否」「左派共闘路線の否定」などと断罪し、組織的意志一致が不可能になったと判断した。2025年6月頃、中央側は関西派に対して「分党」という形で組織的分岐を宣言した。「分党」とは協議を通じた分裂を意味し、関西派とその同調者を別個の組織として切り離す方針である。中央側はこれを「ブントの歴史を継承した統一委員会建設の地平を防衛する」再出発と位置づけ、関西派を「宗派集団への変質」と非難した。結果として、統一委員会は中央派(分党宣言派)と関西派(臨時執行部派)に分裂した。両派はそれぞれ独自の『戦旗』紙を発行し、発行所や編集責任者も分離して対立を継続している。分裂の背景には、女性差別問題や組織運営の抑圧体質への不満が絡んでおり、極左運動全体の縮小傾向を象徴する出来事となっている。
関連
アジア共同行動・日本連絡会議(AWC)