予告
道に迷いし剣鬼を救えるか!?
魔刀戦記外伝-柳生-
柳生十兵衛との戦いに終止符を打て!
鬼道衆の精鋭としてわしらの前に幾度となく立ちふさがった男、
柳生十兵衛。
剣を極めんとするばかり人としての道を踏み外し、悪鬼羅刹の如く人を斬り続けてきた者じゃ。
何度も刃を交えるにつれ奴が抱える迷いを悟ったわしらは、これを突破口として
柳生十兵衛を攻略すべく、打って出る事となる。
古来より迷い人達を導いて来たとされるあの神族を助っ人として迎え、準備は万端、後は全力でぶつかりあうだけじゃ。
また別件となるが、妖魔界のとある地方で奇妙な力のうねりを検知したとの報も上がっておる。
先日より行方の知れないすばるに絡んでの事で無ければ良いのじゃが……
イベントストーリー
開幕 柳生十兵衛攻略作戦
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機会が整った、柳生十兵衛を確保しに行くぞ
となると、前に言っていた心の旅先案内人が見つかったんですか?
悩めし者達を導いて来たという存在、八咫烏(ヤタガラス)の協力をとりつけたのじゃ
八咫烏と言えば、孫市さん達の旗にもなってるあの有名な霊鳥ですね
神族に連なる存在でもあるな、あの者の力を借りれば恐らく……
ええ、柳生十兵衛さんに巣食う心の闇を払えるかもしれませんね
あれほどの使い手じゃ、我が陣営に引き込む事が出来れば大きな力となるじゃろう
もしそれがかなわないとしても、柳生さんの救いとなれれば僕は満足ですけどね
それに加え、八咫烏と深く関係のある口寄せ巫女も協力してくれるそうじゃ
もっとも、この巫女から渡りをつけて八咫烏へ辿りつけたんじゃがな
なるほど、巫女と言っても色々な所属の方がいらっしゃいますからね
一部、神職に携わっているとは思えぬ欲望丸出しな奴もおるがな
あの方は、触れるな危険なのでそっとしておきましょう
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第1話 口寄せ巫女のお仕事
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わざわざこんな所まで出向いて頂いてすみません
気にしないで、困った人に判断を授けるのがユタのお仕事なの、道標なの
その大本となる私も居るのだ、どんな迷い人だろうと立ちどころに導いてやろう
大本、ですか?
ユタと呼ばれる口寄せ巫女は神の言葉を己に降ろす事で様々な助言を行うのだ
うん、ユタがいつもお世話になっているのが八咫烏様なの
此度の話は娘の成長にも結びつくと思い快諾した次第だ、よろしく頼むぞ
こちらこそよろしくお願いします、八咫烏さん、ユタさん
うん、でも今回は八咫烏様が進めてくれるから、私はお手伝いなの
なんだかふわふわした娘じゃのう、口寄せ巫女とはこんな者ばかりなのか?
イタコさんも口寄せを使う方ですが、もっとシャキっとしてらっしゃいますね
イタコも居るの?見た事がないからお話してみたい、いいですか?
好きにせい、同じ組織として動く以上はいずれ顔を合わせるであろう
ありがとう、頑張るのは八咫烏様だけどユタも頑張るね
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第2話 迷えし者と導く者
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何者だ貴様、奴らの新顔か?
私は八咫烏(ヤタガラス)、古来より迷えし者共に進むべき道を指し示す者だ
迷えし者共だと……?
強さの意味も知らず進むべき道も見えぬまま、闇雲に刀を振るう者が居ると聞いてな
大層なご挨拶だな、では貴様は知ると言うのか?強さとは何たるかを
強さとは何か、この問いに対し耳当たりの良い言葉を聞かせてやる事は出来る
だがそれでは収まらぬのがお前達のような武人だ、いつの時代もな
ほう、化物じみた見てくれの割には話が分かる奴ではないか
お前のような問題児の面倒は腐るほど見て来たつもりだ、神の使いを舐めるなよ?
面白い、我が秘剣の数々が天の領域に届くかどうか……確かめさせてもらうぞ!
私とこの者達でお前を受け止めてやろう、持てる技の全てを吐き出して行け!
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第3話 一か十かではなく
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奴が見せる強さへの渇望、あれはもはや信仰と呼んで差し支えない域に達している
己の信ずる物を捨てさせ、異なる道を歩ませる事が出来るであろうか……
そしてそれが奴にとっての救いになるのであろうか、俺にも見えなくなってきたのだ
柳生さんが固い信念の下、成すべき事を成そうとしてるなら僕達が出る幕は無いです
でもそれが揺らいでるとしたら、別の方法や別の道もあるんじゃないかと、そう思います
ふむ……
今までの全てを捨てるとか、そんな一か十かで考える必要は無くてですね
引き返したり、迂回したり、そうこうしてる間に見つかる強さもあるんじゃないかって
(プレイヤー)もそこまで奴の事を思っていたとはな、意外だったぞ
何度も刃を交えた僕達だからこそ、柳生さんの苦しみが分かるじゃないですか
押しつけがましいのは重々承知です、でも知っちゃうと、ほっとけないですよね
フッ、かつての俺もそんな(プレイヤー)に救われたのだったな……
え、何かおっしゃいました?
気にするな、今は俺達に出来る事を全力でやり抜くのみよ
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第4話 強さとは?
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強さか、強さってなんでしょうね?
振り向かない事であろう、恐らくそんな気がする
自分で話を振っておいてなんですが、そんな一言で片付きますかね
何となくノリで答えてみたが強さとは何か、それに即答出来る者はそうそうおらんじゃろ
こんな話をするなどおぬしらしくないな、柳生十兵衛の影響か?
ですね、柳生さん以外の話でも強さを求める家臣の方は沢山居らっしゃいますし
何となく考えてみる時はあるんですけどね、強さってなんだろうって
強さなる言葉は長らく一人歩きを続け、今となっては定義するのも難しくなっておるな
それに加えて目に見えぬ物である以上、各々の強さがあるとしか言えぬ
ただ、おぬしにはこれからも強くなり続けて貰う必要があるのでな、それは忘れるでない
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第5話 届かぬ剣、揺らぐ信念
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俺の剣が届かんだと……何故だ、何故だ!
そうだ
貴様の持てる技のみならず全ての感情をも吐き出してしまえ!
その心に長年降り積もった澱と共に全てを吐き出し、そして新たな道を進むのだ
知ったような事を抜かすな!貴様に、貴様ごときに俺の何が分かる!
お前の心の中など何も分からんよ、私に出来る事は迷えし者を導く事だけだ
屍の山を積みあげ、鮮血溢るる河を越えた先に道を見出す者が居るのは事実
だが、お前はそんな修羅の道を歩む者では無いようだ、これは長年培った勘の話だがな
そんな訳があるか、俺は何もかもを投げ打って剣にその身を捧ぐ者……
この手にかけた者は数知れず、そんな俺が今更どの面下げて引き返せようか!
それでも手を差し伸べる者達は居る、それを取るかはお前次第だ
くっ……お互いお喋りが過ぎたようだな
そうであったな、ではお互いの領分に戻るとしよう
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第6話 一方その頃
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ヒッ、ヒヒッ、ヒヒー!
(指、一本……動かせな……頭が、痛い……)
土御門すばる
(あき、らめるな……こんなのに、負けない……!きっと、みんなが……)
ヒアッ、ヒヒッ、シャアアアア!
(でも怖い……怖い気持ちが、無くなっていくのが……怖い、怖いよぉ……)
(助け、にゃもゆき……晴心さま、(プレイヤー)さん、僕もう……)
|土御門すばる|る
(はうっ!うぐあぅ、またっ!?また……やめっ、やめろおおお!)
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第7話 招き猫 にゃんべえ
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今回の招き猫も実に分かりやすい奴であるな
ええ、武田信玄さんの次に分かりやすい格好をしてますね
拙者に何かご用ですかにゃ?果たし合いのお誘いにゃらいつでもどうぞにゃ
もうすでに何度も何度も果たし合ってるんですけどね
そんな楽屋話はどうでもよい、それよりおぬしは柳生十兵衛の知り合いか?
拙者はにゃんべえと申すものにゃ、十兵衛さんの生き様に惚れて武芸者を目指す招き猫にゃ
十兵衛さんはさりげなく餌をくれたりするにゃ、人斬りの心にも一寸の魂にゃ
でも、後ろをついて回ってるにゃあから見ても最近の十兵衛さんはつらそうにゃ……
十兵衛と近しい者から見ても様子がおかしいのじゃな、やはり奴は迷っておるか
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第8話 終わり良ければ全て良し
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さて、柳生十兵衛の件もこれでついに決しつつあるな
乱暴なやり方になってしまったのが心残りですけどね
いまさら口で説得してどうこう出来る相手でも無かったであろう、これが最善じゃ
力を貸して頂けるといいですね、ひまり様
心配するな、古来より全力で殴り合った者は何故か友情が芽生えるとされている
後は河原、夕日との要素があればより盤石となるが今回はこれでよしとしよう
そうですか、なら後はいかに自然に僕達に合流して頂けるかですよね
うむ、人斬りとしての過去がどうしたと湿っぽい話になると面倒であるからな
わしらの勢いで飲み込んで、うやむやの内に仲間入りとさせる作戦を取るぞ
僕は僕で上手いやり方が無いか考えておきますね
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終幕 敗者の処遇
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夢半ばにして散る身ではあるが、何故か未練の一つも湧いて来ないのだ
ここまで清々しい気持ちで逝けるなら、俺の人生にも意味があったのかもしれんな……
待て、何故かわしらが止めを刺す前提で話が進んでおるぞ
敗者は死すが定めであろう、ひと思いにやってくれ
手荒な真似にはなりましたが、今回は柳生さんを説得に来たので止めなんて刺しませんよ
この俺に生き恥を晒せとでも言うのか?
うむ、便所掃除や肩揉み等々、屈辱的な仕事を率先して回すつもりじゃ
ひまりさま、生き恥ってそういう意味じゃないと思うんです……
まあそれは冗談としてじゃ、お前の命は我ら仙狐で預からせてもらうぞ
面妖な奴らめ……俺達はつい先ほどまで命のやりとりをしていたのだぞ?
だが今は勝者特権発動中じゃ、おぬしをどう弄ろうがわしらの勝手であろう
それを持ちだされては従うより他に道は無しか……まあいい、好きにしろ
よし、ではさっそくじゃが忠誠の証として狐耳と尻尾の着用を義務つけるぞ
後は首に鈴ですかね、勝手にどこかで行ってしまわないように
(こいつら目が笑っていない、本気……なのか?)
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イベントヘッダ
主な登場人物
ボス
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甘言を弄しようが無駄だ |
その程度で俺の剣が鈍るとでも思ったか? |
戯言を抜かす暇があるなら構えろ、たとえ無手とて俺は容赦せんぞ |
わざわざ斬られるために出向いてくるとはな、殊勝な心がけだ |
いいだろう、もう一段上の技をもって相手をしてやる |
殺し殺されるのが俺達の宿命のようだな |
この一戦が俺を更なる頂きへ押し上げるだろう、全力で来い |
何も捨てられぬ者には何も成せぬ、全てを捨てた俺に掴みとれぬはずが無い! |
俺は必ずや至ってみせる、前人未到の領域にな |
これも俺に課せられた試練だ……斬り捨て、打倒し、俺は前に進む |
聞く耳は持たん、武器を取れ……さあ早くしろ! |
なぜ、お前達の技には一分の憎しみも込められていないのだ…… |
やめろ……俺を憐れむな!俺にはただ憎しみを向けていればいいのだ! |
まだだ、俺の心は折れてはいないぞ! |
信じて歩んできた道を、今更引き返せる訳が無かろう! |
妖術を使う訳でなし、ここまで俺の心を乱すとはな |
お前達の言葉はなぜこうも鋭く重いのか、俺は、俺は……! |
今となってはこの感触、手にする刀の重みだけが唯一信じられる物か…… |
俺は間違っていたと、それを認めたくないだけとでも…… |
いいぞ、これでこそ俺が認めた相手だ |
抜かったか、だがこれで終わりとは思うなよ? |
通じぬ、届かぬ……なぜだ、俺の剣が…… |
俺の信念が揺らぐなど、あってはならぬ事だと言うのに……! |
これで終わりなどとは抜かすまいな? |
俺は剣鬼、眼に映る全ての者は斬り捨てるまでだ |
やはりこの程度か、俺は何に期待していたのであろう…… |
どうした、俺を救ってみせるのでは無かったのか! |
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強さとにゃにか?それはにゃあにも分からにゃあ |
にゃあは十兵衛さんとおにゃじく、最強を目指すにゃあ |
最強を目指すにゃらいつか十兵衛さんと戦うにゃりか?悲劇にゃ |
にゃあもより高い所を目指しているにゃ |
十兵衛さんもずっとお悩みですにゃ、あんたも何とかするにゃ |
出来るだけ怪我をしにゃいで最強を目指すのがにゃあの道にゃ |
にゃあはあんまり悩みがにゃあ、にゃるようになるにゃ |
一見するとにゃあは強そうに見えるにゃりが、全くそんな事はにゃあ |
にゃあは修行中の身にゃ、今は断食で心を鍛えてるにゃ |
この眼帯もお揃いにゃ、研究に研究を重ねて作ったにゃ |
武士の情けにゃ、ここは見逃してほしいにゃ |
この刀に関する逸話を考えてますにゃ、いい案はありますかにゃ? |
抜かったにゃあーーー |
追い詰められた猫は狐にも噛みつくにゃ、有名な言葉にゃ |
にゃあもまだまだこわっぱかにゃ?負けを認めるにゃ |
にゃあはまた一歩高い所へ進むにゃ、悪く思わにゃいでほしいにゃ|
にゃあもまだまだこわっぱかにゃ?負けを認めるにゃ |
にゃあも武芸者っぽい空気が出て来たにゃ、自信が湧くにゃ |
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|どこに行ってしまったの?私の赤ちゃん、ねえ、どこ……
記憶があいまいで、思い出せないの……私の赤ちゃんは…… |
私の愛しい赤ちゃん、なぜ居なくなってしまったの…… |
私のは赤ちゃんは見た事が無いけれど、それはもう可愛いの |
どこに行ってしまったのかしら……私の大切な赤ちゃん |
必ず見つかると分かっていても、心はざわめくものなのね |
ウフフ……私の赤ちゃんはかくれんぼが大好きなの |
早く、早く……見つけてあげないと、私の赤ちゃん |
それとも、貴方が私の赤ちゃんになる?私はそれでも構わないわ |
これが貴方達の答えね、よく分かったわ |
早く答えて……さもないと |
私は負けない……いつかあの子を抱きしめるまでは |
知っているのでしょう?私の赤ちゃんが何処にいるか |
私の可愛い赤ちゃん……お母さんに力を貸して |
教えて……教えなさい!私の赤ちゃんは何処? |
ここまで抵抗されるなら……やはり知ってるわね?私の赤ちゃんの居場所を |
ここにも居なかった、私の赤ちゃんはいったい何処に…… |
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汚ねえ肉塊にしてやるぜ、覚悟しな |
抵抗なんざ無意味だ、引き裂いてやるぜ |
お前らに出来る事は黙って差し出す事だけだ、諦めな |
美味そうな奴も混ざってんな、こいつはいい! |
お前が大将か、奪われたくないってんならせいぜいあがいてみろよ |
無様な悲鳴をあげろよ?俺の宴はあれが無いと始まらねえんだよ |
流石に素手だと分が悪いか?俺もこいつを抜かせてもらうぜ |
俺にこいつを抜かせた以上、楽に死ねるとは思うなよ |
貧相な見てくれの割にはやるじゃねえか! |
一方的な狩りも悪くねえが、そればかりだと腕が鈍っちまうからな! |
そこらの雑魚とは一味違うと来たか、こりゃあ殺り甲斐があるってなぁ! |
その調子だ、もっと抗えよ……その方が後で楽しめるからな |
見たかったんだろ?俺の本気をよ……存分に味わって行けや! |
忌々しい連中だぜ、大人しく俺の腹に収まれってんだよ! |
俺様をここまで追い詰めるとはな、とんだ化物共だぜ |
まさかこれ以上の力を隠し持ってるだなんて言わねえよな? |
クソッ、とんでもねえ厄日だぜ……なんだって俺様がこんな事に |
俺様がこの程度で沈むなんて思うなよ?まだ入り口もいいとこだぜ! |
とんでもねえ悪運だな……付き合ってられねえぜ |
次は逃がさね……ああクソッ!またかよ |
またかよ!畜生が……この次もまぐれが続くと思うなよ? |
ハアッ、ハアッ、今度こそ食って……またいねえのか! |
これ以上は無駄骨だな、おれはトンズラすんぜ |
細かく刻まねえとな……っておい、逃げんなよ! |
ここは勝ちを譲ってやるぜ、俺も腹が減ってるんでな |
よーく噛みしめろよ、これが俺様とお前の実力の差だ |
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主なガチャ更新家臣
用語集
最終更新:2020年08月22日 16:00