ここではそれぞれの戦闘ドラマに登場した最強のラストボスを紹介する。
ラスボスは物語に登場する敵キャラクターの中で最も強大な存在とされる。
主に長編戦闘系ドラマの最後のトリを務め、英雄や戦士たちと壮絶な戦いを繰り広げた。
『
闇からの侵略者編』に登場したラスボス。
『永遠の太陽』を意味する超次元生命体。その正体は
メフィレスと
イブリースが一体化した、本来の姿である。
その姿は『永遠の太陽』の名に相応しく、全身を結晶で構築された神々しい姿(天使のような姿)をしているが、最初は灯明に灯る小さな火であった。
時空が消失した世界で
ソラリスが存在できる核である『意志』をアオやレイたちに破壊され、本来の種火の姿に戻り
バルザによって壺に封印された。
『
闇の再来編』に登場したラスボス。
カイズがダークスターを吸収し、パワーアップした真の姿。
カオス界を滅ぼし、新世界の神になることが目的。
カオス界の住人たちと壮絶な戦いを繰り広げ、最期はカオス界の住人達に倒され、消滅した。
『
CONTINUE編』に登場したラスボス。
この世界を造った神の一人「混沌の女神」。
荒れ狂った今の混沌世界を滅ぼし、新たな平和な世界を造ろうとしている。
ナナを救いたいというアオの一心でコアを刺され、消滅した。
『
RESET編』に登場したラスボス。
女神最強の配下、
混沌神下七神衆の中で最も天才的頭脳を持つ科学者。
女神の配下であったが、彼女を利用し、
カオスエネルギーの力を使って自分だけの世界を手に入れようと画策し、遂に実行に移した。
カオスエネルギーを所持している為、女神や
エンペラー以上の力を発動し戦士たちを絶望に陥れた。
混沌世界が滅ぶ2分前に森へ逃げ込んだが焦燥の為に転倒し、カオスエネルギーを手放してしまう。
そこに突然現れたウィノによってカオスエネルギーを取り返され、エネルギーによって自然に生み出されたレーザーを喰らい完全に消滅した。
『
大戦争編』に登場したラスボス。
混沌世界に大戦争を齎し、大々的に恐怖を齎した。
ユニバース・プログレッサーと
デッドルファウンドの力を得たことで戦闘能力は以前にもましてかなり増大し、反乱軍を容易く圧倒した。
その後は突如現れた英雄モララーと交戦し、メフィレスから授かったカオスエメラルドを体内に取り込み、史上最凶且つ最悪の能力を発揮する。
自身の元々の能力「破壊の力」とメフィレスの「闇の力」の二つの能力の行使が可能になり、あらゆるものを破壊し無に帰す力を得る。
その絶対的な力の前に、抗う者たちに戦慄を植え付けた。
しかし強大な力を得て間もないために限界を感じ、大戦争の最中に終了を宣言し、空に現れた巨大な光の扉の中へ多くの部下と共に消え失せた。
数日が経った後、
新世界でより強力な力を得て
ケイオスへ再び帰参。
宇宙進出を目論むも配下の
ハルシオンの謀反が勃発し、「終点戦争」での激しい戦いの末に彼に討たれ、完全に倒されてしまう。
『
混沌 春の陣』に登場したラスボス。
「天下布武」を掲げ、各地を侵略し蹂躙する魔の軍勢「織田軍」の総大将で「第六天魔王」を自称する。
歴史仙人によって蘇り、混沌世界の天下を恐怖で支配しようと企む。
六魔ノ王の力を得て名実ともに魔王となり、圧倒的な武力を振るう。
混沌 春の陣にて
伊達政宗と
林檎姫たちとの壮絶な戦いの末に敗北。
『
絶望へのカウントダウン編』に登場したラスボス。
この戦いでは見事なまでに悪役を突き通した。
列車でアオや
レインドに追いつめられ、『Z』をまき散らそうとするが結果アオによってその計画は無に還った。
後のドラマにも登場し、レインドや
スカーフィといった英雄たちとも対峙するなど、その死後も活躍を見せ続けている。
『
蘇る絶望編』に登場したラスボス。
大覇王クッパ帝国軍団の総帥。
その正体はダークソウルであり、彼はクッパの体に乗り移り自分の望む理想郷を創り上げようとした。
レインド、マリオ、フランの三人との壮絶な戦いの末、敗北。
その後クッパの体から抜け出して新世界へ逃げようと試みるも、マリオとフランの攻撃を受け、消滅した。
『
冥王の跡継ぎ編』に登場したラスボス。
ナフィルの身体を乗っ取り、サイラーグに再び邪気を生み付けた者。
魔族という噂が流れていたが、実のところは神族。
目的は全ての世界を自分の使命の為、滅ぼす事。
それも順序よくではなく、一気に派手に終わらせようとした為、L(
ロード・オブ・ナイトメア)を引き出す程度では無理だと考え、
さらに上の地位のD(キング・オブ・
ダークネス)の魔力を利用しようと
ディーヴに呪文を唱えさせようと企んだ。
しかし最終的には憑かれたディーヴに王鎌を振り下ろされ、滅びた。
『
新世界編・
新たなる旅立ち編』に登場したラスボス。
遥か大昔、神族が総勢がかりでも倒すことのできなかった謎の、邪悪な生命体。
混沌世界の英雄、住人達と世界を賭けた壮絶な戦いを繰り広げ、最後はアルティメットレインドと一騎打ちになる。
彼との激闘の末、“超ファイナルブレイク”を喰らって夜空で大爆発し消滅したと思われたが、
レインドたちが願いを叶えた後に息を吹き返し、シホの心臓を貫く。
それによってレインドの怒りを買ってしまい、右ストレートを顔面に受けて、完全に砕け散った。
『
兵器と神々と運命の歯車編』に登場したラスボス。
クローズによって作り出された、
オメガの名を持つ兵器。
その正体は、地球軍の放ったミサイルによって滅ぼされた、カオス界の住人達の無念や怨みの集合体。
荒廃した街中にてオメガと激戦を繰り広げ、一度は追い詰めたものの、駆けつけたガーディアン達によって機械の『器』を止められてしまう。
その後、使い物にならなくなった『器』を捨て、オメガを次の『器』にしようと考えるが、
憑依する前にオメガのレーザーで焼かれた挙句、念力の様な『気』によって体を潰されてしまい、完全に破壊される。
『
新世界編・
永久に眠れ 古き混沌編』に登場したラスボス。
暴走する変わり果てた混沌の守護神。
『Abyss』(アビス)という能力を持ち、英雄たちと壮絶な戦いを繰り広げてきた上記のラスボスたちの技と能力等を使用でき、彼らを圧倒した。
混沌の住人たちとの壮絶な激戦の末倒されるが、自らブラックホールとなってケイオスを消滅させようとする。
しかし住人たちの願いを叶えた混沌の守護神により、光となって消滅した。
『
閃劇のリベリオン』に登場したラスボス(シナリオ担当の黒い羊曰く、厳密にはラスボスではない)。
負の感情の結晶体である
クロリアーの真なる力が顕現された存在。時空間歪曲を引き起こし世界崩壊を齎そうとした。
氷冬をはじめとする刀剣武祭出場者やクロリアーと密接的な関係にあるレインドたちの決死の抵抗により、暴走を阻止される。
その後は氷冬の説得により和解し、憎悪から救われる。
関わってくれたすべての者たちに感謝の言葉を残して消滅した。
令和 / やっぱつ令和 |
平成最後を齎す者 / 平成最後を覆す者 |
『
劇場版カオスドラマ 混沌ジェネレーションズ"FOREVER"』に登場したラスボス。
他作品のラスボスとは異なり、コメディ路線のドラマ内に登場した初のラスボス。
それぞれの外見は『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に登場したキーラとダーズと瓜二つの姿をしている。
大化~平成までの元号を司る『ゲンゴーハンド』および『ネンゴーハンド』なる存在をも生み出し、
こちらは
マスターハンド及び
クレイジーハンドと酷似している。
更にはそれらの元号を持つ化け物をも生み出す力を持つ(劇中では『元亀』のギガクッパを召喚した)。
新たな時代への期待に喜びを祝う令和の光と、そんな時代への不安に憂い嘆くやっぱつ令和の闇は
平成最後のステージに立つキャラクターたちの前に大きな障壁として立ちはだかったが、
"混沌"という、彼らが選択した全く新たな時代によって消滅した。
劇中では明記されなかったが、その正体はSu-Ga官房長官により生み出された、固定概念が具現化された存在。
誰かが考えたものにただ付き従うのではなく、己自身で考え、そして行動する自由意志をカオスドラマのキャラクターに出させるためのものであった。
余談だが、本編の制作秘話にて令和とやっぱつ令和を演じた中の人が黒い羊(前者)とかふぇ(後者)であることが判明した。
本人たちは全く打ち合わせしておらず、シナリオ担当の黒い羊もやっぱつ令和の登場には驚きを隠せなかったようである。
最終更新:2020年12月30日 19:42