ハァ。ハァ。ハァ。ハァ。
帽子を被った少年が息を切らせながら森の中を走っている。
その背後からは数匹のゴブリンが口汚く喚きながら追いかけていた。
その背後からは数匹のゴブリンが口汚く喚きながら追いかけていた。
「チクショウ!何でいきなりこんな目に遭うんだよ!」
ゴブリンに追われている少年、山本勝次は己の不運に対し叫ばずにはいられなかった。
ただでさえ見知らぬ場所でいきなり殺し合えと言われ困惑していたというのに、荷物を確認する暇もなくいきなりゴブリンに襲われ逃げる羽目になったのだ。
とにかく何とか撒こうと走り続けているが、ゴブリンは相当しつこい。
何が何でも勝次の肉で腹を満たすつもりなのだろう。
ただでさえ見知らぬ場所でいきなり殺し合えと言われ困惑していたというのに、荷物を確認する暇もなくいきなりゴブリンに襲われ逃げる羽目になったのだ。
とにかく何とか撒こうと走り続けているが、ゴブリンは相当しつこい。
何が何でも勝次の肉で腹を満たすつもりなのだろう。
「ふざけんな!お前らなんかに食われてたまるかよ!」
口では強がってみたものの、ゴブリンが諦める様子はない。
それでも止まる訳にはいかず必死に脚を動かしていたが、追いつけない事に苛立ったゴブリンの投げた棍棒が足元に当たりバランスを崩してしまう。
それでも止まる訳にはいかず必死に脚を動かしていたが、追いつけない事に苛立ったゴブリンの投げた棍棒が足元に当たりバランスを崩してしまう。
「うわっ!?」
勝次が転倒した隙に追いついたゴブリン達が取り囲んだ。
手間を掛けさせた生意気な子どもをいたぶろうと、どのゴブリンも耳障りな笑い声を上げている。。
その内の一匹が手にした短剣を勝次に突き刺そうと近づいた。
手間を掛けさせた生意気な子どもをいたぶろうと、どのゴブリンも耳障りな笑い声を上げている。。
その内の一匹が手にした短剣を勝次に突き刺そうと近づいた。
「舐めんじゃねェ!クソ緑色野郎!!」
「GOROB!?」
「GOROB!?」
だが短剣に貫かれるよりも早く、勝次は咄嗟にデイパックから取り出した物で相手の頭を殴りつけた。
塗装の剥がれかかったパイプレンチを構えて、ゴブリン達を睨みつける。
塗装の剥がれかかったパイプレンチを構えて、ゴブリン達を睨みつける。
「お前らなんかには絶対に殺されてやんねえからな!」
母が死んだあの日から強くなると決意したのだ。
こんな訳の分からない場所で、吸血鬼でもない連中に殺されてたまるか。
自分を奮い立たせるように勝次は叫んだ。
対するゴブリン達は殴られた仲間のマヌケぶりを笑いながらも、この生意気な獲物を仕留めようと襲い掛かった。
緊張により汗ばむ手でパイプレンチを強く握りながら勝次も迎え撃とうとする。
こんな訳の分からない場所で、吸血鬼でもない連中に殺されてたまるか。
自分を奮い立たせるように勝次は叫んだ。
対するゴブリン達は殴られた仲間のマヌケぶりを笑いながらも、この生意気な獲物を仕留めようと襲い掛かった。
緊張により汗ばむ手でパイプレンチを強く握りながら勝次も迎え撃とうとする。
「ふーん。まだ子供だってのに度胸あるじゃない」
凛とした声が聞こえた。
と同時に数本の矢が飛来しゴブリンの頭を射抜く。
何事だと目を見開く勝次の目の前に、声の主が木の上から飛び降り華麗に着地した。
と同時に数本の矢が飛来しゴブリンの頭を射抜く。
何事だと目を見開く勝次の目の前に、声の主が木の上から飛び降り華麗に着地した。
現れたのは一人の少女。
整った顔立ちだが、ピンと長く尖った耳は彼女が人間では無い事の印だ。
小鬼殺し一党の後衛、妖精弓手(エルフ)である。
整った顔立ちだが、ピンと長く尖った耳は彼女が人間では無い事の印だ。
小鬼殺し一党の後衛、妖精弓手(エルフ)である。
「GOROB!GOROB!」
新たな獲物の登場にゴブリンは湧き立つ。
男よりも女の方が楽しみも多いし、孕み袋に出来る。
目に見えて下劣な欲望を露わにしたゴブリンを、妖精弓手はうんざりした思いで見ていた。
男よりも女の方が楽しみも多いし、孕み袋に出来る。
目に見えて下劣な欲望を露わにしたゴブリンを、妖精弓手はうんざりした思いで見ていた。
「こんなとこに来てまでゴブリンだなんて…。これもオルクボルグの影響かしらね…」
一斉に襲い掛かるゴブリンを大きく跳躍して躱し、木の枝に着地する。
ゴブリンが上を見上げた時にはもう遅い、軽やかな身のこなしで木々を移動しながら矢を放つ。
ゴブリンが上を見上げた時にはもう遅い、軽やかな身のこなしで木々を移動しながら矢を放つ。
「GOA!?」
「GROOB!?」
「GROOB!?」
矢は全て正確にゴブリンの急所を貫き、確実に絶命させていく。
気が付けば大勢居たゴブリンは、あっという間にその数を減らしていた。
気が付けば大勢居たゴブリンは、あっという間にその数を減らしていた。
「す、凄ェ…!あの姉ちゃん、とんでもねえ弓の腕だ…」
妖精弓主の立ち回りに勝次は思わず感嘆の思いが口から出る。
ふと、視界の端に緑の影が見えた。
仲間が次々に殺される事態に恐怖した一匹のゴブリンが逃げようとしていたのだ。
奇しくもそのゴブリンは、先ほど勝次に殴られた個体だった。
ふと、視界の端に緑の影が見えた。
仲間が次々に殺される事態に恐怖した一匹のゴブリンが逃げようとしていたのだ。
奇しくもそのゴブリンは、先ほど勝次に殴られた個体だった。
「待ちやがれこの野郎!」
「GOROB!?」
「GOROB!?」
勝次は再び頭部を殴り逃亡を阻止する。
何度かパイプレンチを振り下ろすと、やがて動かなくなった。
相手が死んだ事を確信すると武器を下ろし、辺りを見回す。
あの腹の立つ声を上げていたゴブリンは、一匹残らず矢に射られ死んでいた。
ゴブリンを一掃した妖精弓手は、特に警戒する事も無く勝次の方へ歩み寄った。
何度かパイプレンチを振り下ろすと、やがて動かなくなった。
相手が死んだ事を確信すると武器を下ろし、辺りを見回す。
あの腹の立つ声を上げていたゴブリンは、一匹残らず矢に射られ死んでいた。
ゴブリンを一掃した妖精弓手は、特に警戒する事も無く勝次の方へ歩み寄った。
「お疲れ。あんたも災難だったわね」
「へっ、これくらい別に平気だよ。けど助かったぜ姉ちゃん、ありがとな。」
「いいわよ、これくらい」
「姉ちゃん凄かったなぁ!明みたいにピョンピョン跳び回ってたし、弓だって百発百中だしさ」
「アキラって奴は知らないけど…ま、まぁこれくらは余裕よ」
「へっ、これくらい別に平気だよ。けど助かったぜ姉ちゃん、ありがとな。」
「いいわよ、これくらい」
「姉ちゃん凄かったなぁ!明みたいにピョンピョン跳び回ってたし、弓だって百発百中だしさ」
「アキラって奴は知らないけど…ま、まぁこれくらは余裕よ」
ヒラヒラと手を振って返す妖精弓手。
とはいえ褒められて悪い気はしないのか、尖った両耳がピコピコと動いている。
それを見た勝次はずっと気になっていた疑問を口に出した。
とはいえ褒められて悪い気はしないのか、尖った両耳がピコピコと動いている。
それを見た勝次はずっと気になっていた疑問を口に出した。
「…ところで姉ちゃんって吸血鬼、なのか?それにしちゃあ目が赤くないけど…」
「はぁ!?」
「はぁ!?」
【妖精弓手@ゴブリンスレイヤー】
[状態]:健康
[装備]:弓と矢@彼岸島
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いをする気は無い
1:何言ってんのこいつ
2:知り合いも巻き込まれていないか気掛かり
3:こんな所にもゴブリンか…
[備考]
参戦時期は原作5巻以降のどこか。
[状態]:健康
[装備]:弓と矢@彼岸島
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いをする気は無い
1:何言ってんのこいつ
2:知り合いも巻き込まれていないか気掛かり
3:こんな所にもゴブリンか…
[備考]
参戦時期は原作5巻以降のどこか。
【山本勝次@彼岸島】
[状態]:疲労(中)
[装備]:ビッグ・ジム@Fallout4
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合い何て絶対しない
1:何でそんな驚いてんだ?
2:明たちも居るのか気になる。
[備考]
参戦時期は金剛死亡以降のどこか。
[状態]:疲労(中)
[装備]:ビッグ・ジム@Fallout4
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合い何て絶対しない
1:何でそんな驚いてんだ?
2:明たちも居るのか気になる。
[備考]
参戦時期は金剛死亡以降のどこか。
【弓と矢@彼岸島】
彼岸島のレジスタンスや坂下ユキが使っていた弓と、矢筒に入った数十本の矢のセット。
彼岸島のレジスタンスや坂下ユキが使っていた弓と、矢筒に入った数十本の矢のセット。
【ビッグ・ジム@Fallout4】
パイプレンチのユニーク武器。
20%の確立で相手の足に重傷を負わせる。
パイプレンチのユニーク武器。
20%の確立で相手の足に重傷を負わせる。
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