「ひいいいいいいいいいいっ!」
悲鳴を上げて市街地を全力疾走する男。
死に物狂いで脚を動かす彼の名はネズミ。無論本名ではない。
死に物狂いで脚を動かす彼の名はネズミ。無論本名ではない。
「な、なんで、何で俺がこんな目にいいいいいいい!!」
数分前、いきなり変な場所に拉致された挙句殺し合えと言われ、見知らぬ街に放り出された。
元々小心者のネズミにとってはこれだけでも十分恐怖だが、不運はそれだけではなかった。
元々小心者のネズミにとってはこれだけでも十分恐怖だが、不運はそれだけではなかった。
「くれ……って……るよ……」
唐突に路地の方から聞こえた何者かの声。
ガクガクと震えながらネズミは虚勢を張った。
ガクガクと震えながらネズミは虚勢を張った。
「だ、誰だ!?こそこそしやがって…た、タダじゃおかねえぞ!?」
暗がりに向けて強気な声を掛けると、徐々に何かが姿を現し、
「ヒ、ひいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」
ネズミは恐怖で失禁した。
ズボンが濡れ、悪臭が漂うがそんなものは気にならない。
ズボンが濡れ、悪臭が漂うがそんなものは気にならない。
何故なら今目の前には――
「一 万 円 く れ た ら しゃ ぶ っ て あ げ る よ」
デデドン!(絶望)
この世のものとは思えないほどクッソ不細工な顔の化物がいたからだ(迫真)。
化物は皺だらけの分厚い唇を吊り上げネズミに迫って来る。
そのクッソ汚い口でネズミをしゃぶり尽くす(意味深)つもりなのだろう。
ネズミは恐怖の余り言葉にならない悲鳴を上げて逃げ出した。
そのクッソ汚い口でネズミをしゃぶり尽くす(意味深)つもりなのだろう。
ネズミは恐怖の余り言葉にならない悲鳴を上げて逃げ出した。
そして現在。
化物は未だに付いて来ている。
ネズミも全速力で逃げているが、このままでは捕まってしまうのも時間の問題だろう。
化物は未だに付いて来ている。
ネズミも全速力で逃げているが、このままでは捕まってしまうのも時間の問題だろう。
「ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!明さあああああん!鮫島さまああああああああ!誰でも良いから助けてえええええええええっ!!!」
ネズミの運命は神のみぞ知る。
【ネズミ@彼岸島】
[状態]:疲労(中)、恐怖(大)、失禁
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3(未確認)
[思考・状況]:基本行動方針:死にたくない
1:化物から逃げる
[備考]
参戦時期はユカポンが仲間になって以降。
[状態]:疲労(中)、恐怖(大)、失禁
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3(未確認)
[思考・状況]:基本行動方針:死にたくない
1:化物から逃げる
[備考]
参戦時期はユカポンが仲間になって以降。
【ピンキー@真夏の夜の淫夢派生シリーズ】
NPC。会場には一体しか存在しない。一体も存在しなくて良いから(正論)
この世のものとは思えない程にクッソおぞましいシンメトリーフェイスをしており、全参加者・NPCに精神ダメージを与える。
但し主催者の手である程度は力を制限されている為、見ただけで心停止する程の効力は無い。
男を優先的に狙うが、時には女だろうと襲い掛かるので注意して、どうぞ。
尚別に一万円渡さなくてもしゃぶってくる。お前の判断ガバガバじゃねぇか…(呆れ)
NPC。会場には一体しか存在しない。一体も存在しなくて良いから(正論)
この世のものとは思えない程にクッソおぞましいシンメトリーフェイスをしており、全参加者・NPCに精神ダメージを与える。
但し主催者の手である程度は力を制限されている為、見ただけで心停止する程の効力は無い。
男を優先的に狙うが、時には女だろうと襲い掛かるので注意して、どうぞ。
尚別に一万円渡さなくてもしゃぶってくる。お前の判断ガバガバじゃねぇか…(呆れ)
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