ここは会場内の森林地帯、地図上でロンリー・ロッジと呼ばれる場所
そこに、涙を流しながら走っている少年がいた。
少年の名前はポコ、かつてある青年らとともに吸血鬼と戦った少年である。
そんな彼が、なぜ泣きながら森の中を走っているかというと、それは少し前のこと……
ここはある森の中、そこには無数のゴブリンたちに囲まれた状態の小屋があった。
「ポコ、お前はここから逃げて助けを呼んできてくれ」
その小屋の中で、異様に長い鼻をした男が少年にそう言った。
「ウソップ兄ちゃん、本当に大丈夫なの?」
少年が、ウソップにそう聞いた。
「当たり前だ!俺は勇敢な海の戦士、こんな奴らなんて本当はチョチョイのチョイで倒せるぜ!」
そういう彼の足はあり得ないくらいガクガクに震えていた。
「……本当に大丈夫?」
「だだだ、大丈夫!これはただの武者震いだ!」
少年が再度ウソップに対し質問をしたが、彼は自分の震えを武者震いだとごまかした。
そうしていると、彼らのもとに女性が近づいてきた。
茶色い髪を後ろで束ねた、優しげな雰囲気をした女性だった。
「心配しないで、お姉ちゃんたちは大丈夫だから、早く行って」
彼女はポコにそう言った。自分たちは大丈夫だから早く逃げて、とそう言った。
そしてポコは……
「姉ちゃん……ごめん!」
そう言って、裏口を使って小屋から脱出した。
そうして、小屋の中には女性とウソップだけが残った。
そして不意に、女性がウソップに話しかけた。
「ウソップさん、本当は分かっているのでしょう?ここにいたら助かる見込みが薄いことに……」
彼女はウソップにそう言った。このままこの小屋に残っていては、ゴブリンたちによって殺されるということを。
「……ああ、俺はうそつきだからよ。ついついアイツにウソを言っちまった」
それに対しウソップは、それを承知の上でここに残ったと、そう話した。
「……優しいんですね」
「よせやい、照れちまうよ」
そうして彼らは、小屋に向かいつつあるゴブリンたちを少しでも引き付けるために武器を取り出した……。
そして舞台は現在へと戻り……
(ウソップさん、姉ちゃん……あの二人、俺を助けるためにあんなウソを……)
ポコは、彼らのついた嘘を見抜いていた。
自分を助けるために、嘘をついてまで自分を逃がそうとしてくれたことに気づいていた。
(……このまま彼らを見殺しにしていいの?)
逃げる途中、彼はそう思った。
このまま彼らを見殺しにして自分だけ生き残って、それでいいのかと、彼はそう思ったのだ。
(しかし俺に戦う力なんて……いや、勝てそうにないからって、ジョナサンが諦めたか?)
戦う力がないからとあきらめそうになっていた彼だったが、彼は思い出した。
かつて自分たちを助けてくれた、あのジョナサンのことを。
彼はどんな時でもあきらめようとはせず戦い続け、そしてあのディオを倒したのである。
(そうだ……たとえ勝てそうにないからって、諦める理由にはならないんだ……!)
そして彼は自分が持っていたバッグの中をあさりだした。自分でも何かできることがあるはずだと、そう考えて。
そうして彼は見つけ出す。彼らを救うことのできる『力』を……。
それは奇妙なベルトと、牛の絵が描かれた板状のものだった。
ポコはそれらについていた説明書から、これを使えばウソップたちを助けられると確信した。
「兄ちゃん……姉ちゃん……あしたって、いまさ!」
そう言って彼はバッグから取り出したベルトを着け、前方についた穴の中にに牛の絵が描かれたものを差し込んだ。
そして彼は…………。
一方そのころ、ウソップたちのいる小屋では……
「くそう、玉も使えそうな小石ももう残ってねえ!すまねえけど、そっちは大丈夫か!?」
ウソップが女性にそう言った。彼の持つパチンコで飛ばせるものがなくなり、彼女の方はどうなっているかを聞いていた。
そして女性の方も……
「すみません……もう私の方も、矢が尽きてしまって……。打つ手なしの状態です……」
自分の方でも矢が尽きてしまって、ゴブリンたちを遠距離で攻撃する方法を失ってしまったと答えた。
「……仕方ねえ、できる限りのことはやって見せるから、アンタも逃げなよ」
「ウソップさん!」
ウソップはバッグからハンマーを取り出したあと彼女に、自分がしんがりを務めるから逃げろと、そういった。
「そんな訳にはいきません!最後まで一緒に戦います!」
「馬鹿を言うな!ここでアンタを助けられなきゃ、俺は……俺自身が許せねえんだ!」
彼女はウソップのその決断に異を唱えたが、ウソップはそれに怒った。
アンタを助けられなきゃ、自分で自分が許せなくなると、そう言ったのだ。
そうしていると小屋の扉が破壊され、ゴブリンたちが入ってきた。
「ややや、やれるもんならやってみやがれ!俺にはお前たちがかなわないようなやつを仲間にしているんだぞ!」
そういってウソップは、体を震わせながらハンマーをもってハッタリをかましながら彼らに立ち向かった。
しかしその瞬間、ゴブリンたちの背後から強い風が吹いてきた。
そしてゴブリンたちが後ろを振り返ると……
―― そこには、赤い角をした鋼鉄のミノタウロスが立っていた。
そのミノタウロスは剛腕でもってウソップたちに襲い掛かったゴブリンたちを薙ぎ払い、彼らを助けた。
そしてまだ小屋の周りに残っていたゴブリンたちへ、背中から炎を吹き出しながら突進をしていったのだ。
まるで重機関車が突っ込んできたかの衝撃で先ほどまで集まっていたゴブリンたちは蹴散らされ、残されたものは森の奥へと逃げていった。
それを確認した後、ミノタウロスはウソップたちの方へと歩き出した。
ウソップが女性をかばうように前に立つと、突如としてそのミノタウロスが喋りだした。
「姉ちゃん、兄ちゃん、良かった……無事だったんだね」
「ポコ!お前戻ってきたのか!それに、その姿は……?」
「ああ……バッグに入っていたベルトに牛の絵が描かれたもののを差し込んだらこんな姿になったんだ!」
こうしてこの少年、ポコは自分を助けようとした二人をゴブリンたちから助け出した。
彼にも受け継がれたあの『黄金の精神』が、勇気を奮い立たせてくれたのだ…………。
彼は勇気により『只の少年』から、『戦士』になったのだ……!
【ポコ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:健康
[装備]:レイドライザー&クラッシングバッファロープログライズキー@仮面ライダーゼロワン
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本行動方針:この殺し合いを、絶対に止めてみせる。
1:あのときのジョナサンのように、みんなを助ける。
[備考]
参戦時期は第一部終了後。
[状態]:健康
[装備]:レイドライザー&クラッシングバッファロープログライズキー@仮面ライダーゼロワン
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本行動方針:この殺し合いを、絶対に止めてみせる。
1:あのときのジョナサンのように、みんなを助ける。
[備考]
参戦時期は第一部終了後。
【姉@ゴブリンスレイヤー】
[状態]:健康
[装備]:クロスボウ(残弾数:0/30本)@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本行動方針:死にたくないが、殺し合いに乗るつもりはない。
1:もしかして、弟(10年前のゴブリンスレイヤー)も巻き込まれているの……?
2:ポコ君……その姿は一体……?
[備考]
参戦時期は自分の弟を床下に隠し、隣の部屋でゴブリンたちに襲われた瞬間。
ポコの変身した姿を、一種の魔法またはマジックアイテムによるものだと思っています。
[状態]:健康
[装備]:クロスボウ(残弾数:0/30本)@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2
[思考・状況]基本行動方針:死にたくないが、殺し合いに乗るつもりはない。
1:もしかして、弟(10年前のゴブリンスレイヤー)も巻き込まれているの……?
2:ポコ君……その姿は一体……?
[備考]
参戦時期は自分の弟を床下に隠し、隣の部屋でゴブリンたちに襲われた瞬間。
ポコの変身した姿を、一種の魔法またはマジックアイテムによるものだと思っています。
【ウソップ@ONE PIECE】
[状態]:健康
[装備]:ハンマー@現実、パチンコ(残弾数:0/50発)@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1
[思考・状況]基本行動方針:麦わらの一味として、非道な行いはしない。主催者を打倒する。
1:ルフィやゾロたちが巻き込まれていないか不安。
2:今ここでこいつら(ポコ、姉)を見捨てちまったら、俺はアイツらに合わせる顔が無え!!
3:ポコ……おまえは勇敢な男だよ!
[備考]
参戦時期は新世界篇に入る直前、シャボンディ諸島に向かう前。
ポコが変身した姿を、『悪魔の実を食べたベルト』を付けたことが原因だと思っています。
[状態]:健康
[装備]:ハンマー@現実、パチンコ(残弾数:0/50発)@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1
[思考・状況]基本行動方針:麦わらの一味として、非道な行いはしない。主催者を打倒する。
1:ルフィやゾロたちが巻き込まれていないか不安。
2:今ここでこいつら(ポコ、姉)を見捨てちまったら、俺はアイツらに合わせる顔が無え!!
3:ポコ……おまえは勇敢な男だよ!
[備考]
参戦時期は新世界篇に入る直前、シャボンディ諸島に向かう前。
ポコが変身した姿を、『悪魔の実を食べたベルト』を付けたことが原因だと思っています。
【レイドライザー&クラッシングバッファロープログライズキー@仮面ライダーゼロワン】
「レイダー」と呼ばれる怪人に変身する為のツールとバッファローの概念がライダモデルとして組み込まれたキーのセット。
この二つを合わせて一つの支給品としてカウントされている。
「レイダー」と呼ばれる怪人に変身する為のツールとバッファローの概念がライダモデルとして組み込まれたキーのセット。
この二つを合わせて一つの支給品としてカウントされている。
レイドライザーのスリットにプログライズキーを”展開せずに”差し込むことで変身できる。
強い力を持つ半面、対象の恐怖心を軽減させるために破壊衝動や負の感情を呼び起こす効果があるため、
それに見合う強い心がなければ暴走してしまう『危険な兵器』でもある。
それに見合う強い心がなければ暴走してしまう『危険な兵器』でもある。
なおレイドライザー自体はバッファロー専用というわけではないため、別のプログライズキーを差し込んでも変身は可能。
【パチンコ@現実】
正式名称はスリングショット。握りから角状に出る2本の棒にゴムを取り付けたもので、人力をもって引き伸ばして玉や小石を発射する武器。
正式名称はスリングショット。握りから角状に出る2本の棒にゴムを取り付けたもので、人力をもって引き伸ばして玉や小石を発射する武器。
玩具としての印象が強いが、元々は狩猟用の道具であったためかなりの威力を誇る
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