「う~~~ん……」
A-6の壁前で腕組しながら悩んでいる少女―――
A-6の壁前で腕組しながら悩んでいる少女―――
名は夏目登姫。
TVでも取り上げられているボルダリングの期待の金の卵。
TVでも取り上げられているボルダリングの期待の金の卵。
入学した黒桜学園は、在校生から金メダリストを出したい理事長の思惑により、学校のいたる場所にボルダリングの練習ができるよう設計されている。
入学式の夕方、さっそく練習に取り組んでいた登姫の頭上から、見知らぬ男子生徒が落ちてきたので、救おうと手を掴むが、重さに耐えきれず共に落ちてしまう……
幸い、練習のため下にマットが敷いてあるため安全のはずだったが、着地した瞬間、見知らぬ場所に立っていた。
それだけならまだ、ましだが殺し合いをしろとのこと…登姫はどうするべきか悩んでいた―――
入学式の夕方、さっそく練習に取り組んでいた登姫の頭上から、見知らぬ男子生徒が落ちてきたので、救おうと手を掴むが、重さに耐えきれず共に落ちてしまう……
幸い、練習のため下にマットが敷いてあるため安全のはずだったが、着地した瞬間、見知らぬ場所に立っていた。
それだけならまだ、ましだが殺し合いをしろとのこと…登姫はどうするべきか悩んでいた―――
「あなたはなぜ壁をのぼるのですか?」
TVの取材で聞かれた質問……
TVの取材で聞かれた質問……
「会いたい人がいるから」
私はそう答えた―――
私はそう答えた―――
殺し合いというありえない状況。
登姫が選んだのは―――壁に登ること。
自分にはそれしかないから―――
登姫が選んだのは―――壁に登ること。
自分にはそれしかないから―――
高い―――高い―――壁を登るとそこは、一面の綺麗な景色が見えた。
「…うん。新しい自分に出会えた」
登姫は満足げな顔。
「…ん?」
なにやら争っている声が聞こえたため、登姫はその声の方向へ誘われるかの如く歩く―――
なにやら争っている声が聞こえたため、登姫はその声の方向へ誘われるかの如く歩く―――
トゥルルル、トゥルルル、トゥルルル、トゥルルル、ジャジャジャーン、ジャジャジャーン、ジャジャジャーン、ジャジャジャーン
あきらかに日本の生き物ではないモンスターの集団と戦っている人物が……
「あれは!?ミッキー!!??」
登姫が目撃した人物は、世界中の人が名前は聞いたことはあるであろう有名なネズミだった―――
とげぼうずの体当たりを避けつつ手に持つ木の棒らしきもので、薙ぎ払うミッキー。
地面からはせみもぐらがミッキーの足元を狙いに襲い掛かるッ!!
「ハッ!!」
ミッキーはジャンプして攻撃を避けると、せみもぐらをモグラたたきのように叩く!!
「ハッ!!」
ミッキーはジャンプして攻撃を避けると、せみもぐらをモグラたたきのように叩く!!
ブォッッッ!!!
おおきづちの勢い強い木槌が振り回される。
「ハハッ!!」
ミッキーはとんぼ返りで避けると、おおきづちの顔面にひのきのぼうを勢いよくブチ当てる―――
おおきづちの勢い強い木槌が振り回される。
「ハハッ!!」
ミッキーはとんぼ返りで避けると、おおきづちの顔面にひのきのぼうを勢いよくブチ当てる―――
ボォォ!!!
メラリザードのメラが迫るッ!!
すると、ミッキーはひのきのぼうを火球に当て、松明へと武器を改良した。
「!!??」
まさか自身の攻撃をそのようにするとは思いもよらず、メラリザードの困惑を見逃さないミッキーは松明でメラリザードをぶん殴るッ!!
メラリザードのメラが迫るッ!!
すると、ミッキーはひのきのぼうを火球に当て、松明へと武器を改良した。
「!!??」
まさか自身の攻撃をそのようにするとは思いもよらず、メラリザードの困惑を見逃さないミッキーは松明でメラリザードをぶん殴るッ!!
その姿はまるで歴戦の勇者の如く―――
モンスターたちのリーダーらしきものが、ミッキーに襲い掛かるッ!!
セルゲイナスの痛恨の一撃!
ミッキーの松明は斧で斬られ使い物にならなくなってしまった。
ミッキーの窮地に……
ミッキーの窮地に……
「ミッキー!!これ使って!!」
戦いの一部始終を見ていた登姫。
自分も何か手助けできることがないかデイパックの中身を確認していたのだ。
そこで、見つけた武器らしきものをミッキーに投げる。
それをキャッチしたミッキー。
自分も何か手助けできることがないかデイパックの中身を確認していたのだ。
そこで、見つけた武器らしきものをミッキーに投げる。
それをキャッチしたミッキー。
「これは、キーブレード!?」
それは、ミッキー達キーブレード使いが本来使う武器だった。
キッ!と表情を引き締めたミッキー。
それは、ミッキー達キーブレード使いが本来使う武器だった。
キッ!と表情を引き締めたミッキー。
セルゲイナスのマヒャド!
極太の氷の無数に湧き上がる―――が
「アルテマッ!!」
ミッキーの究極呪文がマヒャドごとセルゲイナスを包み込む―――
トゥル~ン♪ チャチャチャ、チャ、チャ、チャ、チャーン!
「すごい!おめでとうミッキー♪」
登姫は勝利したミッキーに駆け寄り抱き着く。
心なしか顔を赤らめ嬉しい表情のミッキー。
心なしか顔を赤らめ嬉しい表情のミッキー。
「キーブレードをありがとう。…ところで君は?」
☆彡 ☆彡 ☆彡
自己紹介を終えた二人―――
「じゃあ、ミッキーは別の世界に存在する本物で王様なんだね?」
「うん。本当は世界が無数にあることを話てはいけないんだけど、この状況だから…」
「うん。本当は世界が無数にあることを話てはいけないんだけど、この状況だから…」
登姫はミッキーこと王様から聞かされた話は衝撃的だった―――
「ところで登姫は、これからどうするんだい?」
ミッキーの質問に登姫は―――
ミッキーの質問に登姫は―――
「…新しい自分に会うかな」
「新しい自分?」
首を傾げるミッキー。
首を傾げるミッキー。
「うん。ミッキーいや王様と呼んだ方がいいかな?一緒についていっていい?」
登姫の言葉に……
「かまわないよ。一緒にこの企みを阻止しよう!それと、僕のことは王様じゃなくてミッキーでいいよ」
ミッキーの差し出す手を―――
登姫の言葉に……
「かまわないよ。一緒にこの企みを阻止しよう!それと、僕のことは王様じゃなくてミッキーでいいよ」
ミッキーの差し出す手を―――
「うん。よろしくね♪ミッキー」
握りしめた。
登姫はミッキーと共に殺し合いという壁を完登できるのか…それは、まだ誰にもわからない―――
【A--6/壁の上】
【夏目登姫@壁ドン!】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:ミッキーと協力して完登する
1:ミッキーと行動を共にする
2:ミッキーは、本当にいたんだ♪
[備考]
参戦時期は1話の途中
※ミッキーとの自己紹介でミッキーが本物であること。世界が多数にあることを知りました。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:ミッキーと協力して完登する
1:ミッキーと行動を共にする
2:ミッキーは、本当にいたんだ♪
[備考]
参戦時期は1話の途中
※ミッキーとの自己紹介でミッキーが本物であること。世界が多数にあることを知りました。
【ミッキー(王様)@キングダムハーツ】
[状態]:健康
[装備]:キーブレード(ノーマル)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:登姫と情報を集めて企みを阻止する
1:情報を集める
2:登姫を守る
3:新しい自分…いい言葉だね。
[備考]
参戦時期はキングムハーツ3のキーブレード墓場のイベント前
[状態]:健康
[装備]:キーブレード(ノーマル)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2(本人確認済み)
[思考・状況]:基本行動方針:登姫と情報を集めて企みを阻止する
1:情報を集める
2:登姫を守る
3:新しい自分…いい言葉だね。
[備考]
参戦時期はキングムハーツ3のキーブレード墓場のイベント前
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