この殺し合いのとある場所。猫型ロボット……ドラえもんは憤りを見せていた。
「許せない…こんな殺し合いなんて…!」
ドラえもんの腹部には、本来あるはずの四次元ポケットがなかった。彼はこのポケットからひみつ道具を取り出すのだが、それが無ければひみつ道具を出すのは叶わない。
もしかしたらのび太くんやしずかちゃん、他の友達も巻き込まれているかもしれない……ひみつ道具がなくても、何とかして友達を見つけて殺し合いを止めなければ、と思いながら殺し合いの場を歩いていく──
やがて、ドラえもんの歩みが止まった。
ドラえもんの目の前には、青みがかかった髪を靡かせ、大きな羽を持った少女が佇んでいた。その少女はかなり小柄で、ドラえもんと同じくらいかそれよりも小さいだろう。
そして、その少女は徐に口を開く。
「……あなた、この殺し合いについてどう思う?」
「そりゃ、許せないに決まってるだろ?」
「そりゃ、許せないに決まってるだろ?」
ドラえもんがそう答えると、少女はそう。と言って、
「奇遇ね。私もこんな殺し合いに乗るつもりはない──正確には、この私に上から目線で命令してきた主催をぶちのめす、と言った方が正しいかしら?」
そう話す少女の言葉には、威圧感はあれど、強い頼もしさが内包されていた。
ドラえもんは、彼女について行けば、きっとこの殺し合いを止められるだろうという、確信を持った。
ドラえもんは、彼女について行けば、きっとこの殺し合いを止められるだろうという、確信を持った。
「ぼく、ドラえもんです」
「ドラえもん……ね。紅魔館の主、レミリア・スカーレットよ」
「こうまかん…?」
「ドラえもん……ね。紅魔館の主、レミリア・スカーレットよ」
「こうまかん…?」
紅魔館という、聞きなれない単語に困惑するドラえもんに、レミリアが分かりやすく説明をするのは、また別の話。
【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いには乗らない
1:友達を探す
[備考]
四次元ポケットは没収されました
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いには乗らない
1:友達を探す
[備考]
四次元ポケットは没収されました
【レミリア・スカーレット@東方Project】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:主催をぶちのめす
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:主催をぶちのめす
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