「ウオオオオオォ───ッ!!」
赤ジャケットを羽織った金髪の青年は叫ぶ。
右ストレートと共に、その身は迅雷のごとく走り出す。
向かう先は相対している、異様な風体の巨漢だ。
陶器の仮面、上半身はマントだけで下半身はモンペ。
全てにおいて不審者極まりない恰好をしている姿だが、
相対する男は拳を振り上げ、紫の衝撃波を飛ばすと拳と相殺させる。
勢いある動きを、剛腕と衝撃波で受け止めれるのは常人ではできないことだ。
右ストレートと共に、その身は迅雷のごとく走り出す。
向かう先は相対している、異様な風体の巨漢だ。
陶器の仮面、上半身はマントだけで下半身はモンペ。
全てにおいて不審者極まりない恰好をしている姿だが、
相対する男は拳を振り上げ、紫の衝撃波を飛ばすと拳と相殺させる。
勢いある動きを、剛腕と衝撃波で受け止めれるのは常人ではできないことだ。
「唸れ───」
「ッ!」
悪寒。当たれば致命傷は免れない。
そんな寒気を察知したフェザーは相殺の反動で飛び退く。
そんな寒気を察知したフェザーは相殺の反動で飛び退く。
「魔神破天弾!!」
同じく紫色の衝撃波が、蹴り上げと同時に弾丸のごとく飛び出す
爆発するような強烈な音は、その技の威力を聴覚から示してくれる。
飛びのいたおかげで直撃こそはしなかったものの、
僅かながら顔をかすめて赤い線が顔を横断する。
爆発するような強烈な音は、その技の威力を聴覚から示してくれる。
飛びのいたおかげで直撃こそはしなかったものの、
僅かながら顔をかすめて赤い線が顔を横断する。
「勘は冴えているようだな。」
油断と言うわけではないものの、
今のは当たったと確信に近かった。
刹那にガードではなく回避を判断するその勘。
声こそ冷徹ではあるが、多少の評価はしていた。
今のは当たったと確信に近かった。
刹那にガードではなく回避を判断するその勘。
声こそ冷徹ではあるが、多少の評価はしていた。
なぜこんなことになっているのか。
それは遡ること数分前のことだ。
それは遡ること数分前のことだ。
青年…フェザーは、所謂バトルジャンキーな男だ。
拳で語り合うを信条としており、強い奴程燃えてくる。
そういった強い奴を求めながら、ある騎空団に属している身の彼だが、
流石に殺し合いに発展するレベルにまで戦いたいわけではない。
倫理観がないわけではないが、極論を言えば戦いたいからだ。
何を言ってるのか分からないと思われるが、そういう性格である。
拳で語り合うを信条としており、強い奴程燃えてくる。
そういった強い奴を求めながら、ある騎空団に属している身の彼だが、
流石に殺し合いに発展するレベルにまで戦いたいわけではない。
倫理観がないわけではないが、極論を言えば戦いたいからだ。
何を言ってるのか分からないと思われるが、そういう性格である。
一方で頭がいいかと言われればよくはない。
言うなれば、彼は猪が人の形を得たようなもの。
この状況を一人で打開できるものではなく、一先ず仲間を探す。
彼のいる騎空団は魔術に長けたものから、機械に精通したものまで多彩だ。
その可能性に賭けて彼は走りだすと、すぐに参加者に出会うことはできた。
言うなれば、彼は猪が人の形を得たようなもの。
この状況を一人で打開できるものではなく、一先ず仲間を探す。
彼のいる騎空団は魔術に長けたものから、機械に精通したものまで多彩だ。
その可能性に賭けて彼は走りだすと、すぐに参加者に出会うことはできた。
だが、出会った男は出合い頭に攻撃を仕掛けてきた。
それが何を意味するかは一つ。殺し合いに乗った相手と言うこと。
故にすぐに戦いへと発展し、今に至っていた。
それが何を意味するかは一つ。殺し合いに乗った相手と言うこと。
故にすぐに戦いへと発展し、今に至っていた。
「なあ、あんたはなんで戦うんだ?」
殺しあえと言われてはいそうですかと受け入れる人は少ない。
元からそういう相手なのだとはなんとなく理解しながら訪ねる。
戦いをやめたいわけではない。寧ろもっと戦いたい相手だ。
だからこそ殺し合いは嫌だ。彼とは殺意むき出しの舞台ではなく、
もっと自由な状態での戦いがフェザーの望みとも言えた。
拳で語り合えばわかることを信条としてはいるものの、
このような形での語り合いはしたくない。
元からそういう相手なのだとはなんとなく理解しながら訪ねる。
戦いをやめたいわけではない。寧ろもっと戦いたい相手だ。
だからこそ殺し合いは嫌だ。彼とは殺意むき出しの舞台ではなく、
もっと自由な状態での戦いがフェザーの望みとも言えた。
拳で語り合えばわかることを信条としてはいるものの、
このような形での語り合いはしたくない。
「…弱肉強食、という言葉がニホンにあるらしい。」
一先ず中断の意か、構えを解く。
構えを解いても先程と雰囲気が全く同じだ。
殺気らしい殺気も出さずにいられる様子で、
フェザーはすぐさま来るのではと構えが解けない。
実際、最初の一撃は巨躯に見合わぬ速度のショルダータックル。
殺気も感じなかったせいで、壁が押し寄せてきたと勘違い仕掛けるほどだ。
相当鍛えられた相手なのは、遠慮なく晒す上半身からも察せられた。
構えを解いても先程と雰囲気が全く同じだ。
殺気らしい殺気も出さずにいられる様子で、
フェザーはすぐさま来るのではと構えが解けない。
実際、最初の一撃は巨躯に見合わぬ速度のショルダータックル。
殺気も感じなかったせいで、壁が押し寄せてきたと勘違い仕掛けるほどだ。
相当鍛えられた相手なのは、遠慮なく晒す上半身からも察せられた。
「ニホンは知らねえけど、それは俺も知ってるぜ。」
「今日を足掻けぬ者に明日はない。
相容れぬならば、我らに語る言葉は不要…違うか?」
相容れぬならば、我らに語る言葉は不要…違うか?」
シンプルな弱肉強食の思想で実に分かりやすいもの。
だったら、この殺し合いはまさにその思想の体現ともいえる。
今時そんな選民思想…とは思うが、生い立ちを考えれば当然だ。
彼───グラントはそのように足掻いて今の生を勝ち取っている。
弱肉強食の理論は彼の生き方そのものであり、同時に盟友カインの理想。
力が正義になる世紀末極まりない、セカンドサウス全地区スラム街の計画。
これも彼らからすれば真の自由をセカンドサウスにもたらさんとするものだ。
善意とは思ってはいない一方で、彼らは理想も持たずに惰性に生きている。
盟友は今のセカンドサウスをそう評して嫌い、グラント自身も同じだ。
自由は自分の手で勝ち取るべきものだと。
だったら、この殺し合いはまさにその思想の体現ともいえる。
今時そんな選民思想…とは思うが、生い立ちを考えれば当然だ。
彼───グラントはそのように足掻いて今の生を勝ち取っている。
弱肉強食の理論は彼の生き方そのものであり、同時に盟友カインの理想。
力が正義になる世紀末極まりない、セカンドサウス全地区スラム街の計画。
これも彼らからすれば真の自由をセカンドサウスにもたらさんとするものだ。
善意とは思ってはいない一方で、彼らは理想も持たずに惰性に生きている。
盟友は今のセカンドサウスをそう評して嫌い、グラント自身も同じだ。
自由は自分の手で勝ち取るべきものだと。
「つまり、あんたを負かせば殺し合いに乗らないんだな!」
大抵は『間違ってる』だなんだので綺麗事を言うものだ。
しかし、否定を一切せずに肯定しつつも勝つと言う宣誓。
こっちもこっちで別の意味で単純な思考回路を持っていた。
しかし、否定を一切せずに肯定しつつも勝つと言う宣誓。
こっちもこっちで別の意味で単純な思考回路を持っていた。
竹を割ったような男とはこういうことを指す。
脳みそまで筋肉でできてそうな男にグラントは心当たりがあるが、
此処までストレートな男と言うのは、あのKOFにいただろうか。
脳みそまで筋肉でできてそうな男にグラントは心当たりがあるが、
此処までストレートな男と言うのは、あのKOFにいただろうか。
「そうなるな。」
「だったら話は早い! あんたに勝った後は、
いつかまた此処じゃない場所でまた戦って拳で語ろうぜ!」
いつかまた此処じゃない場所でまた戦って拳で語ろうぜ!」
勝った後に希望することも戦い。
互いに戦いを好む者同士ではあるが、
こうも方向性が違うとは思いもしなかった。
もっとも、フェザーは諦めは悪いが物分かりのいい青年。
グラントは魔人とも呼ばれるほどに至った戦いの殉教者。
住む世界が文字通り違うのだから、ある意味当然なのだが。
互いに戦いを好む者同士ではあるが、
こうも方向性が違うとは思いもしなかった。
もっとも、フェザーは諦めは悪いが物分かりのいい青年。
グラントは魔人とも呼ばれるほどに至った戦いの殉教者。
住む世界が文字通り違うのだから、ある意味当然なのだが。
(偶然だろうか。)
話し合いは終わり、互いに構える中グラントは思う。
最初にこの男と出会った時、僅かながらに驚かされた。
あらゆる感情を押し殺すことができる彼が珍しく動揺しかけた最初の出来事。
余りにも似ているのだ。カインの甥に当たる青年、ロック・ハワードと。
と言うより、最初はロック・ハワードだと思って襲撃をかけたわけだ。
赤の他人と間違えるのは無理もない。フェザーとロックは恰好どころか、
構えや戦い方さえも、極めて類似しているのだ。
違いがあるならフェザーが電気を用いて戦うぐらいか。
奇妙な出来事ではあるが、彼としては関係ない。
今日を生き抜き、盟友のもとへ帰るだけの話だ。
最初にこの男と出会った時、僅かながらに驚かされた。
あらゆる感情を押し殺すことができる彼が珍しく動揺しかけた最初の出来事。
余りにも似ているのだ。カインの甥に当たる青年、ロック・ハワードと。
と言うより、最初はロック・ハワードだと思って襲撃をかけたわけだ。
赤の他人と間違えるのは無理もない。フェザーとロックは恰好どころか、
構えや戦い方さえも、極めて類似しているのだ。
違いがあるならフェザーが電気を用いて戦うぐらいか。
奇妙な出来事ではあるが、彼としては関係ない。
今日を生き抜き、盟友のもとへ帰るだけの話だ。
【フェザー@グランブルーファンタジー】
[状態]:疲労(小)、顔にかすり傷、高揚感
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1〜3(未確認)
[思考・状況]基本行動方針:強い奴とは戦いたいが、殺し合いはしない。
1:仮面の男(グラント)に勝ってちゃんとした場所で再戦したい
2:騎空団の仲間を探しておきたい
[備考]
参戦時期はサウザンド・バウンド終了後
[状態]:疲労(小)、顔にかすり傷、高揚感
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1〜3(未確認)
[思考・状況]基本行動方針:強い奴とは戦いたいが、殺し合いはしない。
1:仮面の男(グラント)に勝ってちゃんとした場所で再戦したい
2:騎空団の仲間を探しておきたい
[備考]
参戦時期はサウザンド・バウンド終了後
【グラント@餓狼 MARK OF THE WOLVES】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1〜3(未確認)
[思考・状況]基本行動方針:盟友がいれば別だが、優勝して生還を果たす
1:目の前の敵を倒す。
2:ロックに似ているが、気のせいか
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1〜3(未確認)
[思考・状況]基本行動方針:盟友がいれば別だが、優勝して生還を果たす
1:目の前の敵を倒す。
2:ロックに似ているが、気のせいか
[備考]
参戦時期は少なくともボスとして戦う前
参戦時期は少なくともボスとして戦う前
※互いにデイバックは近くに置いてます
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