「いやぁぁぁぁ!!やめて!離してぇ!!」
少女の悲鳴が周囲に響き渡る。
島村卯月は普段の明るい笑顔とは正反対に、涙を流し恐怖と嫌悪感で顔をグシャグシャに歪めていた。
彼女を取り囲み、地面に押さえ付けるのは無数のゴブリンたち。
ゴブリンたちは皆一様に下卑た笑みを浮かべ、舌なめずりをしている。
ゴブリンたちは皆一様に下卑た笑みを浮かべ、舌なめずりをしている。
スタート地点に飛ばされた卯月は、何が何だか分からない内にゴブリン達に襲われた。
粗末な武器を手にし醜悪な笑みを浮かべる怪物に恐怖を抱いた卯月は、バッグの中身を確認する暇も無いまま逃げ出した。
アイドルとして日頃からレッスンを行っているお陰か、最初の内は何とか捕まらずにいた。
だが、追跡を諦めるどころか徐々に数を増やして追って来るゴブリンに恐怖心を煽られ、焦りからか足をもつれさせ転倒してしまった。
粗末な武器を手にし醜悪な笑みを浮かべる怪物に恐怖を抱いた卯月は、バッグの中身を確認する暇も無いまま逃げ出した。
アイドルとして日頃からレッスンを行っているお陰か、最初の内は何とか捕まらずにいた。
だが、追跡を諦めるどころか徐々に数を増やして追って来るゴブリンに恐怖心を煽られ、焦りからか足をもつれさせ転倒してしまった。
そこからは早かった。
卯月が起き上がる間もなくゴブリン達が殺到し、彼女を押さえ付けた。
卯月の衣服を邪魔だと言わんばかりに引き裂くと、露わになった豊満な胸や白い素肌に手を伸ばし、舌を這わせる。
余りの気持ち悪さに卯月の抵抗も激しくなる。
卯月が起き上がる間もなくゴブリン達が殺到し、彼女を押さえ付けた。
卯月の衣服を邪魔だと言わんばかりに引き裂くと、露わになった豊満な胸や白い素肌に手を伸ばし、舌を這わせる。
余りの気持ち悪さに卯月の抵抗も激しくなる。
「いやっ!やめてくださ…ガビュッ!?」
ジタバタと暴れる卯月を鬱陶しく思ったのか、ゴブリンの一人が剣の柄で卯月の顔面を殴りつけた。
鼻から血がボタボタと落ちる。ひょっとしたら折れたかもしれない。
卯月の姿を見てゴブリン達はゲラゲラと笑う。
鼻から血がボタボタと落ちる。ひょっとしたら折れたかもしれない。
卯月の姿を見てゴブリン達はゲラゲラと笑う。
(いや……お願い……誰か…プロデューサーさん……助けて……!!)
助けを乞う心の声も空しく、周りに誰もいない。
絶望した卯月の身体から徐々に抵抗する気力も失せていく。
一匹のゴブリンが我先にとばかりに、卯月の両脚を無理やり開こうとし――
絶望した卯月の身体から徐々に抵抗する気力も失せていく。
一匹のゴブリンが我先にとばかりに、卯月の両脚を無理やり開こうとし――
「忘れ物、忘れ物っ!」
「「「「!!!??!!」」」」
唐突に女が現れた。
紅白色の巫女服のようなものを着た女だ。
紅白色の巫女服のようなものを着た女だ。
女は呆気に取られる卯月とゴブリンを目にするや否や、軽い口調で話した。
「あれ?童貞チンポコ先生?まだ居たんだ?ん?何だこの臭いは…?うーん、さては…チンポコシコってたな〜?」
何だこの女は?
いったい何を言っている?
いったい何を言っている?
卯月を襲っていた手を止めて、女に困惑した視線を向けるゴブリンたち。
普段ならば新しい獲物が来たと喜ぶ場面だ。
しかしどういう訳かこの紅白女にはそんな気がまるで起きない。
むしろ見ていると、訳の分からない不安に襲われる。
普段ならば新しい獲物が来たと喜ぶ場面だ。
しかしどういう訳かこの紅白女にはそんな気がまるで起きない。
むしろ見ていると、訳の分からない不安に襲われる。
痺れを切らした一匹のゴブリンが、槍を片手に紅白女を殺そうと動いた。
卯月への凌辱を邪魔された苛立ちもあるのだろう。
卯月への凌辱を邪魔された苛立ちもあるのだろう。
危ないと卯月が叫びそうになるが、それよりゴブリンの方が早かった。
気味の悪い女へ槍を突き刺そうとし
気味の悪い女へ槍を突き刺そうとし
「お覚悟を」
一瞬で両断された。
見れば女の手には何時の間にか刀が握られている。
突っ立っていたゴブリン達も我に返り、慌てて武器を構えるがもう遅い。
「こんなもの!こんなもの!こんなっ、手作りっ、チョコなんてえええええええ!!」
意味不明なことを叫びながら女は次々にゴブリンを斬殺していく。
気が付けば、逃げようとしたゴブリンも含めて殲滅していた。
気が付けば、逃げようとしたゴブリンも含めて殲滅していた。
「壊れちゃった……私の気持ち……」
何故かすすり泣く女。
だが直ぐに表情を引き締め直す。
だが直ぐに表情を引き締め直す。
「UGRAAAAAAAA!!」
雄叫びと共に現れたのは新たなゴブリン。
しかも先程までの小柄な連中とは違い、見上げるほどの巨体のホブゴブリンである。
しかも先程までの小柄な連中とは違い、見上げるほどの巨体のホブゴブリンである。
「ひっ…」
その大きさに卯月が悲鳴を漏らすが、紅白女に動じた様子は無い。
それどころか不敵に笑い、自らの支給品をまさぐっている。
それどころか不敵に笑い、自らの支給品をまさぐっている。
「お客様ぁ〜♥ご注目!」
通販番組の司会者のような口調と共に取り出したのは巨大なバズーカ砲。
拳を振り上げるホブゴブリンを、後輩の股間をまさぐる野獣の如き眼光で睨みながらトリガーを引く。
拳を振り上げるホブゴブリンを、後輩の股間をまさぐる野獣の如き眼光で睨みながらトリガーを引く。
「GOBOOOOOOOOOOOO!!?」
爆音と共に吹き飛ばされたホブゴブリンは、ピクピクと痙攣していたが、やがて動かなくなった。
今度こそ終わったと確信した女は、卯月の方へ振り返る。
「災難だったわねお嬢さnあら?」
さっきまでボロボロだった少女の姿は無く、ゴブリンどものバラバラ死体が転がっているだけだった。
ヒューっと寒風が吹くゴブリンの殺戮現場には紅白女、RRM姉貴だけが残されていた。
ヒューっと寒風が吹くゴブリンの殺戮現場には紅白女、RRM姉貴だけが残されていた。
【RRM姉貴@クッキー☆BB】
[状態]:健康
[装備]:三代鬼徹@ONE PIECE、沖田のバズーカ@銀魂
[道具]:基本支給品
[思考・状況]:基本行動方針:???
1:あの娘(島村卯月)どこに行ったのかしら?
[状態]:健康
[装備]:三代鬼徹@ONE PIECE、沖田のバズーカ@銀魂
[道具]:基本支給品
[思考・状況]:基本行動方針:???
1:あの娘(島村卯月)どこに行ったのかしら?
【三代鬼徹@ONE PIECE】
ロロノア・ゾロが所持する業物の一振り。
歴代の所有者がことごとく悲運の死を遂げた逸話を持つ妖刀。
ロロノア・ゾロが所持する業物の一振り。
歴代の所有者がことごとく悲運の死を遂げた逸話を持つ妖刀。
【沖田のバズーカ@銀魂】
真選組の沖田総悟が頻繁にぶっ放してるバズーカ砲。
真選組の沖田総悟が頻繁にぶっ放してるバズーカ砲。
怖かった。
あの緑色の怪物が。
意味不明な事を口走る女が。
今の状況全てが。
意味不明な事を口走る女が。
今の状況全てが。
だから逃げ出した。
自分がどこに向かっているのか、誰に会おうとしているのか。
分からないまま走っている。
島村卯月がこの先どうなるのかは、今は誰にも分からない。
【島村卯月@アイドルマスター シンデレラガールズ】
[状態]:疲労(中)、精神疲労(大)、身体の各所にゴブリンの唾液付着、鼻の骨が折れてる
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3(未確認)
[思考・状況]:基本行動方針:死にたくない
1:逃げる
[状態]:疲労(中)、精神疲労(大)、身体の各所にゴブリンの唾液付着、鼻の骨が折れてる
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3(未確認)
[思考・状況]:基本行動方針:死にたくない
1:逃げる
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