会場にある民家の一室。
琢磨逸郎はソファーに腰を下ろし、深々とため息を吐いた。
琢磨逸郎はソファーに腰を下ろし、深々とため息を吐いた。
「はぁー……。何で僕を巻き込むんですか…」
オルフェノクである琢磨ならゲームに乗ると期待して参加させたのかもしれないが、率直に言って迷惑だ。
確かに少し前なら、特に躊躇することもなく優勝を目指しただろう。
だが今はもう違う。
だが今はもう違う。
ラッキークローバー最強の北崎を喰い殺した王のおぞましさを、そして人間の心を捨て去り変貌した冴子を目の当たりにし、
彼らと同じ側に居る事に強く恐怖を覚えた今、とてもじゃないがそんな気にはなれない。
彼らと同じ側に居る事に強く恐怖を覚えた今、とてもじゃないがそんな気にはなれない。
「どうせそう遠くない内に死んでしまうんですから、放っておいてくれても良いじゃないですか…」
王が乾巧達によって倒された事でオルフェノクの寿命問題を解決する術は失われたと言っていいだろう。
冴子は諦めていないだろうが、琢磨自身はいずれ訪れる死の運命を受け入れている。
冴子は諦めていないだろうが、琢磨自身はいずれ訪れる死の運命を受け入れている。
自分は冴子や村上のように生きられる程強くは無い。
ならば弱い自分らしく、人間として静かに余生を過ごすだけ。
ならば弱い自分らしく、人間として静かに余生を過ごすだけ。
そう決めたというのに。
「何でも願いを叶えられる力があるんなら、北崎さんでも蘇生して参加させれば良いでしょうに。あの人なら喜んで優勝を目指すんじゃないですか?」
愚痴を呟きながら、デイパックから支給品を取り出す。
愛読している詩集だ。
懐から消えていた時は焦ったが、支給品として配られたらしい。
愛読している詩集だ。
懐から消えていた時は焦ったが、支給品として配られたらしい。
「本当に…今更何をしろって言うんだ……」
ページを捲りながら、本日三回目のため息が出た。
【琢磨逸郎@仮面ライダー555】
[状態]:健康
[装備]:詩集@仮面ライダー555
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]:基本行動方針:何をすれば良いのか分からない
1:とりあえず詩集を読む
[備考]
参戦時期はTV最終回後。
[状態]:健康
[装備]:詩集@仮面ライダー555
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]:基本行動方針:何をすれば良いのか分からない
1:とりあえず詩集を読む
[備考]
参戦時期はTV最終回後。
【詩集@仮面ライダー555】
アイルランドの詩人、ウィリアム・バトラー・イェイツの詩集。
琢磨は外出時には常に持ち歩き、愛読している。
アイルランドの詩人、ウィリアム・バトラー・イェイツの詩集。
琢磨は外出時には常に持ち歩き、愛読している。
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