コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

野球と修羅

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
「私の願いは父さんが生き返って母さんと3人で幸せに暮らすこと」

少女は己の決意を口に出した。
日本には言霊の力が信じられている。
心の中で思うより声に出す方が叶うと。
故に少女は口にした。
彼岸への情景を。
必ず叶える為に。

「信じてたのに……」

少女の脳裏に浮かぶ少年。
少年の笑顔。少年の明るさ。少年の勇敢さ。
次々と思い出される。
まるで、それは万華鏡。
子供の甘酸っぱさ。
それだけ、少女にとって少年はかけがえのない存在だった。

「おしかったけど、負けは負けや。母ちゃんと一緒に来てもらうからな」

「……」

私と母さんは借金取りに島へ連れられた。
島での出来事は正に地獄だった。
心に積もる雪。
頼れる大人もいない。
黝む毎日。

母のお仕事を手つだったりしていると、
やけに時間がたつのが早く思えます。
くるしいこともあるけど、
たいせつな思い出をかてに、なんとか
すごしています。
ケガや病気に気をつけて、野球せんしゅ
になれるよう、がんばってください。
きっと、いつの日か、またあなたと
であえる日をしんじて。

検閲を逃れるために必死に思考を張り巡らせて書いた手紙。
この手紙を読めば、■■は助けにくると思っていた。
私の苦しみ。私の痛み。私の絶望。
お願い。憎しみで満たされていく私を助けて……ッ!!!
だって■■は私の友達(ボーイフレンド)なんですから!!!

「でも、あなたはこなかった」

あの手紙を送っても■■は私を迎えに来なかった。
馬鹿正直な面があるから、おそらく私のメッシ―ジに気づかなかったんだろう。
それか、早くプロ野球選手になって私を迎えるなんてのん気なことを言っているのだろう。

「本当に……馬鹿なんですから」

結局、私は■■にとって2番。
野球が1番の■■にとって、私はもう過去の存在。

「もう。誰も信じません。私は私自身の手で幸せを掴み取るわ」

幼き修羅がここに生まれた。

【南雲瑠璃花@パワポケダッシュ】
[状態]:健康 深い絶望と怒り
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:優勝して家族皆で幸せに暮らす
1:ひとまず乃亜に抵抗する振りを見せてグループにまぎれこむ
2:然るべき時に優勝へと動く
[備考]
瑠璃花ルート君は今どこにエンド後からの参戦です。
友達である主人公の名前は後続の書き手様に委ねます。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー