コンペロリショタバトルロワイアル@ ウィキ

憎しみ

最終更新:

compels

- view
だれでも歓迎! 編集
許さない、お前らは殺してやる、私を吸血鬼ウイルスに感染させたあのクソ吸血鬼も
私を売り飛ばしたあげく淫売呼ばわりしたあのクソどもも
私を守り切れず地獄から引っ張り出してくれなかった役立たずのクソ親父も

おまえらなんかが生きていることが許せない、そんなおまえらを産んだこの世の中が大嫌い

私の寂しさと絶望を紛らわすのは無邪気でけなげで愛しいあの子たち以外生きるな。

全て残らず一秒でも速くみんな死んでしまえ。

みんな死ね。


才  才  才  才  才  才

幼子どもが殺戮くり広げるであろう命散りゆく舞台で、

緑の帽子をかぶった赤子を見るもおぞましい異形が追い掛けていた。

「アアンアァァアア~ヤッヤヤアア~~!!」

「クラ…ウ…オマエ……」

巨体から想像もつかない速度で異形は駆け抜け幼子を食い殺そうとしている。

逃走中の赤子の名はルイージである。

しかしあのキノコ王国の人気者マリオの弟の
ルイージといってもまだ10どころかおそらく3にも満たないかもしれない赤子だ。

兄と未来の兄、そして未来の自分と共闘し
侵略者ゲドンコ星人と地球の未来を賭けた戦いを完全に終わらせ
平和になった過去の時代へ帰還したはずがいつのまに
黄緑髪の子どもからバトルロワイヤルを命じられてしまった。

この時点で怖がりなベビィルイージには尋常では恐怖だったが
見せしめにされ、哀れにも殺害された二人の子どもを見て恐ろしさのあまり飛び上がった。

そしてどこかに転送されたベビィルイージはどうすればいいのか見当も付かず
恐怖で泣きわめき、パニックに陥りながらせわしなく動き回っていた。

だが一直線に走るのではなく泣きわめいて
あらゆる方向にちょこまか動いていたのは紛れもない幸運であった。

現在追い掛けてくる化け物こと妙子は見上げるほどの巨体だが足音もなく
標的に察知されることなく接近可能なほどの隠密性を有する。

仮に一つの方向へまっすぐに走って入れば背後から迫る妙子に気づかず
ベビィルイージはなにもわからないまま捕食されていたのだ。

そのため全方向にむちゃくちゃに走り回り
偶然にも妙子の姿をベビィルイージの目は
食欲に染まった妙子の瞳を捉えたのは確かに幸運だったのだ。

ゲドンコ星人が操っていた怪物に
負けず劣らずの邪悪さを放つ妙子の危険性を一瞬で見抜き現在に至る。

「ウオオオンオッオッオッホォォォ~~ン!!」

助かりたい一心で全力で足を動かし
泣き叫びながら逃げるもそろそろ限界のようだ。

妙子を発見した時点では相当離れた距離であったが
赤子の小さい歩幅では追いつかれるのに掛かる時間は少ない。

「マンマァァ~~~~~!!!」

とうとう追いつかれ妙子は触手のような器官を
獲物目がけて伸ばした。
ホースのように伸ばされた捕食器官はUFOキャッチャーの
アームの如く展開しベビィルイージの小さな体を砕こうとした。





小さな小さな異形が捕食器官を目がけて跳び蹴りを見舞ったのはそのときであった。



「オワワワオオ~~~!!」



唐突にとどろいた打撲音に妙子もベビィルイージも驚愕した。

鋭く強烈な力を込められた蹴りをいきなり受けた妙子は蹴られた方に吹っ飛び倒れ伏した。

巨体に擦れられた地面はえぐられ擦ったことで
おびただしい出血を起こした妙子の血によって赤く染まった。

「オウ?」

助けてくれた小さな異形に顔を合わせるも
元々逃げてた方向に一差し指を向けジェスチャーをされた。

まるで「こいつはまだ生きているから速く遠くへ逃げろ」と伝えるように見えた。

「オウイェ!」

間一髪の所を助けてくれたことに感謝しながらベビィルイージは走り去った。


さきほどベビィルイージの命を守った小さな怪物は
17号という人造人間に偽セルジュニアと呼ばれている。

王立自然公園自然保護官の職務についた17号により手なずけられ
以前の性格よりは丸くなった。

そのためいたずらのターゲットにすることはあるが
無軌道に人を殺したり襲うことはしない。

さきほど赤子を守ったのも偽セルジュニアからすれば
使命感や正義感というよりきまぐれの遊びみたいなものだ。

巨大な化け物相手に戦うのは面白いがあんな弱そうなちびがいたら邪魔になる。

「コノチビ…ジャマシヤガッテ……」

食事にありつけず怒り心頭の妙子が戻ってきた。
下半身にびっしりとこびついたネズミの頭部の群れ、
その中央から幼女の顔部の露見し、その顔の眼窩からもネズミ頭部が蠢いていた。
憎悪と怒りの形相がまっすぐに向けられる。

「シネ……シネシネ……」

化け物の激怒面など並の子どもが見れば卒倒者だが
恐れおののくどころかカエルのように跳ね
べろべろばーと挑発して見せた。

こんなでかいだけのウスノロ、死角がいっぱいありそうで片付けるのが余裕綽々なはず。

こいつで気の済むまで遊ぶとしよう、

小型と大型、

姿やサイズは大幅に異なるが怪物という共通点を持つ二匹の逃走が幕を開けた。


【ベビィルイージ@マリオ&ルイージRPG2】
[状態]:健康
[装備]:いつもの服装
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:怖いのは嫌だし殺し合いをどうにかしたい。
1:今は逃げる
[備考]
ゲドンコ星人たちと決着をつけ
過去に帰った後からの参戦です。

【妙子@彼岸島 48日後…】
[状態]:健康、激怒、右半身から擦り傷による出血。
[装備]:[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:何もかも殺してやる
1:このちび(偽セルジュニア)を殺してやる。
[備考]

【偽セルジュニア@ドラゴンボール超(漫画版)】
[状態]:健康
[装備]:[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:楽しくやりたいが無益や悪事や殺生はしないつもり
1:このでかいのを倒してみよう
[備考]
殺し合いを破綻させない程度に弱体化しています
偽セルジュニアが制限に気づいているかは不明です。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー