実績「ベルベットハウス」獲得
はじめに
本記事はあなたの発見する楽しみを大きく損ねる可能性があります。自力で攻略したい方の閲覧は推奨しません。
本記事では、Exile(追放/無法者)DLCにおける最難クラスの実績「ベルベットハウス」(不明瞭ルート大勝利)の獲得の攻略に向けた解説をしています。
なお、本記事は最低でもExile DLCで1回以上「クリスマスプレゼント」以外のエンディングを見た方の閲覧を推奨しています。
なお、本記事は最低でもExile DLCで1回以上「クリスマスプレゼント」以外のエンディングを見た方の閲覧を推奨しています。
取得条件
Exile DLCにて、以下の条件を満たした状態で「伝達」トークンに「誘惑:脱出」および「不明瞭」7つを投入し、エンディングを見る。
- 「敵」が生存している
- 盤面上の「快適さ」が30以上ある
なお「敵」が死亡している(盤面に「敵のトロフィー」カードがある)場合、「伝達」トークンに「誘惑:脱出」と「不明瞭」7つを投入しても別のエンディングとなる。
攻略の前提知識
「不明瞭」獲得方法
- 「痕跡」を「放棄」トークンにて消滅させる。
消滅させるには「欺瞞の支援」属性を持つカードが2枚必要で、かつ、1枚は「空間」属性を持たないものでなければならない。
「人脈+空間」「人脈+夜」「人脈+人脈」「空間+夜」の組み合わせが考えられる。 - 金策系のミッションの課題を「冬」「心臓」「聖杯」「蛾」で合計3回達成する。
「医療従事者免許証」を「活用」して発生したトークンへの心臓12投入が恐らく一番簡単。 - 特定の都市への到達。
「遠隔地」属性を持つ都市と「ストラスブール」が該当する。
オマケ程度の価値ではあるが、オマケにしてはそれなりに有用。
「快適さ」入手方法
- いくつかの珍品と「空間」系のカード(「目立たない事務所」や「大きなタウンハウス」など)に備わっている。
- 30を目指す場合、「空間」系のカードによる補助はほぼ必須。持ち運べる資産だけで快適さ30は現実的ではない。
大まかな流れ
- 序盤。
まずは「医療従事者免許証」の入手がほぼ必須。
刃の伝承の強化はやってもいいしやらなくてもいい。やっておいた方が多少楽かもしれないが、先に「不明瞭」を稼ぎ始めるのとトータルでどちらが楽かは断言しにくい。
下記の「有用なアイテム」を入手できそうなら序盤のうちに手に入れたいが、無ければ無いで中盤に移行しても良い。途中までは追手を撃破しながら心臓属性のカードや珍品などをある程度確保できるまで進めて、年40くらいの状態から不明瞭を稼ぎ始める……とやってもクリアは可能。どちらの戦略を選んでも、筆者の体感ではクリア難易度に大きな差はない印象。 - 中盤。
清算人の追手と極力遭遇しないようにしつつ、「不明瞭」を増やしていく。できれば「資金」もある程度増やしたい。
3.の決戦に挑む前に、以下の状況に到達できているといい感じ。
・不明瞭:15以上(できれば20以上)
・「資金」:送金分と手持ち分で4以上(できれば12以上)
・「年」の残り:20以上
・持ち運べる「快適さ」:8程度あると多少楽。最悪なくても結構なんとかなる。 - 終盤、というか決戦。
「不明瞭」と「年」が切れる前に「快適さ」を30まで持っていき、勝利する。
さすがにここでは追手に追われるのは避けられない。引きが悪いと「敵」まで出現する。追手の攻撃で「不明瞭」が消えていくが、痕跡を消したり診療所経営をしたりして維持しつつ、「静かな別荘」や「大きなタウンハウス」を爆買いする。
有用なアイテム・仲間
- 「医療従事者免許証」
ほぼ必須。これ無しで本エンディングの到達は相当厳しそうに感じる。できる限り初期のうちに入手しておきたい。 - 「クレーゼのギター」
あると診療所経営が大幅に楽になる。「目立たない事務所」であっても初手で心臓10。あとは満足感なり静寂なりで。 - 生体解剖学者のジャニングス+「マムラの傷跡」
これも診療所経営が大幅に楽になる。合計で心臓8が手に入るため、満足感が一つあればこちらでもOK。またジャニングスは成長するため、単体で心臓8や10になると診療所経営失敗を恐れる必要が全くなくなる。 - 「ヴェネツィアの人形」・「パーカッシガント、投げる!」
上記どちらもない場合の代替案として。なお、ギターやジャニングスが加入した場合「パーカッシガント、投げる!」は売ってしまってもいいだろう。 - 「奇妙な小さな骨」・探求者のオルソリーナ
「裏社会の人脈」+「奇妙な小さな骨」+「静かな倉庫」の組み合わせで人脈を消費せずに資金5を稼げるのが強力。特に決戦時に役に立つことが多い。 - 「露になったアビドス」・パン屋のドミニカス
「過激派の人脈」を用いて反乱を鎮圧する時に。傷口を手に入れにくいケースも多いのであると安心。 - 「太陽の書のページ」・ビジョナリーのミレーヤ
「支配者の人脈」+「年」を灯り属性で完遂するときに。ミレーヤのレベルを少し上げておけるとより盤石に。 - 刃の伝承(10くらい)・「ビエッデの刃(酒飲みのナイフ)」・狩女、ララ・チャイマ
「裏社会の人脈」+「年」で急ぎの金策をしたいときに。資金ショートは案外あるので、このへんがあると金策が若干楽にはなる。仲間系の課題をこなす際にも出番が多い。これが手に入ったら野蛮な武器は売り払ってもいい。 - 資金2以上で買えるあらゆる珍品
「快適さ」が備わっていることが多く、終盤で売り払って資金の足しにすることもできる。同価値の資金よりも移動の手間を削減できるのがポイント高い。 - 「クレーム・ド・カーマイン」
同上。こちらは一品物ではないため、より気軽に売り払える。
その他、知識とかコツとか
- 探索中、撤退先に事前に送金しておくのが超重要。これの有無で撤退時の不明瞭消失枚数が2~3枚変わることもある。
- 中盤以降、痕跡の除去はほぼ最優先。
清算人の到着イベント発生率に関して、痕跡ゼロの場合と痕跡1枚以上の場合で雲泥の差がある。具体的には、痕跡0の場合はサイクルごとの出現率が10%しかないが、痕跡1になると30%に上昇する。特に撤退を開始する前であれば、早急に消すことで清算人の到着を大幅に遅らせることを期待できる。 - 運がいいと、痕跡がゼロの状態で診療所経営をスタートできることがある。
この場合、痕跡が自然に湧くまでの間、探索を行わないことを推奨。探索しなければ痕跡を増やさずに済み、運次第では一つの都市で10枚以上の不明瞭を稼げることすらある。 - 「野蛮な武器」「ビエッデの刃」あたりは資金難であれば売り払ってもいいかもしれない。
- 清算人の追手出現が確定したら即撤退推奨。(クリアに向けた決戦のシチュエーションでない限り)
ただし、診療所経営が終わらない状態で撤退を完了してしまうと「医療従事者免許証」などの資産が消滅してしまう点は要注意。残りの資産の量も考慮しつつ、診療所経営に含まれないアイテムがギリギリ梱包できるタイミングで撤退を開始したい。 - 「活用」トークンに「快適さ」属性のものを入れると「満足感」が手に入り、これには心臓2が備わっている。診療所経営には投入チャンスが4回あるため、何らかの方法で心臓4を確保できていれば残りは満足感連打でも心臓12の達成が可能。
- 「活用」トークンに「夜明け」「夕焼け」「夜」のいずれかを投入した後、「誘惑:脱出」を投入すると「静寂」が入手できる。消滅まで180秒を持ち、心臓4を備えている。心臓属性のアイテムが無い状態でも診療所経営を強引に進められる。
- 清算人が現れており、かつ撤退を開始している場合、「放棄」トークンにてほぼあらゆるものを1秒で放棄できるようになる。資金があまりに多い場合は資金を投げ捨てていった方がトータルでダメージが少ないケースは多々ある。
- 清算人のアイコン(目のアイコン)が見えていて痕跡が一つ以上あり、即座に消す手段がない場合は基本撤退推奨。即座に消せる場合は消すことによって低確率で清算人が居なくなることがある。期待するもよし、期待せずに撤退を始めるもよし。
- 「過激派の人脈」+「都市」+「冬」を用いたビジネスが結構有用。冬12を確保できれば不明瞭と資金5を同時に獲得できる上、達成後に「人脈:支配者」を確保できる。
「人脈:支配者」+「年」のビジネスを心臓属性で完了できれば不明瞭が、灯り属性で完了できれば「大きなタウンハウス」がもらえる。どちらも有用。 - 「裏社会の人脈」+「年」を用いたビジネスにおいて途中の課題を意図的に失敗した場合、「自分の傷口」を最大3個獲得できる。先に記載した「過激派の人脈」を用いたビジネスにて有用となるため、冬属性の確保が難しい場合は一考の価値あり。もちろん、普通に資金が欲しい場合は刃属性を投入すればOK。
- 決戦の都市選びはそこそこ重要。「物騒な場所」属性がなく、かつ使いやすい「欺瞞の支援」属性のカードが多い場所が望ましい。具体的には、「ブダペスト」「パリ」「プラハ」「ロストック」「バレッタ」あたりが有力な候補。もっとも、これら以外の都市で勝てないということはない(最悪、「物騒な場所」属性がある都市でも準備と運次第では勝てる)。
- エンディングを迎える際、「快適さ」を持つカードは使用中であってもカウントされる。例えば診療所経営などに用いられていても問題なく、必ずしも盤面に見えている必要はない。