書記の学派
本の魔法——それは多くの民が魔道と呼ぶものである。ウィザードたちが魔法の性質についての書物を熟読し、理論を書き留めることにどれほどの時間を費やすのかを考えると、その名前はまさにいい得て妙である。ウィザードたちが本や巻物をバッグから取り出さずに旅をしているのを見ることは稀であり、ウィザードたちは古代の知識の書庫を調べることに非常に長い時間を費やす。
ウィザードたちの中で、“書記の学派”は最も本の虫である。それはさまざまな世界でさまざまな形態を取るが、その主たる使命はどこでも同じである:魔法の発見を記録し、魔法が繁栄できるようにすることである。そしてすべてのウィザードが呪文書を大切にしているのに対して、“書記の学派”のウィザードは彼らの本に魔法的に自意識を目覚めさせ、それを信頼できる相棒に変える。すべてのウィザードは本を使って学習をするが、ウィザードの書記はそれらと会話をするのだ!
本の魔法——それは多くの民が魔道と呼ぶものである。ウィザードたちが魔法の性質についての書物を熟読し、理論を書き留めることにどれほどの時間を費やすのかを考えると、その名前はまさにいい得て妙である。ウィザードたちが本や巻物をバッグから取り出さずに旅をしているのを見ることは稀であり、ウィザードたちは古代の知識の書庫を調べることに非常に長い時間を費やす。
ウィザードたちの中で、“書記の学派”は最も本の虫である。それはさまざまな世界でさまざまな形態を取るが、その主たる使命はどこでも同じである:魔法の発見を記録し、魔法が繁栄できるようにすることである。そしてすべてのウィザードが呪文書を大切にしているのに対して、“書記の学派”のウィザードは彼らの本に魔法的に自意識を目覚めさせ、それを信頼できる相棒に変える。すべてのウィザードは本を使って学習をするが、ウィザードの書記はそれらと会話をするのだ!
魔法の羽ペン
2レベルの“書記の学派”の特徴
ボーナス・アクションとして、君は自分の自由な手の中に超小型サイズの羽ペン1本を魔法的に作り出すことができる。この魔法の羽根ペンには下記の特性がある:
- この羽ペンはインクを必要としない。君がこれを使って書くとき、筆記している表面に君が選択した色のインクが生み出される。
- 君が自分の呪文書に1つの呪文を書き写すために費やさねばならない時間は、その筆写にこの羽ペンを使う場合には呪文レベルあたり2分である。
- この羽ペンで書いたあらゆる文字は、その文章が君の5フィート以内にあるのであれば、ボーナス・アクションとしてこの文章の上をこの羽ペンの羽根で払うことで消すことができる。
この羽ペンは君が別の羽ペンを作り出すか、君が死ぬと消え失せる。
覚醒せし呪文書
2レベルの“書記の学派”の特徴
君の属する魔道の学派に伝わる特別に準備されたインクと古代の呪術を使い、君は自らの呪文書の中に秘術的な知覚力を目覚めさせる。
君がこの本を手にしている間、下記の利益が付与される:
君がこの本を手にしている間、下記の利益が付与される:
- 君は自らのウィザード呪文に対する呪文発動用の焦点具としてこの本を使うことができる。
- 君が呪文スロットを使ってウィザード呪文を発動するとき、君はその発動時にだけ呪文の数式を魔法的に変更し、そのダメージ種別を君の呪文書の中にある別の呪文に出てくるダメージ種別と置き換えることができる。後者の呪文は君が消費した呪文スロットを同じレベルにあるものでなければならない。
- 君が儀式としてウィザード呪文を発動するとき、君はそれを発動するための発動時間に10分追加する代わりにその呪文の通常の発動時間を加算して使うことができる。いったんこの利益を使用すると、この君が大休憩を終えるまでは再び使用することはできない
必要であれば、君は小休憩の最中に“魔法の羽ペン”を使って空白の本や君が同調している魔法の呪文書に秘術の秘文を書き込んでこの本を代わりのその本に置き換えることができる。その球形の終わりに、君の呪文書の意識が新しい本の中に呼び起こされ、その意識はその呪文のすべてと共に君の呪文書の中に移る。以前の本がまだどこかに存在しているなら、その本のページからはすべての呪文が消え失せる。
精神の実体化
6レベルの“書記の学派”の特徴
君は自らの“目覚めし呪文書”の精神を実体化させることができる。君がこの呪文書を所持している間のボーナス・アクションとして、君はこの精神を超小型サイズの霊的な物体として実体化させ、君の60フィート以内にある君が選んだ何ものにも占められていないスペースにホバリングする。この霊的な精神は無形でスペースを占めず、半径10フィートを薄暗い光で照らす。それは幽霊のような本、滝のような文字列、あるいは過去の学者のような外観をしている(君が選ぶ)。
実体化している間、この霊的な精神は聴覚と視覚を持ち、距離フィートの暗視を有する。この精神はそれが見たり聞いたりしたあらゆるものをテレパシー的に君と共有することができる(アクション不要)。
君が自分のターンにおいてウィザード呪文を発動するときにはいつでも、あたかも君自身のスペースではなく君がこの霊的な精神のスペースにいるかのように、そしてその知覚力を使ってその呪文を発動することができる。これは君の習熟ボーナスに等しい回数だけ使用することができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
ボーナス・アクションとして、君はこの霊的な精神をホバリングさせて君かその精神が見ることができる何ものにも占められていないスペースまで最大30フィートの距離を移動させることができる。クリーチャーを通り抜けることはできるが、物体を通り抜けることはできない。
君から300フィートより遠く離れるか、誰かがそれに対してディスペル・マジックを発動するか、“目覚めし呪文書”が破壊されるか、あるいはボーナス・アクションで君がそれを消し去ると、この霊的な精神は実体化を終了する。
いったんこの精神を呼び出した後、再びこの特徴を使うには、そのために任意のレベルの呪文スロット1つ消費するか大休憩を終える必要がある。
実体化している間、この霊的な精神は聴覚と視覚を持ち、距離フィートの暗視を有する。この精神はそれが見たり聞いたりしたあらゆるものをテレパシー的に君と共有することができる(アクション不要)。
君が自分のターンにおいてウィザード呪文を発動するときにはいつでも、あたかも君自身のスペースではなく君がこの霊的な精神のスペースにいるかのように、そしてその知覚力を使ってその呪文を発動することができる。これは君の習熟ボーナスに等しい回数だけ使用することができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
ボーナス・アクションとして、君はこの霊的な精神をホバリングさせて君かその精神が見ることができる何ものにも占められていないスペースまで最大30フィートの距離を移動させることができる。クリーチャーを通り抜けることはできるが、物体を通り抜けることはできない。
君から300フィートより遠く離れるか、誰かがそれに対してディスペル・マジックを発動するか、“目覚めし呪文書”が破壊されるか、あるいはボーナス・アクションで君がそれを消し去ると、この霊的な精神は実体化を終了する。
いったんこの精神を呼び出した後、再びこの特徴を使うには、そのために任意のレベルの呪文スロット1つ消費するか大休憩を終える必要がある。
大書士
10レベルの“書記の学派”の特徴
君が大休憩をおえたときにはいつでも、空白の紙か羊皮紙1枚に君の“魔法の羽ペン”で触れることで1枚の魔法の巻物を作り出し、君の“目覚めし呪文書”から1つの呪文をその巻物に書き写すことができる。この呪文書はこの巻物を作成するときに君の5フィート以内になければならない。
選択された呪文は1レベルか2レベルで発動時間は1アクションのものでなければならない。巻物に記されると、その呪文のパワーは強化され、通常よりも1レベル高いものとして扱われる。君はアクションとしてそれを読むことでその巻物からその呪文を発動できる。この巻物は他の者には理解不能であり、君がそれを発動するか、君が次の大休憩を終えたときに呪文は巻物から消え去る。
また君は『Dungeon Master’s Guide』の「宝物」の章に説明されている呪文の巻物の作成の達人でもある。君が“魔法の羽ペン”を使うのであれば、そうした巻物を作成するために消費しなければならない金と時間は半減する。
選択された呪文は1レベルか2レベルで発動時間は1アクションのものでなければならない。巻物に記されると、その呪文のパワーは強化され、通常よりも1レベル高いものとして扱われる。君はアクションとしてそれを読むことでその巻物からその呪文を発動できる。この巻物は他の者には理解不能であり、君がそれを発動するか、君が次の大休憩を終えたときに呪文は巻物から消え去る。
また君は『Dungeon Master’s Guide』の「宝物」の章に説明されている呪文の巻物の作成の達人でもある。君が“魔法の羽ペン”を使うのであれば、そうした巻物を作成するために消費しなければならない金と時間は半減する。
言葉と共にあるもの
14レベルの“書記の学派”の特徴
君の“目覚めし呪文書”との繋がりは大いに深まり、君の魂はそれを深く絡まり合うようになる。その本を所持している間、この呪文書が君が魔法的な伝承知識を思い出す際の助けとなるため、君の行うあらゆる【知力】〈魔法学〉判定判定には有利が与えられる。
さらに、君の呪文書の精神が実体化している間に君がダメージを受けた場合、君はリアクションを使ってその霊的な精神を消し、その魔法を君自身の守りに使うことで、君へのそのダメージのすべてを防ぐことができる。その後3d6をロールする。その呪文書は合計レベルがそのロール結果以上になるように君が選んだ組み合わせの呪文を一時的に喪失する。たとえば、ロールの合計が9の場合、その呪文書から喪失する呪文はレベルの組み合わせが最低でも9になるような組み合わせのものとなる。たとえば9レベル呪文1つ、3レベル呪文3つ、あるいはその他の組み合わせがありうる。本の中にこのコストを満たすに十分な呪文がない場合、君は0ヒット・ポイントになる。
1d6回の大休憩を終えるまで、君は失われ呪文を発動することができなくなる。これはたとえその呪文を巻物や他の呪文書の中に見出したとしてもである。必要な回数の大休憩を終えた後、それらの呪文が再び呪文書に出現する。
いったんこのリアクションを使った後、再びこの特徴を使うには、大休憩を終える必要がある。
さらに、君の呪文書の精神が実体化している間に君がダメージを受けた場合、君はリアクションを使ってその霊的な精神を消し、その魔法を君自身の守りに使うことで、君へのそのダメージのすべてを防ぐことができる。その後3d6をロールする。その呪文書は合計レベルがそのロール結果以上になるように君が選んだ組み合わせの呪文を一時的に喪失する。たとえば、ロールの合計が9の場合、その呪文書から喪失する呪文はレベルの組み合わせが最低でも9になるような組み合わせのものとなる。たとえば9レベル呪文1つ、3レベル呪文3つ、あるいはその他の組み合わせがありうる。本の中にこのコストを満たすに十分な呪文がない場合、君は0ヒット・ポイントになる。
1d6回の大休憩を終えるまで、君は失われ呪文を発動することができなくなる。これはたとえその呪文を巻物や他の呪文書の中に見出したとしてもである。必要な回数の大休憩を終えた後、それらの呪文が再び呪文書に出現する。
いったんこのリアクションを使った後、再びこの特徴を使うには、大休憩を終える必要がある。