アーティフィサー
発明の達人アーティフィサーは創意工夫と魔法を使って、物品の持つ並外れた能力を解き放つ。彼らは、魔法というものは、彼らの呪文と発明に解読され、利用されるのを待っている複雑なシステムであると見なしている。次からのいくつかのセクションでは、これらの発明家たちの1人をプレイする上で必要とするあらゆるものを見出すことができる。
アーティフィサーたちは彼らの秘術のパワーを利用するためにさまざまな道具を利用する。呪文を発動することで、アーティフィサーは強力な霊薬を作り出すために錬金術用品を、力ある秘文を記述するために書道用品を、あるいは一時的なお守りを製作するためによろず修理屋道具を使うことができる。アーティフィサーの魔法は彼らの道具と彼らの才能に結び付いており、仕事に適した道具を生み出すことができるキャラクターはアーティフィサーを置いて他にはほとんどいない。
発明の達人アーティフィサーは創意工夫と魔法を使って、物品の持つ並外れた能力を解き放つ。彼らは、魔法というものは、彼らの呪文と発明に解読され、利用されるのを待っている複雑なシステムであると見なしている。次からのいくつかのセクションでは、これらの発明家たちの1人をプレイする上で必要とするあらゆるものを見出すことができる。
アーティフィサーたちは彼らの秘術のパワーを利用するためにさまざまな道具を利用する。呪文を発動することで、アーティフィサーは強力な霊薬を作り出すために錬金術用品を、力ある秘文を記述するために書道用品を、あるいは一時的なお守りを製作するためによろず修理屋道具を使うことができる。アーティフィサーの魔法は彼らの道具と彼らの才能に結び付いており、仕事に適した道具を生み出すことができるキャラクターはアーティフィサーを置いて他にはほとんどいない。
表:アーティフィサー | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レベル | 習熟ボーナス | 特徴 | 魔具化式 の修得数 |
魔具化できる アイテム数 |
初級呪文 習得数 |
——呪文レベル毎の呪文スロット数—— | ||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||||||
1 | +2 | 魔法の小発明、呪文発動 | —— | —— | 2 | 2 | —— | —— | —— | —— |
2 | +2 | 魔具化 | 4 | 2 | 2 | 2 | —— | —— | —— | —— |
3 | +2 | アーティフィサーの専門職、仕事道具作成 | 4 | 2 | 2 | 3 | —— | —— | —— | —— |
4 | +2 | 能力値上昇 | 4 | 2 | 2 | 3 | —— | —— | —— | —— |
5 | +3 | アーティフィサーの専門職の特徴 | 4 | 2 | 2 | 4 | 2 | —— | —— | —— |
6 | +3 | 道具習熟強化 | 6 | 3 | 2 | 4 | 2 | —— | —— | —— |
7 | +3 | 天才のひらめき | 6 | 3 | 2 | 4 | 3 | —— | —— | —— |
8 | +3 | 能力値上昇 | 6 | 3 | 2 | 4 | 3 | —— | —— | —— |
9 | +4 | アーティフィサーの専門職の特徴 | 6 | 3 | 2 | 4 | 3 | 2 | —— | —— |
10 | +4 | 魔法のアイテムの名匠 | 8 | 4 | 3 | 4 | 3 | 2 | —— | —— |
11 | +4 | 呪文蓄積アイテム | 8 | 4 | 3 | 4 | 3 | 3 | —— | —— |
12 | +4 | 能力値上昇 | 8 | 4 | 3 | 4 | 3 | 3 | —— | —— |
13 | +5 | —— | 8 | 4 | 3 | 4 | 3 | 3 | 1 | —— |
14 | +5 | 魔法のアイテムの碩学 | 10 | 5 | 4 | 4 | 3 | 3 | 1 | —— |
15 | +5 | アーティフィサーの専門職の特徴 | 10 | 5 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | —— |
16 | +5 | 能力値上昇 | 10 | 5 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | —— |
17 | +6 | —— | 10 | 5 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 1 |
18 | +6 | 魔法のアイテムの達人 | 12 | 6 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 1 |
19 | +6 | 能力値上昇 | 12 | 6 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 |
20 | +6 | 技術魔法の神髄 | 12 | 6 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 2 |
多くの世界におけるアーティフィサー
D&D多元宇宙全域において、アーティフィサーは平和と戦争のための発明と魔法のアイテムを作っている。親切なアーティフィサーたちのおかげで、多くの人々の人生が明るくなり、命を救われたりしてきたが、特定のアーティフィサーたちの発明品によって引き起こされた大量破壊のために数えきれない人々の命が奪われてもきた。
フォーゴトン・レルムにおいては、ランタン島が多くのアーティフィサーの故郷であり、またドラゴンランスの世界ではティンカー・ノームたちがしばしばこのクラスのメンバーである。グレイホーク世界の“防壁山脈”の中の奇妙なテクノロジーは一部の民族にアーティフィサーの道を歩むきっかけを与え、ミスタラではさまざまな国家が飛空船やその他の驚くべき装置を機能させ続けるためにアーティフィサーたちを雇い入れている。
シジル市のアーティフィサーたちはこの多元宇宙全域からの発見を共有しており、その地から、ノームのアーティフィサーであるヴィが宇宙を股にかけたビジネスを経営しており、他の者たちでは修正不能な問題を修正するために冒険者たちを雇っている。ヴィの故郷の世界のエベロンでは、魔法はあたかも科学技術のように制御され、社会全体に配備されており、それらの大部分はアーティフィサーたちの驚異的な創意工夫によって成されたものである。
フォーゴトン・レルムにおいては、ランタン島が多くのアーティフィサーの故郷であり、またドラゴンランスの世界ではティンカー・ノームたちがしばしばこのクラスのメンバーである。グレイホーク世界の“防壁山脈”の中の奇妙なテクノロジーは一部の民族にアーティフィサーの道を歩むきっかけを与え、ミスタラではさまざまな国家が飛空船やその他の驚くべき装置を機能させ続けるためにアーティフィサーたちを雇い入れている。
シジル市のアーティフィサーたちはこの多元宇宙全域からの発見を共有しており、その地から、ノームのアーティフィサーであるヴィが宇宙を股にかけたビジネスを経営しており、他の者たちでは修正不能な問題を修正するために冒険者たちを雇っている。ヴィの故郷の世界のエベロンでは、魔法はあたかも科学技術のように制御され、社会全体に配備されており、それらの大部分はアーティフィサーたちの驚異的な創意工夫によって成されたものである。
アーティフィサーの作成
アーティフィサーを作成するには、君のヒット・ポイント、習熟、そして開始時の装備品が示されている下記のサブセクションに従うこと。その後、「表:アーティフィサー」を見れば、君が各レベルで獲得する特性が確認できる。これらの特性の説明は「アーティフィサーのクラス特徴」のセクションに記述されている。
簡易作成法
アーティフィサーをすばやく作成するには次のようにするとよい。まず【知力】を最も高い能力値にする。ついで【耐久力】か【敏捷力】を2番目に高いものにする。ギルドの職人の背景を選択する。
ヒット・ポイント
ヒット・ダイス:アーティフィサー・レベルごとに1d8
1レベル時のヒット・ポイント:8+【耐久力】修正値
以後のヒット・ポイント:1レベルよりあとのアーティフィサー・レベルごとに1d8(または5)+【耐久力】修正値
1レベル時のヒット・ポイント:8+【耐久力】修正値
以後のヒット・ポイント:1レベルよりあとのアーティフィサー・レベルごとに1d8(または5)+【耐久力】修正値
習熟
鎧:軽装鎧、中装鎧、盾
武器:単純武器
道具:盗賊道具、よろず修理屋道具、君が選択した種類の職人道具1つ
セーヴィング・スロー:【耐久力】、【知力】
技能:以下から2つ選択:〈医術〉、〈自然〉、〈捜査〉、〈知覚〉、〈手先の早業〉、〈魔法学〉、〈歴史〉
武器:単純武器
道具:盗賊道具、よろず修理屋道具、君が選択した種類の職人道具1つ
セーヴィング・スロー:【耐久力】、【知力】
技能:以下から2つ選択:〈医術〉、〈自然〉、〈捜査〉、〈知覚〉、〈手先の早業〉、〈魔法学〉、〈歴史〉
火薬兵器の秘密はD&D多元宇宙のさまざまな場所で発見されている。君のダンジョン・マスターが『Dungeon Master’s Guide』にある「銃火器」のルールを使用し、君のアーティフィサーがそうした武器の取り扱いに携わっている場合、君のアーティフィサーはそれらに習熟している。
開始時の装備品
初期装備は以下の通り。これに加えて背景によって得られる装備品もある。
- 任意の単純武器2つ
- ライト・クロスボウとボルト20本
- スタデッド・レザー・アーマー、またはスケイル・メイル
- 盗賊道具と地下探検家パック
この初期装備と背景によって得られる装備をあきらめることで、装備品を購入するための5d4×10gpを持って開始する。
マルチクラスとアーティフィサー
君のグループが『Player’s Handbook』にあるマルチクラスの選択ルールを採用している場合、君が自分のクラスのひとつとしてアーティフィサーを選択するために知るべき内容をここに記す。
能力値の最低値:マルチクラス・キャラクターとして、君がこのクラスのレベルを取得する際や、すでに君がアーティフィサーである場合に他のクラスのレベルを取得する際には【知力】の値が最低でも13なければならない。
得られる習熟:アーティフィサーが君の最初のクラスではない場合、君がアーティフィサーの1レベルを取ることで得られる習熟は以下の通り:軽装鎧、中装鎧、盾、盗賊道具、よろず修理屋道具。
呪文スロット:君が利用可能な呪文スロットを決める際には、呪文を使える他のクラスのレベルに君のアーティフィサー・レべルの半分(端数切り上げ)を加える。
能力値の最低値:マルチクラス・キャラクターとして、君がこのクラスのレベルを取得する際や、すでに君がアーティフィサーである場合に他のクラスのレベルを取得する際には【知力】の値が最低でも13なければならない。
得られる習熟:アーティフィサーが君の最初のクラスではない場合、君がアーティフィサーの1レベルを取ることで得られる習熟は以下の通り:軽装鎧、中装鎧、盾、盗賊道具、よろず修理屋道具。
呪文スロット:君が利用可能な呪文スロットを決める際には、呪文を使える他のクラスのレベルに君のアーティフィサー・レべルの半分(端数切り上げ)を加える。
クラス特徴
アーティフィサーであることにより、君は「表:アーティフィサー」に説明されているような以下のクラス特徴を得る。
魔法の小発明
1レベル・アーティフィサーの特徴
君はありふれた物体に微量の魔力を込める技を学ぶ。この能力を使用するためには、盗賊道具か何らかの職人道具を手に持っている必要がある。君は1回のアクションとして超小型サイズの非魔法的な物体1つに触れることで、その物体に以下の魔法的な特性の1つを与えることができる:
- その物体は半径5フィートを“明るい”光で照らし、そこからさらに5フィートを“薄暗い”光で照らす。
- クリーチャーがその物体をたたく/つつくたび、その物体は10フィート遠くまで聞こえる録音メッセージを再生する。君は物体にこの特性を与える際に最大6秒間のメッセージを吹き込む。
- その物体は君が選んだ匂いまたは非言語的な音(風、波、鳥や虫の声など)を常に放つ。この匂いや音は10フィート遠くまで届く。
- その物体の1つの面に、静止した視覚的な効果が表れる。この効果は、1枚の絵、25文字までの文章、線や図形、あるいはこれらの要素を君の好きに組み合わせたものである。
選ばれた特性は永久的に持続する。君は1回のアクションとしてその物体に触れることで、その特性を終わらせることができる。
この特徴を使って1つずつ順番に物体に触れていくことで、複数の物体に魔力を込めることも可能だが、1つの物体に複数の特性を持たせることはできない。この特徴によって君が同時に作用を及ぼせる物体の個数は最大で君の【知力】修正値(最低1個)までだ、この最大値を超えてこの特徴を使おうとした場合、最も古い特性が即座に終了してから、新たな特性が適用される。
この特徴を使って1つずつ順番に物体に触れていくことで、複数の物体に魔力を込めることも可能だが、1つの物体に複数の特性を持たせることはできない。この特徴によって君が同時に作用を及ぼせる物体の個数は最大で君の【知力】修正値(最低1個)までだ、この最大値を超えてこの特徴を使おうとした場合、最も古い特性が即座に終了してから、新たな特性が適用される。
呪文発動
1レベル・アーティフィサーの特徴
君は魔法の働き方と、物体に魔力を流し込む技とを研究して、呪文を発動する能力を得た。他人の目から見ると、君は他の呪文の使い手と同じように呪文を発動しているようには見えない。むしろ、奇想天外な発明品を生み出したり、普通のアイテムを使って驚異の品を創り上げているように見える。
必要な道具
アーティフィサー呪文の効果は君の道具を通じて生み出される、この“呪文発動”の特徴によって呪文を発動するためには、呪文発動焦点具を——正確に言えば、盗賊道具または何らかの職人道具を——手に持っている必要がある。このように呪文発動焦点具として仕えるのは君が習熟している道具に限られる。これらの道具の説明は『Player’s Handbook』第5章「装備品」にある。
2レベルで“魔具化”の特徴を得た後は、君は魔具化式が込められている任意のアイテムも君の呪文発動焦点具として仕えるようになる。
2レベルで“魔具化”の特徴を得た後は、君は魔具化式が込められている任意のアイテムも君の呪文発動焦点具として仕えるようになる。
初級呪文(0レベル)
1レベルの時点で、君はアーティフィサー呪文リストから任意の2つの初級呪文を修得している。さらに、レベル上昇にともない、「表:アーティフィサー」の初級呪文修得数の項にあると落ち、追加でアーティフィサーの初級呪文を学んでいく。
このクラスのレベルが上がるたび、君は修得しているアーティフィサーの初級呪文1つを、アーティフィサー呪文リストから選んだ他の初級呪文1つと入れ替えることができる。
このクラスのレベルが上がるたび、君は修得しているアーティフィサーの初級呪文1つを、アーティフィサー呪文リストから選んだ他の初級呪文1つと入れ替えることができる。
呪文の準備と発動
君がアーティフィサー呪文を発動するための呪文スロットをどれだけ有するかは、「表:アーティフィサー」に示してある。1レベル以上の呪文を1つ発動するには、その呪文のレベル以上のスロットを1つ消費せねばならない。大休憩を終えてなら、君は消費した呪文スロットをすべて回復する。
君は、アーティフィサー呪文リストから“自分が発動可能なアーティフィサー呪文”はどれとどれにするかを選択し、そのリストを作成する(リストにある呪文が、君の準備した呪文になる)。発動可能なものとして選択できるアーティフィサー呪文の数は、(【知力】修正値+アーティフィサー・レベルの半分(端数切捨て)に等しい(最低1個)。また、選択する呪文の呪文レベルは、君が呪文スロットを有する呪文レベルでなければならない。
たとえば君が5レベル・アーティフィサーだったとしよう。君は1レベルの呪文スロットを4つ、2レベルの呪文スロットを2つ有している。【知力】が14なら、君は1レベル呪文、2レベル呪文をあわせて4つ準備できる(うち、1レベル呪文をいくつ、2レベル呪文をいくつ準備するかは自由である)。1レベル呪文のキュア・ウーンズを準備している場合、君はこれを1レベル・スロットを使って発動することも、2レベル・スロットを使って発動することもできる。呪文を発動しても、その呪文が“いま準備している呪文”のリストから消え去るわけではない。
君は、大休憩を終了するたびに、準備している呪文のリストを変更できる。新しいリストを作成するには、呪文発動焦点具を使った職人仕事に時間を費やす必要がある。リストに含める呪文1つごとに(その呪文の呪文レベル×1分)以上の時間をかけねばならない。
君は、アーティフィサー呪文リストから“自分が発動可能なアーティフィサー呪文”はどれとどれにするかを選択し、そのリストを作成する(リストにある呪文が、君の準備した呪文になる)。発動可能なものとして選択できるアーティフィサー呪文の数は、(【知力】修正値+アーティフィサー・レベルの半分(端数切捨て)に等しい(最低1個)。また、選択する呪文の呪文レベルは、君が呪文スロットを有する呪文レベルでなければならない。
たとえば君が5レベル・アーティフィサーだったとしよう。君は1レベルの呪文スロットを4つ、2レベルの呪文スロットを2つ有している。【知力】が14なら、君は1レベル呪文、2レベル呪文をあわせて4つ準備できる(うち、1レベル呪文をいくつ、2レベル呪文をいくつ準備するかは自由である)。1レベル呪文のキュア・ウーンズを準備している場合、君はこれを1レベル・スロットを使って発動することも、2レベル・スロットを使って発動することもできる。呪文を発動しても、その呪文が“いま準備している呪文”のリストから消え去るわけではない。
君は、大休憩を終了するたびに、準備している呪文のリストを変更できる。新しいリストを作成するには、呪文発動焦点具を使った職人仕事に時間を費やす必要がある。リストに含める呪文1つごとに(その呪文の呪文レベル×1分)以上の時間をかけねばならない。
呪文発動能力値
君のアーティフィサー呪文発動能力値は【知力】である。君は魔法の背後に隠れた理論を理解することで、呪文を巧みに使いこなすことができるのだ。アーティフィサー呪文に“呪文発動能力値”とある場合、君は常に【知力】を使う。加えて、君が発動するアーティフィサー呪文の攻撃ロールを行なう際にも【知力】を使う。
呪文のセーヴ難易度=8+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値
呪文攻撃の修正値=君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値
呪文のセーヴ難易度=8+君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値
呪文攻撃の修正値=君の習熟ボーナス+君の【知力】修正値
儀式発動
あるアーティフィサー呪文に(儀式)のタグが付いており、君がその呪文を準備しているなら、君はその呪文を儀式として発動できる。
アーティフィサー呪文リスト
君がアーティフィサー呪文を学ぶ際に参照すべき呪文のリストを以下に示す。このリストはキャラクター・レベルではなく呪文レベルに基づいている。儀式として発動できる呪文は名前の後ろに(儀式)のタグがある。
以下の呪文のうち、アスタリスクが1つ(*)付いた呪文は『TCoE』の第3章に、アスタリスクが2つ(**)付いた呪文は『XGtE』に収載されているが、それ以外は『PHB』に収載されている。
以下の呪文のうち、アスタリスクが1つ(*)付いた呪文は『TCoE』の第3章に、アスタリスクが2つ(**)付いた呪文は『XGtE』に収載されているが、それ以外は『PHB』に収載されている。
+ | 初級呪文(0レベル) |
+ | 1レベル |
+ | 2レベル |
+ | 3レベル |
+ | 4レベル |
+ | 5レベル |
魔具化
2レベル・アーティフィサーの特徴
君は普通のアイテムにある種の魔法的な力を吹き込む能力を得る。君がこの特徴によって作った魔法のアイテムは、永続的な魔法のアイテムの試作品のようなものだ。
魔具化式修得数
君はこの特徴を得た時点で、このクラスの説明の最期にある「アーティフィサーの魔具化式」の中から4種類の“魔具化式”を選んで修得する。さらに、「表:アーティフィサー」の「魔具化式修得数」の列にあるように、君はこのクラスで特定のレベルに達するたび、追加の魔具化式を修得する。
また君は、このクラスのレベルを得るたびに、修得しているアーティフィサーの魔具化式のうち1つを、新たな魔具化式1つと入れ替えることができる。
また君は、このクラスのレベルを得るたびに、修得しているアーティフィサーの魔具化式のうち1つを、新たな魔具化式1つと入れ替えることができる。
アイテムの魔具化
君は大休憩と終えるたびに、非魔法的な物体に触れて君のアーティフィサーの魔具化式の1つを付与し、その物体を魔法のアイテムに変えることができる。個々の魔具化式の説明にあるとおり、魔具化式は特定種類の物体に対してのみ働く。同調を要するアイテムに関しては、君はそのアイテムを魔具化した瞬間にそのアイテムと同調することができる。後になってからそのアイテムと同調することにした場合は、通常の同調ルールに従う(『Dungeon Master's Guide』第7章「同調」参照)。
魔具化式はそのアイテムの中に永久的に宿り続けるが、君が死んでから君の【知力】修正値に等しい日数(最低1日)が経過すると君の魔具化式も消え失せる。また、君が修得している魔具化式を入れ替えて、もはやその魔具化式を修得していなくなった場合も、その魔具化式は消え失せる。
君は大休憩の終了時に複数の非魔法的な物体を魔具化することができる;魔具化できる物体の上限は「表:アーティフィサー」のい「魔具化できるアイテム数」の項に記されている。君はそれらの物体すべてに触れる必要がある。どの魔具化式もそれぞれ1つの物体にしか付与できず、かつ1つの物体に複数の魔具化式を付与することはできない。魔具化できるアイテム数の上限を越えようとした場合、最も昔に付与した魔具化式が即座に終了し、その後で新たな魔具化式が適用される。
魔具化式はそのアイテムの中に永久的に宿り続けるが、君が死んでから君の【知力】修正値に等しい日数(最低1日)が経過すると君の魔具化式も消え失せる。また、君が修得している魔具化式を入れ替えて、もはやその魔具化式を修得していなくなった場合も、その魔具化式は消え失せる。
君は大休憩の終了時に複数の非魔法的な物体を魔具化することができる;魔具化できる物体の上限は「表:アーティフィサー」のい「魔具化できるアイテム数」の項に記されている。君はそれらの物体すべてに触れる必要がある。どの魔具化式もそれぞれ1つの物体にしか付与できず、かつ1つの物体に複数の魔具化式を付与することはできない。魔具化できるアイテム数の上限を越えようとした場合、最も昔に付与した魔具化式が即座に終了し、その後で新たな魔具化式が適用される。
アーティフィサーの専門職
3レベル・アーティフィサーの特徴
君は
の中から自分の専門職を1つ選ぶ。いずれもこのクラスの記述の後方に詳述されている。この選択によって5、9、15レベルで得られる特徴が決定される。
仕事道具作成
3レベル・アーティフィサーの特徴
君は今まさに必要な道具を作り出す技を身に着ける。よろず修理屋道具を手にした君は、5フィート以内の何ものにも占められていない場所に、1種類の職人道具を魔法的に作り上げることができる。これには連続した1時間の作業が必要であり、小休憩または大休憩と同時に行える。こうして作られた道具は魔法の産物であるが、道具そのものは魔法のアイテムではない。君がこの特徴を再使用すると、それまでに作ってあった道具は消え失せる。
能力値上昇
4レベル・アーティフィサーの特徴
4、8、12、16、19レベルの時点で、君は任意の1種類の能力値を2上昇させるか、あるいは任意の2種類の能力値を1ずつ上昇させることができる。通常通り、この特徴によってもまた、能力値を20より上にすることはできない。
道具習熟強化
6レベル・アーティフィサーの特徴
君の道具に対する習熟を適用できる能力値判定においては、君の習熟ボーナスは2倍になる。
天才のひらめき
7レベル・アーティフィサーの特徴
君はプレッシャーのかかる状況でも解決策を提供する能力を身に着ける。君または君が見ることのできる30フィート以内のクリーチャーが能力値判定またはセーヴィング・スローを行なう際、君は自分のリアクションを使用して、その1回のロールに君の【知力】修正値を加えることができる。
この特徴は君の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる)が(最低1回)。消費した使用回数は君gアぢ亜休憩と終えた時点ですべて回復する。
この特徴は君の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる)が(最低1回)。消費した使用回数は君gアぢ亜休憩と終えた時点ですべて回復する。
魔法のアイテムの名匠
10レベル・アーティフィサーの特徴
君は魔法のアイテムの使用法と作成法を深く理解する:
- 君が同時に同調していられる魔法のアイテムの最大数は(通常の3ではなく)4である。
- 君がレアリティが“コモン”または“アンコモン”である魔法のアイテムを作成する際、必要な時間は通常1/4になり、金銭的な費用は通常の1/2になる。
呪文蓄積アイテム
11レベル・アーティフィサーの特徴
君は物体の中に呪文を蓄積する技を身に着ける。君は大休憩を終えるたびに、(1)単純武器1つ、(2)軍用武器1つ、または(3)君が呪文発動焦点具として使用できるアイテム1つに触れて、呪文を1つ蓄積することができる。その呪文は、アーティフィサー呪文リストにある1~2レベルの呪文で、発動時間が1アクションのものに限られるが、君が準備している呪文でなくともよい。
こうして呪文を蓄積されたアイテムを持っているクリーチャーは、1回のアクションとして、そのアイテムからその呪文の効果を発生させることができる。その際の呪文発動能力値は(そのクリーチャーではなく)君の値を用いる。精神集中を要する呪文の場合は、そのクリーチャーが精神集中を行なう必要がある。蓄積された呪文は、君が再びこの特徴を使って物体に呪文を蓄積するか、君の【知力】修正値の2倍の回数だけ(最低2回)呪文が使われるまで、その物体に残り続ける。
こうして呪文を蓄積されたアイテムを持っているクリーチャーは、1回のアクションとして、そのアイテムからその呪文の効果を発生させることができる。その際の呪文発動能力値は(そのクリーチャーではなく)君の値を用いる。精神集中を要する呪文の場合は、そのクリーチャーが精神集中を行なう必要がある。蓄積された呪文は、君が再びこの特徴を使って物体に呪文を蓄積するか、君の【知力】修正値の2倍の回数だけ(最低2回)呪文が使われるまで、その物体に残り続ける。
魔法のアイテムの碩学
14レベル・アーティフィサーの特徴
魔法のアイテムに関する君の技量はさらに深まる:
- 君が同時に同調していられる魔法のアイテムの最大数は5である。
- 君は魔法のアイテムの使用や同調に関して、クラス、種族、呪文、レベルの制限をすべて無視する。
魔法のアイテムの達人
18レベル・アーティフィサーの特徴
君が同時に同調していられる魔法のアイテムの最大数は6である。
技術魔法の神髄
20レベル・アーティフィサーの特徴
君は自分の魔法のアイテムと神秘的な絆を構築し、以下の防御能力を得る:
- 君が現時点で同調している魔法のアイテム1つにつき、すべてのセーヴィング・スローに+1ボーナスを得る。
- 君のヒット・ポイントが0に減少したが死ななかった場合、君は自分のリアクションを使用して自分のアーティフィサーの魔具化式の1つを終了させることで、ヒット・ポイントが0でなく1までしか減らないようにすることができる。