サブクラス：創造の楽派 - curseofstrahd @ ウィキ

創造の楽派
バードたちは宇宙は芸術作品だと信じている——最初のドラゴンと神々の創造物なのだと。この創造的な作品には今日の存在の中で反響し続ける、“創造の歌”として知られるハーモニーが含まれていた。“創造の楽派”のバードは、踊り、音楽、詩を通してこの原始的な歌を利用し、彼らの教師は次のような教えを共有する：「太陽と月の前に歌があり、その音楽は最初の夜明けを目覚めさせたのだ。そのメロディーは石や木を大いに喜ばせ、それらのいくつかは彼ら自身の声を獲得した。そうして今では彼らもまた歌を歌っている。この“歌”を学ぶことで、生徒諸君、君たちもまた、山に歌と踊りを教えることができるのだ。」
ドワーフとノームたちはしばしば彼らのバードに“創造の歌”の生徒となることを勧める。そしてドラゴンボーンたちの間では、バハムートとティアマト——ドラゴンの中で最も偉大な2柱——こそこの“歌”の最初の歌い手として伝説で語られているため、“創造の歌”は尊敬されている。

可能性の塵

3レベルの“創造の学派”の特徴

君が“バードの声援”ダイスをクリーチャーに与えるときにはいつでも、君は“創造の歌”の１つの音を発声し、そのクリーチャーの５フィート以内を旋回する超小型サイズの可能性の塵１つを作り出す。この塵は無形で何ものからも傷つけられることはなく、その“バードの声援”ダイスが失われるまで持続する。この塵は音符、星、花、その他君が選んだ生命の芸術のシンボルのような外観をしている。
そのクリーチャーが“バードの声援”ダイスを使用するとき、この塵はそのダイスが能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スローのいずれに利益を与えるのかに応じて、下記のように追加の利益を生み出す：

• 能力値判定

クリーチャーが“バードの声援”ダイスをロールして能力値判定にそれを加算する時、そのクリーチャーはその“声援”ダイスを再度ロールして、どちらを使うかを選ぶことができる。その際の一瞬、塵が跳ね上がり、色鮮やかで無害な閃光を発する。

• 攻撃ロール

クリーチャーが１体の目標に対する攻撃ロールに加算するための“バードの声援”ダイスをロールした直後、塵が雷鳴と共に粉々に砕ける。その目標と、その５フィート以内にいて、君が見ることができ、君が選んだ各クリーチャーは、君の呪文セーヴ難易度に対する【耐久力】セーヴィング・スローを成功させねばならず、さもなければその“バードの声援”ダイスのロール結果に等しい［雷鳴］ダメージを受ける。

• セーヴィング・スロー

クリーチャーがセーヴィング・スローに加算するための“バードの声援”ダイスをロールした直後、塵は柔らかい音楽の音色を伴って消え失せ、そのクリーチャーは（“声援”ダイスのロール結果＋【魅力】修正値）に等しい（最低でも１ポイント）一時的ヒット・ポイントを獲得する。

創造の実演

3レベルの“創造の学派”の特徴

アクションとして、君は自分の10フィート以内の何ものにも占められていない場所に、君が選択した1つの非魔法のアイテムを作り出すために“創造の歌”の音楽を利用できる。このアイテムはそれを支えることができる表面の上か液体の中に出現させなければならない。このアイテムのgp価値は君のバード・レベルの20倍を超えるものにはできず、そのアイテムは中型サイズかそれ以下でなければならない。このアイテムは柔らかく輝いており、それに触れるとクリーチャーはかすかな音楽を聞くことができる。創造されたアイテムは君の習熟ボーナスあたり1時間後には消え失せる。君が作り出すことができるアイテムの一例は『Player’s Handbook』の装備の章でみることができる。
この特徴でアイテムを創造した後、再びアイテムを作り出すには、そのために2レベル以上の呪文スロット1つ消費するか大休憩を終える必要がある。この特徴で創造したアイテムは同時には1つしか持つことはできない。もし君がこのアクションを使い、この特徴で作り出したアイテムをすでに持っているなら、先に作った方が即座に消え失せる。
君がこの特徴で作り出すことができるアイテムのサイズ分類は、君が一定のレベルに達するごとに1段階ずつ大きくなっていく。6レベル時には大型サイズ、14レベル時には超大型サイズである。

自律化の実演

6レベルの“創造の学派”の特徴

アクションとして、君は30フィート以内にあり、君が見ることができる、大型サイズかそれ以下の非魔法のアイテム1つを目標とし、それに自律行動能力を付与できる。この自律化されたアイテムは踊るアイテムのデータ・ブロックを使い、君の習熟ボーナス（PB）が使われる。このアイテムが君と君の仲間に対して友好的で、君の命令に従う。それは1時間経過するか、0ヒット・ポイントまで減少するか、あるいは君が死ぬまで生命を持ち続ける。
戦闘において、このアイテムは君と同じイニシアチブ順で行動し、君のターンの直後に自身のターンを行なう。移動とリアクションは通常通り行えるが、君の命令がない限り“回避”以外のアクションを行なえない。君は1回のボーナス・アクションとしてこのクリーチャーに命令し、データ・ブロックに書かれたアクションかその他のアクションを行なわせることができる。君が無力状態なら、このアイテムは“回避”だけでなく、自分で選択した任意のアクションを取ることができる。
君が“バードの声援”の特徴を使うとき、君は“バードの声援”を使うための同じボーナス・アクションの一部としてこのアイテムに命令することができる。
ひとつのアイテムを自律化した後、再びアイテムを自律化させるには、そのために3レベル以上の呪文スロット1つ消費するか大休憩を終える必要がある。この特徴で自律化したアイテムは同時には1つしか持つことはできない。もし君がこのアクションを使い、この特徴で作り出した踊るアイテムをすでに持っているなら、先に作った方が即座に消え失せる。

創造的クレシェンド

14レベルの“創造の学派”の特徴

君が“創造の実演”の特徴を使うとき、同時に複数のアイテムを作り出すことができる。アイテムの数は君の【魅力】修正値に等しい（最低でも2つ）。この数を超える数のアイテムを作り出した場合、それ以前に作り出していたアイテムから消し去るものを君が選ぶこと。君が作り出すことができる最大サイズのものはこれらのアイテムのうち1つだけである。残りのアイテムはすべて小型サイズか超小型サイズでなければならない。
“創造の実演”でアイテムを作り出すとき、もはや君はgp価値の制限を受けない。