ルーン・ナイト
ルーン・ナイトは巨人族に起源を持つ古代の習慣であるルーンの持つ超常的パワーを使い、自らの戦闘技量を強化する。ルーンを刻印する者は巨人の一族の中に見出すことができ、おそらく君はそのような神秘的な職人から直接に、あるいは二次的にその方法を学んだのであろう。君は丘や洞窟に刻まれた巨人の作品を発見したか、賢者からルーンを学んだか、あるいは個人的に巨人と出会ったかして、君は巨人の作品を学び、君の装備に魔法のルーンを適用する方法を学んだ。
ルーン・ナイトは巨人族に起源を持つ古代の習慣であるルーンの持つ超常的パワーを使い、自らの戦闘技量を強化する。ルーンを刻印する者は巨人の一族の中に見出すことができ、おそらく君はそのような神秘的な職人から直接に、あるいは二次的にその方法を学んだのであろう。君は丘や洞窟に刻まれた巨人の作品を発見したか、賢者からルーンを学んだか、あるいは個人的に巨人と出会ったかして、君は巨人の作品を学び、君の装備に魔法のルーンを適用する方法を学んだ。
ボーナス習熟
1レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君は鍛冶道具への習熟を得る。さらに、君は巨人語を話し、読み、書くすべを修得する。
ルーンの彫刻者
3レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君は自分の装備を強化するために魔法のルーンを使うことができる。君は下記に説明しているルーンの中から2つのルーンを選択して修得し、このクラスのレベルを獲得する毎に修得しているルーン1つをこの特徴から得られる別のルーン1つと置き換えることができる。君がこのクラスの特定のレベルに達すると、君は「表:ルーン修得数」に示されているように、追加のルーンを修得する。
表:ルーン修得数 | |
ファイター・レベル | ルーンの数 |
3 | 2 |
7 | 3 |
10 | 4 |
15 | 5 |
君が大休憩を終えたときにはいつでも、君は修得しているルーンの数に等しい数の物品に触れることができ、その物品それぞれに異なるルーンを刻印する。この対象となるには、その物品は武器、鎧、盾、宝飾品、あるいは君が着用するか手に持つことができるその他の物品でなければならない。君のルーンは君が大休憩を終えるまでその物品の上に残り、1つの物品は同時には1つの君のルーンしか保持できない。
君がルーンを学ぶときに選択可能なものは下記のものである。ルーンにレベルの前提条件を持つなら、君はそのルーンを修得するためにこのクラスのレベルが最低でもそのレベルでなければならない。ルーンがセーヴィング・スローを要求するものであるなら、君のルーン魔法のセーヴ難易度は(8+君の習熟ボーナス+君の【耐久力】修正値)に等しい。
君がルーンを学ぶときに選択可能なものは下記のものである。ルーンにレベルの前提条件を持つなら、君はそのルーンを修得するためにこのクラスのレベルが最低でもそのレベルでなければならない。ルーンがセーヴィング・スローを要求するものであるなら、君のルーン魔法のセーヴ難易度は(8+君の習熟ボーナス+君の【耐久力】修正値)に等しい。
- 石のルーン
このルーンの魔法は、ストーン・ジャイアントと関連するような賢明さを導き出す。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君は【判断力】〈看破〉判定に有利を得、距離120フィートの暗視を得る。
加えて、君が見ることができる1体のクリーチャーが君の30フィート以内でそのターンを終了したとき、君はリアクションを使ってこのルーンを呼び起こし、そのクリーチャーに【判断力】セーヴィング・スローを強いることができる。このセーヴに成功しなければ、そのクリーチャーは1分間君によって魅了状態にされる。このようにして魅了状態である間、そのクリーチャーの移動速度は0フィートになり無力状態となり、夢を見ているような昏睡状態に陥る。そのクリーチャーは自分の各ターンの終了時にこのセーヴを繰り返し行なうことができ、成功すればこの効果は終了する。いったんこのルーンを呼び起こすと、君は小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
加えて、君が見ることができる1体のクリーチャーが君の30フィート以内でそのターンを終了したとき、君はリアクションを使ってこのルーンを呼び起こし、そのクリーチャーに【判断力】セーヴィング・スローを強いることができる。このセーヴに成功しなければ、そのクリーチャーは1分間君によって魅了状態にされる。このようにして魅了状態である間、そのクリーチャーの移動速度は0フィートになり無力状態となり、夢を見ているような昏睡状態に陥る。そのクリーチャーは自分の各ターンの終了時にこのセーヴを繰り返し行なうことができ、成功すればこの効果は終了する。いったんこのルーンを呼び起こすと、君は小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
- 雲のルーン
このルーンは一部のクラウド・ジャイアントが使う欺瞞の魔法を模倣する。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君は【敏捷力】〈手先の早業〉判定と【魅力】〈ペテン〉判定に有利を得る。
加えて、君か、君の30フィート以内にいて君が見ることができるクリーチャーが攻撃ロールでヒットを受けた場合、君はリアクションを使ってこのルーンを呼び起こし、君の30フィート以内にいる攻撃者以外の別のクリーチャーを選択することができる。選択されたクリーチャーは同じロールを用いたその攻撃の目標となる。この魔法はその攻撃の距離に関わらず、その攻撃の効果を移し替えることができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
加えて、君か、君の30フィート以内にいて君が見ることができるクリーチャーが攻撃ロールでヒットを受けた場合、君はリアクションを使ってこのルーンを呼び起こし、君の30フィート以内にいる攻撃者以外の別のクリーチャーを選択することができる。選択されたクリーチャーは同じロールを用いたその攻撃の目標となる。この魔法はその攻撃の距離に関わらず、その攻撃の効果を移し替えることができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
- 霜のルーン
このルーンの魔法は、フロスト・ジャイアントのような、冬の荒野で生き延びる人々の力を呼び覚ます。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君は【判断力】〈動物使い〉判定と【魅力】〈威圧〉判定に有利を得る。
加えて、君はボーナス・アクションでこのルーンを呼び起こし、自らの頑健さを向上させることができる。10分間、君は【筋力】や【耐久力】を使うすべての能力値判定とセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
加えて、君はボーナス・アクションでこのルーンを呼び起こし、自らの頑健さを向上させることができる。10分間、君は【筋力】や【耐久力】を使うすべての能力値判定とセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
- 火のルーン
このルーンの魔法は、偉大な鍛冶師の見事な職人技を導き出す。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君が道具の習熟を使用して行なうあらゆる能力値判定には2倍の習熟ボーナスが適用される。
加えて、君が武器を使った攻撃を1体のクリーチャーにヒットさせたとき、君はこのルーンを呼び起こして燃え上がる枷を召喚できる:その目標は追加2d6[火]ダメージを受け、【筋力】セーヴィング・スローを成功させねば1分間拘束状態になる。この枷によって拘束状態である間、その目標はその各ターンの開始時に2d6[火]ダメージを受ける。この目標はその各ターンの終了時にこのセーヴィング・スローを繰り返し行うことができ、成功するとこの枷を打ち消すことができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
加えて、君が武器を使った攻撃を1体のクリーチャーにヒットさせたとき、君はこのルーンを呼び起こして燃え上がる枷を召喚できる:その目標は追加2d6[火]ダメージを受け、【筋力】セーヴィング・スローを成功させねば1分間拘束状態になる。この枷によって拘束状態である間、その目標はその各ターンの開始時に2d6[火]ダメージを受ける。この目標はその各ターンの終了時にこのセーヴィング・スローを繰り返し行うことができ、成功するとこの枷を打ち消すことができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
- 嵐のルーン(7レベル以上)
このルーンを使うことで、君はストーム・ジャイアントのように未来を覗き見ることができる。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君は【知力】〈魔法学〉判定に有利を得、君が無力状態でない限り、不意討ちされることがなくなる。
加えて、君はボーナス・アクションとしてこのルーンを呼び起こして予言者の状態に入ることができ、それは1分間か、君が無力状態になるまで持続する。この状態が終了するまで、君が君の60フィート以内にいて君が見ることができる別のクリーチャーが攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは能力値判定を行なうとき、君はリアクションを使ってそのロールに有利を与えることができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
丘のルーン(7レベル以上)。このルーンの魔法はヒル・ジャイアントを彷彿とさせる持久力を与える。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君は毒状態に対するセーヴィング・スローに有利を得、[毒]ダメージに対する抵抗を得る。
加えて、君はボーナス・アクションでこのルーンを呼び起こし、1分間、[殴打]、[斬撃]、[刺突]ダメージに対する抵抗を得ることができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
加えて、君はボーナス・アクションとしてこのルーンを呼び起こして予言者の状態に入ることができ、それは1分間か、君が無力状態になるまで持続する。この状態が終了するまで、君が君の60フィート以内にいて君が見ることができる別のクリーチャーが攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは能力値判定を行なうとき、君はリアクションを使ってそのロールに有利を与えることができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
丘のルーン(7レベル以上)。このルーンの魔法はヒル・ジャイアントを彷彿とさせる持久力を与える。このルーンが刻印された物品を着用しているか持ち運んでいる間、君は毒状態に対するセーヴィング・スローに有利を得、[毒]ダメージに対する抵抗を得る。
加えて、君はボーナス・アクションでこのルーンを呼び起こし、1分間、[殴打]、[斬撃]、[刺突]ダメージに対する抵抗を得ることができる。いったんこのルーンを呼び起こしたなら、小休憩か大休憩を終えるまで再びそれを行なうことはできない。
巨人の力
3レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君は自分自身に巨人の力を吹き込む方法を修得する。ボーナス・アクションとして、君は魔法的に下記の利益を獲得し、それは1分間持続する:
- 君が大型サイズよりも小さいのであれば、君は大型サイズになり、それに伴って君が着用している物も一緒に大きくなる。君が大型サイズになるだけの空間的余裕がないなら、君のサイズは変わらない。
- 君は【筋力】判定と【筋力】セーヴィング・スローに有利を得る。
- 君の各ターンに1回、君の武器による攻撃か素手攻撃の内1回は、ヒット時に追加1d6ダメージを与えることができる。
君はこの特徴を君の習熟ボーナスに等しい回数だけ使うことができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数をすべて回復する。
ルーンの盾
7レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君は味方を守るために自らのルーン魔法を呼び起こすことを修得する。君の60フィート以内にいて、君が見ることができる別のクリーチャーが攻撃ロールのヒットを受けたとき、君はリアクションを使い、その攻撃者にd20を再ロールさせてその新しいロール結果を使わせることができる。
君はこの特徴を君の習熟ボーナスに等しい回数だけ使うことができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数をすべて回復する。
君はこの特徴を君の習熟ボーナスに等しい回数だけ使うことができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数をすべて回復する。
背が伸びる
10レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君のルーンの魔法は恒久的に君を変化させる。君がこの特徴を獲得したとき、3d4をロールすること。君の身長はこのロール結果に等しいインチ数だけ成長する。
さらに、君の“巨人の力”の特徴によって与える追加ダメージは1d8に上昇する。
さらに、君の“巨人の力”の特徴によって与える追加ダメージは1d8に上昇する。
ルーンの達人
15レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君は“ルーンの彫刻者”の特徴で修得している各ルーンについて1回ではなく2回呼び起こすことができるようになり、小休憩か大休憩を終えると消費した使用回数すべてを回復する。
ルーンのジャガーノート
18レベルの“ルーン・ナイト”の特徴
君はルーンのパワーを使った変容を増強する方法を修得する。その結果、君が“巨人の力”の特徴で与える追加ダメージは1d10に上昇する。さらに、君がこの特徴を使用するとき、君のサイズは超大型サイズまで上昇させることができ、そのサイズである間、君の間合いは5フィート伸びる。