ファントム
多くのローグは生と死の狭間の微妙な境界線を歩み、自らの命を危険にさらして他者の命を奪う。その線上で冒険をする間に、ローグたちの中には死そのものへの神秘的なつながりを見出す者たちが現われる。これらのローグたちは、死者から知識を手に入れ、負のエネルギーに没入し、最終的にゴーストのようになる。盗賊ギルドでは、彼らを非常に優秀な情報収集者や密偵として価値を置いている。
シャドウフェルのシャダー・カイの多くは、これら不気味な技術の達人であり、一部の者はこの道について喜んで教えを垂れてくれる。フォーゴトン・レルムにおけるサーイやエベロンにおけるカルナスといった、多くの死霊術士たちが彼らの技を実践している地域では、ファントムたちはウィザードたちの腹心にして右手となりうる。死の神の寺院では、ファントムは死をごまかそうとする者を追跡し、そのままにしておけば墓場の中で失われてしまうかもしれない知識を取り戻す工作員として働いているかもしれない。
君はこの不気味なパワーをどのようにして見出したのか? 君は墓場で眠り、新しい能力に目覚めたのだろうか? あるいは死の神に捧げられた寺院や盗賊ギルドでそれらを育てあげたのか?
多くのローグは生と死の狭間の微妙な境界線を歩み、自らの命を危険にさらして他者の命を奪う。その線上で冒険をする間に、ローグたちの中には死そのものへの神秘的なつながりを見出す者たちが現われる。これらのローグたちは、死者から知識を手に入れ、負のエネルギーに没入し、最終的にゴーストのようになる。盗賊ギルドでは、彼らを非常に優秀な情報収集者や密偵として価値を置いている。
シャドウフェルのシャダー・カイの多くは、これら不気味な技術の達人であり、一部の者はこの道について喜んで教えを垂れてくれる。フォーゴトン・レルムにおけるサーイやエベロンにおけるカルナスといった、多くの死霊術士たちが彼らの技を実践している地域では、ファントムたちはウィザードたちの腹心にして右手となりうる。死の神の寺院では、ファントムは死をごまかそうとする者を追跡し、そのままにしておけば墓場の中で失われてしまうかもしれない知識を取り戻す工作員として働いているかもしれない。
君はこの不気味なパワーをどのようにして見出したのか? 君は墓場で眠り、新しい能力に目覚めたのだろうか? あるいは死の神に捧げられた寺院や盗賊ギルドでそれらを育てあげたのか?
死者の囁き
3レベルの“ファントム”の特徴
君の周囲には死んだ者たちの木霊がまとわりついている。君が小休憩か大休憩を終えたときにはいつでも、君が習熟していない技能1つか道具1つを選択し、まとわりつく霊体がその知識を君と共有することで、君はそれへの習熟を得ることができる。君が習熟していない別の技能や道具への習熟を得るためにこの特徴を使うと、以前にこの特徴で得ていた習熟は失われる。
墓場からの嘆き
3レベルの“ファントム”の特徴
誰かを墓場に近づけると、他の誰かに害を与えるよう死の力を導くことができる。君が自分のターンにおいて1体のクリーチャーに対して“急所攻撃”ダメージを与えた直後、君は最初のクリーチャーの30フィート以内にいて、君が見ることができる第2のクリーチャーを目標にすることができる。君のレベルから得ている“急所攻撃”ダイスの半分の数をロールし、第2の目標はそのロール結果に等しい[死霊]ダメージを受ける。その際しばらくの間彼らの周囲に死者の嘆きが響く。
君は自分の習熟ボーナスに等しい回数までこの特徴を使用することができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
君は自分の習熟ボーナスに等しい回数までこの特徴を使用することができ、大休憩を終えたときに消費した使用回数すべてを回復する。
旅立つ魂のトークン
9レベルの“ファントム”の特徴
君の目の前で生命が終わりを迎えるとき、君は旅立つ魂から1つのトークン(象徴となる品)をつかみ取ることができる。それは物理的な形を取った生命の精髄の断片である。君が見ることができるクリーチャーが君の30フィート以内で死んだときの君のリアクションとして、君は自由な手を開き、そこに超小型サイズの珍品奇品を生じさせることができる。これが魂の珍品奇品である。この珍品奇品の姿形はDMが決定するか、あるいは『Player’s Handbook』の「表:珍品奇品」でロールして決定される。
君は最大で君の習熟ボーナスに等しい数までの魂の珍品奇品を有することができ、最大の数を有している間は新しいものを作ることはできない。
君は下記の方法で魂の珍品奇品を使うことができる:
君は最大で君の習熟ボーナスに等しい数までの魂の珍品奇品を有することができ、最大の数を有している間は新しいものを作ることはできない。
君は下記の方法で魂の珍品奇品を使うことができる:
- 魂の珍品奇品を所持している間、この物品の中にある生命の精髄によって君の生命力が強化されることによって、死亡セーヴィング・スローと【耐久力】セーヴィング・スローに有利を得る。
- 君が自分のターンにおいて“急所攻撃”ダメージを与えるとき、君は所持している魂の珍品奇品の1つを破壊して、その直後に“墓場からの嘆き”の特徴の使用回数を消費することなく、即座にその特徴を使うことができる。
- アクションとして、君はそれがどこにあるかに関わらず、君の魂の珍品奇品の1つを破壊することができる。そうすると、君はその珍品奇品と関連する霊魂に1つの質問をすることができる。その霊魂は君の目の前に出現し、その者が生前に知っていた言語で答える。この霊魂は必ずしも誠実であることが強制されることはなく、可能な限り簡潔に回答して、自由を求める。この霊魂は生前に知っていたことしか知らず、その内容はDMによって決定される。
幽霊の歩み
13レベルの“ファントム”の特徴
君は部分的に死者の領域へと転移し、ゴーストのような形態になることができる。ボーナス・アクションとして、君は霊的な姿形を取る。この形態を取っている間、君は10フィートの飛行移動速度を持ち、ホバリングすることができ、君に対する攻撃ロールには不利が課される。また君はクリーチャーや物体を、あたかも移動困難な地形であるかのように通り抜けて移動することができるが、クリーチャーや物体の中で自分のターンを終えたときには1d10[力場]ダメージを受ける。
君は10分間か、君がボーナス・アクションでそれを終わりにするまでこの形態でい続けることができる。この特徴を使用した後、再びこの特徴を使用するには、大休憩を終えるか、“幽霊の歩み”を起動するためのボーナス・アクションの一部として君の“魂の珍品奇品”の1つを破壊する必要がある。
君は10分間か、君がボーナス・アクションでそれを終わりにするまでこの形態でい続けることができる。この特徴を使用した後、再びこの特徴を使用するには、大休憩を終えるか、“幽霊の歩み”を起動するためのボーナス・アクションの一部として君の“魂の珍品奇品”の1つを破壊する必要がある。
死者の友人
17レベルの“ファントム”の特徴
君の死との関係性はますます緊密なものとなり、下記の利益を得る:
- “墓場からの嘆き”を使うとき、君は最初と第2のクリーチャーの両方にこの[死霊]ダメージを与えることができる。
- 大休憩の終了時、君がひとつも魂の珍品奇品を有していないなら、死者の魂が君に引き付けられてきて、君の手の中に魂の珍品奇品が1つ出現する。