アルケミスト
アルケミスト(錬金術師)は薬品を組み合わせて神秘的な効果を作り出す専門家だ。アルケミストが生み出すものは、生命を与えることも吸い取ることもできる。錬金術はアーティフィサーの伝統の中でも最古の分野であり、その応用性の高さは戦時と平時を問わず高く評価されてきた。
アルケミスト(錬金術師)は薬品を組み合わせて神秘的な効果を作り出す専門家だ。アルケミストが生み出すものは、生命を与えることも吸い取ることもできる。錬金術はアーティフィサーの伝統の中でも最古の分野であり、その応用性の高さは戦時と平時を問わず高く評価されてきた。
道具習熟
3レベル“アルケミスト”の特徴
君は錬金術用品に習熟する。すでに習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで修得する。
アルケミストの呪文
3レベル“アルケミスト”の特徴
君は「表:アルケミストの呪文」にあるとおりのアーティフィサー・レベルにおいて、特定の呪文を常に準備しているようになる。それらの呪文は、君にとってはアーティフィサー呪文であるが、君が毎日何個の呪文を準備できるかという個数には数えない。
表:アルケミストの呪文 | |
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アーティフィサーレベル | 呪文 |
3 | ヒーリング・ワード、レイ・オヴ・シックネス |
5 | フレイミング・スフィアー、メルフス・アシッド・アロー |
9 | ガシアス・フォーム、マス・ヒーリング・ワード |
13 | デス・ウォード、ブライト |
17 | クラウドキル、レイズ・デッド |
試作型エリクサー
3レベル“アルケミスト”の特徴
君は大休憩を終えるたびに、自分が触れている空き瓶の中に1服分の試作型エリクサーを魔法的に生成することができる。「表:試作型エリクサー」でロールしてこのエリクサーの効果を決めること。この効果は誰かがこのエリクサーを飲んだ時点で作動する。クリーチャーがこのエリクサーを飲むのも、無力状態のクリーチャーに飲ませるのも、1回のアクションを要する。
試作型エリクサーを作るためには、君の手元に錬金術用品が必要である。また、君がこの特徴で作ったエリクサーは、誰かがこれを飲むか、君が次の大休憩を終えるまで持続する。
君のアーティフィサー・レベルが特定の値に達するたび、大休憩の終了時に作れるエリクサーの数は増える:6レベルで2本、15レベルで3本。エリクサーの効果は1本ごとに個別にロールすること。エリクサー1本ごとに空き瓶1本が必要だ。
さらに追加のエリクサーを作ることも可能だ。それには、エリクサー1本につき、1レベル以上の呪文スロット1つを消費すればいい。君は1回のアクションとして空き瓶に触れることでエリクサー1本を作れる。そしてこの場合には、「表:試作型エリクサー」から好きな効果を選ぶことができる。
試作型エリクサーを作るためには、君の手元に錬金術用品が必要である。また、君がこの特徴で作ったエリクサーは、誰かがこれを飲むか、君が次の大休憩を終えるまで持続する。
君のアーティフィサー・レベルが特定の値に達するたび、大休憩の終了時に作れるエリクサーの数は増える:6レベルで2本、15レベルで3本。エリクサーの効果は1本ごとに個別にロールすること。エリクサー1本ごとに空き瓶1本が必要だ。
さらに追加のエリクサーを作ることも可能だ。それには、エリクサー1本につき、1レベル以上の呪文スロット1つを消費すればいい。君は1回のアクションとして空き瓶に触れることでエリクサー1本を作れる。そしてこの場合には、「表:試作型エリクサー」から好きな効果を選ぶことができる。
表:試作型エリクサー | |
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1d6 | 効果 |
1 | 治癒。飲んだ者のヒット・ポイントが(2d4+君の【知力】修正値)だけ回復する。 |
2 | 俊足。飲んだ者は以後1時間、歩行移動速度が10フィート増加する。 |
3 | 弾性。飲んだ者は以後10分間、ACに+1ボーナスを得る。 |
4 | 勇敢。飲んだ者は以後1分間、攻撃ロールやセーヴィング・スローを行なうたびに、1d4をロールして出た目を加えることができる。 |
5 | 飛行。飲んだ者は以後10分間、飛行移動速度10フィートを得る。 |
6 | 変化。オルター・セルフ呪文の作用を受けたかのように、飲んだ者の体が変化する。変化の内容は飲んだ者が選ぶ。この効果は10分間持続する。 |
錬金術の碩学
5レベル“アルケミスト”の特徴
君は魔法的な化学薬品を扱う名人になり、それらを使って与えるダメージも回復量も増加する。君が錬金術用品を呪文発動焦点具として使って呪文を発動するたび、その呪文によるダイス・ロールの1つに君の【知力】修正値に等しいボーナス(最低+1)がつく。そのロールは、ヒット・ポイントを回復するものか、[酸]、[死霊]、[毒]、[火]のいずれかの種別のダメージ・ロールに限られる。
回復の秘薬
9レベル“アルケミスト”の特徴
君は自分の作品の一部に回復の秘薬を混ぜ込むことができるようになる。
- 君が作った試作型エリクサーを飲んだクリーチャーは、2d6+君の【知力】修正値に等しい値の一時的ヒット・ポイントを得る(最低でも1ポイント)。
- 君はレッサー・レストレーション呪文を準備していなくとも、呪文スロットも消費せずに、この呪文を発動できる。その際には錬金術用品を呪文発動焦点具として使用する必要がある。この特徴は君の【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる(最低1回)。消費した使用回数は君が大休憩を終えた時点ですべて回復する。
化学奥義
15レベル“アルケミスト”の特徴
これまで多量の化学薬品に触れてきた君は薬品の害をほとんど受けなくなる。さらに、君は薬品を活用して特定の不調を一瞬のうちに治療することができる。
- 君は[酸]ダメージと[毒]ダメージに対する抵抗を持ち、毒状態にならない。
- 君はグレーター・レストレーションやヒールの呪文を準備いしいなくとも、呪文スロットを消費せずに、この呪文を発動できる。その際に物質要素は不要だが、錬金術用品を呪文発動焦点具として使用する必要がある。いずれかの呪文を一度発動すると、君が大休憩を終えるまで、この特徴によってその同じ呪文を発動することはできなくなる。