アーマラー
アーマラー(兵器製造家)を専門職とするアーティフィサーは鎧をあたかも第2の皮膚であるかのように機能するよう修正する。この鎧は強化されて、そのアーティフィサーの魔法を磨き上げ、強力な攻撃を解放し、手ごわい防御を生み出す。アーティフィサーはこの鎧と絆を結び、それと一体となり、その魔法能力を精錬する。
アーマラー(兵器製造家)を専門職とするアーティフィサーは鎧をあたかも第2の皮膚であるかのように機能するよう修正する。この鎧は強化されて、そのアーティフィサーの魔法を磨き上げ、強力な攻撃を解放し、手ごわい防御を生み出す。アーティフィサーはこの鎧と絆を結び、それと一体となり、その魔法能力を精錬する。
商売道具
3レベル“アーマラー”の特徴
君は重装鎧に習熟する。また君は鍛冶道具に習熟する。すでにこの道具に習熟しているなら、代わりに他の職人道具を1種類選んで修得する。
アーマラーの呪文
3レベル“アーマラー”の特徴
君は「表:アーマラーの呪文」にあるとおりのアーティフィサー・レベルにおいて、特定の呪文を常に準備しているようになる。それらの呪文は、君にとってはアーティフィサー呪文であるが、君が毎日何個の呪文を準備できるかという個数には数えない。
表:アーマラーの呪文 | |
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アーティフィサーレベル | 呪文 |
3 | サンダーウェイヴ、マジック・ミサイル |
5 | シャター、ミラー・イメージ |
9 | ヒプノティック・パターン、ライトニング・ボルト |
13 | グレーター・インヴィジビリティ、ファイアー・シールド |
17 | ウォール・オヴ・フォース、パスウォール |
魔導の鎧
3レベル“アーマラー”の特徴
冶金学的追求によって、君は鎧を自分の魔法の導管にすることを可能にした。アクションによって、君が鍛冶道具を手に持っているのであれば、自分が着用している鎧1着を魔導の鎧に変えることができる。
君はこの鎧を着用している間、下記の利益を得る:
君はこの鎧を着用している間、下記の利益を得る:
- この鎧に通常であれば【筋力】の要求項目がある場合、魔導の鎧はこの要求項目を持たない。
- 君は魔導の鎧をアーティフィサー呪文の発動のための焦点具として使うことができる。
- この鎧は君に張り付き、君の意思に反して脱がすことはできない。また、それは君の全身を覆うように拡がるが、兜の着脱はボーナス・アクションで実行できる。この鎧は失われた四肢の代わりになり、置き換えた四肢と同様に機能する。
- 君はこの鎧その物の着脱をアクションで実行できる。
この鎧は君が別の鎧を着用するか、君が死ぬまで魔導の鎧であり続ける。
鎧の型
3レベル“アーマラー”の特徴
君は魔導の鎧をカスタマイズできる。そうする際には、次の鎧の型の1つを選択すること:守護者、あるいは潜入者。選んだ型に応じて君がそれを着用している間特殊な利益が与えられる。
それぞれの型には特殊な武器が含まれる。君がこの武器で攻撃するとき、攻撃ロールとダメージ・ロールには、【筋力】や【敏捷力】ではなく、代わりに【知力】修正値を加算することができる。
君が鍛冶道具を手に持っている限り、小休憩か大休憩を終えたときにはいつでも、鎧の型を変更することができる。
それぞれの型には特殊な武器が含まれる。君がこの武器で攻撃するとき、攻撃ロールとダメージ・ロールには、【筋力】や【敏捷力】ではなく、代わりに【知力】修正値を加算することができる。
君が鍛冶道具を手に持っている限り、小休憩か大休憩を終えたときにはいつでも、鎧の型を変更することができる。
守護者
君は自分の鎧を抗争の最前線に最適なものとしてデザインする。下記の特徴を持つ:
- 雷鳴の篭手
この鎧の篭手それぞれは、君がそれを使って何かを保持していない間は単純近接武器として扱われ、ヒット時に1d8[雷鳴]ダメージを与える。この篭手のヒットを受けたクリーチャーは、君の次のターンの開始時まで君以外の目標に対して行なう攻撃ロールに“不利”を受ける。これはそのクリーチャーが誰か他の者を攻撃しようとする際に、この篭手が気を散らさせるようなパルス波を魔法的に発生させるためである。
- 防御の力場
ボーナス・アクションとして、君はこのクラスのレベルに等しい一時的ヒット・ポイントを獲得し、それはすでに有しているあらゆる一時的ヒット・ポイントと置き換わる。鎧を脱ぐとこの一時的ヒット・ポイントは失われる。君はこのボーナス・アクションを習熟ボーナスに等しい回数だけ使用することができ、大休憩を終えると消費した使用回数すべてが回復する。
潜入者
君は隠密的な活動に最適なように鎧をカスタマイズする。下記の特徴を持つ:
- 電撃発射機
君の鎧に覆われた拳の1つか胸に(君が選択する)宝石のような瘤(こぶ)が現われる。これは単純遠隔武器として扱われ、通常射程90フィート、長射程300フィート、ヒット時には1d6[電撃]ダメージを与える。君がこれをクリーチャーにヒットさせた各ターンに1回、その目標に追加1d6[電撃]ダメージを与えることができる。
- 強歩
君の歩行移動速度は5フィート上昇する。
- 減衰の力場
君は【敏捷力】〈隠密〉判定に有利を得る。この鎧が通常であればそうした判定に不利を課すのであれば、通常通り、この有利と不利は打ち消し合う。
追加攻撃
5レベル“アーマラー”の特徴
君は自分のターンに攻撃アクションを取るたびに1回ではなく計2回攻撃を行なえるようになる。
鎧の修正
9レベル“アーマラー”の特徴
君はアーティフィサーの魔具化式を使って自分の魔導の鎧を特別に修正する方法を学ぶ。この鎧は、君の魔具化の特徴について考える際にはさまざまに分割されたアイテムとして扱われる:防具(胸当て部分)、ブーツ、兜、そして鎧の特殊な武器である。これらのアイテムそれぞれは君の魔具化式1つを保持することができ、“鎧の型”の特徴で鎧の型を変更すると、この魔具化式も移される。加えて、君が同時に魔具化できるアイテムの最大数は2上昇するが、これらの追加アイテムは君の魔導の鎧の一部でなければならない。
完璧化鎧
15レベル“アーマラー”の特徴
君の魔導の鎧はその型に応じて、下記に示すような追加の利益を獲得する。
守護者。君が見ることができる超大型サイズかそれよりも小さいクリーチャーが君の30フィート以内でターンを終えたとき、君はリアクションを使って魔法的にそのクリーチャーに君の呪文セーヴ難易度に対する【筋力】セーヴィング・スローを強いることができ、失敗すると君に向かって最大で30フィートまで、なにものにも占められていない空間へ引っ張ることができる。こうして目標を君の5フィート以内の空間にまで引っ張った場合、君はこのリアクションの一部としてその目標に対して1回の近接武器攻撃を行なうことができる。
君はこのリアクションを習熟ボーナスに等しい回数使用することができ、大休憩を終えると消費した使用回数すべてを回復する。
潜入者。君の電撃発射機によって[電撃]ダメージを受けたあらゆるクリーチャーは、君の次のターンの開始時まで魔法的な光でキラキラと輝く。輝いているクリーチャーは半径5フィートの薄暗い光を放ち、君に対する攻撃を行なうと光がその目標をゆすぶるため、君に対する攻撃ロールには不利を受ける。加えて、その目標に対する次の1回の攻撃ロールには有利が課され、その攻撃がヒットした場合、目標は追加1d6[電撃]ダメージを受ける。
守護者。君が見ることができる超大型サイズかそれよりも小さいクリーチャーが君の30フィート以内でターンを終えたとき、君はリアクションを使って魔法的にそのクリーチャーに君の呪文セーヴ難易度に対する【筋力】セーヴィング・スローを強いることができ、失敗すると君に向かって最大で30フィートまで、なにものにも占められていない空間へ引っ張ることができる。こうして目標を君の5フィート以内の空間にまで引っ張った場合、君はこのリアクションの一部としてその目標に対して1回の近接武器攻撃を行なうことができる。
君はこのリアクションを習熟ボーナスに等しい回数使用することができ、大休憩を終えると消費した使用回数すべてを回復する。
潜入者。君の電撃発射機によって[電撃]ダメージを受けたあらゆるクリーチャーは、君の次のターンの開始時まで魔法的な光でキラキラと輝く。輝いているクリーチャーは半径5フィートの薄暗い光を放ち、君に対する攻撃を行なうと光がその目標をゆすぶるため、君に対する攻撃ロールには不利を受ける。加えて、その目標に対する次の1回の攻撃ロールには有利が課され、その攻撃がヒットした場合、目標は追加1d6[電撃]ダメージを受ける。