バッタの特質を持ったオルフェノクの王。眼鏡のスマートブレイン社員=バーナクルオルフェノクの起こしたビル火災で両親を失い、創才幼稚園に預けられた少年「鈴木照夫」として正体を隠しているが、彼の意思ではなく彼の中に眠る王の化身である「青年の影」が本体である。当初は不完全な状態であり完全復活のために多数のオルフェノクを生贄として化石化して食らう必要があり指からの「光の鞭」でそれを行う。これで逆にオルフェノクの寿命を伸ばし人間の姿を消すことで不死身にさせることもできる。武器はこれ以外に光弾を放ったりできる。また、背中のマフラーで自由に滑空できる。このオルフェノクは多数の次世代製品を製作している大企業「
スマートブレイン社」の「
ファイズドライバー」などのライダーズギアの製作の手本である。
「鈴木照夫」はクリーニング屋「菊池洗濯舗」の青年「菊池啓太郎」と「スネークオルフェノク」の正体を隠す元ギタリスト「海堂直也」に助けられある程度、彼らにもなついていた。
復活のために
ラッキークローバーの「
ドラゴンオルフェノク」の正体を隠す「北崎」や「ローズオルフェノク」の正体を隠すスマートブレイン社社長「村上峡児」も犠牲になった。(村上は自ら望んでだが)
それ以前にもサングラスの男=バットオルフェノクとコンビを組んでいた金髪の男を食らうなど序々に覚醒を見せていたが、王をも殺すゲームを始めた「北崎」が同じラッキークローバーの「
センチピードオルフェノク」の正体を隠す「琢磨逸郎」と「
ロブスターオルフェノク」の正体を隠す「影山冴子」に裏切られ、ダメージを負って逃走した所を食らう時から姿を現し始めた。
「ホースオルフェノク」の正体を隠すスマートブレイン社新社長となった「木場勇治」によってスマートブレインタワー建設予定地の
首都圏外郭放水路に拘束され照夫の肉体が完全消滅して完全復活する。
アークオルフェノクを滅ぼす決意をした「
ウルフオルフェノク」の正体を隠す「乾巧」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーファイズ」、「木場勇治」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーカイザ」、元流星塾生「三原修二」が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーデルタ」との戦闘になる。ファイズの専用マシン「
オートバジン」を光弾で破壊し、カイザの「ゴルトスマッシュ」とデルタの「
ルシファーズハンマー」にも耐える。
最後はアークオルフェノクを羽交い絞めにして自分を犠牲にしたホースオルフェノクと共に「
仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム」のファイズブラスターの「フォトンブレイカー」と「ブラスタークリムゾンスマッシュ」の連続攻撃を受け倒された。
だが、死体は灰化せず残っており、不死身の力を得たロブスターオルフェノク=影山冴子に特殊な水槽で保管されている。(ロブスターが不死身の力を得る際にセンチピードオルフェノク=琢磨逸郎は恐怖で逃亡)以後の消息は不明。