概要
最初は
ゼンの配下として、敵として登場した無表情な
ホムンクルス。
設計者:
トラザユーヤ、製造者:
ゼン、現在の主:
サトゥー。初登場時は生後半年(外見年齢は18歳くらい)。初登場時レベル3。
ミーアの血を材料に作られた合成生命体で、顔は
ミーアに酷似している。金髪碧眼の美女。色白。巨乳、Eカップ。
ゼンとの戦闘後、崩れる揺り籠から
サトゥーに助け出され、ゼンの意思を確認したのちそのままチーム一行に加わる。戦闘時は盾役担当。
ホムンクルスとして術理魔法を使える。
13章で陞爵し、姓を決める際にはゼンからとり「ナナ・ナガサキ」と名乗るようになる。
後述の通り、同型
ホムンクルスとして作られた7人の姉妹がいる。
師匠は、
ギマサルーア嬢と
ケリウル氏。
伝説の奥義「ぱふぱふ」の使い手。
web版16章より変装セットで正体を隠した上で
王立学院の幼年学舎に通っている。
書籍版では、18巻で生後1年程になった。
アニメ版の声優は安野希世乃。
戦闘力
盾役として、主に戦闘開始時に挑発してターゲットをとり、他の前衛陣に攻撃が向かないよう防御に徹する。
そのため、他の前衛人3人が必殺技を打つ時も参加しないことが多い。また、街中での広範囲でのトラブル時には前衛人3人が個別に動く時でも、
アリサや
ミーアの護衛役として残ることがある。
しかし、他のメンバーと同じく激闘を潜り抜けているのでその実力は実力は充分過ぎるほどあり、最終章ではLv99になりカンストしている。
性格
かわいいものに目がなく、街中でも幼児に気を取られ後をついていくこともしばしば。初期の常識が足りない時は幼児を抱き抱え同行者にしようとしたほど。他にも
サトゥーが作るぬいぐるみが好きでことあるごとに所望する。
道中で
サトゥーから教わったぬいぐるみ作りが大成し、最終章では「セブン」名義で作ったものがエチゴヤで売り切れるほど。
ナナのよくわからない挑発ワード一覧
挑発
スキル持ちだが、挑発になっているのか良くわからない挑発ワードを使うことが多い。
web版
- 「DT共よ、私が相手だと宣言します」
- (蛇に対して)「さあ、来なさい! 手も足も出ないと思いしらせてあげると宣言します」
- 「了解。蛇よ、カバヤキの準備は完了です!」
- 「蒲焼よ! 我が胃袋の前にひれ伏す事を推奨します!」
- 「この虫けらめ! と宣言します」
- 「この働きアリ! 過労死するまで働けと告げます!」
- 「この蔦め! 植物なのか動物なのかハッキリしろと訴えます!」
- 「ムカデよ! 足が多ければ偉いわけではないと宣言します!」
- 「蛙よ! その厚い面の皮を捨て謙虚に生きろと宣言します!」
- 「この働き蜂よ! 堅実であれば良いものでは無いと告げます!」
- 「頭が大きければ賢いというのは、都市伝説だと告げます!」
- 「ダイオウイカよ! 偉いと思うならホタルイカの様に輝いて見せろ、と道破します!」
- 「腕なのか足なのかはっきりしろと断罪します!」
- 「ルビーゴーレムよ! 宝石だからといって偉いと思うのは誤解であると論破します!」
- 「毛虫よ! 針を飛ばして弓兵のマネごととは片腹痛いと嘲弄します!」
- 「蛇の分際で竜を騙るとは片腹痛いと告げます!」
- 「迷子はいねぇが~、と威圧します」
- 「魔族達よ! 滅びを恐れぬのならばムシケラのように飛び込んでくるがいい、と告げます」
書籍版
- 「『DT』共よ、私が相手だと宣言します」
- 「骨の分際で合体するとは何事だと告げます」
- 「薄汚い海の汚物よ、自分を恥じて藻屑となりなさいと告げます」
- 「蒲焼きよ! 我が胃袋の前にひれ伏す事を推奨します!」
- 「カタツムリの可愛さを見習えと告げます!」
- 「ジョロウグモのような色気がないと批評します!」
- 「逃げ出す怯懦な魔物よ! 蟹か蜂かはっきりしろと要求します!」
- 「ムカデよ! 足が多ければ偉いわけではないと宣言します!」
- 「炎のウサギよ! 野ウサギのグリルになってから出直せと告げます!」
- 「消化された消し炭よ! 大人しく食卓に上がれと告げます」
- 「鹿肉よ! バーベキューの主役がお似合いだと告げます!」
- 「鹿よ! 馬と並んでバカになれと告げます!」
- 「鹿よ! 蒸し肉も好きと告白します!」
- 「ゴリラは動物園にふさわしいと告げます」
- 「ダイオウイカよ! 偉いと思うならホタルイカの様に輝いて見せろ、と道破します!」
成長
レベル
web版
- Lv3 → Lv5 → Lv12 → Lv13 → Lv14 → Lv27 → Lv35 → Lv51 → Lv52 → Lv60 → Lv62 → Lv98 → Lv99
書籍版
- Lv7 → Lv10 → Lv12~15の間 → Lv20以上 → Lv36 → Lv38 → Lv42 → Lv47 → Lv50 → Lv57
スキル
web版
web版 5章:理術(先天
スキル)
web版 7章:片手剣、盾、受け流し、騎乗
web版 8章:挑発
web版 10章:拉致、捕縛、盾攻撃、重装鎧、瞬動、魔力操作、瞑想、空間把握
理術
web版 6章:魔法の矢、短気絶、盾、身体強化、信号、探知、防護柵、自走する板、魔力感知
web版 7章:鋭刃、防護陣
web版 10章:鎧、偽装情報、魔法防護陣、自在盾、自在剣、理力の手、魔法破壊、魔力強奪、理力壁、多重理力盾、積層理力小盾、理槍、無槍乱舞
書籍版
2巻:魔力操作、片手剣、理術(種族固有能力)
5巻:挑発
9巻:瞬動、身体強化
理術
4巻:探知(ソナー)、魔法の矢(マジック・アロー)
5巻:盾(シールド)
9巻:魔灯(マナ・ライト)、自在盾(フレキシブル・シールド)、理槍(シャベリン) ※中級術理魔法相当のモノが増えた
13巻:自在剣(フレキシブル・ソード)、魔刃砕壁(ブラスト・アーマー)
16巻:噴進理槍(ジェット・シャベリン)
称号
ゼンの人形(web:5章終了時に喪失)、
サトゥーの召使い
爵位
- ペンドラゴン家家臣として、迷宮都市の階層の主撃破を手伝った功績により、13章で名誉士爵を授爵。ナナ・ナガサキ名誉士爵となる。「ナガサキ」は前マスターのゼンの名前を継いだ形。
- ペンドラゴン家家臣として、魔王殺しを手伝った功績により、16章で名誉女男爵に陞爵。
姉妹
ホムンクルスのため、厳密にいうと姉妹ではないが作中では姉妹として扱われる人物達。
ナナと同じく
ミーアの血を材料に作られた合成生命体で、顔は
ミーアに酷似しているが髪型が違う。
web版では
トラザユーヤの迷路?にナナ以外に5人のホムンクルスが登場したが、全員魔力を使い果たし、
サトゥーにも元美女と呼ばれるような容体となって死亡した。
なお、HPが0になった際には「ゲームキャラのように弾けて消えてしまった」。ナナも含めて
ホムンクルスがすべてそうなのか、この5人が特別なのかは不明。
人造生命体とはいえ、その無残な死は
サトゥーの心を荒ませた。
そして書籍版、および書籍を原案とする漫画版ではナナを含めた8人姉妹となり、その全員が生き延びるという大幅な改稿がなされた。
ゼンとの戦いの後、前マスターの願い(ゼンの奥方の墓参りに行く)をかなえるため、じゃんけんに勝ったナナだけが
サトゥーのもとに残り、残り7名は別行動となった。
髪型以外の差異を表記されたなかったweb版とは異なり、性格や利用武器、
スキルなどに違いがあり姉妹内での役割分担もある。
また、生まれる時期の差から最年長のNo.1と最年少のNo.8では、肉体的にも精神的にも、さらに言葉が流暢に話せれるかなど、いろいろな違いがある。
web版完結後の後日談では7人の同型が新たに制作された。
最終更新:2024年12月07日 22:47