シガ・ヤマトが建国した国家。大陸で二番目に広い、大国である。
建国してから600年以上経つ。
シガ・ヤマトは、「王祖様」と呼ばれている。
「弱き隣国の苦難を救い、大陸の平和に尽力せよ」というのが建国以来の国是となっている。
領土
領主がいる領土
その他
飛行艇の航路
大型飛空艇を使用した以下の定期航路が存在する
東方航路
- 王都 - オーユゴック公爵領の領都 - ガニーカ侯爵領の領都
西方航路
- ビスタール公爵領の領都 - エルエット侯爵領の領都 - 迷宮都市セルビーラ
北方航路(※王国会議で就航が発表)
環状航路(※王国会議で就航が発表)
街道
中央街道
王都と王国北方の諸領を結ぶ街道。ゼッツ伯爵領、レッセウ伯爵領、カゲゥス伯爵領を通る。
西方街道
貴族制度
貴族の順位
貴族の順位は上から順に下記の通りである。
- 公爵 (三公爵…オーユゴック公爵、ビスタール公爵、ドゥクス公爵の三公爵。ミツクニ公爵は別枠と思われる)
- 侯爵
- 伯爵
- 子爵 ↑これより上が上級貴族
- 男爵 ↓これより下が下級貴族
- 准男爵
- 士爵
永代貴族と名誉貴族
- 代々爵位を受け継ぐ永代貴族と一代限りの名誉貴族に別れていて、爵位の前に「名誉」と付くのは一代限りの貴族を指す。
- 名誉貴族は、永代貴族から『成り上がり者』と言われ下に見られている。
- 最下位の名誉士爵は平民からは貴族としてみられるものの、永代貴族(特に門閥貴族)からは『エセ貴族』と言われ同格の存在とは認められていない。但し法律上は問題なく貴族として扱われる。
- 最下位の名誉士爵は、どの領地でも毎年何人も授爵している。
- 大臣とシガ八剣は、在職期間は伯爵扱いとなる。
- 赤鉄証を持つ探索者は准貴族として扱われ、ミスリル証を持つ探索者は国王陛下から名誉貴族としての爵位が授与される。
領主
- 都市核を掌握した領主は伯爵以上の扱いを受ける。
- シガ王国では固有の領土を持つ領主は12名だけで、それ以外の貴族は爵位だけの法衣貴族である。
- 領主は士爵および名誉士爵の位を授ける特権を持つ。准男爵、名誉准男爵以上は国王にしか陞爵したり叙勲したりできない。
- 領主の嫡男の成人の儀式は、国王が行う
その他(貴族)
- 基本的に男子が爵位を継承する。直系に男子がいない場合は、婿養子を貰うなどするのが普通であり、カゲゥス女伯爵のように女性が継承することは稀である。
- 貴族は一夫多妻が普通である。上級貴族の場合は最低3人の夫人を持つのが普通で、夫人以外にも平均5人は妾を持っている。
- 有力貴族の子弟は10歳までに婚約する方が多い。18歳で未婚の王女が「行き遅れ」と嘲笑されてしまう程である。
- 中堅貴族の家の者は成人まで婚約者がいない者が多い。
- 婚姻は家同士の絆を深めるための手段でしか無く、政略結婚が当たり前である。
- 結婚相手を選ぶ際に、女性は多産な家系がアピールポイントになる。
- この国で上級貴族に無礼を働いたり、暴言を吐いたりした場合、良くても奴隷落ちで、相手が悪いとその場で手打ちにされる。
- 貴族に「審議官の裁定」を受けさせる事は、家名と王祖ヤマトへ誓った言葉さえ信じられないという最大級の侮辱となる
- オーユゴック公爵領だけでも貴族は数百家もあり、家を継げなくて平民に落ちる貴族の子弟は毎年100人以上はいる。貴族から平民への転籍は、厳密な法で決まってはいないが、兄弟の誰かが家督を継いだ時点で転籍することとなっている。一応、未成年の間は親の保護下にあるので貴族籍のままとなる。
- 迷宮資源大臣以外の大臣職や将軍職は、門閥貴族が独占している。
- 毎年1月1日には大謁見の儀が、1月2日から5日までの4日間は王国会議が開かれる。
- 上級貴族は、国の重要な役職に就いていなくても王国会議の投票権が発生する
- 貴族の習慣として、初参加のお茶会に招かれた時には贈り物をするのが普通となっている。
- 貴族の晩餐はフランス料理のコースのように一皿ずつ順番に出てくる形式。但し出てくる順番は、スープ、前菜、サラダ、魚料理、パン、肉料理、デザートの順。
- 上級魔法の魔法書の多くは貴族達が秘匿している為、魔法屋には出回らない。
- リザたちが叙爵されるまで、人族以外の貴族は居なかった。
歴史
過去の王
- 王祖:シガ・ヤマト
- 二代目:仁王シャロリック一世
- 狂王ガルタフト
- 賢王ザラ
その他(全般)
- ムーノ領以北では亜人に対する差別が酷い。
- 男尊女卑の傾向があり、女性は家庭に入るべきという古くさい考え方がシガ王国の主流となっている。
- 識字率は低く、王都や公都を除くと学校や寺子屋のような学習の機会がほとんど無い。
- 屍薬や魔人薬の作成は重罪で、例え脅迫され作らされていても公開処刑となる
- 「この国の子達は12歳くらいからオッサン化し始める」と、アリサは語っている。
- 年齢による飲酒制限は無い。
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最終更新:2024年12月14日 13:52