竜、それは人には決して勝てない相手だ。王都の聖騎士団を動員しても追い払うのがやっと。戦えば必ず負ける──いいえ、それどころか戦いにさえならず一方的に蹂躙されてしまうだろう*1
また、竜は魔王魔族と戦うのが楽しいだけで、決して人間のために倒してくれるわけじゃない。魔王の被害よりも、竜と魔王が戦った時の被害の方が大きくなってしまう。
〜 竜について。セーリュー伯爵領軍 魔法兵(17歳)

竜の牙は魔王をも滅ぼす、究極の刃。と言われている。

戦いと眠りを好み、心地よい眠りを邪魔されると激しく怒り狂う*2


竜族の種類

強さとしては、竜神、天竜、古竜、成竜、幼竜、下級竜の順となる。

竜神


天竜

竜神に次ぐ位にある。魔王より強いとされている*3
天ちゃんが登場している。

古竜

黒竜ヘイロンと天竜の間くらいのグレードの竜。古竜大陸の古竜は土地の多くを更地に変えている*4
古竜大陸の古竜が登場している。

成竜

上級魔族と魔王の中間クラスの強さ。
黒竜ヘイロン緑竜が登場している。

幼竜

緑色の幼竜が登場している。

下級竜

下級竜は、一応竜族らしいのだが、明確な知性の芽生えない獣と変わらない存在。下級竜と他の竜を一緒にするのは、人と山羊を哺乳類だからと一括りにするようなもの、とのこと*5
ボウリュウリュリュ、セリビーラの迷宮の邪竜が登場している。なお、セリビーラの邪竜はレベル80に到達している。

竜の能力

眠っているだけで、周囲の草花を一時的に幻想的な物にシフトしてしまう能力がある。
黒竜ヘイロンは、『竜の息吹』の影響で、蛍鈴蘭、宝石草、一夜百合、水晶茸、氷結花等のレア植物を繁茂させた*6

竜泉酒

成竜以上の竜にしか作れない、神話に出てくる酒*7。「酒の泉」を魔法で召喚することで作られる。メロンソーダのような透き通った緑色をしている*8。竜によって味が異なるようで、緑竜の竜泉酒は黒竜ヘイロンのものと比べて甘みがある*9

  • ワイバーン (2019-02-15 18:54:46)

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最終更新:2024年12月08日 00:41

*1 書籍版 13巻 EX:ゼナ隊の旅路

*2 web版 7-幕間4:ポチと絵本

*3 web版 4-8.魔王の季節

*4 web版 16-51.守護竜

*5 web版 9-11.山脈の出会い(2)

*6 書籍版 7巻 メネア王女の依頼

*7 書籍版 9巻 魔導王国ララギ

*8 書籍版 7巻 魔狩人の街・後編

*9 web版 16-51.守護竜