Close Encounters of the Third Kind
この世界に放り出されて一日目の夜。
風間望は、赤茶の錆びが浮いた遊園地の門の前で力なく腰を下ろし、その整った風貌に脂汗を浮かべながら、二度と遊園地には行くまいと固く決意していた。
一つ目の原因は、ピンクのウサギの大群――否、それでは説明が不十分だ。
正しくは、その愛らしい姿にはミスマッチにも程がある、物騒な得物を装備した、ピンクのウサギの大群――であった。
それらは何者かから命令を受けているのか、それとも生まれ持った本能によるものか、のそりのそりと列を成して、遊園地を我が物顔で闊歩していた。
恐らく、これから園内や街へ繰り出し、その得物を思う存分振るうのだろう。そうなれば、丸腰の風間などはひとたまりもない。
なぜこの風間望様が、こんなぬいぐるみの集団相手に、殺人クラブに招かれた哀れなゲストのように震えなければならないのか。
大体フェアではないではないか、こちらは丸腰なのに、向こうは集団で武器を装備などとは。これでは、さっさと殺されろと言われているようなものではないか。
風間は心の中で、そんな理不尽な状況に対して愚痴にも近い罵倒をひたすら繰り返した。
それが普段の、殺人クラブで狩りに勤しむ自分自身にそっくりあてはまる点などは、露ほども気にしていない。
風間はメリーゴーランドの陰に身を潜めてウサギの集団を見送った後、とりあえず、この狂った遊園地から脱出しようと決め、ウサギに見つからない角度を保ちつつ、少しずつ場所を移動した。
ウサギが反対側を見るタイミングを計りながら、柱やらアトラクションやらの陰に隠れながら、道なりに進んでいた、その瞬間だった。
じゃりっ。
「うおっ!?」
風間の息が止まった。慎重に後ろへ送り出した片足が硬い金属の塊を踏みつけ、バランスが崩れてしまったからである。
風間の身体は地面に倒れ、強かに尻を打ちつけてしまった。なけなしの精神力で呻き声を堪える。
必死に腰を浮かしながら立ち上がろうとした時、今しがた踏みつけた物体が目に入った。
回転系の乗り物の主柱に巻きつけられた、錆びた鎖だった。それは蝶番が壊れて外れかかったドアに繋がっており、どうやら誰かがドアを壊すために使ったものと分かった。
どこのバカだ!?こんなものを放置したお陰で、危うく悲鳴を上げるところだった!
心の中でドアを壊した誰かに対して悪態をついた、その矢先だった。
ぶぉん。風間の耳元をバットのフルスイングのような音が掠め、すぐ近くの地面に大きな鉄の塊が深々と突き刺さった。
斧だった。遅れて、耳たぶがかっと熱くなる。触れて確認するまでもなく、斧が耳を掠ったのだと解った。
斧が飛んで来た方向を振り返ると、そこには、最も恐れていた光景が広がっていた。
先程まで、群れをなして遊園地を徘徊していたウサギの大群が、真っ直ぐこちらを見つめながら、のっしのっしと前進していたのである。
それはまさに、逃げ遅れたシマウマの子供を狙うハイエナの群れであった。
体中からさっと血の気が引いていく。震える膝に鞭打って、風間は死に物狂いでその場から駆け出した。
学校の授業ではまったく出さなかった全力で、施設内を駆け抜ける。
刃物を持つ個体が、こちら目掛けて続々とそれを投げ始める。降り注ぐ刃物の一群は、風間を目指して寸分の狂いもなく降り注いだ。
「だっ誰かああああ!誰か助けてくれえええええっ!!」
風間の通った空間を狙いすましたように、次々と斧やら鉈やら釜やらが切り裂いていく。それらの一部は風間の制服を切り裂き、遅れて熱湯をかけられたような熱さが全身を襲った。
もはやパニック状態だ。嗚咽混じりの悲鳴を上げながら、でたらめにアトラクションの隙間を走り回る。もはや自分がどこへ向かっているのかも解らない。
いくつか建物を見かけて侵入を試みたが、それらの扉は鍵がかかっているものばかりであった。
まったくどいつもこいつも使えない!風間は心の中で悪態を吐いた。
そうしているうちに、気が付くと風間は元いたメリーゴーランドの付近まで戻って来てしまっていた。
幸いにもウサギの群れは風間より若干足が遅いらしく、風間を見失ったのかここからやや離れた所をうろついており、投射する武器がなくなったようで、刃物の類はもう飛んでこない。
一本くらい拾っておけばよかったか――などと考える余裕もでき、いくぶん落ち着いた風間は、ひとまず遊園地からの脱出を諦め、メリーゴーランドの中に飛び込み、鉄の柱に背中を貫かれた馬の群れの影に身を潜めた。
そこで風間は、二度と遊園地には行くまいと決意を固めるに至った、二つ目の原因と遭遇してしまったのである。
「これが神の世界…?」
突然後方から低い女の声が聞こえ、風間の心臓はパーンと景気のいい音を立てて破裂しそうなほど強く脈打った。
すんでのところで声を喉の奥に押し込み、反射的に振り返る。
そこには、質素なダークグレーのジャケットに同色のロングスカートを身に纏った、白人の女が立っていた。
年齢は風間よりも年上だろうか。肩まで伸びたプラチナブロンドと、眉の薄い陰気な顔立ちも相俟って、一瞬老婆のような印象を受けた。
よく見ると、実際は三十代そこそこのようである。
それにしても、いきなり“神の世界”ときたか。
あーまたヤバイのが増えたよ――風間は心の中で溜め息を吐いた。
そしてふと、風間の脳裏に一つの疑問が浮かび上がり、
「え?日本語?」
と思わずそれを口にしてしまった。
この女、顔立ちはどう見ても白人なのだが、なぜ日本語を喋っているのだろう。
この遊園地は、看板から何から何まで英語で占められているから、英語圏にあるのは間違いないのだが――
不気味なその女は、風間の姿を認めると、眉毛の薄い眉間をいぶかしむように顰めたが、何も言わず再び遊園地に顔を向けてしまった。
「あー、もしもし、お嬢さん?」
風間の呼びかけにも、女はほとんど反応せず、遊園地を見渡すように周りを行ったり来たりしている。
「この鳴神学園きってのイケメンを無視するとは良い度胸だな。人の話はちゃんと聞けって先生に教わらなかったのかっ!?スンバラリア星人呼ぶぞ!?エクスキューズミー!?くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
――などと大声で騒げるはずもなく、それらの台詞は口から飛び出す前にデクレッシェンドがかかり、ウサギに気づかれない程度のボリュームで女に向けられた。
やがて周囲を観察するのに満足したのか、あるいは小声で騒ぎ立てながら周囲でアピールする風間が煩わしくなったのか、女はようやく風間の方を見た。
「ここには貴方の他に、誰かいるの?」
血色の悪い唇は明らかに――風間には英語もドイツ語も違いはよく判らないものの――英語を喋っているように見えるが、不思議と彼女が何を言っているのか理解できた。
この不可思議な現象が、この世界の仕組みの一つなのか、あるいは自身が幻聴を聞いているに過ぎないのかは定かでないが、ともかく風間は、彼女とコミュニケーションを取ってみようと思い至った。
あのウサギの大群を見た後では、もうとにかく、人の姿をしている者と会話できるだけでも有り難い。
それに、不気味な容姿とはいえど、彼女が女性であるという点も、フェミニストという側面を持つ風間の警戒心を緩める助けとなった。
「い、いや、僕はウサギしか見てないから、他に誰がいるのかは分からないよ」
「…ウサギ?」
「そう、でっかいウサギの着ぐるみだよ。それがウジャウジャいるんだ。鉄パイプとか、ショットガンとか、チェーンソーなんかを持ってね。…信じられないだろうけど」
「…そう」
どうも風間の証言は、彼女にはさして響かなかったようだ。当然と言えば当然だ。
まあこういうつまらない反応をするヤツは、実際に見たら大抵は腰を抜かして殺られてしまうのが関の山だ。そう考えることで、風間は溜飲を下げた。
とりあえず情報収集をしようと思い立ち、風間は善良な一般人を装いながら尋ねた。
「ところで、君はここで何してるんだい?女性一人じゃ危ないよ?」
「あなたには関わりのないことよ。それにここは私の古巣…どこが安全かは心得ているわ」
風間の脳裏に一筋の光が差した。
この女、何者かは知らないが、この遊園地について――というより、この世界について知識があるようだ。
人を寄せ付けない雰囲気からして、同行するのは無理としても、この街で役立つ情報を引き出せられれば、がぜんこちらが有利になるだろう。
味方に付けておいて損はない。瞬時にそう判断した風間は、再び歩き出そうとする女を引き止めた。
そして自慢の整った風貌をできる限り爽やかな表情で飾り、女に尋ねる。
「ここに詳しいのかい?なら、外に出るルートを教えてもらえないかな。物騒なウサギだらけで危ないったらないんだ」
「…良いわ。教えてあげましょう。ただし」
「ただし?」
「少しの間、眠っていてもらう」
風間がその言葉の意味を問おうとした、その矢先だった。
女が風間に向けて手を挙げた瞬間――風間の意識が突然、漆黒の闇に飲み込まれた。
「…はっ!?」
しばらくして、風間の意識が明るい世界に引き戻された。
ぼんやりした意識のまま身体を起こして周囲を見回すと、風間はそれまでいたメリーゴーランドではなく、映画でしか見たことのないような、荘厳な聖堂の長椅子に横たわっていた。
左右の壁には神話をモチーフにした絵画がいくつかかけられており、整然と並べられた長椅子の正面には、祭壇のようなものがある。
なんだかよく解らないが、とても気持ちの良い夢を見ていた気がする。
あまりよくは覚えていないのだが、人間を超越した素晴らしい何かに変身したような、そんな夢だ。
自分の手を目の前に翳してみたが、どこもおかしくない、普段通りの、理想的な手相をした手のひらだ。
念のため顔も触ってみたが、すべすべした手触りの良い肌触りで、でこぼこしていたり、触手が生えていたり…なんてこともない。
風間がほっと安堵の息を吐いたところへ、聖堂の扉が開き、先程の女が姿を現した。
思わず風間は身構えた。一応、妙なことをされた形跡はないのだが、眠らせておいて何もしないなんてことは有り得ない。
「ぼっ、僕に何をした!?まさか、お婿さんに行けなくなるようなことじゃないだろうな!?」
「心配は要らないわ。ほんのしばらくの間、実験台になってもらっただけ」
「じ、実験台!?」
慌てて体中を触って確かめてみたが、やはりどこも変わった様子はなかった。一体何をされた!?
「それにしても、あなたの生まれ変わった姿はとても独特ね…趣味は悪いけど、興味深い」
「人の話を聞けよっ!」
「大丈夫。少なくとも、あなたにとって害ではないわ。…さて、遊園地から出たいんだったわね」
声を荒げる風間を尻目に、女は反論する隙も与えずに脱出するための手順を説明し始めた。
すっかり女のペースに嵌められてしまい、風間としては大いに不満ではあったが、この遊園地の姿を借りた地獄を脱出するためには致し方ない――そう風間は判断し、渋々女の説明に耳を傾ける。
わざわざ回り道をしたりアトラクションの中を通り抜けたり、遊園地にしてはやたらと複雑な道筋に内心辟易としたが、これも脱出のため。風間は必死に道筋を頭に叩き込んだ。
ことのついでに、遊園地の外にある施設についてもあらかた聞き出し、脱出したとたんに迷子になる、などという情けない展開も回避できることとなった。
教会の出口まで案内されると(何せ、教会内部は異質な部屋がでたらめに乱立し、おかしな構造をしている)、風間はとりあえず女に振り返った。
「色々とどうも。また会えるかどうかは分からないけど、まあお達者でね」
二度と会いたくないけど――とは言わなかった。余計な怒りは買わないに限る。
結局のところ、何の実験をされたかはうやむやになってしまったが、この際もうどうでも良かった。
とりあえず体に異常は無いようだし、何をされたか知るよりも、一刻も早くこの遊園地から、そしてこの女から逃げたかった。
扉を開けようとしたその時、女が「待って」と風間を呼び止めた。
まだ何かあるのだろうかとうんざりしながら、風間は振り返る。
「もしもこの先、赤い固体――いえ、液体かもしれない。それを見つけたら、直ちに破棄しなさい」
「赤い…固体?それが何だって言うんだい?」
「あなたは知らなくても良いことよ。…良いわね?」
風間の肩がびくりと震えた。銀色に光るナイフを首に押し当てられたような気がしたからだ。もちろん、実際には睨まれているだけだ。
どうにも、この女のやたらと色素の薄い目は苦手だ。
外国人の目の色に慣れていないからとか、そんな次元ではない。氷のように冷たく、まるで人間味を感じないことが不気味でしょうがないのだ。
その青白い皮膚の下には、無色透明の血液が流れているような予感さえしてしまう。
用件が済むと、女は黙したままの風間を残し、踵を返して教会の中へ戻って行った。
何から何まで、不気味で掴み所のない女である。この人物こそが、風間望が二度と遊園地には行くまいと決意を固める原因の二つ目であった。
そして最後の原因は、女から教えてもらった脱出ルートに待ち構えていた。
壁に刺さったまま忘れ去られたウサギの武器を回収しながら記憶を頼りに園内を進んで行き、やがて風間は問題の場所に到着した。
すっかり暗くなってしまったためいまいち全体像が掴めないものの、なかなか手の込んだ造りの立派な洋館に見える。
玄関の扉を開けて大広間に入った途端、待ち構えていたかのようにどこからか男性のご機嫌な挨拶が聞こえてきた。
『ボーリィの幽霊屋敷へようこそ!』
そして、遊園地をたっぷり堪能した彼の結末は、冒頭に集約されるわけである。
これは神から与えられた“試練”であると、クローディア=ウルフは聖堂の片隅で考えていた。
結局のところ、神降臨の儀式は失敗に終わったらしい。
この世界は前と変わっておらず、神の齎す楽園とは程遠い。この身を捧げて神の降臨に尽力したのに、本当に残念だ。自分の至らなさが情けない。
けれど、私は何故か生きている。それはどうしてか?クローディアはすぐ答えに辿り着いた。
――そう、神がもう一度チャンスを与えて下さったに違いない。
長椅子に腰掛け、静かに目を閉じるクローディアの脳裏に、遠い記憶が蘇った。
今でも記憶に焼きついているのは、神の母にして神の娘、聖アレッサと同じ名を持つ、一人の少女の姿。
愛しい姉、アレッサ――否、今となってはそれも過去形だ。クローディアが慕った彼女はもう、どこにもいない。
――憎しみで生まれた神に、楽園なんて築けるわけないじゃない!
血の繋がりは無かったとはいえ、実の姉妹のように仲の良かった私達が再会したあの時。
幼い頃から心を通わせていた私を、彼女が拒絶した瞬間、幸せだった――いや、幸せだと思っていた美しい思い出は、完全に死んでしまった。
クローディアは逃げるようにして、その過去の人となったアレッサの記憶に蓋をする。
そして長椅子から立ち上がると、真っ直ぐ祭壇まで進んだ。
祭壇の向こうは色鮮やかなステンドグラスで彩られ、夕焼けを髣髴とさせるオレンジ色の光が漏れている。――この聖堂は、地下にあるにもかかわらず。
クローディアは、労わるように下腹部に手を添える。
普段と何も変わりはないが、クローディアはそこにもう一つの“鼓動”を感じていた。
アレッサとの思い出は死んだが、私の唯一の救いである神は、死んではいなかった。そうとも、偉大なる神が人間に殺されることなど有り得ない。神は、ここにおわすのだ!
だが、痛みも何も感じない今の状態から察すると、神のお力はまだ完全には程遠いようだ。
恐らくアレッサが飲み込んだあの赤い物体の影響により、初期状態までリセットされてしまったのだろう。
神は今度こそ、この世に完全な姿で降臨するため、今度は私をお選びになった。
私がすべきことはただ一つ。神に選ばれた聖女として、その御心を実行せねばならない。すなわち、再び神を完全な形でこの世にお迎えし、世界を救済する。
今度こそ、神の楽園――痛みも苦しみも無い世界を創り出すのだ…!
クローディアは、ステンドグラスに描かれた神を見上げ、跪いて祈りを捧げる。薄っすらと光を放つそれは、クローディアを見守るように、静かに佇んでいた。
さて、これから何をすべきか。何ができるか。
あのやたらと騒がしい東洋人の少年で試してみて分かったことだが、どうやらクローディアの力は、今の段階では制限がかかっている可能性が出てきた。
以前はミショナリーやレナードを完全に“生まれ変わらせる”ことができたのに、先程あの少年に試してみた結果、頭が緑色のオウムガイのような形に変化したのみで、大きな変化が現れなかったのである。
あの予想だにしない奇妙な形状は、クローディアの力が萎えているのか、あるいはあの少年自身の深層心理が影響を及ぼしたのか――とにかく、もうしばらく実験を繰り返して様子を見る必要がありそうだ。
そして、神を成長させるには、負の感情が必要だ。怒り、悲しみ、憎しみ、あらゆる苦しみを蓄えねばならない。
それらはやはり、教会で過ごしているだけでは得られないだろう。つまり外に出て、何か憎悪や苦痛の対象を探さねばならないのだ。
この世界においては、人の姿をしているもの、異形の姿をしているもの、そのどれもが等しく怪物である。外ではそんな様々な怪物が入り乱れ、殺し合いをしている。
人間とは罪深い生き物。――私を含めて、だ。この街に集まった者の中には、必ずや神の養分となるに相応しい、このクローディアにとって忌まわしき存在がいるだろう。
気持ちを新たにしたクローディアは、神に向けて加護を祈り、教会を後にした。
――敬愛する我が神よ。あなたの統治する楽園が、一日でも早く到来しますように。
【A-4遊園地入場門付近/1日目夜】
【風間望@学校であった怖い話】
[状態]:数箇所を負傷、かなり疲労
[装備]:制服、鉈、薪割り斧
[道具]:ルールの書かれたチラシ
[思考・状況]
基本行動方針:とにかく(マトモな)人のいそうな所へ行く
1:邪魔者は排除する
2:チラシに書いてある事が真実か確かめたい
3:“赤い物体”については、とりあえず記憶に留めておく程度
4:遊園地には二度と行きたくない
※彼は殺人クラブ編から参加しており、決して宇宙人ではありません
【A-4遊園地メリーゴーランド付近/1日目夜】
【クローディア=ウルフ@サイレントヒル3】
[状態]健康
[装備]ナイフ
[道具]無し
[思考・状況]
基本行動方針:神を降臨させる
1、神を成長させるため、憎悪の対象を探す
2、邪魔者は排除する
3、赤い物体(アグラオフォティス)は見つけ次第始末する
4、参加者と協調するかは状況次第
※神はいったんリセットされ、初期段階になりました
※アグラオフォティスを所持すると、吐き気に似た不快感を覚えます
※力の制限は未知数(被検体が悪い)。物語の経過にしたがって変動するかもしれません
【神の降臨について】
神は怒りや憎しみなど、負の感情を養分にして成長する。
原作では、神を宿したヘザー(アレッサの転生体)がハリーの残したアグラオフォティスを飲み込んだために、神が胎児の状態で排出されてしまったため、完全体がどのように誕生するかは不明。
ヘザーが吐き出した神の胎児はクローディアが飲み込み、ほぼ骨と皮のみの、下半身が未発達な神が産まれた。(その顔はクローディアの神のイメージが投影され、アレッサに似ている)
ちなみに、神を飲み込んだクローディアは瞬く間に全身が赤く侵食され、服のみを残して消滅した。