Creep




 蛍光灯の白々とした光が狭い階段を照らしていた。明かりに照らされた壁は血とも錆ともつかない汚泥にまみれていて、正視に堪えない風景を作り上げている。地下へと延びる階段は、あたかも冥府へ導く黄泉路のようだ。三つの足音が、物寂しげに続いていく。
 怖気が奔る壁を出来る限り視界から外し、先行するケビンの大きな背中をただ見つめる。拳銃を構えながら進む彼は、早すぎず、遅すぎず、適度な速度を保ってくれていた。ベルトに差した刀が、彼の歩みに合わせて無造作に揺れる。

「外と違って、ここは電気が生きてるのね」

 不快感を散らすために、ともえは独りごちた。「駅」そのものに興味があったのだが、この状況で見ても面白くもなんともない。灯りのせいで、世界の変異がはっきりと見えてしまっていた。

「全くもって有難いね。灯りの嬉しさが身に沁みる。神に感謝だな。抱きついて、熱っついキスをかましまくってやろうぜ」
「……そこまで感謝するの?」
「勿論。そのまま関節全部砕いて、唾吐きかけた上で埋めてやる。ここから生還出来たら、クソったれた神に悦んでケツ差し出すさ。イピカイエーって叫びながらな」

 下品な内容だが、それはどこか懐かしい響きが含まれていて、ともえは小さく顔を綻ばせた。ケビンの台詞は、漁師たちのそれを彷彿とさせる。彼女を前にしてそんな会話をする者はいなかったが、彼らの声は大きい。自ずと耳に入って来ていたものだ。

「淑女が二人いるのに、使う言葉じゃないと思うけど?」

 後ろのジルが呆れたように鼻を鳴らした。

「一人の間違いだろ? 銃をぶっ放す女は阿婆擦れって相場が決まってる」
「つまり、私はベル・スターってわけ? 上等じゃない」

 階段を降り切り、ケビンが半開きだった扉を押し開ける。彼が周囲の安全を確認し終わるのを待って、ともえはついに駅構内へと足を踏み入れた。
 そこは想像していたよりも狭い空間であった。幾つかの電灯は壊れているらしく、中は薄暗い。また呼吸をしたくなくなるような異臭が薄く漂っていた。

「……ここ見覚えがあるんだが。気のせいか?」
「たまたまじゃない? どのみち、こんな風に変わっていては確かめようがないわね」
「……あそこだとすると、そこまで変ってねえと思えちまうのが悲しいとこだけどよ」
「あなたたち、あそこに立ち寄ったの?」

 二人の会話を聞き流しながら、ともえは「駅」というものを見渡した。
 改札口以外は鉄柵で遮られており、設置された券売機の画面は血糊のようなもので覆われてしまっている。二つの階段に挟まれた詰所は無人だが、割られたガラスが"何か"が起こっていたことを物語っていた。もっとも、そういった個々の名称を、ともえは何一つ知らなかったが。
 三つ並んだ改札口だけは煌々と照らされていて、単なる入口以外の意味を有しているようにともえには感じられた。改札口の上部には何かしらの表示があったが、錆に浸食されていて全く読めない。
 改札口の向こうから吹いてくる風が、彼女の髪を撫でて行く。その向こうにも、ケビン以外に動く影は無い。最初に襲われた人型以外、怪物はずっと現れていなかった。
 足音に振り向くと、詰所の中を調べていたジルが懐中電灯を二つ手にして戻って来た。他に使えるものはなかったらしい。改札口へと歩き出すジルの背に、ともえは語り掛けた。

「ここにも化け物はいないのね」
「みたいね。拍子抜けした?」
「……少し。もっと何か起こると思ったから。周りも……その、こんなことになっちゃったでしょう?」
「そうね。私達の運がいいのか。それとも、この変化に怯えて、何処かに隠れてるのかしらね」
「あいつらが?」
「天災の前には動物は逃げ出すって言うじゃない? さすがにああいうのは動物園に入れられないけど。子供が泣くし」

 ジルに続いて、ともえは改札機を通った。塞いでいたバーが軋りを上げながら回転する。彼女らが来たのを見てとり、ケビンが、トイレの中を調べると告げて中に消えて行った。

「もしくは、あいつらを怯えさせる何かが、この辺りにいる……とか?」
「それがトモエかもね。ニッポンジンなんだし、ニンジャ、サムライ、ヤクザと、怖がる要素一杯よ」
「既に襲われてるのに?」
「誰にでも間違いはあるわ。化け物でもね。それとも、逆にあなたに惹かれてきたって説も有りか。後顧の憂いを絶つ、上手い断り方の練習をしておかなきゃね」

 ジルに釣られて、ともえは小さく笑った。ただし、ジルは頬を緩めてはいるが、その引き締まった身体は、いつでも即座に動けるように適度な緊張を保っている。それは、ともえの眼から見てもはっきりと分かった。
 一般人が落ち着けるようにと、気を遣ってくれている。それは心地よくもあり、悔しくもあった。
 己には、この状況で何もできない。銃は勿論こと、土地勘もない地で上手く立ち回る器量もない。隣に居る女性に、対等に渡り合えるものを何も持っていない。
 微かな水音がした以外は、駅は心がざわつくような静けさを湛えていた。

「その拳銃で、ばんばんって断り方が一番いいのかしらね」
「それがベストでしょうね。一挺、渡しておきましょうか?」
「……遠慮しとく。私じゃ、自分の足撃つのが関の山だもの」
「そう? 男にも効果覿面なのに」
「おい、ジル。渡すのは良いが、素人に銃押しつけて、化け物がうろつく夜の学校で二手に分かれて人探しーなんて馬鹿やらかすなよな」

 会話が聞こえていたらしく、扉を開けながらケビンが言ってきた。排泄物の臭いが一瞬だけ空気に混じって消える。ジルが大仰に溜息をついた。

「そんな馬鹿、誰がやるのよ。……無駄に具体的なのが、すっごく気になるんだけど?」
「気にすんな。それより、ここは本当にラクーンの駅のようだぜ」
「アメリカの町は、トイレに特徴でもあるの?」
「そうだったなら面白えんだがな。個室に、駅員の死体があってな。俺の知人の同僚だ。間違いない。ラクーンシティで確認した時のままだ。そっくりそのままな」
「……それはつまり、私たちみたいに駅そのものがここに来たってこと?」
「そう考えるより他にねえな。ここが、本当にサイレントヒルって町なのかも怪しくなってきたぜ。少なくとも、こんな町は現実にはありえねえってことだろ」
「そう、なるでしょうね。悪い夢でも見ているみたい……ところで、手、洗った?」
「水が出なかった」

 ジルは嫌そうな顔をして、懐中電灯をケビンに手渡した。
 サイレントヒルという町は、ケビンたちの町ではない。しかし、この駅はケビンたちの町のものである。その理由も仕組みも分からない。
 しかし、そのことよりも、ともえには気になることがあった。ケビンは、"死体"があると言ったのだ。
 太田家の伝書にある一文が、否応にも浮かんでくる。
 ともえは、ケビンに尋ねた。

「ちょっと待って、ケビン。そこに死体があるの? 人間の死体が?」
「ああ。ちゃんと死んでる。気味は悪いだろうがな。それとも、何か気になることでもあるのか?」

 "人死にの際には、葬儀において滅爻樹を用いること忘れるべからず"――用いなねば、死体は"死体"でなくなる。
 しかし、ここは夜見島ではない。想像もつかない、遠い外国の地だ。最初の、ケビンのたちの言葉に依るならば。
 だが、もしこれが加奈江に由来する出来事だったとしたならば、話は違ってくる。
 もし、そうだとしたら、そうである可能性があるのならば、彼らにも伝えておく必要があるのではないか。夜見島に伝わる伝承と、昨晩己たちの身に起こったことを――。

「……いいえ。ごめんなさい。その、気味が悪かっただけ」

 結局、ともえは口に出すことが出来なかった。
 ケビンとジルが訝しそうに見ているが、それを笑って誤魔化す。今、滅爻樹の枝は手元にない。伝えた所で、対処できないのならば無意味だ。徒に彼らの不安を煽るだけになる。
 それに、これが加奈江の仕業と決まったわけではない――。
 いや、そうではない。ともえの中の胸騒ぎは消えていない。全部ではないにしろ、何らかの形で古の者は関与していると、確信に近い予感がある。
 己は伝えたくないのだ。伝承はともかくとも、己の身に起こったことに関しては、加奈江や三上家への仕打ちに触れなくてはならなくなる。そしてそれは、外部のものたちに決して理解はされない。
 島では受け入れられることであっても、ここは"外"だ。ここにおいては、己が"他所者"なのだ。
 理解されないだけならばいい。話したことで、ケビンたちに拒絶されることが怖かった。島の外からすれば、己たちがした行為はただの人殺しだ。そうとしか見られない。

「そんじゃ、気味が悪い所からは離れて、プラットホームに行くか。ラクーンと同じなら、こっちの階段だ」

 表情を沈めたともえを気遣ってか、ケビンが明るい調子で言った。疑念は消したわけではないだろうが、踏み込んではこなかった。
 同じようにケビンが先頭に立ち、更に地下へと続く階段を降りていく。吹き上がってくる風には、血と腐敗の臭いが混じっている。それは、一段一段降りる度に濃くなっていった。
 プラットホームに降り立った時、ともえは思わず呻いた。壁や床が赤い汚れに覆われているのは上と同じだが、その上に本物の血肉が散乱していた。擂り潰されたような肉片が、床に赤黒い線を形作っている。壁を覆うタイルは、大きな力で殴りつけられたように何か所かが爆ぜ飛んでいた。破壊された監視用カメラからは、小さな火花が散っている。
 噎せかえるような血肉の臭いに、ともえは思わず袖で鼻と口を覆った。
 固まりかけた血を踏んで、ケビンの赤い足跡が床に刻まれていく。

 プラットホームに列車の姿は無かった。

「全部が同じってわけでもねえらしいな。トモエ、離れるなよ」

 ケビンとジルは眼光を鋭くして、周囲を確認している。割れた蛍光灯の欠片をブーツが踏み砕く音が静かに響いた。機能していない電灯の方が多く、上に比べて、陰となっている部分が圧倒的に多い。二つの懐中電灯の光が、心許なく闇の中を移動する。ジルが一言告げて、プラットホームの反対側へと離れて行った。
 草履が、何か柔らかいものを踏みつけた。それが人間の腕だと分かり、悲鳴を上げそうになるのを無理やり噛み殺す。
 ケビンが、知り合いの者らしい名前を呼んでいた。彼の声は、木魂のように反響しながら闇の中に吸い込まれていった。しばらくしても、それに対する応答はなかった。

「……あなたの知り合い、いないみたいね。残念って言い方も、この場合はおかしいのかな」
「俺にも分からんね。ここも向こうも、状況的にゃ大して変わらねえしな」

 言いながら、ケビンは線路を覗きこみ、懐中電灯を当てた。白い光の輪に照らし出されるのは、人の残骸だ。一人や二人の量ではない。中には、襲ってきた化け物のようなものの一部も混じっている。
 呻いて、ともえは顔を背けた。蹲って、胃液がせり上がってこようとするのを必死にこらえる。気がつくと、ケビンが背中を擦ってくれていた。段々と気持が落ち着いてくる。涙を拭って、深く吸わないように注意しながら呼吸を整えた。
 礼を小さく告げて、ともえはよろよろと立ち上がった。

「余計気味が悪くなっちまったな。この有様は列車に轢かれたのかね……。ま、運行しているなら、俺たちにツキはあるってことだ。そう考えようや」
「電車って……そういうものなの? ……あんなことにしてしまうものなの?」
「そういや、おまえさんの島には電車ないんだっけか。轢かれりゃあんな風になるんだ。普通は、その後"救助"するために列車は止まるもんだけどな。ま、どう見てもここは普通じゃない。モラルなんぞ期待する方がアホさ」
「……だから、あなたは手を洗わないの?」
「ロックだろ? 分からないか?」
「いいえ、分かりたくないけど」
「ま、本当に水出なかったんだがな」

 轟と響く風籟は、死者の怨嗟のように駅全体を震わせている。
 少し離れた所で、ジルも線路を覗きこんでいた。彼女はプラットホームの縁から何かを拾い上げ、ぽつりと呟くのが聞こえた。

「……電車のせいだけじゃないかもしれない」
「何か見つけたのか?」

 ジルに近寄ると、彼女は摘まんでいたものを差し出した。それは拳ほどもある、一枚の鱗だった。澱んだ深い緑色が、懐中電灯に照らされて艶めかしく光る。

「それって……鱗? 蛇みたいに見えるけど……」
「ご名答。ホームの角で削れたんでしょうね。線路の方は分からないけど、プラットホームを荒らしたのはこいつで間違いないと思う。下水道の巨大ワニならぬ、地下鉄の巨大ヘビってところかしら」

 手渡されたケビンが鱗を透かして見、そして大きくため息をついた。

「おいおい。これの持ち主は恐竜か何かか? 見たことねえぜ、こんなでっかいの。そんなのがいるってのか?」
「似たようなのは見たことあるわ。例の洋館で、リチャードを殺した奴よ。全長は30フィートぐらい。あいつは、それでも頭や横幅にしたら短いぐらいだったけど。この持ち主も、それぐらいはあるんじゃない? この地下鉄は、塒には最適でしょうね。下水道への抜け穴とかが複数あるのかもしれないし」
「でも、おまえらはそいつをやっつけたんだ。そうだろ?」
「ええ。フォレストとリチャードの遺品のお陰でね。M3もアーウェン37も、どっちもラクーン警察署の中よ」
「……くそったれ。地下鉄はデカいノミだけで勘弁してほしいぜ。電車に乗ってるときに襲われたら、一たまりもねえぞ」

 ケビンが鱗を床に叩きつけた。鱗は跳ねて、線路の闇へと落ちていく。それを視線で追いながら、ジルが小さく肩を竦めた。

「襲うのならとっくに電車を襲っているでしょうよ。ヘビって耳は悪いけど、振動には敏感らしいから。後は運次第よ。まずは、電車が無事に動いているか。そして、ヘビが私達の臭いを嗅ぎつけてこないか。どこかでレールが歪められていないか……徒歩も電車も、どっちもリスクは似たようなものね」
「ちょっと待って。あっさり言われて聞き流したんだけど、大きな蚤までいるの? アメリカって全部が巨大ってわけ?」
「最近はそうなんだよ。小型化が得意なニッポンとは真逆さ」
「そう……。アメリカ人じゃなくてよかったわ」
「……私もアメリカに生まれたことを心底後悔したい気分よ」

 ジルが苦笑し、髪を掻きあげた。

「さて、最初の問題。電車は動いているか否か。10分ぐらい待ってみる? 時刻表が見えなくなってるけど、あんなのは元から当てにならないし」
「ここで? 蛇や蚤の話を聞いて、じっと待っていられるだけの度胸はないわよ」
「俺も同感。上で待とう。列車が来れば、音で分かる。ここに来て、もう10分かそこらは経ってるだろ。合計20分だ。それでなんもなけりゃ歩いていくしかねえ」

 ケビンが背後の階段を指差した。ともえとジルが同意し、三人は階段へと足を進めた。その途中、こつこつこつと、階段を下りてくる音が響いた。怪物が来たのかと思ったが、それとも違う。足音はたどたどしくもなく、しっかりとしたものだ。意思の存在を感じさせる音だった。
 ケビンたちもそう思ったらしく、銃を手にはしているが構えはしない。ジルの指示で、一行は階段からすぐには見えない位置に移動した。 

「警察です! 一度立ち止まって、返事をしてください!」

 ジルが叫んだ。しかし、足音は止まらなかった。規則正しい音が、淡々と刻まれていく。

「警察だ! 返事をしろ!」

 ケビンが怒鳴った。しかし、応答はない。
 ――いや、違う。来訪者の声は聞こえる。うめき声ではない。何かを一人でぶつぶつと呟いている。

「――だよな。まったく、ジムの奴はさ、こういうときに運よく夜勤じゃねえんだもんな。腹が立つぜ。しかしまあ、夜の暗さってのはいいもんだ。ようやく分かったよ。なんて俺は馬鹿だったんだ。夜の闇はいい。本当さ」

 ケビンは舌打ちし、階段の降り口に向かって銃を構えた。それを知ってか知らずか、階段を蹴り上げた音が響く。たんという軽い音と共に、人影が階下に降り立った。

「そう思うだろ? あんたらも」

 そこには、幾重ものシーツをマントのように頭から被った男が不気味な笑みを浮かべていた。眼から黒い涙を流しながら――。


【A-2/地下鉄駅プラットホーム/1日目夜】

【ケビン・ライマン@バイオハザードアウトブレイク】
[状態]:身体的疲労(小) 、T-ウィルス感染中、手を洗ってない
[装備]:ケビン専用45オート(装弾数5/7)@バイオハザードシリーズ、日本刀、ハンドライト
[道具]:法執行官証票
[思考・状況]
基本行動方針:救難者は助けながら、脱出。T-ウィルスに感染したままなら、最後ぐらい恰好つける。
1:男(闇人)に対処する。
2:電車を10分だけ待つ。来なかったら徒歩で警察署へ向かう。
3:警察署で街の情報を集める
※T-ウィルス感染者です。時間経過、もしくは死亡後にゾンビ化する可能性があります。
※闇人がゾンビのように敵かどうか判断し兼ねています。



【ジル・バレンタイン@バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ】
[状態]:健康
[装備]:M92Fカスタム"サムライエッジ2"(装弾数12/15)@バイオハザードシリーズ
[道具]:キーピック、M92(装弾数15/15)、ナイフ、地図、ハンドガンの弾×2、携帯用救急キット、栄養ドリンク、ハンドライト
[思考・状況]
基本行動方針:救難者は助けながら、脱出。
1:男(闇人)に対処する。
2:電車を10分だけ待つ。来なかったら徒歩で警察署へ向かう。
3:警察署で街の情報を集める
※ケビンがT-ウィルスに感染していることを知っています。
※闇人がゾンビのように敵かどうか判断し兼ねています。


【太田ともえ@SIREN2】
[状態]:身体的・精神的疲労(小)
[装備]:髪飾り@SIRENシリーズ
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:夜見島に帰る。
1:ケビンたちに同行し、状況を調べる
2:事態が穢れによるものであるならば、総領の娘としての使命を全うする
※闇人の存在に対して、何かしら察知することができるかもしれません。


※A-1兼A-2駅はラクーンシティの地下鉄駅のようです。
※駅の水道が壊れています。
※ヨーン@バイオハザードシリーズが、地下鉄構内及び下水道を塒にしているようです。
※闇人は、トイレで死んでいた駅職員(リッキー)です。駅の構造について熟知しています。


【クリーチャー情報】
名前:ヨーン
出典:『バイオハザードシリーズ』
形態:唯一存在
外見:全長10メートルほどの大蛇。全長の割に頭部が大きく、横幅も太い。
武器:牙、全身
能力:巨体に似合わない速度で移動する。蛇腹により、壁や天井も縦横無尽に這い回れる。牙には猛毒があり、噛まれたら専用の血清を打たない限り5分以内で死に至る。巨体を活かした体当たりは木造の壁や天井を容易くぶち破る。また、巻きついて全身を砕いたり、成人男性を一呑みにしてしまうこともできる。
攻撃力:★★★★☆
生命力:★★★★☆
敏捷性:★★★★☆
行動パターン:ほぼ蛇と同じ生態。地下鉄構内や下水道を通して町中を移動している。
備考:実験体だった毒蛇が逃げ出し、T-ウィルスの影響で巨大化したもの。アークレイ山地の洋館では、通気ダクトを通って神出鬼没に捕食行動を繰り返していたらしい。表皮を鱗で覆われているため、対抗策には相応の威力を持った銃火器や作戦が必要。硫酸弾が弱点。



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最終更新:2014年09月27日 21:00