テオドール・ルッツ(宇宙暦?年 - 宇宙歴802年)は銀河帝国の学者。オリジナルキャラクターである。

略歴

 平民でありながら高官を輩出する「フォンが付かない貴族」の中でも、五本の指に入る名門、ルッツ家の出身。内務省消防総局局長ハインリヒ・ルッツの父であり、コルネリアス・ルッツ提督の祖父。(107話)
 宇宙歴798年までに博士になっており、『大帝逸話集』と呼ばれる書物を書いた。題名の通りルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの逸話集で、障害者を優先席から引きずり出して勤労少年を座らせた話だの、精神病で入院した兵士を無理やり軍務に復帰させた話だのが、美談として収録されている。(63話)
 宇宙歴802年2月のローエングラム大元帥のクーデター時に大逆罪として処刑されている。この時点で首相府顧問。(96話)
 一門のフリードリヒ・ルッツと仲が悪い。
最終更新:2019年07月05日 09:52